レガシー) 今週のSCG・・・てんぽばっかりでいがいたい
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皆さん、こんばんは。しもべです。


 雨の降らない梅雨です。
瑞々しくない梅雨なんて梅雨じゃない!。
紫陽花は濡れている方が好みです。
あめあめふれふれ


 さて、恒例のSCG Legacy OPENです。
今回はColumbusにて行われました。早速見ていきましょう。
結果をペタル↓
http://www.starcitygames.com/events/130615_columbus.html

http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/deckshow.php?&start_date=2013-06-16&end_date=2013-06-16&event_ID=20&start_num=0&limit=16

今回の優勝はTodd Anderson氏のEsper DeathBladeで!
Toddつえ~な。

以下Top8(順に1位→8位)
DeathBlade
TricoTempo
Lands
RUG Delver
DeathBlade
OmniSnT
BUG Control
TricoSfM

以下Top16(順に9位→16位)
Elves
EsperSfM
OmniSnT
4c Aggro Loam
D&T
Metalworker
TricoTempo
UR Delver

 です。
コンボコンボからコンボを駆逐する勢いでテンポテンポと続きましたね。
驚くほどのU系Tempoデッキの量です。
ハッキリ言ってここまでこの傾向が先鋭化する結果になるとは思っていませんでした。


 では個々からは個別に気になったデッキを見ていこうと思います。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=56684
優勝のTodd Anderson氏のEsper DeathBladeです。

 Todd氏は同大会のSCG Baltimore(6月2日)でもこのDeathBladeで優勝しています。
すげ~な・・・。
ただ、故に比較しやすくBaltimore期とは変化が見られます。
 《瞬唱の魔道士》が1枚減らされ、スペル枠が1枚増えています。
同時にスペル内でも枠内交換が施されており、
《コジレックの審問》2枚→《突然の衰微》2枚
          +1枚 《拘留の宝球》1枚
となっています。
 これはメタゲームの推移上、フェアなゲームが増えた事が関係していると思われます。
コンボの減少は妨害枠を
カウンター → ハンデス → 除去
と変遷させるためこれに従ったものと思われます。
ハンデスと除去の関係は一概には解決できませんが、打ち消されない衰微は青い海原を渡っていくにはこれ以上ない物です。特に同系の中でも単体カードに頼りがちなDeathBladeには有効だと思われます。
 宝球も万能除去として優秀で、万一EsperSfMに遭遇した場合にも対処できます。
以前より環境での《紅蓮破》の数は多くは無く、また青カウントが少ないこのデッキでは1枚増やすだけでも効果があるでしょう。

 《翻弄する魔道士》は展開しながら妨害も熟せる為デッキのコンセプトに良くマッチしていますね。
《概念泥棒》も同様ですが、このカードはそれ以上に対Uカードでしょうね。Jaceの置き合い潰し合い以外の解決策です。

 Toddは《聖トラフトの霊》でサイド後のプラン変更がなされていますが、単体突破と言う概念は同じです。
サイド後にEsperSfMにシフトできる5位のRyan Hovisのそれの方がアグレッシブですね。



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=56675
 2位、Thomas Genzman氏のTricorol Tempoです。

 ここ最近少しずつ増えてきた’Murica(だったかな?)と言うデッキですね。
TC DecksではPatriotと表記されています。

 デッキとしては《聖トラフトの霊》にフィーチャーされたRUG Delver的なデッキなのですが、現状のメタにあっているのかもしれません。
フィニッシャーが単体除去に強い事。
DeathBlade等の小型生物に有利が付く事
RUG Delver並みのカウンター
等々。
RUGの様に完成されておらず、またモッタリしているためストイックさには欠けていますが・・・。

 ここの所、気になるのは《Karakas》の不在。
メタ的に不要なのでしょうか?まぁそうならただの壊れやすい《平地》ですからね・・・。
このデッキのマナ配分の難しさを考えるととても採用なんてしていられないのかもしれません・・・。

