「《迷宮の霊魂》の感想」への感想
2014年2月1日 考察
皆さん、こんばんは。しもべです。
某ページで見つけた《迷宮の霊魂/以下、SotL》のプロキシでの使用感なる物が挙がっており、それについての私の感想と、そこからの話題。
1)置いたら除去された
→当たり前。ボブで散々通った道だろ何言ってんだ・・・。
ハンデスするかカウンター握れよ・・・。
2)2ターン目に置けず4ターン目ぐらいにハンドに来てもその頃にはキャントリップは使われてしまっている。
→ 全てのHateカードに言える事。
つまり、使うなら枚数を積む事は最低限の仕様。それで来ないなら諦めるのも当然。ただガドックと異なりGSZからサーチ出来ないのは本当に残念。
3)1ターン目の返しで《思案》使われた。
→ 2マナのカードに対する文句ではない。寧ろ最初のアクションが思案で済んだ幸運に感謝すべき。
上記1~3)の様な感想の結果、投稿者に使えないカードとして語られていたSotL。
一体コイツは何を考えてデッキを組んでいるんでしょうかね?と思わなくもないのですが・・・。
ただ、まぁ、言いたい事も判る気はします。
Hateカードとして取っている以上は働いてもらわなくては困る。そして、Hateカードとしては浅く広い性質がある以上、なるべく早めに引いておかなければ広い(対象が多い)効果も意味が無く、ただの浅いだけのカードになってしまうのは事実。ここら辺は《スレイベンの守護者、サリア》を例にとるとより判りやすいですかね?もっとも、サリアよりも限定的でかつ対象の性質上さらに早い着地が必要になりますね。
そして同時に問題になるのは調達手段。
本来Hateカードは枚数を積む積まないに関わらず、大半のフェアデッキには別途の入手手段がある事が多い。
特に、現在のU系のフェアデッキはドロースペルがその簡易的な手段になるわけで、JunkにとってはGSZと独楽/ボブ/森の知恵などがそうなるわけです。
後者は置いておいても前者は、SotLの性質自体がドロースペルと齟齬を起こしてしまう。
そのため、それらのデッキでの併用は現実的ではない。もちろんその齟齬までを含めて併用するというのも選択肢の一つですが・・・。
という訳で、
と言う問題性を抱えている訳で、
ではこれを機能させるために、入れるなら入手手段にも心血を注ぐのか?と言う次なる疑問が出てくるわけです。
Junkに置いてもやはり入手手段が限られてくるのは問題です。
特にGSZが使えないのは難しい。
独楽/ボブ/森の知恵は何れも優秀ですが、起動が遅く入手に時間が掛る場合も間々あります。そもそも知恵とはディスシナジーですし。
もっと直接的な手段も必要かもしれないですね。
何故なら、前述のとおり、他のHateカードの様に特定カードの使用前までに置ければ良いわけでは無く、最速で置くことが最良の条件になってくるからです。
という事で、現状考えられるのが
・《悟りの教示者》《俗世の教示者》《森の教示者》→そこから発展して他のサイドカードも銀弾仕様に
・《生ける願い》→そこから発展して銀弾仕様or流行のDDコンボを仕込む
が現実的かね?
生物サーチの《エラダムリーの呼び声》も悪くは無いのですが少々効果が限定的な上に重い。
《女王への懇願》も無くは無いのですが最速で置くのが条件である以上3マナと言うのは・・・。
変り種ならば《真の木立ち》もあり。
上手く並べば併用できれば「被覆」を付与出来ますしね。遅い分リターンはあります。
Rなら《ギャンブル》もありですか?
これは十分なのですが、問題は対Uを考えている以上相手に打消しの隙を与えてしまう事ですかね。事前の動きが在ればその対策をする時間を与えてしまう訳で・・・。
やはりハンデスが何よりも重要ですかね・・・。
サリアを例に出したとおり、調達手段の無いD&Tが拾ってくる方法が4積である以上、その他のデッキでも相応の枚数が必要になる事は明白。真面目に機能させる事を考えているのなら3枚未満には出来ませんね。
しかし、早く出す必要があるのは判りますが、早く出せばそれで勝てるほど強烈な効果もこのカードにはない。
相手が聴牌ハンド出会った場合のドローで引かれる場合などを含め、非常に浅い効果である事も問題。負けるときは負ける。
置けて維持できれば確実に有利にはなりますが、それだけでは勝てない。
故に、「ではこれを機能させるために、入れるなら入手手段にも心血を注ぐのか?と言う次なる疑問」に立ち戻れば、そもそもそこまで躍起になる価値があるカードなのか?とも思います。
JundやJunkで積まれる《Chains of Mephistopheles》の如く、引ければラッキー程度に積んでおくことが正解なのでしょうかね?
