皆さん、こんばんは。しもべです。
「ドラゴンの迷路/DGM」のスポイラーが連日騒がしい今日この頃ですね。
私も、日々一喜一憂しておりますww
という事で、DGMの注目カードを見ていこうという毎度の企画ですね。
今回は《血の公証人》です。
と言うカードですね。
各所ではボブこと《闇の腹心》との類似性や違いが指摘/考察されている黒注目の生物です。
非常に期待値も高いですね。
が、少しルール的に解かりにくいのでまずは其処を詰めていきます。
一応適当なので、FAQが欲しいです・・・。
まず、よく散見される「ブレストで引いたらどうなるの?」と言う点ですが、
MTG Wiki「引く:http://mtgwiki.com/wiki/%E5%BC%95%E3%81%8F」よりルールを参照すると
となっています。
故にブレストを使用し、且つハンドが零の場合は
「3枚ドロー → 二枚戻す」→「4枚(1×2+2枚)ドロー → 2枚戻す」になります。
次に[レベッカ]さんの所に話題に挙がっていましたが、
ハンド零の場合、カードを引くごとに誘発置換されるのだから、1枚目を2枚にしそれを引く時の1枚目をまた2枚に置換し・・・と言う無限ループの可能性、また、《崇拝の言葉》系のカード置換効果で1枚目を置換した場合マナが続く限り置換できるのか?と言う疑問ですが、
とあるので、置換するのは最初の一度きり、無限ループは発生しない。と言う結論だそうです。
(http://66272.diarynote.jp/201304120753165787/)
(http://mjmj.info/data/CompRules_j.html#g_triggered_ability)
という事でルールの整理は終了。
この部分については、当方のお気に入りリスト[ひまじん]さんのエントリー「新カードのルーリング紹介(http://himajin.diarynote.jp/201304141626347686)」により詳細な説明が行われています。使用するつもりの方は是非一度ご一読を。
それで、ここからはカードの特性を見ていきます。
まず2マナ生物でドローソースになるという事でボブと比較されがちです。
違いを見ていくと、
a)ボブと違いライフ消費は固定値1なので大型カードとの共存のデメリットが存在しない(これはメリットであるわけでは無いので注意。デメリットでは無いだけです)。
b)必然的にハンド消費の大きいデッキでこそ真価を発揮できるカードであり、且つそういうデッキでなければ真価を発揮できない。
c)引くタイミングがボブの様に決まっておらず、自由であるため、どちらかと言えばコンボ系チェインパーツのような印象を受けます。放っておいても引けるカードでもなく、ボブと違いその序盤から安定して引くのは難しい。故に様々なお膳立てが必要。
d)タイプが「ゾンビ」
e)効果は重複しないので。2枚目以降が腐りやすい→ 活かしにくい
(※重複はします。別のオブジェクトが発生源ですからね。ただ、ハンドを少なく保つことに駆られる必然性を鑑みるとボブの様にただ引き益す。嬉しいです(^^)とは言えないです。多く引くのならその分の弊害もあるのでそれを解消する工夫は必要です。)
上記でも述べた通り、b)ハンド消費型のデッキでこそ活かせる特性であり、それでしか活かせない必然性も持ち合わせているため、ボブよりもアグロ思考なデッキで採用され得るカードですね。
デッキタイプとしては
Beatdown・Burnが適合します。
他にもハンドを溜めない代わりに墓地など別の領域をリソースとして使うデッキでも有用性は高いと言えそうです。
ただし、幾らハンドを溜め込まないと言っても不必要にハンドを減らしていくのは危険です。リスクヘッジの面で著しくデメリットを背負うことになり、「暴勇」の二の舞になります。飽くまで、展開上自然にハンドを消費していくデッキでこそ素晴らしい特性と言えると思います。特によく比喩される《ファイレクシアの闘技場》とは異なりこのカードは所詮2マナの生物ですからね。そのためだけにリソースを消費し続けるのは余りに危ういと思います。
Burnとの相性の良さは言われていますが、Burnが実際にハンドを零にするのは珍しい為、ボブよりも相性が良いか?と言われると疑問が残ります。
また、実は《川の殺し屋、シグ》と言うドローソースもBurnには存在するため尚更難しい。公証人ではどう足掻いても追加の1ドローですが、シグなら追加で2枚目も狙えますからね。
Burnとの相性で見えてくる事ですが、ただ単にハンドの消費が早いだけデッキでは「+1枚」が精々です。それでも十分優秀なのですが、c)の引くタイミングが制限されていない、と言う点を鑑みればドローソースを持ち、且つハンド消費の早いデッキ、つまり ハンドの回転率が高いデッキでこそ最大限の真価を発揮できると考えています。
ドローソースで引く回数を増やせば増やすほど「+1枚」を上積み出来る可能性が増すわけですからね。
