レガシー) 今週のSCGの結果 作用反作用
レガシー) 今週のSCGの結果 作用反作用
レガシー) 今週のSCGの結果 作用反作用

皆さん、こんばんは。しもべです。


 Yahooの検索サイトで何かの拍子に意図せず「5」とそれのみ打ち込まれた時、予想検索でTopに出てきたのが「50歳のセッ○ス」でした・・・。
そんなもん、一度も検索した事ねーよ!!
何?
全国のミドル世代がこれで検索してるの??
本日一番驚いた・・・。

 あと、現在「俺の妹がこんなにかわいいわけがない 12巻(最終巻)」を読破中です。
半分ぐらいまで読んだのですが・・・。
これは・・・。
また、後ほど感想でも書こうかと思います・・・。


 さて、本日も恒例のSCG Open Legacy(St.Louis)が行われました。
早速結果を見ていこうと思います。
ペタル↓
http://www.starcitygames.com/events/130608_stlouis.html
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/deckshow.php?&t%5BC1%5D=3&start_date=2013-06-09&end_date=2013-06-09&start=1&finish=16

 今週の優勝は、Chris Andersen氏が駆るUB Tezzereterです。
な、なんだってー!!

 以下Top8(上から順に1位→8位)
UB Tezzeret
D&T
RUG Delver
SneakShow
ANT
Tricorol Delver
RUG Delver
Reanimator

 以下Top16(上から順に9位→16位)
ヴァロルズ+Naught
ANT
RUG Delver
Esper Delver
BUG 続唱
SneakShow
Elves
不明

 と言う結果です。
みれば判りますが、随分Comboが減りました。そしてDeathbladeもいません。
Uは変わらず多いものの、カウンターの総量が増しています。
また、Tempo系が増え、単純にComboに強く、DeathBladeにも流れによってはマウントが取れるデッキが増えていますね。
まぁ、前2回のあれがやり過ぎだっただけの事。


 では、気になったデッキを少し見ていきます。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=56483
 一位、Chris Andersen氏のUB Tezzeretです。

 まずは今週優勝のこれですね。
5月のNashvilleで8位に入った事でまだ記憶に新しいこのデッキです。
デッキの展開については当時の記事にて書いてるので省略。

 メインはその時から一枚たりとも変わっていません。
只当時より戦いやすい環境ではあったのかもしれません。
フェアなデッキが多くスタックス系が有効に働きやすくは多少はなった事。
また、土地基盤は脆いものの、マナアーティファクトが多量にあるため総合的なマナベースが結構固いため半端なマナ否定戦略では対抗できない事。
これらが有効に働いているのかもしれません。

 サイドの大きな変更点は《磁石のゴーレム》3枚の存在。
これもフェアなデッキが増えた影響が大きいのですが、《Transmute Artifact》の存在があり更に強力なカードになっていますね。
 他には《罠の橋》は採られていません。
前回は75枚中3枚を占めるカードだったのですが・・・。
未だSneakShowは多いため結構大胆に見える変更です、がまぁ、なんにせよ不要と判断されたのでしょうね。



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=56518
 3位、Alex Marth氏のRUG Delverです。

 久々に最多人数を輩出しましたね。
まぁ、あれだけコンボに溢れた臭を2週も続ければ順当な結果だと思います。
 ただ、故にメタは少々予想から外れる事もあり、環境の鏡たるこのデッキの調整も難しいでしょうね。
Alex氏のそれにはいろいろなメタ要素を詰め込んだような形になっています。

対B用の《誤った指図》
対フェアデッキ用途が主な《呪文嵌め》
テンポ/火力の併用《火+氷》
サイドを見ても、色々なデッキ様なカードを少数ずつ採用したかなりごちゃごちゃしたデッキになっています。
各種カードが採用される事は珍しくも無いのですが、これだけ乱れる事は少々珍しいですね。
が、シンプルに組んだ形よりも今回は一段上の結果を結んでもいますね。
これも多量のキャントリップの為せる業か・・・。
何と無くEsperSfMの煩雑ぶりに似ている感じも・・・。

 気になったのは、Alex氏も含め3枚中2名がサイドに《硫黄の精霊》を採用している事です。
先週までの結果を見れば《未練ある魂》の大激減を考慮して抜くという選択肢もあったはず。
D&T/Maverickも多いとは言えない環境ゆえにそこほどに価値を感じなかったのですが・・・。

 また、この所、増え気味であった+1枚の生物も今回は誰もいませんね。
スペル=対応力の優先という事でしょうか・・・?



