レガシー)今週のSCGの結果 昨今の若者は想像力が足りないと言われている。だから実際に示さなければ解らないのだよ!
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 皆さん、こんばんは。しもべです。


 今週はSCG Openの他にInvititonalも行われました。
一緒に見ていきましょう。
結果をペタル↓
http://www.starcitygames.com/events/251013_indianapolis.html
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/deckshow.php?t%5BT1%5D=1&t%5BT2%5D=3&event_ID=21&feedin=&start_date=2013-10-27&end_date=2013-10-27&city=&state=&country=&start=1&finish=8&exp=&p_first=&p_last=&simple_card_name%5B1%5D=&simple_card_name%5B2%5D=&simple_card_name%5B3%5D=&simple_card_name%5B4%5D=&simple_card_name%5B5%5D=&w_perc=0&g_perc=0&r_perc=0&b_perc=0&u_perc=0&a_perc=0&comparison%5B1%5D=%3E%3D&card_qty%5B1%5D=1&card_name%5B1%5D=&comparison%5B2%5D=%3E%3D&card_qty%5B2%5D=1&card_name%5B


まずはInvititonalです。
優勝はBrad Nelson氏のSneakShowです。
毎回毎回真っ青なデッキ群ですが、今回は・・・

以下Top8(上から順に1位→8位)
SneakShow
SneakShow
BUG 続唱
SneakShow
SneakShow
EsperSfM
BUG 続唱
Patriot
です。

 見事に真っ青ですねヽ(τωヽ)ノ モウダメポ
が、毎回真っ青ではある物のTempoかSfM系のミッドレンジで埋まるリストが今回は何とコンボデッキが半分もいます。
しかも全員がSnTです。
実に恐ろしきはSnTの力よ・・・。


http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=60169
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=60167
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=60165
 SneakShowは今回4名もTop8に送り込むという快挙です。
と、言うより、Top4に優勝も含め3名で、残りの一人も5位。
これが本当の怪物化。
しかもそれがあのInvititonalと言うのだからOpenシリーズとはまた違う意味合いがあります。

 デッキは其々個人で微調整されており、特色がありますね。
BBDはもっとも最近の型に近い物です。
基本土地多めで《ギタクシア派の調査》4積。《目くらまし》無しで《誤った指図》が1枚挿し。
特色と言うのなら既に今まで散々述べてきたのでそれほどないのですが、半端な事をせず自分のこと道を確実に一つずつこなす形です。
下手なマナ否定戦略に掛りにくく、相手の手の内を見ながら勝てる状況で勝デッキですね。
 サイドは少々特殊。
《神性の力線》も無しでメインはミスディレ1枚のみ。ピッチも最少で《呪文嵌め》も無しなので如何にハンデスに対して警戒していない(する必要性を感じていない)かが見えてきます。
また、余り積まれませんが、Uのフェアデッキが増えるInvititonalでは《血染めの月》はさぞや効果的が期待出来るでしょう。

 William Jensen氏は、ギタ調では無く《定業》を積んだ10キャントリップ式です。少し古いタイプですね。
2マナランドの5枚目やDaze2枚にミスディレ2枚などやりたいことを力づくで通す形の様です。
 サイドのジェイスも少し古い形ですが、サイド後は長期戦に備えてる必要もあるので、戦略の一つ。

 Brad Nelson氏とGerry Thompson氏はBBDに近しい形。
サイドに《白鳥の歌》が取ってあり、対同系及び対コンボで活きますね。対SnT様に!!と言われたカードをSnTが積むとは皮肉な物ですw
その分、REBは一枚しか取られていません。今まではここが2~3枚になるはずでしたが、《白鳥の歌》が有ればSnTもSneakもどちらも抑えられるため対同系ならば今後はこちらが優先でしょうね。
BBDは準決勝、決勝と同系2連戦を全て斬って捨てています。

 しかしAtlantaといい、日本のエタフェスといい、今回のInviといい、本当にそろそろWotcは《実物提示教育》をどうにかしてくれませんかね?
《適者生存》何ぞ禁止している場合では無い・・・。