視点をずらすと、ドロースペルの価値を引き上げるとも言えます。特に《信仰なき物あさり》や《入念な研究》《トレイリアの風》の様なデッキを掘りつつドローするスペルの難点であった「ハンドの枚数が減る」点を改善する事も出来ます。
ここまでを纏めるとb)c)で判るように、非常に能動的で且つドロー手段の有るデッキと言う選定になりますね。
加えてa)の点を考えると《墓忍び》《殺し》等があり、ドロースペルでも《渦巻く知識》《思案》を有するTeamAmericaは有力に思えました。が、ハンドを保持しにくいという点は《Force of will》《目くらまし》《呪文貫き》を有し圧力をかけていくデッキコンセプトにミスマッチです。
これはほぼ全てのUデッキにも言える弊害ですね・・・。
という事でカウンターを構えるデッキでは素直に《闇の腹心》または《悪意の大梟》で良さそうです。
墓地をリソースとして用いるためにハンドを保持する必要性の薄さや《信仰なき物あさり》によるドロー手段、また部族的相性を考えるとZombardmentなんてなかなか良いと思います。2枚目以降も《陰謀団式療法》や《ゴブリンの砲撃》用の弾に出来ますしね。ただ、最近のZombardmentにはボブはあまり採用されないので・・・。在ってもサイドが多いですしね。
ボブを使用するようなAggroLoamでも面白いかもしれませんね。ボブの方が安定して引き込めるものの、こちらの方がサイクリングカードが2ドローに化けるわけですから爆発力がありますよね。要らないハンドは《突撃の地鳴り》や《壊滅的な夢》で捨ててしまえば良い訳ですし《壌土からの生命》でリカバリーも熟せます。
やはりこうして見ていくと、黒や赤との相性が良さそうです。また積極的に展開していく点を考えれば緑とも相性が悪いわけでは無いと思います。ただ、これらのも含めて、通常のデッキは何らかの妨害カード/除去スペル等を保有する事が多いでしょう。そして必要に応じて使用するために保持しておくべきそれらのカードは、この公証人とは相性が良いとは言えません。その弊害を何とかしない限りボブの方が単純な使い勝手で勝ると言えそうです・・・。
例えばですが、必要に応じてTopに残しておける手段の確率や、もっと単純に必要時以外墓地に置いておける繰り返しの除去スペル等ですね。
因みに、ハンドが零の時に誘発するという点を思うと、実は相手のハンデス攻勢への牽制にもなります。
黒対黒は、先手でハンデスした方が勝ち、特に先手《Hymn to Tourach》は激甚な効果を持ちますが、その戦略への対抗札となります。まぁ、完全に抑え込むことは出来ませんが、その威力を大きく減衰する事は可能でしょうね。
さて、ここからは、個別に相性が良いカードを見ていきたいと思います。
・ドロースペル全般
:解説不要
《渦巻く知識》《思案》《定業》・・・他には使い回せる《熟慮》《ウーナの寵愛》等etc
・《信仰なき物あさり》等のルーター系ドロースペル
:既に述べている通り、掘る事に特化したルーター系スペルが持つハンドの枚数が減ってしまうという難点を解消できる点が素晴らしいですね。《入念な研究》も良いのですが、単体でアドバンテージを狙える物あさりは素晴らしいです。繰り返し使用できる点を考えれば《僻地の灯台》も優秀ですが、いかんせん実質4マナ起動は重い・・・。いや、ティボルトさんは無いです、はい。
・《変化の風》系ドロースペル
:こちらも上記ルーター系と同様にハンドが減る問題を解消できます。
また、ドロー前にハンドを空にしてしまうため、如何なる状況でも+1ドローが出来ます。最もタイミングの制限が緩いと言えますね。
加えて、これらの特性故にハンドを何枚も抱える事が出来ます。保持は不可能であるものの、下手に急いで消費する必要が無いため展開への負担も減ります。
-《変化の風》:この効果では最もシンプルで軽量です。不要牌のみのハンドを全て交換できます。1マナである点が最大の美点。また、相手の手札を疑似破壊する事も出来ます。サーチカードなどで手札を揃えている相手を涙目にw
-《トレイリアの風》:2マナであるものの、Ins速度でキャスト可能です。また、ハンドを全て捨てるため墓地を肥やす事も出来ます。効果が自分のみである点は一長一短ですね。Rならば《危険な賭け》と言う固定値2枚の選択肢も。
-《渦巻き戦士》:都合1枚で2度の《変化の風》を使用する事が出来ます。打点にもなりますしね。
-《囁く狂気》:《意外な授かりもの》もハンドを空に出来るため常に+1枚が可能です。「暗号」先の生物にもなりますしね。《ジェイスの文書管理人》でも同様の効果を狙えます。問題は+1の恩恵を次回以降の起動時に相手にも供与してしまう点。あと重い・・・。
‐《強制/Compulsion》
:置物ルーターなのですが、通常と手順が逆です。1枚捨てて、それ後に1枚引きます。故にハンドを零にしてから引くという行動も可能です。そして1ドローが2ドローに昇華されます。素晴らしい!
