皆さん、こんばんは。しもべです。
ウソだろ・・・。
嘘だと言ってよメフィストフェレス!!
おまえ、ちょっと目を離した隙に、何で白くなってるんだよぉぉぉおおお!!!
何かの冗談なんだろ?
それとも黒のカードに囲まれ過ぎて、私の目が黒と言う色を基準にして見ているから白く見えるだけで、実際は黒なのか!?
今まで(主に値段が)お高くとまっているとか言って悪かったよ・・・。
高い癖に2枚目以降腐るとか言って悪かったよ・・・。
だから黒に帰ってきてくれよ(´;ω;`)ブワッ
------------------------------------------------------------------
という訳で、《迷宮の霊魂》への感想でした。
また大切な物が奪われてしまった・・・。
能力への雑感はまた後日。
今週はSCG OpenがColumbusにて行われました。
Legacy Openも併催されているので早速結果を見ていきたいと思います。
ペタル↓
http://www.starcitygames.com/events/180114_columbus.html
http://sales.starcitygames.com/deckdatabase/deckshow.php?&t%5BC1%5D=3&start_date=01/18/2014&end_date=01/19/2014&start=1&finish=16&event_ID=20&exp=45&city=Columbus&state=OH&country=US
今週の優勝はThomas Graves氏のReanimatorです。
Top16(一位→9位→16位)
Reanimator
SneakShow
UW Control
Esper SfM
Jund Depths
BUG Delver
Patriot
UR Delver
-----------------
DeathBlade
DeathBlade
DeathBladetG
UW MiracletR
RUG Delver
Esper SfM
Stax
Patriot
と言う結果でした。
SnTがいびられている中でコンスタントに結果を出していたReanimatorが久々の優勝です。そして2位にSneakShowです。Sneakの関してはしてやったりかもしれませんね。
が、上位2名がComboであるのに対し、残りの枠が非Comboであり一面Uのテンポデッキです。
ここまで偏っているのも珍しいですね。
そして何よりDeathBladeですね。
今までは同系は在っても鳴かず飛ばずであったデッキに何が有ったのでしょうか?
さて、ここから先は気になったデッキを見ていきます。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=62696
1位、Thomas Graves氏のReanimatorです。
前回のOrlando2位にいたThomas Hake氏と少し比較してみたいと思います。
Hake氏は釣竿が《再活性》4、《死体発掘》2、《動く死体》2+《実物提示教育》2枚と言う形でしたが、Graves氏は《動く死体》を完全に切って《死体発掘》を4積にしていますね。Hake氏の形も珍しい構成でしたが《動く死体》0枚と言うのも珍しめと言えばそうかもしれません。
やはり破壊されるリスクは大きかいのかもしれませんね。
他には《思案》2、《目くらまし》4と言う枚数をスイッチされています。より安定した動きを重視しているようですね。また土地を1枚《水蓮の花びら》にして初動を上げている関係でDazeのピッチを減らしたのもあるでしょうね。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=62701
3位、Joe Bernal氏のUW Controlです。
非常に珍しい純粋なUWカラーのヘビーコントロールです。
このカラーと言えばUW Miracleや前身のLandoStillが一般的ですが、《基本に変えれ》を軸としたBtB Controlのみと言うのはなかなかいませんね。
ただし、デッキの形としてはEsper SfMからBを抜いてよりControlデッキにシフトしたものです。
Bはサイドからのタッチをする事でEsper SfMへとサイド後に変身できるようになっています。
Controlデッキであり2色である事からBtB3枚に加え《対抗呪文》3枚、《至高の評決》3枚という3色では出来ない濃いカードを多数搭載していますね。
ここまでするなら《アカデミーの廃墟》もあっても良い様に思いますが。
