非MTG)読書 モルフェウスの領域

 海堂 尊氏の著書「モルフェウスの領域」を読みました。


 バチスタシリーズで有名な海堂先生ですが、同じくこの本も医療系のお話です。
 テーマは「コールドスリープ」に於いて起こりうる「社会的な弊害」についてを取り扱っています。技術的問題ではないので一般人にも共感しやすいです。


 在り来たりではあるものの、故に現実的に想定されうる問題が提起されていたので結構、引き込まれて読みました。
 スリープした少年を守るために一人立ち向かう主人公の闘いも同時に描かれておりそちらの方面でも面白味のあるお話。彼女の覚悟には思わず(ノω・、) ウゥ・・・となりました。


 個人的には著者の代表作であるバチスタシリーズより面白かったです。
興味のある方は是非ご一読を。




 ここ四日でハードカバー3冊読了しました。
中学高校の頃は授業無視して読書していたので、普通のペースだったのですが、久々にむさぼるような読書をしました。
最近はさっぱり本を手に取って積んでおくだけな人間に成り下がっていた(買う事は止めないため部屋には溜まる一方です)のですがこういう面を見るとやっぱり私はブックワームなんだなぁ・・・としみじみ思います。



 P.S.
 月曜日の夜に買ったこの「モルフェウスの領域」ですが、なんと今週の金曜に文庫版で発売予定でした。

 ・・・嘘だっと言ってよバーニィ(ノω・、) ウゥ・・・


コメント

saphir
2013年6月20日18:40

4日で3冊読めるのは凄いです。

しもべの一人、H
2013年6月20日19:36

>saphirさん
コメントありがとうございます。

 読書スピードは人に依りますが、私は1回目は流し読みレベルでさらっと流して、面白かったものを3度4度とその後読み込む傾向にあるのでこういう速度になるのだと思います。
 逆にしっかりじっくり読み込まれる方もおられるので、嗜好の問題ですね。
私の兄などは漫画週刊誌の単行本1冊を2時間3時間かけてますしね。30分で読み終えてしまう私には逆にそれだけ深く集中できる姿勢が羨ましくもあります。

saphir
2013年6月20日19:59

なるほど。
あらかじめ本の内容を点で把握してから読み始めて、点を線に変えていくのですね。これは読書量をこなすのに役立つ知見かもしれません。教科書や小説の序章にはエピソードやテーマが書かれてあって、どんなことが展開されるのかを読者に示唆をして理解を深めようとかいてあることは知っていたのですけれども。

ただ、しもべ氏のように把握してから読み始めなかったのは、ページをめくる度にどんな言葉や場面が出てくるのかと胸が躍って楽しみたいからしなかったのだなと、回顧しました。

いまは、『吾輩は猫である』を読み始めたところです。37/(約500頁)

しもべの一人、H
2013年6月21日1:17

人それぞれの楽しみ方があるのも読書の特徴ですよね。

古典文学も「日本文学」という人物別シリーズ本で中学の時に読みました。
大人になってからはさっぱりなのでまた読んでみるのも良いかもしれませんね(^^)

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