ディスカードですので、墓地を肥やしたり、マッドネスしたり色々使い道がある点でも優秀ですね。土地にしか使用できない物の《交易路》と言う選択肢も。
‐《精神の骨折り/Mindmoil》
:《変化の風》を誘発させられる置物です。当然このカードも常に+1枚を狙えます。が、このカードの素晴らしい所はそれが誘発能力である事。加えて、「自分がスペルをキャストするたびに誘発する」というその誘発条件の敷居の低さです。
つまりスペルを唱えるたびにハンドは元の枚数(キャスト後の枚数+1枚)分引き直されるので、キャストする事により手札が減らなくなります。宛ら《リサイクル》や《有り余る無》の効果を得られるわけですね。
ぐるぐる(^^)
個人的には最も《血の公証人》との相性が良い組み合わせだと思います。
ただし、問題は5マナな点・・・orz
類似品に《テフェリーの細工箱》という物もありますが、こちらはアップキープ限定ですので、c)の強みが活かせない点が問題です。故に考慮には値しません。
‐《識者の誓い/Oath of Scholars》
:毎アップキープ、相手よりハンドが少なかったらハンドを全て捨てて3枚ドローが出来る置物です。
公証人を使用する事でこのドローを4枚に増加できるわけですね。もちろんその後に通常の1ドローも出来ます。
上記の細工箱と同じくc)の利点を活かせない点は変わりません。がこちらはどれだけハンドが少なかろうと固定値でドロー出来る美点もあります。また、if条件達成のためにはハンドが少なければ少ないほど望ましいわけですが、それは公証人を採用するデッキの条件である「非常に能動的なデッキ」と適合しやすい適正です。毎ターン墓地を肥やせる点も何かしらに利用できます。
問題はやはりif節である事。
相手がコントロールならいざ知らず、Beatdownでは少々この条件の達成は難しそうです。
4マナと言う本体の重さも問題ですね。
・《生体融合帽》系置物
:ターン終了時にハンドを零に調整する置物。常に次のドローでの+1枚を期待出来るものの、誘発制限故に追加効果が小さい為その他の余剰効果を狙う事が出来るかどうかが肝ですね。
具体的には墓地を肥やす事と、《罠の橋》の様にハンドを零にした場合に得る事の出来る利点。また相手のターンにはハンドは零なので、その他の能力でドローする場合には確実に+1ドローが出来ます。
-《生体融合帽》:重い。が、常に計3(通常ドロー+公証人+本体)ドローが出来る。《識者の誓い》とは一長一短。ハイリターンを取るかローリスクを取るか。
-《精神嵐の冠》:本家より軽いものの自力でハンドを消費しなければいけない為土地が2枚3枚来てしまった場合は絶望・・・。
-《紅蓮術士の刈り痕》:ハンドの保持制限の関係上1枚当たりの効用の重要性が増すため、1枚当たりの価値を高められるカードは有用。
-《無のブローチ》:[通りすがり]さんからのご指摘で追記しました。
確かに「暴勇」を一として、ハンドを持たない主義には常に大きなリスクを背負っています。相手をハンデスしきっていても今引きのリスクは消えないですしね。それを受け止めるカードとしては素晴らしい物があると思います。4マナと言う重さは何点ですが、お互いの弱点を補完し合う良好な組み合わせだと思います。
《罠の橋》と組み合わせて、古の「エンプティ・ハンドロック」を構築するのも面白いかもしれませんね。
・《ヴェールのリリアナ》系ハンデス
:こちらがハンドを少なくする事でリスクを背負うのなら相手もその分ハンドを少なくしてしまえば、リスクの低減につながる、という事ですね。
-《狂乱病のもつれ》:互いに3枚ずつハンドを捨てるという凶悪な効果であり実際には4-3交換でありながら実質的には「お互いのハンドは空になる」と同等な事が多いスペルですね。削り取る枚数が大きい値であるため単純にComboやControlへの効果も高いです。《精神の剣》でも同様の効果はあるものの、2枚と効果範囲が狭い為微妙です。が、ピッチである事やリムーブである事も含めれば別物と考えても良いかもしれませんね。
-《ヴェールのリリアナ》:お互いのハンドの枚数を「固定」する我らがヴェリアナ姐さん。スペルでの効果は一度きりですが彼女は継続して影響を行使できるためLock出来る上に、それが長引くほど《血の公証人》の旨みも増していきます。
いざ、Top勝負!!(`・ω・´)キリッ
盤面に干渉できる点も素晴らしい。ハンドの枚数が制限されるからこそユーティリティなカードには価値があります。
-《狂気の瀬戸際》:こちらも互いにハンドを固定するカードです。しかし、ヴェリアナがハンドを自ら捨てさせることで固定していたのに対し、こちらは自分のハンドが無い場合のみ相手にも強要します。つまり積極的にこちらがハンドを使用する事で零に保つ必要があるわけです。美点は誘発すれば必ず相手のハンドを零に出来る点ですね。ComboやControlに対して嫌がらせ以外の何物でもないですw
・ハンド外のリソース確保手段
:先述した、ハンド以外に如何にカードを溜めこむか?と言う手段の一つですね。ハンドを消費するにしてもそれをうまくコントロールできれば、より能力が活かし易くなります。
-《吠え歯のうろ穴》:ローウィンの秘匿ランドの黒版です。上記の多量ハンデスとの相性が良いですね。また1マナしか掛らない為に展開の邪魔にならない。問題は特殊地形である事ですね。またTop4枚と対象範囲の制限がやや問題。
-《等時の王笏》:同じくハンドを別領域で保持しておくカードですね。
多量のアドを生み出せる可能性を持っています。逆に悲しみを背負う可能性も・・・。特に《突然の衰微》が跋扈している昨今は・・・。
また、「2マナ以下」且つ「Ins」出なければならない点は厄介ですね。
-《罰する火》
-《名も無き転置》:共に再利用可能な除去ですね。色々前提条件が面倒ですが、墓地をハンドの代わりに出来る点は優秀です。
-《師範の占い独楽》:ボブとの相思相愛な独楽ですが、やはり公証人とも相性は良いです。
Topを操作する事で保持しておきたいスペルをライブラリーの上部に留めて置くことが可能です。加えて、ハンドを零に戻せるように使い切れるカードを選択して引ける点でも優れています。
また、独楽自身の能力でカードを引ける点も当然強化され、2ドローに化ける場合もありますね。必要な時にTopのカードを引いてこれる点で知恵を上回っています。
-《森の知恵》:独楽のライバルの知恵でもやはり相性は良いです。
ハンドが零の時に公証人がいれば、「通常のドロー:1×2+知恵:2ドローで計4ドローから4点ライフずつで0~2枚戻す」と言うチョッと何言ってるのか訳判らないですね(^^)的な動きが出来ます。
こちらも保持しておきたい物を常にTopに残しておける点が非常に優秀です。
マナが掛らない点と、最大で4ドローを一度に出来る点が素晴らしい。
-《夜帷の死霊/Nightveil Specter》
:ふふふ、以前紹介してから日は経ちましたが、私は彼のことを忘れてはいませんよ!!