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=56516
 6位、Andrew Lozano氏のTricorol Delverです。

 以前に紹介したTempo系Tricorolと同種のデッキですが、その原型になった形に近しい形ですね。
基本的に《聖トラフトの霊》にフォーカスしたデッキですが、その方法が異なりますね。

 先述の「Murica」はトラフトの道を付ける方法として火力を多めに採ってました。初期型の主な物としては《渋面の溶岩使い》ですね。この形は環境に《敏捷なマングース》が居なかった為に採る事が出来ました。
 対してこちらは装備品で直接的にトラフトを強化していますね。
+2/+2して4/4になった上で突破できない存在のある(B)(G)に対する《饗宴と飢餓の剣》がそれを物語っています。付け加えるのならSfMパッケージの第一候補である《梅沢の十手》が無い事もそうと言えるかもしれませんね。

 気になるのは《石鍛冶の神秘家》型は通常のTricoよりもテンポも悪くかつマナも喰います。
が、それでもMuricaの標準より少ない土地19枚で安定して回るのでしょうかね・・・?

 上述のRUGには《硫黄の精霊》があったのに、このデッキ(明確な弱点であるLgSを潰す《硫黄の精霊》)には積まれていないのも印象的ですね。まさかの《終末》に枠を使ったのでしょうか??



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=56520
 12位、Alex Krenik氏のEsper Delverです。

 今週のRouge枠の一つですかね。
BUGでもRUGでもなく、ましてWURでさえない超マイナーカラーのDelverですね。
正直《聖トラフトの霊》を活かせる構成職にはとても思えませんが・・・実際にはどうなのでしょうね?

 面白いのは《ヨツンの兵卒》の存在ですね。
疑似的な《タルモゴイフ》になります。墓地依存ですが墓地掃除もこなし、自陣の戻すカードによっては中期的なゲームでも役に立ちますね。これは《闇の腹心》との併用で尚その色が強くなります。

 Wの役割はメインではトラフト・ヨツンの生物2種5枚だけです。
つまり《剣を鍬に》が入っていません。Wを足す最大の利点の一つですが・・・。
考えられる理由として
・G/Rが無い為打点不足
・SocタイミングにしかWマナを使用しない為、土地を使い方が楽
という処でしょうかね?
特に2点目は大きいと思います。
Tricorol型の大きな欠点としてRUGとは異なり、自ターン/相手ターンで残しておくマナを固定できない、と言う弱点があります。
除去にも生物にも同じマナを使うためマナの遣り繰りが大変なのですが、敢えてそこを切り捨てる事でLowRiskLowReturnな腰苦になっていますね。

 サイドの構成からも判るようにかなりフェアなデッキに弱そうです。
また、黒の美点の一つであるハンデスが取られていないのも印象的。
余程Combo戦には強いのでしょうか?



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=56521
 9位、Gage Bunting氏のScarNoughtです。

 今週のRouge of Rougeですね。
誰もが考えた《縞痕のヴァロルズ》コンボをStifleNoughtに入れた形ですね。
故にBUGカラーです。

 スペルの中身はTempoそのものですが、生物の中身的に中速Beatの様相が強い気がします。
Stiflenoughtと言っていますが、肝心の《ファイレクシアン・ドレッドノート》は2枚しか取っていない為あまり狙えませんね。
かと言って4枚取られた《死の影》もこのスペル構成では序盤からの使用は難しいでしょう。
ここら辺からも既存のTempo系デッキとは大きく異なる戦時推移が予想できます。

 基本的にはハンデスをする事でファッティの防衛手段とするはずですが、《Force of will》は抜きですね。
これは・・・まぁよく判りませんが、そこまでして躍起になった生物を守らなくても良い、という事でしょうかね?
ヴァロルズで再利用できるし・・・という事でしょうか?
サイドにさえ取っていないのは謎ですねw

 個人的には下手にコンボ特化よりもこれぐらいの要素の一つ位に止めておくのがより良い形だと思っています。
特化にするには速度も決定力もありませんしね。
逆に、追加要素として見るならボブやDrSにさえ使い道が出てきます。と言うかフィニッシャーに出来ますし。

 《もみ消し》は4枚取っていますが、キャントリップは最小限ですし、ドレッドノートに至っては僅か2枚です。
ここまで来ると、《もみ消し》単体に価値を置いていると見た方がよさそうですね。



Deck Tech: Punishing RUG with Caleb Durward(http://www.starcitygames.com/events/coverage/deck_tech_punishing_rug_with_c.html
今週のDeck Techです。

流石Caleb、アバンギャルド過ぎる・・・。
と言うか《罰する火》好き過ぎw
正直このカラーのコントロールデッキならRUG続唱かITFで良い気もしますが・・・。

しかし、《ボーラスの占い師》はスペルが強いフォーマット程強力なカードになります。
《瞬唱の魔道士》とは別種のアドの方向性としては間違ってないですよね。

《秘儀の研究室》は以前[ご飯屋飯]さんの翻訳記事でも挙がっていましたが、結構使い道のある面白いカード。
もう少し注目されると良いのですが・・・。




 こんな所でしょうか?
ほぼ予想内のTempoの大幅増加と、フェアなデッキに強いフェアなデッキが多少増えると言う結果でしたね。
が、ここから先は判らない。
進むか逸れるか・・・。
次回が楽しみです(^^)


 さて、今週はここまで、です。
今回もお付き合いいただいた方は感謝申し上げます。
有難うございましたm(_ _)m
この文章が何処かで誰かのお役に立てば幸いです。




コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索