生物除去と土地はでコントロールを握る、《真の名の宿敵/TNN》が影響を及ぼす今の環境へのアンチテーゼの様なデッキですね。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=62700
4位、James Baker氏のEsper SfMです。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=62708
14位、Nick Moore氏のEsper SfMです。
今はEsper SfMEsper SfMと言えば4位James Baker氏のEsper True Bladeと言う形が主流ですが、Nick氏の様に《未練ある魂》を積んでいるデッキも僅かながらあります。《至高の評決》が75枚中に2枚も3枚も積まれる事も少なくないこの環境では継続的な展開をする事が出来るLgSの方が合っている気がしなくも無いように思います。評決を自分がそれほど使うなら尚されです。またNickのデッキでもそうですがLgSを使う事で《ヴェールのリリアナ》や《妄信的迫害》を使えるという点も少なくは無い利点だと思います。
評決と同じく、両方のデッキが積んでいる《謙虚》についても同じことが言えますしね。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=62689
9位、Alex Bertoncini氏のDeathBladeです。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=62703
10位Evan Wagstaff氏のDeathBladeです。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=62699
11位、Bernie Wen氏のDeathBladetGです。
《死儀礼のシャーマン/DrS》から3マナ域を展開するEsper SfMと言うコンセプトのDeathBlade。久々ですね。
《闇の腹心》の有無やデッキコンセプトのずれはありますが、基本は同じ2つのデッキです。
正直、DeathBladeは2ターン目に《聖トラフトの霊》を出せるのであって低攻撃力のTNNを2ターン目に出す事でどれ程の威力になるのかは疑問符が付くところ。が同じようにトラフトをフィーチャーしていたPatriotの例もありますしね・・・。まぁあのデッキは火力やDoSの存在が大きいのですが。
逆に言えば攻撃力が低いからこそより早く出す必要があるわけで、同時によりDrSの2点砲台の意味も増してきていると言えそうです。つまり従来のDeathBlade以上にDrSに依存していると言えそうです。
Alex氏の方はかなりテンポな作りになっています。
FoWもDazeもピアスも無しでハンデスと除去に頼っています。4枚のTNNにまた5枚目のTNNとして《忍び寄るタール坑》まで積んでおりDeadguytUと言われていた従来のDeathBladeその物ですね。
Bernie氏はDrSの力を最大限にまで伸ばせるようtGをしていますね。
これによりライフレースで優位に立ちやすく、またメインの《突然の衰微》、サイドの《クローサの掌握》《壌土からの生命》で戦略に幅を持たせる事が出来ますね。特にこれらは環境のTempoデッキへの影響力が大きく、Gripも3までに届く事を想定されたデッキならば重いなりに確実な効果を発揮してくれます。SfMが環境を支配するなら安定したAtf破壊は重宝するでしょう。
これだけテンポ要素を揃えてtGをしているのに《タルモゴイフ》を入れないというのも少し勿体無いですね。まぁ別に必要はありませんが。
どうでもいいのですが、断じてこのデッキはBUG Delverと呼べないでしょう。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=62697
12位、Andrew Morrow氏のUW MiracletRです。
余り数はいませんが、対生物デッキへは無類の強さを発揮するMiracleです。これからも可能性はあると思います。
このAndrew氏はそんな世相を反映しているのかヘビーコントロール仕様です。
生物は《粗石の魔道士》2枚であり、にも拘らずHelmコンボは未搭載です。
カウンターは《相殺》4枚+9枚に、範囲除去は75枚中に《終末》4枚、《思考の評決》1枚、《仕組まれた爆薬》1枚、《謙虚》1枚とこれでもかと言う程妨害要素が詰まっています。
複数あるMiracleコントロールの中でも最もコントロール要素に比重を置いている様に見えます。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=62707
