レガシー)Legacy WeaponよりJunkの部分を抜粋してTNNと絡めて感想
レガシー)Legacy WeaponよりJunkの部分を抜粋してTNNと絡めて感想
レガシー)Legacy WeaponよりJunkの部分を抜粋してTNNと絡めて感想
皆さん、こんばんは。しもべです。

 何やら、一部プレイヤーのドキュン行動がネタで取り上げられているようです。
デッキ持って無いだけでショップには入ったら煽られるとか意味不明すぎる。
何故こんな輩がいるのか・・・。
世の摩訶不思議。

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「Legacyは停滞しているね」

「Huh?」

「TNNを使うか、影響のないデッキを使うかしかないんだろ?」


TNNは多くの物を持っている。高い除去耐性があり、青く、生物戦で影響を受けない。沢山プレイされているのを見るね、でもTNNはそんなにこのフォーマットを停滞させているのかな?

 と言う出だしで始まりTNNと言うカード、環境との関係、そして対処法等を今回の「Legacy’s weapon」では語っています。
興味のある方はご一読を。
http://www.channelfireball.com/articles/legacy-weapon-define-stagnant/
私はそれほど興味も無いため流し読みしつつ本題へ。
今回の記事には対処するための所謂Hateデッキとして2つのデッキが取り上げられています。
一つがJunkでもう一つがUB Landstillです。
私が興味があるのは当然前者なので、その部分を紹介。

中略)

 現在のところ、LegacyにはTNNデッキよりも多くのデッキが有りTNNを無視できるデッキも(沢山)在る。
もう一方の生物デッキ(無視でき無い方)は既に進化をさせ始めている。D&Tは《火と氷の剣》をメインに使用しているし、時々はよりHateなカードをサイドに仕込んでいる。DeadguyAleは《ヴェールのリリアナ》の上から《妄信的迫害》を積める数少ないデッキで、僕は《悟りの教示者》パッケージの一部として《謙虚》まで試す重めのTokenデッキを使用しているよ。Goblinsはお抱えの布告を持っている。Junkは《破滅的な行為》や《悪魔の布告》、LotV、そして《毒の濁流》の様なカードで最も重い攻撃の可能性を持っているんだ。

Main Deck
3 Windswept Heath
3 Marsh Flats
1 Karakas
3 Verdant Catacombs
4 Wasteland
1 Horizon Canopy
3 Bayou
2 Scrubland
2 Savannah

4 Tarmogoyf
4 Knight of the Reliquary
4 Deathrite Shaman
2 Hero of Bladehold

3 Liliana of the Veil
4 Hymn to Tourach
2 Sensei’s Divining Top
2 Pernicious Deed
2 Toxic Deluge
4 Thoughtseize
3 Abrupt Decay
4 Swords to Plowshares

Sideboard
3 Gaddock Teeg
3 Nihil Spellbomb
1 Duress
1 Tower of the Magistrate
1 Bojuka Bog
2 Maelstrom Pulse
2 Chains of Mephistopheles
2 Seal of Primordium

 このリストは面白く、パワフルで一貫していて、3/1のアレを使わない。メインは多少JtMsに弱いけどハンデスと《Chains of Mephistopheles》と《大渦の脈動》を持ってこれば大丈夫だよ。

 《毒の濁流》はイイね!!《神の怒り》系統としてはベストではないけれど、《疫病風》系統として見ればベストさ。相手の場を一掃するから《タルモゴイフ》《聖遺の騎士》《刃砦の英雄》が本体をビート出来る様を想像してごらん。

 もし僕がTNNを使っていないUのフェアデッキと当たった時は、Controlとして振舞う様にするよ。


との事。
恐らく《闇の腹心》は不安定性に加え全体除去で流してしまうため抜かれているのでしょう。
また《毒の濁流/TD》を使う関係でライフを使用するので、その分ライフを温存したいのでしょうね。
 《聖遺の騎士》は4枚。
だぶついてますが、メインの《Karakas》、サイドの《市長の塔》《ボジューカの沼》の為でしょうね。
特にTNN系をメタっているのなら必然的にSfMもメタる事になるので《Maze of ith》では無いのでしょう。バターを一枚で無力化出来ますからね。4枚の《不毛の大地》まで含めて土地を虐めれば装備品のセット→装備までを同ターン内で行われにくくなるのもPoint。

 《刃砦の英雄》は個人的には採用しようかな?と考えていたので納得。
例えばTNNを場から掃除できない場合、それを無視してダメージレースを挑む必要に駆られます。
そんな時に面展開が出来るカードは素晴らしい。
故に彼女は良いのではないか?と私は考えているわけです。
単体での打点の高さも魅力です。
 または、《未練ある魂》ですかね。
こちらの方がよりシナジーを意識した造りが出来るのは魅力。
が、自身の全体除去に巻き込みがちな点がディスシナジー。

