レガシー) 今週のSCGの結果 何時から三竦みは失われてしまったのか・・・。/ ボブがカッコいいけどコレじゃない感
レガシー) 今週のSCGの結果 何時から三竦みは失われてしまったのか・・・。/ ボブがカッコいいけどコレじゃない感
レガシー) 今週のSCGの結果 何時から三竦みは失われてしまったのか・・・。/ ボブがカッコいいけどコレじゃない感
 皆さん、こんばんは。しもべです。


 M14も注目ですが、本日の一大ニュースと言えばModernMastersの収録内容の一枚が発表されました。
 ↓↓

 《闇の腹心/Dark Confidant》

 Σ(゚∀゚ノ)ノキャー
しかも新イラストです! (画像1)

 何か悪い人っぽい印象がしっかり出ている黒々しいイラストですね!
でも、なんだろう・・・コレジャナイ的なこの衝動。
なんかもっと小物臭い顔したオッサンが良いよやっぱり(ボブには大変失礼ですが)。

 しかし、タルモゴイフもそうですが、これ再録する意味あるんですかね?
確実にイラスト需要で超高騰しますよね。
しかもその分、ノーマル版の値が落ちるか?と言われるとそれも怪しい所です・・・。



 さて、話は変わって、今日は3週間ぶりにSCG Legacy OPENが行われました。
DGM解禁後初の大会なので結果が気になりますね。早速見ていきましょう!
 ペタル↓

http://www.starcitygames.com/events/130518_nashville.html

http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/deckshow.php?t%5BT2%5D=3&event_ID=&feedin=&start_date=2013-05-19&end_date=2013-05-19&city=&state=&country=&start=1&finish=16&exp=&p_first=&p_last=&simple_card_name%5B1%5D=&simple_card_name%5B2%5D=&simple_card_name%5B3%5D=&simple_card_name%5B4%5D=&simple_card_name%5B5%5D=&w_perc=0&g_perc=0&r_perc=0&b_perc=0&u_perc=0&a_perc=0&comparison%5B1%5D=%3E%3D&card_qty%5B1%5D=1&card_name%5B1%5D=&comparison%5B2%5D=%3E%3D&card_qty%5B2%5D=1&card_name%5B2%5D=&compari


 今週の優勝はEsper Stonebladeを使用したLauren Nolen氏です。

以下 Top8(上から順に1位→8位)
Esper SfM
Esper SfM
No Bant
続唱 BUG
ANT
ANT
Esper SfM
UB Tezzerator

以下 Top16(上から順に9位→16位)
ANT
Omni SnT
RUG Delver
SneakShow
Merfolk
RUG Delver
BUG Control
Reanimator


|←樹海|  ┗(^o^ )┓三

 何だこれは・・・。
見事に青とコンボしかいません。
ここは何処の海ですか?
ANT以外は、コンボも含めて全てカウンターを積んでいます。何ぞこれ・・・。

 しかもそれだけ青が多いにも拘らず、上位に挙がっているのはカウンターが少なめな(それ程青い中ではコンボに強いわけでは無い)デッキが中心で、しかも下しているのはコンボです。
不思議な現象ですね・・・。


 さて、ここからは気になったデッキを見ていきます。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=55937
 優勝したLauren Nolen氏のEsper Stonebladeです。

 16名中最多の三名を、厳密に言えばTop8に輩出したEsper Stonebladeは今週最大の勝ち組でしょう。1,2フィニッシュしていますしね。
その中で優勝したLauren氏と、2位のJack Fogle氏はかなり特徴的なリストをしています。

 Esper SfMのリストは7位のEvan Allen氏のリストを見てもらえれば判りますが、《瞬唱の魔道士/ScM》《石鍛冶の神秘家》《未練ある魂/LgS》が基本でそこに+αしていきます。
他の生物は入っても1~2枚程度のメタ的な調整部分なだけです。
また、除去・ハンデス・カウンターをバランスよく積んでいます。総合して、これらでBeatしながらコントロールするデッキです。

