レガシー)DragonSouls in DragonStorm
2013年9月23日 レガシー コメント (2)
皆さん、こんばんは。しもべです。
マナバーン2014が発売されましたね。
13ほど面白くは無かったものの、今回もそれなり。石田さんの記事を見た時には思わず(ノω・、) ウゥ・・・
プレイング・ディベートは相変わらず面白かったです。
Q4の回答は意外でしたね。
個人的には、ヘルカイトGOしたいけれど、安全策でスフィンクスX=4を釣りにすると思います。
故に坂東氏の回答には非常に共感を得る者でしたが、圧倒的な多数派はヘルカイトGO。
良い悪いは別に置くとしても、「勝ちに行ける場面で勝ちに行く」「案ずるより産むが易し」的な思考の方向性が皆さんに溢れており、結構驚きです。
-----------------------------------------------------------------------------------------
栄枯盛衰、盛者必衰、盛者必衰・・・。
嘗ての栄光も必ず新たな力により打倒されるもの。
世界の王さんのシーズン本塁打記録が破られるのものも世の必然。
嘗ての《サバンナ・ライオン》と言えばWeenie生物の筆頭でしたが、今は(´・∀・`)ヘー…イラね扱い。
残念ですがこの世の必然。
「ドラゴンストーム」と言うデッキをご存じでしょうか?
TSP期に登場し環境で一大勢力を築いたデッキです。
《ドラゴンの嵐》と言う完全なカジュアル向けカードを使用したにも関わらず、その圧倒的な爽快感と火力/フィニッシュ力で多くのプレイヤーを虜にし一世を風靡しました。
そのデッキの立役者となったのがマナ加速である《睡蓮の花》であり、
そしてフィニッシャーの《ボガーダンのヘルカイト》でした。
ドラゴンと言えばMTG創世記より《シヴ山のドラゴン》に始まるMTG界屈指の人気生物です。
が、その実力は、人気を二分するとされる天使には及ばない事が多く《欲深きドラゴン》や《巣立つドラゴン》《刃の翼ロリックス》、神河の伝説サイクル等を除けば、まま使われるかも程度の生物群でした。
私にとっては、基本的にはRのレアの残念枠でした。
しかし、《ボガーダンのヘルカイト》の登場でその評価は一変します。
CiPで5点火力をばら撒くこのヘルカイトは、更に瞬足とデフォルトのサイズ+飛行を持ち、出て良し殴って良しの凶悪な性能を誇っていました。
そして一たび嵐が吹き荒めば4体もの群れで相手に襲い掛かり瞬く間に相手を焼き焦がす。
たとえ炎から逃れても、その爪と牙で仕留める。
このヘルカイトと「ドラゴンストーム」と言うデッキの圧倒的なインパクトに惚れ惚れしたものです。
個人的には、当時はStdが鈍間で驚きの少ない環境だったので余計にインパクトが在ったのでしょう。
使いもしないのにボガヘルを即時購入し(当時は普通に1k以上しましたね・・・。)、あんな形こんな形と妄想したものです。
(因みにその都合で買った《騙し討ち》は本当にその時買っておいてよかった・・・。ち、こんなカードに1.5Kとかマジないわ~とか言っていられたあの日々が懐かしい・・・。)
Legacy環境では強い筈も無いデッキですが、そのインパクトは強い引力となり未だにカードの収集と妄想は続いています。
どの様な形になろうと、ボガヘルはデッキの中心に居続けました。
正にデッキの「魂」だったのです。
昨今、生物のインフレが進む中に在ってもボガヘルの存在感は揺らぐことなく雄々しいその姿を保っていました。
がしかし、今年強力なライバルが出現します。
《ヴァルカスの災い魔》です。
彼(?)はボガヘルと同様Cipで火を噴きます。