 この「TNNがいても無視できる」生物と言うのは今後の一つの採用基準になると思っています。
基本的には除去で払えるのでメインに多数積む必要はありませんがね。
BUGがもっと流行するのなら《大貂皮鹿》も良いのですが、今はBUGはEsper、Patriotに次ぐ程度の立ち位置ですし、他にもUR、Bantなんてのもいるので・・・。
基本的には上で述べた面展開か飛行の様な回避能力ですかね。


 それで、より重要な除去の部分。
このデッキではDeedとTDをそれぞれ採っています。
 正直全体除去4枚なんて気が気でない構築で、これのせいでVindicate系が積めなくなっていますね。
TNN系で想定できるどのデッキ相手にもDeedは十分な効力を発揮するでしょう。
が、遅い重いに加えて自陣まで巻き込むという三重苦。
TNNまで巻き込もうというのなら3マナ域までは犠牲になるという破壊神っプリ・・・。
Patriotなら火力と打点速度が、対EsperではJtMs/LotVが、BUGには同じくPWに加え《墓忍び》、と其々で難点を抱えています。
装備品やEnc等PW以外まで巻き込めるので本当に優れているリセットなんですがね・・・。
DrSのお陰で多少の速度改善は行われましたが、除去の的ですしそもそもディスアドです。
特にManadenail戦略ともみ消し、火力、DoS、渋面を持つPatriot戦は本当に苦行。

 対してTDは
凡そ生物除去としては完璧に近しい性能を持っています。
範囲を自分で設定できる点、色拘束が薄い点、等素晴らしい。
が、矢張りライフをコストとする点が痛い。
Patriotでは火力の手助けをする様な物で、BUG相手にはタルモ・忍びの2大生物を相手に莫大なライフを必要とする。
リスクなく使用できる相手はEsperぐらいでしょう。
このカラーがもっと速度や決定力が有れば別だったんですがね。

 それぞれ強み弱みが異なる除去を2種に分けたのは賛成できます。
が、結局は3マナ域2種と言うのがいただけない。TDは3マナのみで軽い物のManadenail戦略+不確定カウンターと其々のデッキへの弱点からもう一方に比べ明確に強みを持っているとまでは言えないのではないか?と言うのが私の感想です。
つまり2種に分けても結局は帯に短し~程度の補完具合ではないのか?と・・・。
加えて言うのなら3マナの除去にはLotVまでいますからね。


 すっぱり諦めて、除去以外の手段(各種手段でダメージレースを挑む、《謙虚》を積む等)を用いるか、別の除去を用いるか、を私なら採ります。
前者は割愛。後回し。
後者は、
1)諦めてサイドに《虐殺》を積む。
Patriot、Esper、Bantに対してほぼ完ぺきな機能性を持ちます。
もはや機能美と言っていい。
BUGには相手のデッキの構成に依りますが、タルモ/忍び以外には対処でき、加えてTDでは出来ないDoSとDrSまで範囲内なので一長一短

2)軽い全体修正を積む
《妄信的迫害》や《ゴルガリの魔除け》等ですかね。
BBを許容できそうなこのデッキなら《湿地での被災》でも良いのですが。
 これらなら2マナなのでだぶつきはだいぶ改善できます。
デッキの特色に合わせてカードを選択すればいいでしょう。
が、問題はTNN系のデッキに対してはほぼTNN専用になる事か・・・。
TNN以外に効く相手を探してみても
Patriot・・・渋面/Cliqe:0~2,3枚
Esper・・・ScM/Cliqe:2~4枚
BUG・・・大梟/Cliqe:0~3
URx・・・ScM/紅蓮術士:0~6枚?
と惨憺たる結果です。
TNNには効きますが、割り切った使い方が必要になります。
D&TやElves等にも効くため悪までメタに寄せたカードと割り切るべきでしょう。
ゴルチャは最も応用範囲が広いのですが、それでも除去に対しての「再生」モードぐらいしか使い道が無い・・・なんて話にもなる事もあると思います。使うならそこを飲む必要があります。
最も、メインではTNN専用と割り切ってもサイド後は《安らかな眠り》を割ったりするのでBUG以外には使い勝手は相応に在ります。
 BUGは、採用しているフィニッシャーがTNNか墓忍びかで相性が一変しますね。
まぁ、墓忍びの場合2)のカードは屑になりますが、墓地掃除とStPで対処可能なので・・・。

