レガシー)今週のSCGの結果・・・これが本当のスニークアタックですね。
レガシー)今週のSCGの結果・・・これが本当のスニークアタックですね。
レガシー)今週のSCGの結果・・・これが本当のスニークアタックですね。

皆さん、こんばんは。しもべです。

 しとしとしとしと雨が降っております。
昨日は久しぶりにエアコンも扇風機も不要な日でした。
私の住んでいる場所と無関係なのですが、愛知県東部の豊川用水ダムが貯水率5%を切っているようなので多少これで持ち直してくれると有難いのですが・・・。
島根の豪雨もそうですが、本当にバランスの悪い振り方をしますよね今年は・・・。



 さて、本日は久々にSCGがCincinnatiで開催されました。
Open Legacyも併催されたので見ていきたいと思います。
まずは結果をペタル↓
http://www.starcitygames.com/events/130824_baltimore.html
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/deckshow.php?&t%5BC1%5D=3&start_date=2013-08-25&end_date=2013-08-25&event_ID=20


 優勝は・・・!!
Jonathan Suarez氏のPainted Stoneです!
ぺ、ぺインターだと!?(((゚Д゚)))ガタガタ

以下Top16(上から順に1位→16位)
Painted Stone
P-Jund
D&T??
続唱BUG
D&T
RUG Delver
UW Miracle
RUG Delver
---------------
OmniSnT
TES
Affinity
TES
BUG Delver
DeathBlade
Reanimator
TES

 です。
コンボもフェアデッキもそれぞれがいる結果です。
が、フェアとアンフェアでTop8が見事に分かれています。
そして、Top8の中でも上位に入っているのがフェアに強いフェアデッキと言う判り易い結果ですね。


 ここからは個別に気になったデッキを見ていきます。

http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=58700
一位、Jonathan Suarez氏のPainted Stoneです。

 まさかのぺインターです。
昨今は本当に時折見かけるぐらいの存在でしたが、まさか優勝するとは・・・。

 比較的基本に近い物(赤茶)ですが特徴も見られますね。
まず、《金属モックス》が入っていません。
《血染めの月》戦略をはじめ、初動から行動していくコンボデッキにしては非常に珍しい。
また、Welder御用達の《大焼炉》も入っていません。
そしてフェッチランドもたったの3枚です。
代わりに《山》は10枚も取られており、総計の土地枚数も21枚と多めです。
マナ基盤の不安定性を削ぎ落として初動の速度の代わりの安定性を重視しているようです。

 《ファイレクシアの破棄者》の2枚目や《呪文滑り》等、ここでも中期的なゲームまでの展開を考えているようです。
ただ、だからと言ってWelder用のファッティ(主に《ワームとぐろエンジン》や打点強化の《梅沢の十手》を用いているわけでもありません。
悪までコンボによる勝利を目指す形が取られています。

 ファッティ不在のお陰で全生物にアクセスできる《帝国の徴募兵》は1枚のみ、数少ないドローカード《信仰なき物あさり》は不採用。
比較的長期的な視野を持っているにも拘らずドロー/サーチ手段は少なめと言う変わった光景ですね。


 このデッキは不安定な置物依存で速度も速くありません。
が、月戦略で対多色、メイン6枚のブラストとサイドを合わせて対Uと言う面では中々に強力なのかもしれません。



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=58699
3位、Travis Cowley氏のD&T・・・?
Listを追う前に言っておくッ!
おれは今やつのListをほんのちょっぴりだが体験した
い…いや…体験したというよりはまったく理解を超えていたのだが……


あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!

「おれは D&TのList見ていたと
思ったら いつのまにかマンガラが抜けていた」

な… 何を言っているのか わからねーと思うが 

おれも 何をされたのか わからなかった…

頭がどうにかなりそうだった… 催眠術だとか超スピードだとか

そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ

もっと恐ろしいものの片鱗を 味わったぜ…

 ・・・マジで何でいないの??
最初はリストの間違えかとも思ったのですが・・・特にそれらしい形跡も無いんですよ。
明滅する対象も1枚の《悪鬼の狩人》とついでの《石鍛冶の神秘家》ぐらいなんですが・・・。《ちらつき鬼火》は何をするの?それ以上の《Karakas》の存在意義は??
サイカレスサイカトグ事件とかじゃないですよね?

 そういう事件的な物でないとしたら、最近1枚まで減少する事もあった《コロンドールのマンガラ》をいっその事抜いてしまおうという事なのかもしれませんが、事故かどうかの判断もつかない為真面目な考察が不可能です・・・。



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=58688
4位、Timur Babakol氏の続唱BUGです。

 メインは《思考囲い》なし、《祖先の幻視》3枚で初動少な目です。
これはよくあるのですが、《師範の占い独楽》が1枚採られているあたり妥協点が見いだせます。
PWは3-3の計6枚のコントロール型とも言えますね。

 特調的なのはサイド。
カウンターが《狼狽の嵐》のみであり対コンボ以外にはカウンターを使う気が無いのが見えます。実体がない物を続唱で使う気にならないのはまぁ理解できます。代わりにか《ファイレクシアの破棄者》が取られていますね。
また、メインに入るはずの囲いがサイドに2枚採られており、ここでも続唱と言うデッキに合わせた能動的な物が取られていますね。

 多めの除去が取られており単体/全体でしっかり枚数を確保しています。現在のメタを考えても少々多い気がしますが・・・。
全体除去は棒初の可能性が無いのも巧くマッチしていますね。



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=58693
7位、Chrisyopher Hawker氏のUW Miracleです。

