[<黒子のバスケ脅迫>大阪の男を逮捕 威力業務妨害容疑]
毎日新聞 12月15日(日)21時31分配信

 人気漫画「黒子(くろこ)のバスケ」の単行本や関連商品を扱う店舗などに販売中止を求める脅迫文が届いている事件で、警視庁捜査1課は15日、大阪市東成区、職業不詳、渡辺博史容疑者(36)を威力業務妨害容疑で逮捕した。同課によると、「ごめんなさい。負けました」と容疑を認めているという。

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http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20131215-00000050-mai-soci

 騒がれていたこの事件もやっとのこと逮捕ですか。
複数犯(または模倣犯)の可能性もあるそうなので完全解決にはまだ時間を置く必要があるでしょうね。
が、少なくとも逮捕者が出たことでこの手の事件の抑制にはつながりそうです。

 これで解決となればTUTAYAも関連商品を取り扱えますし、同人即売会も開けますね。
これのおかげで名前が一般層にも知られるようにもなったという皮肉な側面もありますが、本来の純粋なファンの方々や関係者に与えた迷惑と損害は計り知れません。
許されざる所業。


 しかしPCのなりすまし脅迫事件もそうですが、警察はこういう間接的な手段を用いて広域的な範囲で活動される事件とは相性が悪いようですね・・・。
もう少し早い逮捕が出来なければ犯人は増長してより凶悪な犯罪に走ってしまいがち・・・。
まぁ、難しいのかもしれませんが。


 認めているとの事なので、今回の犯人はほぼ間違いが無いのでしょうが、いったい何が目的だったのでしょうね?
本人いわく「作者に恨みがあった」との事ですが、本当ですかね?それが本当だとしてもただの逆恨みの可能性もあると思いますが、個人的には恨みなんてどうでもよくて只の自己顕示欲の発露(=ただのかまってチャン)に思えます。
 手紙や犯行声明を過剰にばら撒いたり、かつての犯罪になぞらえての行動など、「恨み」と言うには些か凝りすぎています。

 正直、この手の犯罪者の考えなど大半の人間にとっては理解不能なので、無理に考える必要もないかもしれませんがね。
しかしいい大人がこんな犯罪をするとは情けない。
H2Sの容器を置いたり、食品に毒物を混入したり(後者は本人談)と、一歩間違えれば人死にが出たかもしれない、それも無関係の人がです。
たとえ恨みが本当だとしても、越えてはいけない境界線を明らかに間違えている。
類似事件の再発が無い事を祈ります。



 因みに、ファンの方には申し訳ありませんが、読み切りの頃から知っていますが、私はこの漫画は好みには合いませんでした。
10年前後リアルにバスケットボールをプレイしてきた人間からすると、どうもこの必殺技が飛び交う如何にも「漫画」な世界は受け入れづらかったw
 逆に言えば、リアル云々を気にされない方には、こういうぶっ飛んだ世界の方が漫画としては面白いのかもしれませんね。



 P.S.
 関係ありませんが、ニュースで、先日10歳の子供が線路に石を置いて電車を停車させようと試みたそうです。中高生がやる悪戯ではなく、純粋に止まっている電車を見たかったんだとか・・・。
こういう物事の分別が付かない子供がそれを正されずに育ってしまうと、今回の様な犯罪に走ってしまうんですかね・・・。



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