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=60172
 6位、Michael Bernat氏のEsperは1年半ほど前のミッドレンジコントロールに近い仕様ですね。
BUGとは異な有ますが、とことんアドバンテージを伸ばしていく形です。
それでいて《聖トラフトの霊》と《未練ある魂》を同居させフィニッシャーをばらけさせているのは面白い試みです。
そして《悪意の大梟》まで取ってあり、壁が非常に分厚い。StP+ScMもあり中々本体に攻撃が届かないでしょうね。

 カウンターではなくハンデス(6枚)を軸にデッキを組んでいるのも対Invititonal用のシフトと言えるでしょうね。今回はそれが裏目に出ていますが・・・。

 《饗宴と飢餓の剣》《虐殺》《概念泥棒》などやはり対同系やフェアデッキで光る物が多いですね。
その中で一際異彩を放つのが《コーの火歩き》4枚の存在。
つまり・・・対《罰する火》デッキ用でしょうかね?このデッキの宿敵ですしね。
当然UR Burnにも効きます。が、Patriotには少々難しいですね。


 因みにDeckTechで紹介されているJoe Bernal氏のEsperSfMも変わったスタイルです。
http://www.starcitygames.com/events/coverage/deck_tech_supreme_blade_with_j.html)、
 メインに《基本に帰れ》を積んだ形で生物はLgSとSfMのみの準コントロ-ル仕様です。
打消しも《呪文貫き》では無く、《否認》と《狼狽の嵐》に分けて採用されており、万能型では無く特定方向に確実に機能するカードを取っていますね。



http://www.starcitygames.com/events/coverage/deck_tech_young_frankenstein_w.html
 Deck Tech: Young Frankenstein with Todd Andersonです。

なんと、Reanimatorに《若き紅蓮術士》が入っている!
紅蓮術士は何処まで行くというのか・・・。
 とりあえず、紅蓮術師だしてトークン沢山出して《大修道士、エリシュ・ノーン》出して3/3スタンピード!!!
まぁ布告されても泣かないですよね。




 しかし、今回の異例っぷりは残りの4名のUのフェアデッキのサイドを見れば判ります。
多くが対フェアデッキ限定の様なカードを積んでおり、如何にそちらを(と言うより同系などを)下すかに力を入れているかが窺い知れますね。
そのタイミングで見事としか言いようが有りませんね。
今回は上位を本当にSnTが独占状態。当たりを見てもSneakShowはミラーマッチ以外は全て取っていて、負けは全て同系(上位8名の当たりでは他のデッキには無敗)。
如何に壊れているかがよく判るという物ですねw



 気を取り直して、OpenLegacyの結果を見ていきましょう。
ペタル↓
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/deckshow.php?&t%5BC1%5D=3&start_date=2013-10-27&end_date=2013-10-27&start=1&finish=16&event_ID=20

 優勝はReid Duke氏のBantです。

以下Top16(上から順に1位→8位→16位)
Bant
Patriot
SneakShow
Reanimator
RUG Delver
SneakShow
Elves
Elves
--------------------
UW SfM
Jund
BUG 続唱
BUG 続唱
BUG NicFit
RUG Delver
SneakShow
BUG 続唱

 です。
こちらは前回からの揺れ戻しの途中?の様なバラついたデッキ分布です。ちらほらと珍しいデッキもありますが、基本的には最近活躍しているデッキで占められていますね。
とは言え、矢張り先週に比べデッキパワーで劣るTempo系の数は減少しています。
またそれに反比例してコンボも微増していますが、その中でも3名輩出しているSneakShowはもうね・・・。
コンボに強いTempoが減って、コンボが増えた結果、当たり前ですが、Top8に進んでいるのはコンボが多めです。SneakShowと同じ3名を輩出したBUG続唱が全てTop8に入れないのは対称的ですね。


 さて、ここからは気になった物を個別に見ていきます。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=60210
まずは優勝したReid Duke氏のBantです。