という訳で、相手のTopを追放領域で保持する事で、疑似的なハンドに変換できるわけですね。
「俺の物は俺の物、お前の物も俺の物」的なジャイアニズムです。
難点は相手に依存する点ですね。
-《嵐の束縛/Stormbind》
:ハンドを2マナで《ショック》に変換する置物ですね。
要らない物をガンガン投げて、且つ弾を補充できるので相性は良いと思います。
問題はやはりランダムディスカードである点ですね。もうこれはどうしようもないです。
-Zombardmentの生物群《恐血鬼》《墓所這い》《未練ある魂》等の墓地復活生物達。:説明不要
こんな所でしょうか?
実用性のあるものが何点在るかは不明ですがww色々いじり甲斐があるカード群だと思います。
他には、スペルシェイパーや共鳴者が良い相棒に成るやもしれませんね。カードプールが広い程遊び甲斐があります。逆にStdのような狭い環境では活かす手段が無いですね・・・。
《ラクドスの復活》からのリカバリーぐらいでしょうか?まぁ、Stdの需要が無い方がエターナルプレイヤーにとっては有難いのですがねw
ただ単純にドローソースとして使うのならば《闇の腹心》の方が遥かに安定しています。ボブに安定と言う言葉を使う事に成ろうとは・・・w
この《血の公証人》を活かすのなら相応の構築やボブにはない利点(ライフ損失の固定値やタイミングの制限が緩い事等)をどこまで突き詰める事が出来るのか?それが重要になってくると思います。
皆さんは何か、思いつきましたか?
さて、今回はここまで、です。
今回も最後までお付き合いいただいた方には感謝申し上げます。
有難うございましたm(_ _)m
この文章が何処かで誰かの刺激になれば幸いです。
P.S.
あ、《Chains of Mephistopheles》だけは置かないでね(^^)
泣いちゃうから(´;ω;`)ブワッ
「ドラゴンの迷路/DGM」のスポイラーが連日騒がしい今日この頃ですね。
私も、日々一喜一憂しておりますww
という事で、DGMの注目カードを見ていこうという毎度の企画ですね。
今回は《血の公証人》です。
血の公証人/Blood Scrivener (1)(B)
クリーチャー―ゾンビ・ウィザード R
あなたの手札にカードがないときにあなたがカードを引く場合、代わりにあなたはカードを2枚引き、1点のタイフを失う。
(If you Would draw a card while you have no cards in hand, instead draw two cards and lose 1 life.)
2/1
と言うカードですね。
各所ではボブこと《闇の腹心》との類似性や違いが指摘/考察されている黒注目の生物です。
非常に期待値も高いですね。
が、少しルール的に解かりにくいのでまずは其処を詰めていきます。
一応適当なので、FAQが欲しいです・・・。
まず、よく散見される「ブレストで引いたらどうなるの?」と言う点ですが、
MTG Wiki「引く:http://mtgwiki.com/wiki/%E5%BC%95%E3%81%8F」よりルールを参照すると
複数枚のカードを引く指示があった場合には、「カードを1枚引く」処理を複数回行う。また、複数のプレイヤーに同時にカードを引かせる指示があった場合、APNAP順に従って、1人ずつ指定された枚数のカード引いていく。
・「カードを引くたび」誘発する誘発型能力は、1枚ずつについて誘発する。
・「カードを引く場合、代わりに…」という置換効果は、「カードを1枚引く」ことを置換する。複数枚引くときは、1枚ごとに置換し、置換してできたイベントを完了してから次の1枚を引く。
となっています。
故にブレストを使用し、且つハンドが零の場合は
「3枚ドロー → 二枚戻す」→「4枚(1×2+2枚)ドロー → 2枚戻す」になります。
次に[レベッカ]さんの所に話題に挙がっていましたが、
ハンド零の場合、カードを引くごとに誘発置換されるのだから、1枚目を2枚にしそれを引く時の1枚目をまた2枚に置換し・・・と言う無限ループの可能性、また、《崇拝の言葉》系のカード置換効果で1枚目を置換した場合マナが続く限り置換できるのか?と言う疑問ですが、
603.8.:能力は一度誘発し、解決されるまでは再び誘発することはない。
614.5. :置換効果の結果にその同一の置換効果が再び適用されることはなく、置換されるのは元のイベントとそれを置換したイベントを通して1回だけである。
とあるので、置換するのは最初の一度きり、無限ループは発生しない。と言う結論だそうです。
(http://66272.diarynote.jp/201304120753165787/)
(http://mjmj.info/data/CompRules_j.html#g_triggered_ability)
という事でルールの整理は終了。
この部分については、当方のお気に入りリスト[ひまじん]さんのエントリー「新カードのルーリング紹介(http://himajin.diarynote.jp/201304141626347686)」により詳細な説明が行われています。使用するつもりの方は是非一度ご一読を。