 メタ上で有利なのは、サイドから抜けた《硫黄の精霊》の存在が物語っていますね。
これによりなお箔がつく現状です。
後は《敏捷なマングース》を有するRUGの数が最大の問題ですね。



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=56667
 8位、Bryan Hockey氏のTricoSfMです。

 同系’Muricaの《石鍛冶の神秘家》を用いた形です。
只通常と違うのは《修復の天使》《ヴェンディリオン三人衆》がメインのアタッカーである事。
つまり単体で戦闘できる形にしているようです。
また、テンポを取りつつ、Cip能力の再利用でアドまで稼げるようになっています。

 問題は天使を見れば判りますが、Tempo系としては有り得ないぐらいヘビーウェイトです。
カードパワーを重視した結果ですのでこれは致し方ありません。
がTempoとはもう言えないのかもしれませんね。
《もみ消し》も《目くらまし》も《呪文貫き》も入っていません。
入っているカウンターはFoWのみ。
こうやって見るとDeathBladeに近しい構築プランですね。


 
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=56677
 7位、Jesse Liu氏のOmniSnTです。

 こちらも最近流行の青単SnTです。
その中でもこの《無限への突入》はプレイングもかなり簡単なので人気だそうです。
まぁ、殴る必要性さえないですからね。

 また、安定度が高まったお陰か速度の重要性も多少落ち、《水連の花びら》どころか《いにしえの都》さえ不採用のデッキも目立ってきましたね。
それによってダメージを気にしなくても良い様になったため《ギタクシア派の調査》を積極的に投入できますね。

 《実物提示教育》
 《ドリーム・ホール》
 《狡猾な願い》
と3種のマストカウンターがあるのも青にとっては厄介ですね。

 ただこの形も未だ不定形です。
フィニッシャーは《研究室の偏執狂》《蟻の解き放ち》の2種があるようです。



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=56678
 4位、Andrew Tenjum氏のRUG Delverです。

 常にメタ読みの指標となってくれるRUGです。
今回も3枚に減量された《Force of will》に1枚取られた《呪文嵌め》《森の知恵》と実に判り易い内容です。
が、一つ疑問なのは《四肢切断》の存在。
何故に??
現状これを必要とするサイズの生物が居るとは思えませんが・・・。
何にせよ1マナ掛ってしまうなら本体火力にもなる《Chain Lightning》等で良い気がするのですが・・・。
ふ~む??
代わりとしてかサイドに3枚火力が取られていますが・・・。



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=56688
 7位、Michael Kletz氏のBUG controlです。

 今週のDechTechです。
http://www.starcitygames.com/events/coverage/deck_tech_bug_planeswalkers_wi.html

 所謂PWコントロールですね。
同系等のBUGヘビーコントロールよりも選択的なアドバンテージを採れる様になっている点が強みですね。
《陰謀団のピット》《セファリッドの円形競技場》等、通常以上に《壌土からの生命》が活かせるカードが採用されています。

 また、サイドの《タルモゴイフ》が象徴するようにサイド後は中速コントロールにシフトできます。
このカラーでのシフト型のアグレッシブサイドは珍しいですね。

 興味のある方は視聴してみては如何でしょうか?




 こんなところでしょうか?

 今週はRougeも少なく、コンボも少なく、青いけどその中でも正にTempo天国でしたね。
ここまで極所化すると次回は反動がありそうですが・・・。


 さて、今回はここまで、です。
今回もお付き合いいただけた方には感謝申し上げます。
有難うございましたm(_ _)m
この文章が誰かのお役に立てば幸いです。



P.S.
ModernMastersの《闇の腹心》を記念に買いました。お値段8k也
使う予定は無いですがカッコいいですね(^^)
私は基本的に日本語優先で集めていますがこのボブのFT

 「Greatness,at any cost」

は非常に簡明な言い回しで英語版の方がお気に入りです。




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