13位、Jessy Hefner氏のRUG Delverです。
不変がモットーのRUG Delverには珍しくかなり個人的な魔改造が入っていますね。
まず《タルモゴイフ》2枚を《ヴェンディリオン三人衆》2枚にコンバートしています。対Comboと言う側面も考えられますが、個人的には地上戦力よりも航空戦力の拡充を目指したのではないか?と考えています。ただ、同系に加えUR Delver、PatriotなどRいテンポデッキも非常に数が多いため一長一短ですよね。
このCliqeに加え、サイドの《若き紅蓮術士》による面展開、《破壊的な享楽》の様に何とかして本体にダメージを与える手段を確保しようとしているのが見えます。
また、《もみ消し》《呪文貫き》の枠を縮小して《呪文嵌め》を2枚積んでいます。
言わずもがな《石鍛冶の神秘家》を打ち落とすためでしょうね。また直接的に《梅沢の十手》も狙えますし。少し勢いのあるReanimatorの釣竿2種にもヒットできますからね。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=62702
15位、Scott Muir氏のStaxです。
3位のUW Controlと同じく土地/マナと生物を縛る現環境へのアンチテーゼの様なデッキです。
《平和の番人》《謙虚》《煙突》《The Tabernacle at Pendrell Vale》《ハルマゲドン》《Moat》
見事なまでの妨害要素の塊ですね。
ただこの系統のデッキの問題は嘗ての違い《虚空の杯》《三なる宝球》が其々支配力を落している事ですよね。
http://www.starcitygames.com/events/coverage/deck_tech_jund_depths_with_tod.html
今週のDeck Tech: Jund Depths with Todd Andersonです。
DDコンボ+サイド後のReanimator戦略ですね。
《納墓》以外にも《小悪疫》《信仰無き物あさり》に発掘出どんどん墓地にカードを落せる部分を利用しているようですね。
http://www.starcitygames.com/events/coverage/deck_tech_bg_pack_rat_with_jon.html
今週のDeck Tech: B/G Pack Rat with Jon Johnsonです。
なんと《群れネズミ》を軸にしたBGカラーのBeatdownです。
加えて《苦花/BB》を入れ黒には珍しい物量戦略を採っているデッキです。それらを最速で場に出すために《金属モックス》も入れられていますね。《闇の腹心》まで加えて1ターン目最高の2マナ初動を狙おうという事です。
またDrSも4枚採り可能な限り序盤からマナを伸ばそうとしていますね。ネズミの起動コストを考えれば致し方ないですね。
BBと併用される《汚染》に依るロック手段も完備しています。
BBだけでなくネズミまでいるのでより弾の確保が非易くなっていますね。
ネズミに加えLotVまで入っているのでボブがいるとはいえ少々ハンドの数が不安に思えます。土地を伸ばす意味も含めLoamを個人的には1枚足したいところ。金属を《モックス・ダイアモンド》に変える事も出来ますし、《変わり谷》もいますしね。
また、汚染ロックから外れやすい相手のDrSを潰すためにも《見栄え損ない》ももう1枚足してはどうかと思います。まぁ、1マナハンデスが6枚も入っているので不要かもしれませんが。
映像でも言及されていましたが《肉袋の匪賊》も面白いですね。基本的にはPod型のNicFit顔も無い場所ですがSnTに合わせて出すのはもちろん、このデッキなら適当なTokenを生け贄に捧げれば3/1の戦力も残す事が可能ですからね。《ゴルガリの魔除け》は相手のTNNはもちろんですが《至高の評決》《仕組まれた爆薬》でネズミがまとめて流される哀しみを防ぐ事も可能ですね。
中々面白いデッキだと思います。
ネズミの展開速度がLegacy環境に耐えれるようでしたら先があるかもしれませんね。
こんな所ですか。
しかし今週はUのTempoデッキのバーゲンセールの様な結果でしたね。
少し気になったのは、60枚中もそうですが、75枚中のCliqeの数がここ最近に比べかなりの増加を見せていたように見えます。
大抵はComboの数が多い時にこの様な傾向がみられるのですがここ最近は特別に多いという訳では無かったですが・・・。
ふ~む・・・。
さて、今回はここまで、です。
今回もお付き合いいただけた方には感謝申し上げます。
ありがとうございましたm(_ _)m
この文章が何処かで誰かのお役に立てば幸いです。
ウソだろ・・・。
嘘だと言ってよメフィストフェレス!!