それで、ここからはカードの特性を見ていきます。
まず2マナ生物でドローソースになるという事でボブと比較されがちです。
違いを見ていくと、
a)ボブと違いライフ消費は固定値1なので大型カードとの共存のデメリットが存在しない(これはメリットであるわけでは無いので注意。デメリットでは無いだけです)。
b)必然的にハンド消費の大きいデッキでこそ真価を発揮できるカードであり、且つそういうデッキでなければ真価を発揮できない。
c)引くタイミングがボブの様に決まっておらず、自由であるため、どちらかと言えばコンボ系チェインパーツのような印象を受けます。放っておいても引けるカードでもなく、ボブと違いその序盤から安定して引くのは難しい。故に様々なお膳立てが必要。
d)タイプが「ゾンビ」
e)
(※重複はします。別のオブジェクトが発生源ですからね。ただ、ハンドを少なく保つことに駆られる必然性を鑑みるとボブの様にただ引き益す。嬉しいです(^^)とは言えないです。多く引くのならその分の弊害もあるのでそれを解消する工夫は必要です。)
上記でも述べた通り、b)ハンド消費型のデッキでこそ活かせる特性であり、それでしか活かせない必然性も持ち合わせているため、ボブよりもアグロ思考なデッキで採用され得るカードですね。
デッキタイプとしては
Beatdown・Burnが適合します。
他にもハンドを溜めない代わりに墓地など別の領域をリソースとして使うデッキでも有用性は高いと言えそうです。
ただし、幾らハンドを溜め込まないと言っても不必要にハンドを減らしていくのは危険です。リスクヘッジの面で著しくデメリットを背負うことになり、「暴勇」の二の舞になります。飽くまで、展開上自然にハンドを消費していくデッキでこそ素晴らしい特性と言えると思います。特によく比喩される《ファイレクシアの闘技場》とは異なりこのカードは所詮2マナの生物ですからね。そのためだけにリソースを消費し続けるのは余りに危ういと思います。
Burnとの相性の良さは言われていますが、Burnが実際にハンドを零にするのは珍しい為、ボブよりも相性が良いか?と言われると疑問が残ります。
また、実は《川の殺し屋、シグ》と言うドローソースもBurnには存在するため尚更難しい。公証人ではどう足掻いても追加の1ドローですが、シグなら追加で2枚目も狙えますからね。
Burnとの相性で見えてくる事ですが、ただ単にハンドの消費が早いだけデッキでは「+1枚」が精々です。それでも十分優秀なのですが、c)の引くタイミングが制限されていない、と言う点を鑑みればドローソースを持ち、且つハンド消費の早いデッキ、つまり ハンドの回転率が高いデッキでこそ最大限の真価を発揮できると考えています。
ドローソースで引く回数を増やせば増やすほど「+1枚」を上積み出来る可能性が増すわけですからね。
視点をずらすと、ドロースペルの価値を引き上げるとも言えます。特に《信仰なき物あさり》や《入念な研究》《トレイリアの風》の様なデッキを掘りつつドローするスペルの難点であった「ハンドの枚数が減る」点を改善する事も出来ます。
ここまでを纏めるとb)c)で判るように、非常に能動的で且つドロー手段の有るデッキと言う選定になりますね。
加えてa)の点を考えると《墓忍び》《殺し》等があり、ドロースペルでも《渦巻く知識》《思案》を有するTeamAmericaは有力に思えました。が、ハンドを保持しにくいという点は《Force of will》《目くらまし》《呪文貫き》を有し圧力をかけていくデッキコンセプトにミスマッチです。
これはほぼ全てのUデッキにも言える弊害ですね・・・。
という事でカウンターを構えるデッキでは素直に《闇の腹心》または《悪意の大梟》で良さそうです。
墓地をリソースとして用いるためにハンドを保持する必要性の薄さや《信仰なき物あさり》によるドロー手段、また部族的相性を考えるとZombardmentなんてなかなか良いと思います。2枚目以降も《陰謀団式療法》や《ゴブリンの砲撃》用の弾に出来ますしね。ただ、最近のZombardmentにはボブはあまり採用されないので・・・。在ってもサイドが多いですしね。
ボブを使用するようなAggroLoamでも面白いかもしれませんね。ボブの方が安定して引き込めるものの、こちらの方がサイクリングカードが2ドローに化けるわけですから爆発力がありますよね。要らないハンドは《突撃の地鳴り》や《壊滅的な夢》で捨ててしまえば良い訳ですし《壌土からの生命》でリカバリーも熟せます。
やはりこうして見ていくと、黒や赤との相性が良さそうです。また積極的に展開していく点を考えれば緑とも相性が悪いわけでは無いと思います。ただ、これらのも含めて、通常のデッキは何らかの妨害カード/除去スペル等を保有する事が多いでしょう。そして必要に応じて使用するために保持しておくべきそれらのカードは、この公証人とは相性が良いとは言えません。その弊害を何とかしない限りボブの方が単純な使い勝手で勝ると言えそうです・・・。
例えばですが、必要に応じてTopに残しておける手段の確率や、もっと単純に必要時以外墓地に置いておける繰り返しの除去スペル等ですね。