ただ、2枚目以降もアタッカーとして使う事が出来る点やJundはJunkと異なり《紅蓮破》《赤霊破》を有している等事情が異なってくるのも事実。
やはり、実際に使用感を得なくては何とも言えませんかね、これ以上は・・・。
悩ましい・・・。
ついでに言えば、
SotLの除去耐性の低さも問題。
今まで散々言われている通り、対TNNを含めた小型除去がクリーンヒットするわけですが、コイツだけに被害が収まらないのがデッキ上の難点。
1点除去だけでも《闇の腹心》《未練ある魂》に飛び火する上に、それが2点除去なら《死儀礼のシャーマン》やデッキによっては《石鍛冶の神秘家》にまで影響する。2点除去と言うとRUG Delverの《乱暴+転落》やB系統の《虐殺》の様な物が挙がるでしょうかね。
取り敢えず、デッキの一部分を補う過程で別の部分の強度を下げていては問題。
とすると、それらの引っかかりにくい《タルモゴイフ》や《聖遺の騎士》をフィニッシャーにする方が望ましいようにも思えるのですが2マナでパワー3と言う部分を活かすのならサイズ修正をする事で戦闘に参加させやすくなるSfMの方が合ってもいます。
いっその事、クロックパーミッションでは出さないという選択肢も有り得ますがね・・・。それでは勿体無いか?
相手が、単体除去のみを水増ししてくれるのなら、ハンデスまで絡めればボブやSfMの生存率を上げる事が出来ていると諦めも付くのですが、全体除去を入れられると、どうしようもなくなりますね・・・。
ボブと一緒に並べるのが吉!かと思いきやそうでも無いというね・・・。
P.S.
とりあえず、500円ぐらいになったら買おうかと思います。
某ページで見つけた《迷宮の霊魂/以下、SotL》のプロキシでの使用感なる物が挙がっており、それについての私の感想と、そこからの話題。
1)置いたら除去された
→当たり前。ボブで散々通った道だろ何言ってんだ・・・。
ハンデスするかカウンター握れよ・・・。
2)2ターン目に置けず4ターン目ぐらいにハンドに来てもその頃にはキャントリップは使われてしまっている。
→ 全てのHateカードに言える事。
つまり、使うなら枚数を積む事は最低限の仕様。それで来ないなら諦めるのも当然。ただガドックと異なりGSZからサーチ出来ないのは本当に残念。
3)1ターン目の返しで《思案》使われた。
→ 2マナのカードに対する文句ではない。寧ろ最初のアクションが思案で済んだ幸運に感謝すべき。
上記1~3)の様な感想の結果、投稿者に使えないカードとして語られていたSotL。
一体コイツは何を考えてデッキを組んでいるんでしょうかね?と思わなくもないのですが・・・。
ただ、まぁ、言いたい事も判る気はします。
Hateカードとして取っている以上は働いてもらわなくては困る。そして、Hateカードとしては浅く広い性質がある以上、なるべく早めに引いておかなければ広い(対象が多い)効果も意味が無く、ただの浅いだけのカードになってしまうのは事実。ここら辺は《スレイベンの守護者、サリア》を例にとるとより判りやすいですかね?もっとも、サリアよりも限定的でかつ対象の性質上さらに早い着地が必要になりますね。
そして同時に問題になるのは調達手段。
本来Hateカードは枚数を積む積まないに関わらず、大半のフェアデッキには別途の入手手段がある事が多い。
特に、現在のU系のフェアデッキはドロースペルがその簡易的な手段になるわけで、JunkにとってはGSZと独楽/ボブ/森の知恵などがそうなるわけです。
後者は置いておいても前者は、SotLの性質自体がドロースペルと齟齬を起こしてしまう。
そのため、それらのデッキでの併用は現実的ではない。もちろんその齟齬までを含めて併用するというのも選択肢の一つですが・・・。
という訳で、
・Hateカードとして機能しなければInする理由が無い。
↓
・他のHateカードよりも速く、可能な限り場に出す必要がある。
↓
・にも拘らず、調達手段が限られる
と言う問題性を抱えている訳で、
ではこれを機能させるために、入れるなら入手手段にも心血を注ぐのか?と言う次なる疑問が出てくるわけです。
Junkに置いてもやはり入手手段が限られてくるのは問題です。
特にGSZが使えないのは難しい。
独楽/ボブ/森の知恵は何れも優秀ですが、起動が遅く入手に時間が掛る場合も間々あります。そもそも知恵とはディスシナジーですし。
もっと直接的な手段も必要かもしれないですね。
何故なら、前述のとおり、他のHateカードの様に特定カードの使用前までに置ければ良いわけでは無く、最速で置くことが最良の条件になってくるからです。
という事で、現状考えられるのが
・《悟りの教示者》《俗世の教示者》《森の教示者》→そこから発展して他のサイドカードも銀弾仕様に
・《生ける願い》→そこから発展して銀弾仕様or流行のDDコンボを仕込む
が現実的かね?
