非MTG)ダンガンロンパ2クリアの感想 ネタバレ
2014年1月30日 ゲーム コメント (2)
皆さん、こんばんは。しもべです。
STAP細胞なる万能細胞の新説が世間を賑わしていますが、リンパが万能細胞になるってどういうメカニズムなんでしょうね?生物系は専門から多少離れるので余計によく判りません。
まぁ、未だネズミの臨床実験段階なので、本人が仰っている通り100年先とかを目指すような先の長い話になると思います。
が、概念云々もそうですが何より生産性の高さやリスクの低さ、何よりiPSでは不可能であった部分の機能再生もできる可能性があるというのは素晴らしい事ですね。
で、本題。
1が再びやりたくなって積んであったVita版の1をやってみて、その勢いでスーパーダンガンロンパ2をクリアしました。
感想としては、変わらず面白かった。
ですが、1で感じた魅力が薄まっている部分も見られその部分は残念。
気になる部分は
・モノクマの厭らしさが減った
:終始モノミとじゃれ合っていたため残酷成分が減ってギャグ成分が伸びたように思えます。
悪辣さが減って只の癒し(?)キャラ化してしまったのは残念。
もっと極悪が欲しい。
もっとえげつない行いが欲しい。
ドラえもんの声であのキャラ(正に外道)だから魅力が在ったのに・・・。
・フィールドの解放感
:1の窓すらなく只管建物の中(密閉空間)を彷徨い歩くあの閉塞感がミステリーとしてダンガンロンパの大きな要素だと思っていたので、幾ら脱出不可能と言っても伸び伸び太陽の元の南国と言うのは緊張感や精神的圧迫、気持ち悪さが減ってしまって至極残念
・お仕置きのヌルか
:1の頃のプレイヤーの心を抉ってくるような鋭さが大分失われてしまった。特に2,3,4は酷い。
まぁ、1の様な形を伸ばしてもらっても観るに堪えないのですがね。
結構難しい部分ですね、ここは・・・。
・下ネタのオンパレード
:下品すぎる。
非処女~とか糞がぁああ!!とかはどうでもいいのですが、釣竿云々や下半身の毒を吸いだして~とか酔っぱらったオッサンのセリフ聞かされてるようで気分が悪い。後ろの2人は特にこの手の発言が多くて不快。また罪木さんの虐めネタや転び方なども不快感を誘う。
エロ・ゲスと下品はまるで別物!!
・裁判パートの新要素「反論ショーダウン」「ロジカルダイブ」
:反論ショーダウンは、ノンストップ議論の延長で1対1の議論と言う部分は非常に良かったんですが、相手のセリフ切り捨てるのに忙しくて相手と議論してる気にならない。マシンガントークしてる感じ。
つまり相手のセリフにほぼ意味が無い。
サーフィンの方は、マリオカートの1面もクリアできるか危ういアクション下手の人間にはただただ苦痛だった。難易度が云々と言う話では無くて単純にシステムそのものが苦痛だった・・・。
・殺人の動機をモノクマが直接的に用意してしまった事。
:3章の「絶望病」、4章の「食糧を奪う」など、これまで衣食住と言う根源的直接的な動機では無く間接的な原因となる動機を与えて、犯行に及ぶかどうかは最終的に生徒に丸投げ、葛藤を強要し、故に最終決断をした黒が悪いという厭らしさが在ったのですが、前述のそれは直接orほぼ直接的に犯行に至らせるという動機づけの方法が気に入りませんでした。
殆どモノクマ自身が手を下しているような物。
これも上記モノクマのアクドさが薄まったように見える原因の一つ。
などなど。
他にも3章の罪木さんの犯行の理由が描写不足などもありますかね。結局なんで犯行に至ったのか明確な説明が無いので今一納得できない。恐らく、記憶を取り戻して絶望に取りつかれた結果→友達殺して絶望ハッピー!!的な理由だと思うのですが、説明が無くて真相は不明。
また、最終章でも主人公たちの正体が判明した時に、罪木さんの症状の描写が欲しかったですね。3章のあれではただ病んでる頭のおかしな人間で終わっていたので。