 表記はBantとなっていますしカラー上でもその通りですが実質MavericktUです。
採用されている生物群と4枚の《緑の太陽の頂点》がそれを如実に表していますね。
MaverickとしてはSfM型であり、スペルの枚数の関係か《スレイベンの守護者、サリア》は積んでいません。また、当然ですがBlueCountの関係で《Force of will》は積めません。
が、代わりに入っているのが《目くらまし》です。
正直懐疑的ではあるのですが、「マナエルフを使い加速しながら不毛とDazeで時間を稼ぎGSZからのボムを投下する」という事でしょうかね?
通常のtUで使われるようなピアスさえ採られていないので、メインでのコンボ耐性は基本のWG型にさえ落ちるような気もしますが特定分野のデッキには有効かもしれません。
GSZ → KotR→《Karakas》/GSZ →《ガドック・ティーグ》
の流れですかね。欲しいのは。
サイドにわざわざ《謙虚》や《被覆》《青霊破》等を取っているのもその傾向の表れかと。

 FoWはメインには積めませんが、サイドの大半はUカードなのでサイド後なら十分運用も可能なようですね。
サイド後は本当の意味でBant化するのかもしれませんね。

 まぁ、よく判りませんがねw



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=60240
 5位、Dan Jessup氏のRUG Dlverです。

 ここ最近のそれを踏襲しているためメインに見るべきところはそれほどありませんがサイドには多少注目。
まず、《若き紅蓮術士》が採られています。Kent Ketter氏も同様であり、以前一度SCGで見かけて以後はみませんでしたが何らかの光明を見いだしたのでしょうかね?

 次に同じく両者が採用しているのが《墓掘りの檻》の存在。
最近のReanimatorの存在を考えると《トーモッドの墓所》の様な使い切り型のみでは危ないのかもしれません。これもここ最近増えています。



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=60209
 9位、Darin Minard氏のUW SfMです。

 時折見かけるSfMデッキですね。
マイナーな部類故に定型はありません。Darin氏はJtMs3枚や《対抗呪文》《至高の評決》等を見るにコントロール仕様の様です。クロックパーミッションとコントロールの中間ですね。
メインの《造物の学者、ヴェンセール》サイドの《謙虚》《金粉のドレイク》など対SnTへの意識も強めですね。

 散らした呪文群やサイドの《聖トラフトの霊》等を見るとEsperSfMに近しい物を感じます。
が、それをよりUいデッキらしくした感じです。
ハンデスや除去等は積めませんが、《血染めの月》によるGGを回避できる利点もありますしね。



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=60221
 13位、David Gleicher氏のBUG NicFitです。

 以前挙げたBUGカラーの《出産の殻》型NicFit。 
構成は以前挙げたそれと大きくは変わらないのですが、サイドの《激浪のこそ泥》3枚の存在が目立っています。
一体何に使うのでしょうか?
もしかして対Merfork用ですかね?
 他にはカウンターが《精神壊しの罠》3枚《白鳥の歌》3枚からFoW4枚《被覆》2枚の変わっていますね。



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=60239
 16位、Alex Gonzalez氏のBUG 続唱です。

 基本として固まりつつあった《悪意の大梟》がサイドに落されています。
その分JtMs、Hymnに《大渦の脈動》などよりコントール力を増した形になっています。
アドを狙うよりも明確な方向性を持ったカードを増やしたメタに寄せたデッキですね。サイドの《梅沢の十手》2枚も特徴的。




 こんな所です。
SnTの猛威。もはや極まった感もあります。正に悪夢。
ただ、面白いのは人気を二分していたOmniSnT型が一人もいられないという珍しい結果でもあります。
InvititonalとOpenで計5名ものプレイヤーが選択した《白鳥の歌》は今後も対同系として入るのでしょうかね?
 また、Patriot、Grixisと来て、また最近新たな方向へ走り出しつつある《若き紅蓮術士》も何処へたどり着くのでしょうかね。

 この現状、我々はどう乗り越えていくべきでしょうね?
さて、今週はここまで、です。
今回もお付き合いいただけた方には感謝申し上げます。
有難うございましたm(_ _)m
この文章が何処かで誰かのお役に立てば幸いです。




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