因みに、ハンドが零の時に誘発するという点を思うと、実は相手のハンデス攻勢への牽制にもなります。
黒対黒は、先手でハンデスした方が勝ち、特に先手《Hymn to Tourach》は激甚な効果を持ちますが、その戦略への対抗札となります。まぁ、完全に抑え込むことは出来ませんが、その威力を大きく減衰する事は可能でしょうね。
さて、ここからは、個別に相性が良いカードを見ていきたいと思います。
・ドロースペル全般
:解説不要
《渦巻く知識》《思案》《定業》・・・他には使い回せる《熟慮》《ウーナの寵愛》等etc
・《信仰なき物あさり》等のルーター系ドロースペル
:既に述べている通り、掘る事に特化したルーター系スペルが持つハンドの枚数が減ってしまうという難点を解消できる点が素晴らしいですね。《入念な研究》も良いのですが、単体でアドバンテージを狙える物あさりは素晴らしいです。繰り返し使用できる点を考えれば《僻地の灯台》も優秀ですが、いかんせん実質4マナ起動は重い・・・。いや、ティボルトさんは無いです、はい。
・《変化の風》系ドロースペル
:こちらも上記ルーター系と同様にハンドが減る問題を解消できます。
また、ドロー前にハンドを空にしてしまうため、如何なる状況でも+1ドローが出来ます。最もタイミングの制限が緩いと言えますね。
加えて、これらの特性故にハンドを何枚も抱える事が出来ます。保持は不可能であるものの、下手に急いで消費する必要が無いため展開への負担も減ります。
-《変化の風》:この効果では最もシンプルで軽量です。不要牌のみのハンドを全て交換できます。1マナである点が最大の美点。また、相手の手札を疑似破壊する事も出来ます。サーチカードなどで手札を揃えている相手を涙目にw
-《トレイリアの風》:2マナであるものの、Ins速度でキャスト可能です。また、ハンドを全て捨てるため墓地を肥やす事も出来ます。効果が自分のみである点は一長一短ですね。Rならば《危険な賭け》と言う固定値2枚の選択肢も。
-《渦巻き戦士》:都合1枚で2度の《変化の風》を使用する事が出来ます。打点にもなりますしね。
-《囁く狂気》:《意外な授かりもの》もハンドを空に出来るため常に+1枚が可能です。「暗号」先の生物にもなりますしね。《ジェイスの文書管理人》でも同様の効果を狙えます。問題は+1の恩恵を次回以降の起動時に相手にも供与してしまう点。あと重い・・・。
‐《強制/Compulsion》
:置物ルーターなのですが、通常と手順が逆です。1枚捨てて、それ後に1枚引きます。故にハンドを零にしてから引くという行動も可能です。そして1ドローが2ドローに昇華されます。素晴らしい!
ディスカードですので、墓地を肥やしたり、マッドネスしたり色々使い道がある点でも優秀ですね。土地にしか使用できない物の《交易路》と言う選択肢も。
‐《精神の骨折り/Mindmoil》
:《変化の風》を誘発させられる置物です。当然このカードも常に+1枚を狙えます。が、このカードの素晴らしい所はそれが誘発能力である事。加えて、「自分がスペルをキャストするたびに誘発する」というその誘発条件の敷居の低さです。
つまりスペルを唱えるたびにハンドは元の枚数(キャスト後の枚数+1枚)分引き直されるので、キャストする事により手札が減らなくなります。宛ら《リサイクル》や《有り余る無》の効果を得られるわけですね。
ぐるぐる(^^)
個人的には最も《血の公証人》との相性が良い組み合わせだと思います。
ただし、問題は5マナな点・・・orz
類似品に《テフェリーの細工箱》という物もありますが、こちらはアップキープ限定ですので、c)の強みが活かせない点が問題です。故に考慮には値しません。
‐《識者の誓い/Oath of Scholars》
:毎アップキープ、相手よりハンドが少なかったらハンドを全て捨てて3枚ドローが出来る置物です。
公証人を使用する事でこのドローを4枚に増加できるわけですね。もちろんその後に通常の1ドローも出来ます。
上記の細工箱と同じくc)の利点を活かせない点は変わりません。がこちらはどれだけハンドが少なかろうと固定値でドロー出来る美点もあります。また、if条件達成のためにはハンドが少なければ少ないほど望ましいわけですが、それは公証人を採用するデッキの条件である「非常に能動的なデッキ」と適合しやすい適正です。毎ターン墓地を肥やせる点も何かしらに利用できます。
問題はやはりif節である事。
相手がコントロールならいざ知らず、Beatdownでは少々この条件の達成は難しそうです。
4マナと言う本体の重さも問題ですね。
・《生体融合帽》系置物
:ターン終了時にハンドを零に調整する置物。常に次のドローでの+1枚を期待出来るものの、誘発制限故に追加効果が小さい為その他の余剰効果を狙う事が出来るかどうかが肝ですね。
具体的には墓地を肥やす事と、《罠の橋》の様にハンドを零にした場合に得る事の出来る利点。また相手のターンにはハンドは零なので、その他の能力でドローする場合には確実に+1ドローが出来ます。
-《生体融合帽》:重い。が、常に計3(通常ドロー+公証人+本体)ドローが出来る。《識者の誓い》とは一長一短。ハイリターンを取るかローリスクを取るか。