生物サーチの《エラダムリーの呼び声》も悪くは無いのですが少々効果が限定的な上に重い。
《女王への懇願》も無くは無いのですが最速で置くのが条件である以上3マナと言うのは・・・。
変り種ならば《真の木立ち》もあり。
上手く並べば併用できれば「被覆」を付与出来ますしね。遅い分リターンはあります。
Rなら《ギャンブル》もありですか?
これは十分なのですが、問題は対Uを考えている以上相手に打消しの隙を与えてしまう事ですかね。事前の動きが在ればその対策をする時間を与えてしまう訳で・・・。
やはりハンデスが何よりも重要ですかね・・・。
サリアを例に出したとおり、調達手段の無いD&Tが拾ってくる方法が4積である以上、その他のデッキでも相応の枚数が必要になる事は明白。真面目に機能させる事を考えているのなら3枚未満には出来ませんね。
しかし、早く出す必要があるのは判りますが、早く出せばそれで勝てるほど強烈な効果もこのカードにはない。
相手が聴牌ハンド出会った場合のドローで引かれる場合などを含め、非常に浅い効果である事も問題。負けるときは負ける。
置けて維持できれば確実に有利にはなりますが、それだけでは勝てない。
故に、「ではこれを機能させるために、入れるなら入手手段にも心血を注ぐのか?と言う次なる疑問」に立ち戻れば、そもそもそこまで躍起になる価値があるカードなのか?とも思います。
JundやJunkで積まれる《Chains of Mephistopheles》の如く、引ければラッキー程度に積んでおくことが正解なのでしょうかね?
ただ、2枚目以降もアタッカーとして使う事が出来る点やJundはJunkと異なり《紅蓮破》《赤霊破》を有している等事情が異なってくるのも事実。
やはり、実際に使用感を得なくては何とも言えませんかね、これ以上は・・・。
悩ましい・・・。
ついでに言えば、
SotLの除去耐性の低さも問題。
今まで散々言われている通り、対TNNを含めた小型除去がクリーンヒットするわけですが、コイツだけに被害が収まらないのがデッキ上の難点。
1点除去だけでも《闇の腹心》《未練ある魂》に飛び火する上に、それが2点除去なら《死儀礼のシャーマン》やデッキによっては《石鍛冶の神秘家》にまで影響する。2点除去と言うとRUG Delverの《乱暴+転落》やB系統の《虐殺》の様な物が挙がるでしょうかね。
取り敢えず、デッキの一部分を補う過程で別の部分の強度を下げていては問題。
とすると、それらの引っかかりにくい《タルモゴイフ》や《聖遺の騎士》をフィニッシャーにする方が望ましいようにも思えるのですが2マナでパワー3と言う部分を活かすのならサイズ修正をする事で戦闘に参加させやすくなるSfMの方が合ってもいます。
いっその事、クロックパーミッションでは出さないという選択肢も有り得ますがね・・・。それでは勿体無いか?
相手が、単体除去のみを水増ししてくれるのなら、ハンデスまで絡めればボブやSfMの生存率を上げる事が出来ていると諦めも付くのですが、全体除去を入れられると、どうしようもなくなりますね・・・。
ボブと一緒に並べるのが吉!かと思いきやそうでも無いというね・・・。
P.S.
とりあえず、500円ぐらいになったら買おうかと思います。
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