その炎はよりコンボ的で波は激しい物の、「X=4で即死、X=3でもほぼ詰み」と言う条件は変わらず、且つ単体では圧倒的にキャストしやすい生物です。
ブレス能力まで含めればより高い攻撃力を有しています。
かれの登場に依りボガヘルは苦しい立場に追いやられます。
もともとドラゴンストームには生物枠は最小限しかありません。ぶっちゃければX=4で十分な為に4枚あればいいのです。
予備を含めても9枚を超えるような事は無いでしょう。
それでも予備の枠までを考えればまだ彼にも出場枠は残されていました。
素出しで強力な《雷口のヘルカイト》と枠を争ったりする余力は残されていました。
( 一応、ボガヘルの利点を挙げておくと、単体で5点をばら撒けるため盤面制圧力が高く、《墓忍び》も苦にしません。火力にも強い。
しかしそれらは何れも「単体」で使った場合に下される評価であり、8マナの生物を単体で正道的に運用するという事自体がナンセンスです。
このデッキでも素出しは難しいので当然マナ加速から出されるでしょうからCip能力はアドの獲得では無く回収と言った方が正しく、しかもそこまでしても除去札一枚で対処されてしまいます・・・。)
が、M14に続きTHSでまたしても彼を悲劇が襲います。
《嵐の息吹のドラゴン》の登場です。
Stormbreathは雷口に比べ、同マナ域でありながら遥かに勝る除去耐性を持ち、且つ怪物化により雷光に勝る攻撃力を持ちます。Legacyの除去基準でもかなり上位にあると思われる除去耐性です。
速攻と5マナという雷口に比べ、Cipというよりコンボ的な唯一の強みで何とか戦いを挑んでいたボガヘルですがとうとう限界が来ました・・・。
Cip火力では無い物の、速攻と除去耐性を備えているStormbreathはほぼCipで4点火力が付いていると同義。
StP(笑)にならない安全にキャストできる点も含めると、完全にその強みを失ってしまったボガヘル。
TSP登場以降常にデッキに中心であり続けた彼についに引退と言う現実が襲いかかったのです・・・。
世は、やれTHS発売だ。
ISD-M13ブロックの退場だと騒いでいます。
が、全く関係の無い所で、とあるデッキを支え続けた真の「英雄」も現役を退くことになったのです。
ドラゴン使い達やファンデッキたちの地位を向上させた希代のドラゴンの7年間の闘いの日々を私は忘れることはありません。
有難う《ボガーダンのヘルカイト》・・・。
「私・・・忘れません。
絶対に忘れません・・・!
貴方たちが残してくれたものを・・・。」
・・・んで、本題ですが、《嵐の息吹のドラゴン》を何枚買おうか迷っているんです。
かんっぜんに趣味全開のデッキなので別に直買う必要性は無いのですがそれでも揃えておきたいわけです。
で、買う枚数が問題。
上記の様に基本は《ヴァルカスの災い魔》4枚でコンボは十分なわけです。が例えば《根絶》されてしまった時、ハンドに来てしまった場合などに備えて2種目を備えておくのが基本。
そして今まではボガヘルは(X=3で十分という事も含め)素出し出来ない点を考慮され4枚では無く3枚である事も多かった。
が《ヴァルカスの災い魔》は5マナで素出しも可能なので基本的には4枚になると思われます。
とすると2種目の枠が基本的に限られてきます。
精々2枚もあれば十分でしょう。
が、サイド後を考えるとまた別。
Hateカードに対する対抗札を入れてコンボを続けるか、それともドラゴンストンピィの様な準BeatDownにするか。
後者の選択はメインのマナ加速に《槌のコス》を取っていれば比較的、、現実的に検討可能です。
後者なら当然4枚購入は必須。
ううむ・・・。
と言うか、ファイルを漁っていたら《ドラゴンの嵐》が行方不明になっていました(´・ω:;.:...
P.S.