-《精神嵐の冠》:本家より軽いものの自力でハンドを消費しなければいけない為土地が2枚3枚来てしまった場合は絶望・・・。
-《紅蓮術士の刈り痕》:ハンドの保持制限の関係上1枚当たりの効用の重要性が増すため、1枚当たりの価値を高められるカードは有用。
-《無のブローチ》:[通りすがり]さんからのご指摘で追記しました。
確かに「暴勇」を一として、ハンドを持たない主義には常に大きなリスクを背負っています。相手をハンデスしきっていても今引きのリスクは消えないですしね。それを受け止めるカードとしては素晴らしい物があると思います。4マナと言う重さは何点ですが、お互いの弱点を補完し合う良好な組み合わせだと思います。
《罠の橋》と組み合わせて、古の「エンプティ・ハンドロック」を構築するのも面白いかもしれませんね。
・《ヴェールのリリアナ》系ハンデス
:こちらがハンドを少なくする事でリスクを背負うのなら相手もその分ハンドを少なくしてしまえば、リスクの低減につながる、という事ですね。
-《狂乱病のもつれ》:互いに3枚ずつハンドを捨てるという凶悪な効果であり実際には4-3交換でありながら実質的には「お互いのハンドは空になる」と同等な事が多いスペルですね。削り取る枚数が大きい値であるため単純にComboやControlへの効果も高いです。《精神の剣》でも同様の効果はあるものの、2枚と効果範囲が狭い為微妙です。が、ピッチである事やリムーブである事も含めれば別物と考えても良いかもしれませんね。
-《ヴェールのリリアナ》:お互いのハンドの枚数を「固定」する我らがヴェリアナ姐さん。スペルでの効果は一度きりですが彼女は継続して影響を行使できるためLock出来る上に、それが長引くほど《血の公証人》の旨みも増していきます。
いざ、Top勝負!!(`・ω・´)キリッ
盤面に干渉できる点も素晴らしい。ハンドの枚数が制限されるからこそユーティリティなカードには価値があります。
-《狂気の瀬戸際》:こちらも互いにハンドを固定するカードです。しかし、ヴェリアナがハンドを自ら捨てさせることで固定していたのに対し、こちらは自分のハンドが無い場合のみ相手にも強要します。つまり積極的にこちらがハンドを使用する事で零に保つ必要があるわけです。美点は誘発すれば必ず相手のハンドを零に出来る点ですね。ComboやControlに対して嫌がらせ以外の何物でもないですw
・ハンド外のリソース確保手段
:先述した、ハンド以外に如何にカードを溜めこむか?と言う手段の一つですね。ハンドを消費するにしてもそれをうまくコントロールできれば、より能力が活かし易くなります。
-《吠え歯のうろ穴》:ローウィンの秘匿ランドの黒版です。上記の多量ハンデスとの相性が良いですね。また1マナしか掛らない為に展開の邪魔にならない。問題は特殊地形である事ですね。またTop4枚と対象範囲の制限がやや問題。
-《等時の王笏》:同じくハンドを別領域で保持しておくカードですね。
多量のアドを生み出せる可能性を持っています。逆に悲しみを背負う可能性も・・・。特に《突然の衰微》が跋扈している昨今は・・・。
また、「2マナ以下」且つ「Ins」出なければならない点は厄介ですね。
-《罰する火》
-《名も無き転置》:共に再利用可能な除去ですね。色々前提条件が面倒ですが、墓地をハンドの代わりに出来る点は優秀です。
-《師範の占い独楽》:ボブとの相思相愛な独楽ですが、やはり公証人とも相性は良いです。
Topを操作する事で保持しておきたいスペルをライブラリーの上部に留めて置くことが可能です。加えて、ハンドを零に戻せるように使い切れるカードを選択して引ける点でも優れています。
また、独楽自身の能力でカードを引ける点も当然強化され、2ドローに化ける場合もありますね。必要な時にTopのカードを引いてこれる点で知恵を上回っています。
-《森の知恵》:独楽のライバルの知恵でもやはり相性は良いです。
ハンドが零の時に公証人がいれば、「通常のドロー:1×2+知恵:2ドローで計4ドローから4点ライフずつで0~2枚戻す」と言うチョッと何言ってるのか訳判らないですね(^^)的な動きが出来ます。
こちらも保持しておきたい物を常にTopに残しておける点が非常に優秀です。
マナが掛らない点と、最大で4ドローを一度に出来る点が素晴らしい。
-《夜帷の死霊/Nightveil Specter》
:ふふふ、以前紹介してから日は経ちましたが、私は彼のことを忘れてはいませんよ!!
という訳で、相手のTopを追放領域で保持する事で、疑似的なハンドに変換できるわけですね。
「俺の物は俺の物、お前の物も俺の物」的なジャイアニズムです。
難点は相手に依存する点ですね。
-《嵐の束縛/Stormbind》
:ハンドを2マナで《ショック》に変換する置物ですね。
要らない物をガンガン投げて、且つ弾を補充できるので相性は良いと思います。
問題はやはりランダムディスカードである点ですね。もうこれはどうしようもないです。
-Zombardmentの生物群《恐血鬼》《墓所這い》《未練ある魂》等の墓地復活生物達。:説明不要
こんな所でしょうか?