おまえ、ちょっと目を離した隙に、何で白くなってるんだよぉぉぉおおお!!!
何かの冗談なんだろ?
それとも黒のカードに囲まれ過ぎて、私の目が黒と言う色を基準にして見ているから白く見えるだけで、実際は黒なのか!?
今まで(主に値段が)お高くとまっているとか言って悪かったよ・・・。
高い癖に2枚目以降腐るとか言って悪かったよ・・・。
だから黒に帰ってきてくれよ(´;ω;`)ブワッ
------------------------------------------------------------------
という訳で、《迷宮の霊魂》への感想でした。
また大切な物が奪われてしまった・・・。
能力への雑感はまた後日。
今週はSCG OpenがColumbusにて行われました。
Legacy Openも併催されているので早速結果を見ていきたいと思います。
ペタル↓
http://www.starcitygames.com/events/180114_columbus.html
http://sales.starcitygames.com/deckdatabase/deckshow.php?&t%5BC1%5D=3&start_date=01/18/2014&end_date=01/19/2014&start=1&finish=16&event_ID=20&exp=45&city=Columbus&state=OH&country=US
今週の優勝はThomas Graves氏のReanimatorです。
Top16(一位→9位→16位)
Reanimator
SneakShow
UW Control
Esper SfM
Jund Depths
BUG Delver
Patriot
UR Delver
-----------------
DeathBlade
DeathBlade
DeathBladetG
UW MiracletR
RUG Delver
Esper SfM
Stax
Patriot
と言う結果でした。
SnTがいびられている中でコンスタントに結果を出していたReanimatorが久々の優勝です。そして2位にSneakShowです。Sneakの関してはしてやったりかもしれませんね。
が、上位2名がComboであるのに対し、残りの枠が非Comboであり一面Uのテンポデッキです。
ここまで偏っているのも珍しいですね。
そして何よりDeathBladeですね。
今までは同系は在っても鳴かず飛ばずであったデッキに何が有ったのでしょうか?
さて、ここから先は気になったデッキを見ていきます。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=62696
1位、Thomas Graves氏のReanimatorです。
前回のOrlando2位にいたThomas Hake氏と少し比較してみたいと思います。
Hake氏は釣竿が《再活性》4、《死体発掘》2、《動く死体》2+《実物提示教育》2枚と言う形でしたが、Graves氏は《動く死体》を完全に切って《死体発掘》を4積にしていますね。Hake氏の形も珍しい構成でしたが《動く死体》0枚と言うのも珍しめと言えばそうかもしれません。
やはり破壊されるリスクは大きかいのかもしれませんね。
他には《思案》2、《目くらまし》4と言う枚数をスイッチされています。より安定した動きを重視しているようですね。また土地を1枚《水蓮の花びら》にして初動を上げている関係でDazeのピッチを減らしたのもあるでしょうね。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=62701
3位、Joe Bernal氏のUW Controlです。
非常に珍しい純粋なUWカラーのヘビーコントロールです。
このカラーと言えばUW Miracleや前身のLandoStillが一般的ですが、《基本に変えれ》を軸としたBtB Controlのみと言うのはなかなかいませんね。
ただし、デッキの形としてはEsper SfMからBを抜いてよりControlデッキにシフトしたものです。
Bはサイドからのタッチをする事でEsper SfMへとサイド後に変身できるようになっています。
Controlデッキであり2色である事からBtB3枚に加え《対抗呪文》3枚、《至高の評決》3枚という3色では出来ない濃いカードを多数搭載していますね。
ここまでするなら《アカデミーの廃墟》もあっても良い様に思いますが。
生物除去と土地はでコントロールを握る、《真の名の宿敵/TNN》が影響を及ぼす今の環境へのアンチテーゼの様なデッキですね。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=62700