が、逆に良い所も当然ありました。
・本作の話の真実
:流石はダンガンロンパ。最終章ではやられましたね。
ポリゴンが崩れていく描写や何でもあり過ぎなモノクマパワーから世界の本質には途中で気が付きましたが、その意図は不明でした。また主人公の正体も何と無く予想を付けてましたが、そんな予想を2段階は上回る解答でしたね。
また、逆転に次ぐ逆転の様に目くるめく展開にはひきつけられましたね。
6章に加えて、5章の事件編から解決の下り等も含め予想外の展開と言うのはやはりイイですね。
これが有るからダンガンロンパは面白い。
・Storyの補完
:前作で投げっぱなしで終わった事件の内容等を掘り下げてくれて保管してくれたのは有難かった。
「私様」のセリフの様に実際重要なのは過程ではなく結果なので、まぁ無くとも我慢は出来たのですが、やはり無いよりは合った方が面白いですよね。
・ノンストップ議論の進化
:特に「同意」の追加や言弾の増加は有難かったですね。議論に圧倒的に深みが出ました。
推理部分もかなりマシになりました。
まぁそれでも半分以上は議論前から犯人やトリックの予想は付けられるのですが細かな所ではわからない部分もありましたしね。なにより脳内3段論法で「これでも間接的に証明できるから正解だろ!!」と思える紛らわしい選択肢が減ったのは有難かった。
・ライバルキャラの登場
:狛枝君は良いデザインでしたね。
味方なのか敵なのかよく判らないポジションとして秀逸な立ち位置でした。またあの狂騒的な思想も、あそこまで突き抜けていると胸糞悪くなる部分もありますが、突き抜けすぎて逆に清々しいようにも思えてくる不思議。
良くも悪くも信念を持ってるキャラの魅力を感じました。
・「私様」の思想
:絶望絶望連呼しているだけとも受け取られかねなかった大振りな言動の「私様」ですが、出番が増えて彼女の思想も何と無く少しは理解できたようにも。
また、絶望≒希望の様な関係性も思わず唸らされましたね、確かに…と。
故に終盤の追い込みには頷いてしまう部分も多々あり。
ついでに、
前作メンバーの十神君、霧切りさんの清々しいまでの人間的な成長の無さにも思わず笑いがw
相変わらず他人の心情を慮る事が出来ない哀しい人たちだ。悪気はないんでしょうが。
「私様」の方がよっぽど他人を理解できているという空しい現実w
・オマケ小説~IFの存在
:1の本編でぶっちぎりに出番の少ない残姉さんがメインのお話ですが、当然2が初めてなのでこちらも初めて。
本編のみでも十分なざるっぷり残念性が、より際立っていましたねw
苗木君との意外な人間関係等も含めて、足りなかった人間的な情報が保管されて非常に嬉しいところ。
どうでもいいですが、
モノクマの「体は貧相、頭は脳筋、渡る世間はクマばかりだよ!!」「屋上来い!乳歯全部たたき折ってやる!!」と言う残姉さんに対する切れっぷりも面白かったw
個人的な意見ですが、私は2より1の方が楽しめましたね。
1の方が遥かに粗の有る作品なのですが、粗よりも尖った仕様や世界観の完成度を重視する人間なので。
どうしても温い印象の2よりギラギラしている1の方が評価してしまいます。まぁ、1の方が鮮烈な印象が在ったからと言う思い出補正もあるかもしれませんがね。
ついでに、キャラ的にも1の大神さんに匹敵するお気に入りのキャラが見つけられなかったのがマイナス。
まぁ、敢えて言うなら本編ではガンダム君、アイランドでは小泉さんが高評価でしたね。次点で澪田さんかぐらい?
ソニアさんも罪木さんも可愛かったけど、それだけで人間的な魅力が薄かった。
現在企画開発中という3はどの様な形になるのでしょうね?
個人的にはもう超高校級云々についての希望ヶ峰学園の話や「私様」関連の話はだれるし蛇足にしかならない気もするので、ここから離れて欲しいようにも思います。
が、蛇足では?と思っていた2も何だかんだ面白かったし、3についても杞憂ですかね?