本当に《税収》で《平地》3枚も持ってこれるなら使ってなんですがね(´・ω・`)
マナバーン2014が発売されましたね。
13ほど面白くは無かったものの、今回もそれなり。石田さんの記事を見た時には思わず(ノω・、) ウゥ・・・
プレイング・ディベートは相変わらず面白かったです。
Q4の回答は意外でしたね。
個人的には、ヘルカイトGOしたいけれど、安全策でスフィンクスX=4を釣りにすると思います。
故に坂東氏の回答には非常に共感を得る者でしたが、圧倒的な多数派はヘルカイトGO。
良い悪いは別に置くとしても、「勝ちに行ける場面で勝ちに行く」「案ずるより産むが易し」的な思考の方向性が皆さんに溢れており、結構驚きです。
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栄枯盛衰、盛者必衰、盛者必衰・・・。
嘗ての栄光も必ず新たな力により打倒されるもの。
世界の王さんのシーズン本塁打記録が破られるのものも世の必然。
嘗ての《サバンナ・ライオン》と言えばWeenie生物の筆頭でしたが、今は(´・∀・`)ヘー…イラね扱い。
残念ですがこの世の必然。
「ドラゴンストーム」と言うデッキをご存じでしょうか?
TSP期に登場し環境で一大勢力を築いたデッキです。
《ドラゴンの嵐》と言う完全なカジュアル向けカードを使用したにも関わらず、その圧倒的な爽快感と火力/フィニッシュ力で多くのプレイヤーを虜にし一世を風靡しました。
そのデッキの立役者となったのがマナ加速である《睡蓮の花》であり、
そしてフィニッシャーの《ボガーダンのヘルカイト》でした。
ドラゴンと言えばMTG創世記より《シヴ山のドラゴン》に始まるMTG界屈指の人気生物です。
が、その実力は、人気を二分するとされる天使には及ばない事が多く《欲深きドラゴン》や《巣立つドラゴン》《刃の翼ロリックス》、神河の伝説サイクル等を除けば、まま使われるかも程度の生物群でした。
私にとっては、基本的にはRのレアの残念枠でした。
しかし、《ボガーダンのヘルカイト》の登場でその評価は一変します。
CiPで5点火力をばら撒くこのヘルカイトは、更に瞬足とデフォルトのサイズ+飛行を持ち、出て良し殴って良しの凶悪な性能を誇っていました。
そして一たび嵐が吹き荒めば4体もの群れで相手に襲い掛かり瞬く間に相手を焼き焦がす。
たとえ炎から逃れても、その爪と牙で仕留める。
このヘルカイトと「ドラゴンストーム」と言うデッキの圧倒的なインパクトに惚れ惚れしたものです。
個人的には、当時はStdが鈍間で驚きの少ない環境だったので余計にインパクトが在ったのでしょう。
使いもしないのにボガヘルを即時購入し(当時は普通に1k以上しましたね・・・。)、あんな形こんな形と妄想したものです。
(因みにその都合で買った《騙し討ち》は本当にその時買っておいてよかった・・・。ち、こんなカードに1.5Kとかマジないわ~とか言っていられたあの日々が懐かしい・・・。)
Legacy環境では強い筈も無いデッキですが、そのインパクトは強い引力となり未だにカードの収集と妄想は続いています。
どの様な形になろうと、ボガヘルはデッキの中心に居続けました。
正にデッキの「魂」だったのです。
昨今、生物のインフレが進む中に在ってもボガヘルの存在感は揺らぐことなく雄々しいその姿を保っていました。
がしかし、今年強力なライバルが出現します。
《ヴァルカスの災い魔》です。
彼(?)はボガヘルと同様Cipで火を噴きます。
その炎はよりコンボ的で波は激しい物の、「X=4で即死、X=3でもほぼ詰み」と言う条件は変わらず、且つ単体では圧倒的にキャストしやすい生物です。
ブレス能力まで含めればより高い攻撃力を有しています。
かれの登場に依りボガヘルは苦しい立場に追いやられます。
もともとドラゴンストームには生物枠は最小限しかありません。ぶっちゃければX=4で十分な為に4枚あればいいのです。
予備を含めても9枚を超えるような事は無いでしょう。
それでも予備の枠までを考えればまだ彼にも出場枠は残されていました。