 メインは純正UWでサイド後にUWtRになるタイプです。
今ではすっかりメインからUWtRが主流ですが最初の頃はこのサイド後~も結構多かったですよね。
特にメインでは有効性が不安定な月をサイドに置くのは一つの方策だと思います。

 気になったのはサイドの《ボロスの魔除け》。
今までに見た事の無いカードですが・・・何に使うのでしょうか?
2段攻撃や本体火力というのはデッキ的にまずなさそうです。
在るとすれば、様々な置物に対する「破壊不能」の保護機能と対PW用の火力でしょうか。
前者は打ち消せない物やFb持ち等のカウンターが機能しにくい物がデッキとしては致命的ですし、後者ではコントロールデッキに於いて相手のPWも脅威ですからね。
ただ、果たして本当にそうなのかどうか・・・。
役に立つのかどうか。

 また《エーテル宣誓会の法学者》や《ヴェンディリオン三人衆》など、これでなくてはいけなかったのでしょうか?
わざわざ生物を選ぶ利点は・・・。敢えて生物なのかもしれませんがね。



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=58690
8位、Chris Pikula氏のRUG Delverです。

 6位のMark Rankin氏同様ピキュラも《ギタクシア派の調査》を取っていますね。ギタ調を取っているListはここ最近かなり増えてきています。
以前は《定業》や《思考掃き》が多かったのですが、よりカードパワーが高まった環境でその状況の最適解を採れる事に優位性が出ているという事でしょうか?

 因みにMark氏がメインに取っている《四肢切断》も最近増えてきました。
環境に火力以上の生物が増えてきた証拠ですね。

 サイドの《若き紅蓮術士》はカナスレにはマッチしたのでしょうかね?
使用感が気になりますね。
と言うよりどの相手を想定してインするのでしょうね?



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=58707
11位、Andrew Eaddy氏のAffinityです。

 ぺインターもですが、それ以上に久々に親和を見た気がします。
まだ生きてたんだ・・・。
7月のルール改定時に若干注目された《オパールのモックス》ですがどうだったのでしょうね?

 デッキとしてはEsperカラーの所謂テゼレット親和ですね。
数を並べる形ですが《金属ガエル》は入っていません。
またW親和の強みの一つである《急送》もありません。
ただ、これらを取ろうとすると枠が足りないため3枚採用が増えて不安定になってしまいますからね。



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=58710
14位、Ralph Fitzpatrick氏のDeathBladeです。

 軸は初期のボブ型です。
非常に特徴的なのが、メインサイド合わせてFoWが零枚という事。
以前からメインに零枚は結構あった(メインでの有効性やブルーカウントの問題)のですが、サイドまで零と言うのは記憶にありません。今はまたコンボが増えてきている時期なので危うい選択肢ですが・・・。
また、ハンデスが他のリストより少ない2枚で、しかも《思考囲い》では無く《コジレックの審問》です。
FoWが無いからこそ制限が薄い囲いの方が優先であるように思うのですが・・・。
1ターン目の選択肢も《渦巻く知識》を除くと7枚しかありません(しかも後手様の《呪文嵌め》がそのうちの1枚)。少々ここら辺も展開上の祖語を起こすのではないかと私などは不安にもなりますが・・・。

 《遍歴の騎士、エルズペス》《黄塵地帯》の2種も珍しいですね。
中長期を考えればペスは非常に強力ですしAtfと違い対処もされにくい。対PWでも強いのでWWを捻出できれば・・・強いと思います・・・。
ヘビーコントロール御用達の《黄塵地帯》が中速のクロックパーミに入るのも変わって選択です。が《不毛の大地》の支配力が低下している以上使い切りよりも継続効果が望める方が良いのかもしれません。
墓地も肥やせますし、上手くハメれればJtMsでそのまま勝てます。3(実質4)マナ起動は重いのですが、そこは《饗宴と飢餓の剣》様様ですね。

 流動性はありつつも使われるパーツは固定気味のDeathBladeに於いていろいろと変わった試みです。




 こんなところです。
巧くバランスの取れたデッキ分布なのに上下の勝敗がしっかりと付くという展開も珍しいですね。
全員が下手を踏んで斬られたのでしょうか?
TESが3名もいるのも珍しいですね。その3メイトもが全く同じリストを使っているのも印象的。まぁ、TESのこのリストは比較的よく見ますがね。
ANTしかいないという事も珍しくなく、どちらが環境に合っているのかも今一判断しづらいですね・・・。

 さて、今週はここまで、です。
今回もお付き合いいただいた方には感謝申し上げます。
有難うございましたm(_ _)m
この文章が何処かでお役に立てば幸いです。




コメント

ジオン軍
2013年8月27日2:56

《ちらつき鬼火》がブリンクしたいカード→悪鬼の狩人:既出
                      石鍛冶:つよい
                      ミラクル:擬似警戒
                      破棄者:ミスった時に
                      鬼火:敵アタッカーの減少                        平地:ソープロの構え
                      洞窟:引きムラのある日に
                      薬瓶:白マナソースを失った場合に
                      頭蓋:細菌復活
                      敵PW:忠誠度リセット
                      敵トークン:消滅
                      マンガラ:バイアル前提なので弱い


結論:鬼火は強い

しもべの一人、H
2013年8月28日1:08

>ジオン軍さん
コメントありがとうございます。

鬼火の事はもちろん理解していますよw
アレは誇張する為ですw
特に以前は精力的にDNでD&Tについて書いていただける方がいましたので、その時の勉強しました。

 ただ、その部分云々は抜きにしても、やはりマンガラ抜きと言うのはどうなのか?と。もう別のデッキにしてしまった方が良いと思うんです。

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索