楽しみですね~。
STAP細胞なる万能細胞の新説が世間を賑わしていますが、リンパが万能細胞になるってどういうメカニズムなんでしょうね?生物系は専門から多少離れるので余計によく判りません。
まぁ、未だネズミの臨床実験段階なので、本人が仰っている通り100年先とかを目指すような先の長い話になると思います。
が、概念云々もそうですが何より生産性の高さやリスクの低さ、何よりiPSでは不可能であった部分の機能再生もできる可能性があるというのは素晴らしい事ですね。
で、本題。
1が再びやりたくなって積んであったVita版の1をやってみて、その勢いでスーパーダンガンロンパ2をクリアしました。
感想としては、変わらず面白かった。
ですが、1で感じた魅力が薄まっている部分も見られその部分は残念。
気になる部分は
・モノクマの厭らしさが減った
:終始モノミとじゃれ合っていたため残酷成分が減ってギャグ成分が伸びたように思えます。
悪辣さが減って只の癒し(?)キャラ化してしまったのは残念。
もっと極悪が欲しい。
もっとえげつない行いが欲しい。
ドラえもんの声であのキャラ(正に外道)だから魅力が在ったのに・・・。
・フィールドの解放感
:1の窓すらなく只管建物の中(密閉空間)を彷徨い歩くあの閉塞感がミステリーとしてダンガンロンパの大きな要素だと思っていたので、幾ら脱出不可能と言っても伸び伸び太陽の元の南国と言うのは緊張感や精神的圧迫、気持ち悪さが減ってしまって至極残念
・お仕置きのヌルか
:1の頃のプレイヤーの心を抉ってくるような鋭さが大分失われてしまった。特に2,3,4は酷い。
まぁ、1の様な形を伸ばしてもらっても観るに堪えないのですがね。
結構難しい部分ですね、ここは・・・。
・下ネタのオンパレード
:下品すぎる。
非処女~とか糞がぁああ!!とかはどうでもいいのですが、釣竿云々や下半身の毒を吸いだして~とか酔っぱらったオッサンのセリフ聞かされてるようで気分が悪い。後ろの2人は特にこの手の発言が多くて不快。また罪木さんの虐めネタや転び方なども不快感を誘う。
エロ・ゲスと下品はまるで別物!!
・裁判パートの新要素「反論ショーダウン」「ロジカルダイブ」
:反論ショーダウンは、ノンストップ議論の延長で1対1の議論と言う部分は非常に良かったんですが、相手のセリフ切り捨てるのに忙しくて相手と議論してる気にならない。マシンガントークしてる感じ。
つまり相手のセリフにほぼ意味が無い。
サーフィンの方は、マリオカートの1面もクリアできるか危ういアクション下手の人間にはただただ苦痛だった。難易度が云々と言う話では無くて単純にシステムそのものが苦痛だった・・・。
・殺人の動機をモノクマが直接的に用意してしまった事。
:3章の「絶望病」、4章の「食糧を奪う」など、これまで衣食住と言う根源的直接的な動機では無く間接的な原因となる動機を与えて、犯行に及ぶかどうかは最終的に生徒に丸投げ、葛藤を強要し、故に最終決断をした黒が悪いという厭らしさが在ったのですが、前述のそれは直接orほぼ直接的に犯行に至らせるという動機づけの方法が気に入りませんでした。
殆どモノクマ自身が手を下しているような物。
これも上記モノクマのアクドさが薄まったように見える原因の一つ。
などなど。
他にも3章の罪木さんの犯行の理由が描写不足などもありますかね。結局なんで犯行に至ったのか明確な説明が無いので今一納得できない。恐らく、記憶を取り戻して絶望に取りつかれた結果→友達殺して絶望ハッピー!!的な理由だと思うのですが、説明が無くて真相は不明。
また、最終章でも主人公たちの正体が判明した時に、罪木さんの症状の描写が欲しかったですね。3章のあれではただ病んでる頭のおかしな人間で終わっていたので。
が、逆に良い所も当然ありました。
・本作の話の真実
:流石はダンガンロンパ。最終章ではやられましたね。
ポリゴンが崩れていく描写や何でもあり過ぎなモノクマパワーから世界の本質には途中で気が付きましたが、その意図は不明でした。また主人公の正体も何と無く予想を付けてましたが、そんな予想を2段階は上回る解答でしたね。