素出しで強力な《雷口のヘルカイト》と枠を争ったりする余力は残されていました。
( 一応、ボガヘルの利点を挙げておくと、単体で5点をばら撒けるため盤面制圧力が高く、《墓忍び》も苦にしません。火力にも強い。
しかしそれらは何れも「単体」で使った場合に下される評価であり、8マナの生物を単体で正道的に運用するという事自体がナンセンスです。
このデッキでも素出しは難しいので当然マナ加速から出されるでしょうからCip能力はアドの獲得では無く回収と言った方が正しく、しかもそこまでしても除去札一枚で対処されてしまいます・・・。)
が、M14に続きTHSでまたしても彼を悲劇が襲います。
《嵐の息吹のドラゴン》の登場です。
Stormbreathは雷口に比べ、同マナ域でありながら遥かに勝る除去耐性を持ち、且つ怪物化により雷光に勝る攻撃力を持ちます。Legacyの除去基準でもかなり上位にあると思われる除去耐性です。
速攻と5マナという雷口に比べ、Cipというよりコンボ的な唯一の強みで何とか戦いを挑んでいたボガヘルですがとうとう限界が来ました・・・。
Cip火力では無い物の、速攻と除去耐性を備えているStormbreathはほぼCipで4点火力が付いていると同義。
StP(笑)にならない安全にキャストできる点も含めると、完全にその強みを失ってしまったボガヘル。
TSP登場以降常にデッキに中心であり続けた彼についに引退と言う現実が襲いかかったのです・・・。
世は、やれTHS発売だ。
ISD-M13ブロックの退場だと騒いでいます。
が、全く関係の無い所で、とあるデッキを支え続けた真の「英雄」も現役を退くことになったのです。
ドラゴン使い達やファンデッキたちの地位を向上させた希代のドラゴンの7年間の闘いの日々を私は忘れることはありません。
有難う《ボガーダンのヘルカイト》・・・。
「私・・・忘れません。
絶対に忘れません・・・!
貴方たちが残してくれたものを・・・。」
・・・んで、本題ですが、《嵐の息吹のドラゴン》を何枚買おうか迷っているんです。
かんっぜんに趣味全開のデッキなので別に直買う必要性は無いのですがそれでも揃えておきたいわけです。
で、買う枚数が問題。
上記の様に基本は《ヴァルカスの災い魔》4枚でコンボは十分なわけです。が例えば《根絶》されてしまった時、ハンドに来てしまった場合などに備えて2種目を備えておくのが基本。
そして今まではボガヘルは(X=3で十分という事も含め)素出し出来ない点を考慮され4枚では無く3枚である事も多かった。
が《ヴァルカスの災い魔》は5マナで素出しも可能なので基本的には4枚になると思われます。
とすると2種目の枠が基本的に限られてきます。
精々2枚もあれば十分でしょう。
が、サイド後を考えるとまた別。
Hateカードに対する対抗札を入れてコンボを続けるか、それともドラゴンストンピィの様な準BeatDownにするか。
後者の選択はメインのマナ加速に《槌のコス》を取っていれば比較的、、現実的に検討可能です。
後者なら当然4枚購入は必須。
ううむ・・・。
と言うか、ファイルを漁っていたら《ドラゴンの嵐》が行方不明になっていました(´・ω:;.:...
P.S.
本当に《税収》で《平地》3枚も持ってこれるなら使ってなんですがね(´・ω・`)
コメント
コンボはよそ見せず、一撃必殺がキモチイイ・・・。
コメントありがとうございます。
今のところ、ボガヘルを使う利点が無いんですよね考えれば考えるほど(´・ω・`)
私も好きなのですが・・・。
結局、Xの必要数値(3~4=15/14~20/30:ボガヘル/ヴァルカスのダメージ)は変わらず、且つ単体での運用にも耐えるので。それと地味に発生源と言うのもポイント。
ロリックスも2枚ほど併用していて、こんなにも飛行速攻の組み合わせは強いのか!と驚いたものです。3枚目を入れて走らせてはしゃいでいたところで「これ」は違う・・・と気付いて枚数を戻しましたがw
ですがそれもやはり雷口や嵐の方が運用はしやすいんですよね。
しかし、仰るようにコンボとはロマンを追うデッキ。単体の運用云々なんて細かい事は気にしないのが正常(狂気)ですねww