追記なので本来は地の文に足すのが良いのでしょうが、長くなって読みづらかったので別個にエントリーを立てました。
昨夜の夜に足した分が主ですが、修正補足等もしておきました。
ボブの使用法云々についての新しい文ではなく、前回のエントリーの補足説明なので悪しからず。



 少々誤解があった様なのでもう少し書きます。

・ボブの使用法及び枚数

「除去させない」
というのはその状況を整えた上でキャストするという事ですが、裏を返せばその状況が整えられないような、
[ 真面にボブが機能しないようなデッキ相手には使用しない]
という事です。

 除去が濃いデッキ相手にはそもそも、敢えてボブを使用するという選択を私はしません。機能させることを前提に展開をしません。
枚数をフルセット4枚で使用しようが、相手の方が除去札が濃いので焼け石に水。避雷針にもならないなら尚更。
生物の除去に力を入れるようなデッキ、特に《渋面の溶岩使い》や《罰する火》を使用するようなデッキではターンが返ってくる事など稀でしょう。
そんなデッキ相手にボブが機能するところなんて相当に運が良い限られた状況でしか在り得ない。
少なくとも戦力として計算に入れるだけの期待値は保てないと思っています。

  [「除去」に対して「枚数」で対抗する]という手段/思考自体が私には無いのです。
と言うより可能な限り取りたくはないと言った方が正しいかもしれません。
機能しなさそうならきっぱり抜く。
そして機能しそうもないなら、メインの枚数を増やして4枚にする理由には為り得ません。


 また、コンボの様に悠長に引き増しが出来るまで待ってくれる時間を与えてくれない相手にも私は使用するのは積極的には為り得ません。
敢えて抜こうとは思わないものの、サイドのための交代枠候補の最終ラインぐらいにはいます。
(解り難かったようなのでここでも追記。
「ボブが要らない」と言っているわけではないので誤解はしないでください。
 個人的な優先順位としては
2マナ以下の明確な打点/2マナ以下の妨害札> 回すのに必要な分のマナベース> サイドの妨害札≫ 3マナ以上で役に立つ可能性のあるカード、主に妨害札≧ ボブ≫余分目な土地≫≫ その他
と言ったところです。
つまり私は「」のあるカードを優先しているわけですね。)


 結局ボブを使用して嬉しい/意味が在るのは2枚目以降を引けたときから。
(これは私が再三言っている「ボブが機能する」と言う表現を使うに値する私が持っている一つのハードルでもあります。)
そうでないなら即座に引ける《花の壁》や《悪意の大梟)》のほうが遥かにマシ。
これらは攻防でも使いどころが有りますしね。
またはアドが確定している《夜の囁き》等ですね。

 Deadguyはボブを守る手段が限られてくるので、尚更機能するかどうかという点が重要になると思います。 枚数を投入すれば必ずしも実用的に機能するものではないと考えています。



 ・「後半要らない」というくだりは終盤と言い換えた方が良いかもしれません。
確かに後半/終盤でも使い方はあります。
i)消耗戦の末の焼け野原の状況を相手より早く復興が出来る
と言う意味において。
ただ、個人的な経験ですが、私が指しているのは相手のライフが5~7のような、あと1~2パンチ程度で勝ちが付く状況のことを言っており、その様な状況では一発でも多く攻撃を通すカードを引きたいことが圧倒的に多かったのです。
ii) 「引きたいカードを引くためのカード」では無く「引きたいカード」を引きたい
という事です。
其の物のために枠を使いたい。
少なくとも除去耐性の無いターンを返して初めて機能するかもしれない戦闘の役には立ちづらいカードを使っている様な、それが機能し始めるのを待っている様な悠長な状況を挿しているわけではありません。

 私はDeadguyよりもTheRockを使っている比重が大きいので、これがDeadguyで必ず当て嵌まるとはとても言いませんが・・・。
ただ、i)のような場合でもLgSの様な消耗戦に強いカードを他に使っているのなら、 敢えてこんな不安定なカードに命運を託す必要性は薄いと感じます。


 ただ、「数で対抗~」の下りも含め、私の思考/嗜好によるものが大きいというのが実際ではあります。
私はフィニシャーを確立するよりものフィニッシャーとして確立されている物を選ぶ嗜好があります。
1.プロテクションや被覆
2.ブリンクや墓地からの復活能力
3.数をばら撒く
4.その他の除去耐性
等の性質に加え、ある程度のサイズ/フィニッシュ力を保持している物ですね。
単騎駆けを好み、可能なら数を掛けたくは無いとも思っています。
そういう物を1~2枚程度は最低でもデッキに仕込んでおきます。
この場合の単騎とはカード一枚で効果を表すことを言い、数とは多面展開だけではなくサポーター(ルンママや装備品、ハンデスや打消し)の事です。
故にカードの数を掛ける/増やす事を念頭に置くボブに対して好印象が薄いのです。

 ただ、BWと言う色は実はこの私が求めるフィニッシャーを輩出する事が難しい色でもあります。過剰なパンチ力持ちや小型の除去耐性持ちはいるのですがね・・・。
故に、数を戦略とし、群れを作るという方法を取るのは自然な成り行きとも言えます。
 特にBlade系は優秀な小型生物を装備品等で補う事がメインコンセプトなので、数の増量を狙えるボブはマッチしていないわけではないと思います。
 しかし、別に必要性があるカードでもないのは事実。
単体でゲームを決める力はありませんからね。所詮ドローエンジン。
ぶっちゃけSfMと装備品が在れば後は何でもいいのがBlade系ですし、故に他の明確な勝ち手段と置き換えるのに何らの抵抗も無いと思います。

 それにやっぱり、相手の物量にこちらも物量で対抗しようというのはあまりスマートなやり口では否いと考えています。
そんな消耗戦前提の様な戦いを仕掛けなくとも、1~2種程度の札で勝負できた方が望ましいというのが考え方です。
 故に必要な枚数が私は3枚で十分となるのだと思います。
何が何でも序盤に置きたいとも思っていませんしね。


 こんな所です。


 ただまぁ、私個人の経験則なので共感が得られずとも致し方のない部分はあると思いますw
 少なくとも世間一般に認知されているよりも、私はボブに対して辛口ではあると思います。

 それになんだかんだ言って、現在はボブ3枚に《森の知恵》1枚の計4枚体制に戻した わけですしねw
これはボブの4枚目と独楽の3枚目がそれぞれいらないがドローサポートを2枚も減らしたくはないという妥協の産物でもあります。
 結局4枚体制に戻している現状、tGをしないBWならばボブも4枚にしているかもしれませんね、私も。




コメント

ルイコスタ
2013年8月17日10:36

初めまして。
前回の日記から引き続き読ませて頂き、非常に参考になりました。
自分は青緑黒デルバーを使用しておりますが、そのようなデッキでも採用枚数を考えるうえで参考にさせていただきたいと思います。

勝手ながらリンクさせて頂きました。宜しくお願いいたします。

しもべの一人、H
2013年8月17日11:21

>ルイコスタ さん
コメント・リンクありがとうございます。

参考になったのなら幸いです(^^)
ただ、Uが入るという事は他のデッキ(カラー/タイプ)が異なる事とは明確な差があるので、どこまで私のそれが的を射ているかは怪しい所もあります。
また、他のDNの方の様に私のそれが共感できないという方も大勢いらっしゃるので、本当に「参考」程度にしていただきたいと思います。

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