また、逆転に次ぐ逆転の様に目くるめく展開にはひきつけられましたね。
6章に加えて、5章の事件編から解決の下り等も含め予想外の展開と言うのはやはりイイですね。
これが有るからダンガンロンパは面白い。
・Storyの補完
:前作で投げっぱなしで終わった事件の内容等を掘り下げてくれて保管してくれたのは有難かった。
「私様」のセリフの様に実際重要なのは過程ではなく結果なので、まぁ無くとも我慢は出来たのですが、やはり無いよりは合った方が面白いですよね。
・ノンストップ議論の進化
:特に「同意」の追加や言弾の増加は有難かったですね。議論に圧倒的に深みが出ました。
推理部分もかなりマシになりました。
まぁそれでも半分以上は議論前から犯人やトリックの予想は付けられるのですが細かな所ではわからない部分もありましたしね。なにより脳内3段論法で「これでも間接的に証明できるから正解だろ!!」と思える紛らわしい選択肢が減ったのは有難かった。
・ライバルキャラの登場
:狛枝君は良いデザインでしたね。
味方なのか敵なのかよく判らないポジションとして秀逸な立ち位置でした。またあの狂騒的な思想も、あそこまで突き抜けていると胸糞悪くなる部分もありますが、突き抜けすぎて逆に清々しいようにも思えてくる不思議。
良くも悪くも信念を持ってるキャラの魅力を感じました。
・「私様」の思想
:絶望絶望連呼しているだけとも受け取られかねなかった大振りな言動の「私様」ですが、出番が増えて彼女の思想も何と無く少しは理解できたようにも。
また、絶望≒希望の様な関係性も思わず唸らされましたね、確かに…と。
故に終盤の追い込みには頷いてしまう部分も多々あり。
ついでに、
前作メンバーの十神君、霧切りさんの清々しいまでの人間的な成長の無さにも思わず笑いがw
相変わらず他人の心情を慮る事が出来ない哀しい人たちだ。悪気はないんでしょうが。
「私様」の方がよっぽど他人を理解できているという空しい現実w
・オマケ小説~IFの存在
:1の本編でぶっちぎりに出番の少ない残姉さんがメインのお話ですが、当然2が初めてなのでこちらも初めて。
本編のみでも十分なざるっぷり残念性が、より際立っていましたねw
苗木君との意外な人間関係等も含めて、足りなかった人間的な情報が保管されて非常に嬉しいところ。
どうでもいいですが、
モノクマの「体は貧相、頭は脳筋、渡る世間はクマばかりだよ!!」「屋上来い!乳歯全部たたき折ってやる!!」と言う残姉さんに対する切れっぷりも面白かったw
個人的な意見ですが、私は2より1の方が楽しめましたね。
1の方が遥かに粗の有る作品なのですが、粗よりも尖った仕様や世界観の完成度を重視する人間なので。
どうしても温い印象の2よりギラギラしている1の方が評価してしまいます。まぁ、1の方が鮮烈な印象が在ったからと言う思い出補正もあるかもしれませんがね。
ついでに、キャラ的にも1の大神さんに匹敵するお気に入りのキャラが見つけられなかったのがマイナス。
まぁ、敢えて言うなら本編ではガンダム君、アイランドでは小泉さんが高評価でしたね。次点で澪田さんかぐらい?
ソニアさんも罪木さんも可愛かったけど、それだけで人間的な魅力が薄かった。
現在企画開発中という3はどの様な形になるのでしょうね?
個人的にはもう超高校級云々についての希望ヶ峰学園の話や「私様」関連の話はだれるし蛇足にしかならない気もするので、ここから離れて欲しいようにも思います。
が、蛇足では?と思っていた2も何だかんだ面白かったし、3についても杞憂ですかね?
楽しみですね~。
コメント
そこが残念
コメントありがとうございます。
個人的にはガンダムはそこまで嫌いでもないです。まぁキャラクターが残念仕様ですが、そもそも弾丸論破自体そこを全体的に協調していますからね。
ただ、2はそこを強調し過ぎていて、拒否感の出るキャラが多いという点は私も思います。
あぁまでする必要が在ったんでしょうかね??