 が、Lauren氏は《死儀礼のシャーマン》を入れる事でよりテンポを採れるような形にしています。
これにより、より有効に《不毛の大地》を使用でき、自らの加速と、相手の減速につなげています。本来早い相手はもちろん、それ以上に同側の相手より先に仕掛ける事が出来る点が優れています。
また、《闇の腹心》により超的なアドバンテージも狙っています。
以前、少し見かけた形(BBDのDeathBlade)ですが、これほどの結果を残すのは意外です・・・。
 生物数を多めに取っているため、担ぎ手が十分なのか、LgSは抜かれています。
LgSを使用しないという事は確実にサイド後に対処されてしまう脆さをぬぐえているというメリットもありますね。

 また、このデッキはカウンターは最少で押さえてあり、ハンデスの比重が少し上です。
Jack氏に至ってはメイン零枚です。
除去・ドローも含め各スペルに散らす、と言う行為が見られ時非常にすっきりとしています。ScMの有効活用の一部分だったのですが敢えて切っていますね。

 多くの方が目に留めているであろう《概念泥棒》もちゃっかり1枚採用されています。
私はコンボパーツ以外でなら完全にサイド用だと考えていたのですが、ここまで青い環境であるのならばメインではさぞや良い能力を発揮した事でしょう。
DrSの恩恵で4マナも現実ラインですね。
《概念泥棒》は15位、Mike Kletz氏のBUG/8位、Christoffer Andersen氏のUB Tezzeratorにもサイドにとられています。

 比較的纏ったメインに対してサイドはかなり散らばっています。
よく見ると、本来Esper SfMがメインに採用しているようなスペルをサイドに置いているわけですね。
結果LgSや《聖トラフトの霊》等の本来サイドに置かれている打点が締め出されていますね。

 対同系で強いメインと、Esperの本来の動きのサイドで使い分ける面白いタイプです。



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=55953
 3位、Joseph Herrera氏のNo Bantです。

 ここの所、定期的に上位入賞しているBantとMaverickのスプリットデッキです。
《緑の太陽の頂点》と多数の生物を用いたコントロールビートですが、打消しの数も多めであり、構成は兎も角配分はBantよりですね。
特徴的なのは《大祖始》プランを積んでいる事が一つ。
どうしても足は速くないデッキですし、アドが取れるデッキでもないので、中速戦で物量に押されるより早く決着させる手段が欲しかったのかもしれません。
もう一つの特徴が《ギタクシア派の調査》を積んでいる事です。
それほどテンポを取る事の旨みがあるデッキにも見えないので、単純に前方確認の手段だと思いますが。通常のスプリット型よりも僅かに多めに積まれたカウンターと合わせて《自然の秩序》を通す手段にしているのでしょうね。



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=55949
 5位、Jacob Baugh氏のANTです。

 今回、Esper SfMとともに上位に3名を輩出した勝ち組です。順位の関係上Esperの次点となりますが。
驚くべきことに、土地の配分数の違いはあるものの、スペルは全く同じで土地の総数もほぼ同じ。つまり3枚とも同類のデッキです。

 内容は去年から流行っている16キャントリップ版です。
このリストが如何に完成されているかがよく判ります。
対U/Bにも強く、若干の速度は落ちる物の安定性も抜群です。

 サイドもほぼ同じ内容です。
只々驚きの結果です。



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=55927
 8位、Christoffer Andersen氏のUB Tezzeratorです。

 久々登場のテゼレッターですね。
今週のDeckTechでもあります。
(:http://www.starcitygames.com/events/coverage/deck_tech_ub_tezzeret_with_chr.html)

 特徴がソプターコンボを仕込んでいる事。
これにより中盤戦以降、非常に生物デッキに強くなります。
 基本は序盤多量のマナアーティファクトや2マナランドでマナ加速し、その間に妨害置物を設置していくのですが、過程上マナは多量に出るようになるし、不要な神器も消費先があるので《飛行機械の鋳造所》は無駄が無いです。