4位、James Baker氏のEsper SfMです。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=62708
14位、Nick Moore氏のEsper SfMです。
今はEsper SfMEsper SfMと言えば4位James Baker氏のEsper True Bladeと言う形が主流ですが、Nick氏の様に《未練ある魂》を積んでいるデッキも僅かながらあります。《至高の評決》が75枚中に2枚も3枚も積まれる事も少なくないこの環境では継続的な展開をする事が出来るLgSの方が合っている気がしなくも無いように思います。評決を自分がそれほど使うなら尚されです。またNickのデッキでもそうですがLgSを使う事で《ヴェールのリリアナ》や《妄信的迫害》を使えるという点も少なくは無い利点だと思います。
評決と同じく、両方のデッキが積んでいる《謙虚》についても同じことが言えますしね。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=62689
9位、Alex Bertoncini氏のDeathBladeです。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=62703
10位Evan Wagstaff氏のDeathBladeです。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=62699
11位、Bernie Wen氏のDeathBladetGです。
《死儀礼のシャーマン/DrS》から3マナ域を展開するEsper SfMと言うコンセプトのDeathBlade。久々ですね。
《闇の腹心》の有無やデッキコンセプトのずれはありますが、基本は同じ2つのデッキです。
正直、DeathBladeは2ターン目に《聖トラフトの霊》を出せるのであって低攻撃力のTNNを2ターン目に出す事でどれ程の威力になるのかは疑問符が付くところ。が同じようにトラフトをフィーチャーしていたPatriotの例もありますしね・・・。まぁあのデッキは火力やDoSの存在が大きいのですが。
逆に言えば攻撃力が低いからこそより早く出す必要があるわけで、同時によりDrSの2点砲台の意味も増してきていると言えそうです。つまり従来のDeathBlade以上にDrSに依存していると言えそうです。
Alex氏の方はかなりテンポな作りになっています。
FoWもDazeもピアスも無しでハンデスと除去に頼っています。4枚のTNNにまた5枚目のTNNとして《忍び寄るタール坑》まで積んでおりDeadguytUと言われていた従来のDeathBladeその物ですね。
Bernie氏はDrSの力を最大限にまで伸ばせるようtGをしていますね。
これによりライフレースで優位に立ちやすく、またメインの《突然の衰微》、サイドの《クローサの掌握》《壌土からの生命》で戦略に幅を持たせる事が出来ますね。特にこれらは環境のTempoデッキへの影響力が大きく、Gripも3までに届く事を想定されたデッキならば重いなりに確実な効果を発揮してくれます。SfMが環境を支配するなら安定したAtf破壊は重宝するでしょう。
これだけテンポ要素を揃えてtGをしているのに《タルモゴイフ》を入れないというのも少し勿体無いですね。まぁ別に必要はありませんが。
どうでもいいのですが、断じてこのデッキはBUG Delverと呼べないでしょう。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=62697
12位、Andrew Morrow氏のUW MiracletRです。
余り数はいませんが、対生物デッキへは無類の強さを発揮するMiracleです。これからも可能性はあると思います。
このAndrew氏はそんな世相を反映しているのかヘビーコントロール仕様です。
生物は《粗石の魔道士》2枚であり、にも拘らずHelmコンボは未搭載です。
カウンターは《相殺》4枚+9枚に、範囲除去は75枚中に《終末》4枚、《思考の評決》1枚、《仕組まれた爆薬》1枚、《謙虚》1枚とこれでもかと言う程妨害要素が詰まっています。
複数あるMiracleコントロールの中でも最もコントロール要素に比重を置いている様に見えます。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=62707
13位、Jessy Hefner氏のRUG Delverです。