 大振りな除去はもう一種に任せればいいので小ぶりな範囲を早めに処理出来ると思えば十分でしょう。
使うのならゴルチャを4枚中2枚枠と入れ替えますかね。
これらを使うのなら他の除去との使い合わせが重要になります。
ゴルチャ等で小型を潰せる分、その他を確実に除去で凌ぐことが必要になります。また、装備品にも確実に対処する事が重要。
BGが出る予定なら《突然の衰微》を4枚にStPと入れ変えたいです。忍びを考えても採用枚数は2枚程度なので3枚もあれば事足りるでしょう。

 TNN対策として時折挙がる布告系は個人的には微妙な選択肢です。
何故なら、TNNが単体で用いられる場面などそれ程ない(SfM→TNN、教主/DrS→TNNが殆ど)上に除去に配慮して開始しやすいからです。TNN単体ではもちろん効力を発揮しますがその場面が如何程あるのか・・・。
その他の除去でTNN以外全てを掃除できれば問題ないでしょうが、基本的に生物数>除去枚数である以上それは望みにくい。
聞かないよりはマシ程度の認識でいるのが良いと思います。
ただし、複数の機能を持つLotVと限定的に除去が出来る《天界のほとばしり》は別。
 が、ほとばしりは代償としてSnT系に微妙な上にWWなんて出せないので諦めるべし・・・。
一応《関税》と言う選択肢も無きにしも非ず。
自分の生物をコントロールする必要はありますが、TNNにもSnT系にも効きます。


 で、この様なメタに依った対応をしたくないのなら、ダメージレースを挑むべきでしょう。
上で挙げた面展開や回避能力持ちで殴りあいつつ、TNN以外の脅威に対処するべきです。
DoSやタルモを排し、装備品を壊して、TNNを只のパワー3の生物に貶めるべきです。
衰微もKotRも使えるJunkカラーならこちらの方が余程丸い選択に為ると思います。
 装備品の枠を取るのも良いでしょう。


 《Hymn to Tourach》4枚は疑問が残らなくもないのですが、恐らくはこれも除去の枠として認識されているのではないかと思います。《思考囲い》4枚まで含めてハンドから処理しようという事ですね。
Hymn4枚に加え、DrS4枚と不毛4枚の分回り仕様ですね。
結構対コンボも熟せそうです。


 という事で個人的にはDeed/TDの4枚の枠が微妙。
まぁ其処から波及して
Deed/TD/KotR/LotV/英雄と3マナ域以上が13枚もある構築を何とかしたい。
まぁ、GSZもSfMも積んでいない為意外と何とかなるかも?と思わなくもないのですが・・・。
 がしかし、
ボブがいない為普通のRock以上に土地の伸びは悪いし、独楽はたったの2枚しかない。
基本地形が入って無いなど正直マナベース付近にかなり不安が残ります。
正直、DrSに依存し過ぎている・・・。

 ついでにやはりPWに全く触れないのが気に入らないですかね・・・。



 そんなこんなな感想です。
Calebの言う通り、対処できなくはないし、ゲームである以上、文句を言っても仕方ないので対処するしかない。
比較的選択肢が多いJunkは何を選ぶべきか・・・。



 P.S.
 Junkに置いて最もTNNの影響を受けるのはPWをどうするのかという事かな?と個人的には考えています。
LotVは寧ろ枚数が増強されそうですが、基本的には他のカードは少なくなるでしょうかね。只でさえDoSに困っていたのに・・・。《情け知らずのガラク》や《遍歴の騎士、エルズペス》等はもう難しい・・・。

 う~む・・・。
《見えざる者、ヴラスカ》と《ギデオン・ジュラ》をもう少し真面目に考えてみるかなぁ・・・。



 あと、SCG Oaklandで20thに入ったRock使いの方の話がTheSourceに出ていて中々面白い。
特に
メインはタルモ/KotRで、サイド後はSfMパッケージ
と言う戦法は考慮する価値があると思いました。





コメント

ルイコスタ
2013年12月13日0:03

本当に世の中には色々な人がいるのですね。
関わりたくないですが

BeL号型蒸す機械 +99
2013年12月13日3:21

横から失礼します。
>範囲を自分で設定できる点、色拘束が薄い点、Insである点等素晴らしい。

とありますが、毒の濁流はソーサリーでは?

しもべの一人、H
2013年12月13日23:19

>ルイコスタさん
全くですね。
困った物です。
せめて自分は他者に迷惑を掛けないように気を付けるようにします。

>BeL号 さん
Oh!!
勘違いしていました。
まぁ、Uを使わないこのデッキにはそこほど問題はないのですがねSocでも。
とりあえず訂正しておきます。

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