 また《Transmute Artifact》も目を引きますね。
これにより銀弾神器もコンボパーツも探す事が出来ます。これ系の特徴に反し、飽くまで効果上の生贄なので打ち消されてもダメージは低いですしね。
また、《弱者の剣》や《アカデミーの廃墟》もあるので生贄自体それ程痛みを伴いません。
メインでも十分に強力ですが、特にサイド後に効果の重みが増しますね。これがInsだったら・・・。
 このでっきは《虚空の杯》の関係上《渦巻く知識》を積めないので必要牌をサーチ出来る点は本当に重要です。

 初動は遅いものの、《ボーラスの工作員、テゼレット》の関係上、攻めに転じてからはそこらの中速デッキよりも遥かに早い決着が望めます。
如何に序盤に優位を気付くかが分水嶺ですね。
しかし面白いデッキです。



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=55956
 11位、Joshua Seylar氏のRUG Delverです。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=55957
 14位、Nick Woerner氏のRUG Delverです。

 二人とも、特徴としてカウンターをかなり多めに取っています。
メインから《Force of will》《目くらまし》に加えて《呪文貫き》《呪文嵌め》の3rdオプションを計4枚以上です。
これまでは2~3枚程度に抑えられており代わりに2ndの火力が投入されていましたが、対生物より対コンボを考えたのでしょうね。
特にNick氏は《もみ消し》も4枚取られておりかなり打ち消しに力を入れていますね。

 コンボも小型生物系のフェアデッキも相応にいる為難しい判断です。
今回に関してはどちらが正解と言うのは無さそうです。当たり運ですね。



http://www.starcitygames.com/events/coverage/deck_tech_5_color_cascade_with.html
 Deck Tech: 5 Color Cascade with Eric Sollisです。

 4cはそれなりにいましたが、Eric氏はWも混ぜて5cにしたようです。
個人的にはList上でそれ程白の存在意義を感じないのですが・・・。




 こんな所です。
今週は予想に反して真っ青(2重の意味で)な顔ぶれでしたね。
新エキスパンション後はもっとカオスなデッキも出てくるものですが・・・これがSHIOの力か・・・。
流石に今週ここまで一面青だと次回は鳴りを潜めそうですが、いやはや…。

 さて、今週はここまで、です。
今回もお付き合いいただいた方には感謝申し上げます。
この文章が、何かのお役に立てば幸いです。






コメント

だぁとら
2013年5月21日6:55

テゼレッターに最近興味が出てきたのでリストとデッキテクニック参考になります!
1から購入していくとウィルと神ジェイスと土地が鬼門になりますがw

しもべの一人、H
2013年5月22日13:31

>だぁとら さん
コメントありがとうございます。

参考になれば幸いです。
カードの金額も問題ですが、結構ほかのデッキと挙動が異なりますし、難しいデッキだと思います。
他のDNの方で専門の方もいるようなので、そういう方の物を参考にするとよりいいともいます。

チョコボ
2013年5月22日23:36

最近、近所の大会にBUGで出場したら先手1T目に月張られて5秒で試合終わった鳥です。

テゼレッター、印鑑とかこんなにたくさん積むんですね・・・
いつも銀弾系ばっかり使ってました。。
さっそく色々試してみますw

しもべの一人、H
2013年5月23日22:27

>チョコボさん
コメントありがとうございます。

>月
《突然の衰微》と基本地形で頑張るしかないです・・・。
後はハンデスかFoW。
特殊地形キラーなのでもう基本地形を持ってくるかその他のスペルを積む海外はどうしようもないですアレは・・・。

>マナファクト
去年、唐突に出てきたタイプです。それまでは色つきのMUDだったのですが、誰だったかがこの大量マナファクトテゼレッターを持ち込んでそれから使われるようになりました。

面白そうなのですが、私には難しそうですw

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