不変がモットーのRUG Delverには珍しくかなり個人的な魔改造が入っていますね。
まず《タルモゴイフ》2枚を《ヴェンディリオン三人衆》2枚にコンバートしています。対Comboと言う側面も考えられますが、個人的には地上戦力よりも航空戦力の拡充を目指したのではないか?と考えています。ただ、同系に加えUR Delver、PatriotなどRいテンポデッキも非常に数が多いため一長一短ですよね。
このCliqeに加え、サイドの《若き紅蓮術士》による面展開、《破壊的な享楽》の様に何とかして本体にダメージを与える手段を確保しようとしているのが見えます。
また、《もみ消し》《呪文貫き》の枠を縮小して《呪文嵌め》を2枚積んでいます。
言わずもがな《石鍛冶の神秘家》を打ち落とすためでしょうね。また直接的に《梅沢の十手》も狙えますし。少し勢いのあるReanimatorの釣竿2種にもヒットできますからね。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=62702
15位、Scott Muir氏のStaxです。
3位のUW Controlと同じく土地/マナと生物を縛る現環境へのアンチテーゼの様なデッキです。
《平和の番人》《謙虚》《煙突》《The Tabernacle at Pendrell Vale》《ハルマゲドン》《Moat》
見事なまでの妨害要素の塊ですね。
ただこの系統のデッキの問題は嘗ての違い《虚空の杯》《三なる宝球》が其々支配力を落している事ですよね。
http://www.starcitygames.com/events/coverage/deck_tech_jund_depths_with_tod.html
今週のDeck Tech: Jund Depths with Todd Andersonです。
DDコンボ+サイド後のReanimator戦略ですね。
《納墓》以外にも《小悪疫》《信仰無き物あさり》に発掘出どんどん墓地にカードを落せる部分を利用しているようですね。
http://www.starcitygames.com/events/coverage/deck_tech_bg_pack_rat_with_jon.html
今週のDeck Tech: B/G Pack Rat with Jon Johnsonです。
なんと《群れネズミ》を軸にしたBGカラーのBeatdownです。
加えて《苦花/BB》を入れ黒には珍しい物量戦略を採っているデッキです。それらを最速で場に出すために《金属モックス》も入れられていますね。《闇の腹心》まで加えて1ターン目最高の2マナ初動を狙おうという事です。
またDrSも4枚採り可能な限り序盤からマナを伸ばそうとしていますね。ネズミの起動コストを考えれば致し方ないですね。
BBと併用される《汚染》に依るロック手段も完備しています。
BBだけでなくネズミまでいるのでより弾の確保が非易くなっていますね。
ネズミに加えLotVまで入っているのでボブがいるとはいえ少々ハンドの数が不安に思えます。土地を伸ばす意味も含めLoamを個人的には1枚足したいところ。金属を《モックス・ダイアモンド》に変える事も出来ますし、《変わり谷》もいますしね。
また、汚染ロックから外れやすい相手のDrSを潰すためにも《見栄え損ない》ももう1枚足してはどうかと思います。まぁ、1マナハンデスが6枚も入っているので不要かもしれませんが。
映像でも言及されていましたが《肉袋の匪賊》も面白いですね。基本的にはPod型のNicFit顔も無い場所ですがSnTに合わせて出すのはもちろん、このデッキなら適当なTokenを生け贄に捧げれば3/1の戦力も残す事が可能ですからね。《ゴルガリの魔除け》は相手のTNNはもちろんですが《至高の評決》《仕組まれた爆薬》でネズミがまとめて流される哀しみを防ぐ事も可能ですね。
中々面白いデッキだと思います。
ネズミの展開速度がLegacy環境に耐えれるようでしたら先があるかもしれませんね。
こんな所ですか。
しかし今週はUのTempoデッキのバーゲンセールの様な結果でしたね。
少し気になったのは、60枚中もそうですが、75枚中のCliqeの数がここ最近に比べかなりの増加を見せていたように見えます。
大抵はComboの数が多い時にこの様な傾向がみられるのですがここ最近は特別に多いという訳では無かったですが・・・。
ふ~む・・・。
さて、今回はここまで、です。
今回もお付き合いいただけた方には感謝申し上げます。
ありがとうございましたm(_ _)m
この文章が何処かで誰かのお役に立てば幸いです。
コメント
リミテでの悪夢が…
コメントありがとうございます。
>リミテでネズミ
それは正に悪夢そのものですねww