実用性のあるものが何点在るかは不明ですがww色々いじり甲斐があるカード群だと思います。
他には、スペルシェイパーや共鳴者が良い相棒に成るやもしれませんね。カードプールが広い程遊び甲斐があります。逆にStdのような狭い環境では活かす手段が無いですね・・・。
《ラクドスの復活》からのリカバリーぐらいでしょうか?まぁ、Stdの需要が無い方がエターナルプレイヤーにとっては有難いのですがねw
ただ単純にドローソースとして使うのならば《闇の腹心》の方が遥かに安定しています。ボブに安定と言う言葉を使う事に成ろうとは・・・w
この《血の公証人》を活かすのなら相応の構築やボブにはない利点(ライフ損失の固定値やタイミングの制限が緩い事等)をどこまで突き詰める事が出来るのか?それが重要になってくると思います。
皆さんは何か、思いつきましたか?
さて、今回はここまで、です。
今回も最後までお付き合いいただいた方には感謝申し上げます。
有難うございましたm(_ _)m
この文章が何処かで誰かの刺激になれば幸いです。
P.S.
あ、《Chains of Mephistopheles》だけは置かないでね(^^)
泣いちゃうから(´;ω;`)ブワッ
コメント
以前からjunkなどの考察も読ませていただいてたのですがこの機会にリンクさせていただきました。
もしよろしければ相互リンクお願いします!
もしかして遅延誘発型能力による置換効果のことを指しているのかもしれませんが、この能力は英語テキストを見る限りは単なる置換効果だと思いますよ。なのでこの能力はCR603.8とは関係ないと思うのですがどうでしょう。正式なオラクルが発表される前の段階ですが、この程度ならテキストもオラクルに合わせますし。
デーモンストンピィとかで使ってみたかったり!
・・・《姥の仮面/Uba Mask》入りデーモンストンピィ?
横行だけでもいいような気がしますが。
>通りすがり さん
良いですね!!追記しておきます。
>鬱っちーさん
私もDredgeには効果的には適合すると思います。ただ、デッキが速度主体であり、瞬殺を旨とする点を考えると、こいつが真価を発揮する時間が果たして十分にあるのかどうか・・・。ただ、類似のデッキならば・・・と思います。また、サイド後はどの道長期戦・消耗戦になりがちですので、その方面ではありかもしれません。
>シカ さん
参考になったのなら幸いです(^^)
ただ、Junkではこのカードは少々厳しいかもしれません。アレはコントロール色も強いデッキですからね・・・。もし予算があるのなら《森の知恵》、それも難しければ《ファイレクシアの闘技場》でも十分通用します。プロキシでもいいのでお試しください。正直ボブなんてなくても、無いなりの構築は出来るデッキだと思います。
リンクの件了解です。今後とも宜しくお願いいたします。
>ひまじん さん
う~ん、細かなルールは把握できてないので、確かに不要かもしれませんね。
一応ラインを引いておきます。
Oh!デーモンストンピィは視野外でしたよ!
確かにあれだと、ボブではライフロスが大きすぎますからね。仮面も良い組み合わせですね。さぞ相手をイラつかせてくれる事でしょうw
>アテリエルさん
《ゾンビの横行》は確かに良いカードですよね。《墓所這い》との組み合わせもばっちりです。Loamは確かに必要ではありませんが、在ると心強いカード。どうせなら入れておきたいですよね。《ゴブリンの太守スクイー》や《Krovikan horror》が能動的なタイミングの調整が出来ないので、《血の公証人》との組み合わせならばLoamをの方が使いやすいと思います。
大抵のデッキではボブの方が強いですし、
これの方が強いデッキで入れ替えたとしてもどうせあまり生き残りません、
ハンド無いんですから。
それよりは、ボブと共に使ってアドバンテージ源を8枚入れられる、
ハンデスもしつつ8枚も使えばどれかは生き残るだろう!
という構築の仕方が可能になることが大きいのでは、と感じます。
コメントありがとうございます。
>ボブ
うーん、そこは何とも言えないです。
飽くまでこれをドローソースとして見るのなら、やはりボブは比較対象になると思います。ただ、地の文でも触れている通り、機能の仕方は全く違います。私はある種のコンボパーツとして捉えています。そのことを意識する構築は必要かと。
《渦巻く知識》と《思案》ではどちらが強い?と言うのと同じ類の問だと思います。大抵の場合ブレスト(この場合はボブ)の方が強いと答えるでしょうが、役割が異なれば、それは一概に判断すべき事では無いですよね。
仰るように私もボブと安易に甲乙を付けるべきではないと思います。
(能力を把握するために)比較参照するのは正しいとは思いますが、枠を競争させるカードでは間違っても無いと思います。
ハンドを保持しにくいのは事実ですが、常に無い必要性があるかどうかは構築次第です。引くときに無ければいいのですからね。常に零の構築なら確かに守るのは難しいです。実際「暴勇」も同様の問題で大成しませんでしたしね。まぁ、それでも守る手段が無い訳ではないですし、やはり構築次第かと。
様はそうまでしての価値を見いだせるか?でしょうね。
>ボブとの共存
それはどうでしょうね・・・。
「アド源が8枚になる」と捉えると良い響きなのですが、共存出来ない(アンチシナジー)/同時に能力を満たせない故に相乗効果が得られない以上不要牌を抱え込む事になりそうです。また、デッキパワーを大きく下げる事に不安も覚えます。
ただ、やはり継続的な軽量アド源を2種用意できる、と言うのはこれまでにはなかった事実ですよね。確かに可能性は感じます。
仰るように生き残れば、アドを稼いでくれるわけですから、生存率とドロー率を上げることは単純に強力です。
アンチシナジーな面もありますが、もともと生存率の低い者同しですし、ならメリットにfocusするのも面白いかもしれません。
お試しになられたら、是非感想を聞かせてください。