《サテュロスの道探し》
2014年2月5日 考察 コメント (2)皆さん、こんばんは。しもべです。
BNGも発売なわけですが、個人的に最もどうでもいい枠で最も使えるかもしれないカードの《サテュロスの道探し》。
何となく、改めて見てみました。
疑似《根囲い》の様なCip能力を持つ生物で《森のレインジャー》と比較できます。
レインジャーは基本地形限定である代わりに確実にハンドインさせる。それに対して道探しはTop4枚の内にある土地1枚を回収できる生物。非確実性である代わりに土地タイプに制限が無く、同時に墓地を肥やせる事がメリット。
土地制限が無いとはいえ、ハンドインする枚数も1枚な上に捲れる枚数も4枚では土地を得る事に重きを置けるカードでは無い事が判る。とすれば、このカードの利点は墓地を肥やせる点にあります。
Stdでも《死儀礼のシャーマン》や《定命の者の宿敵》《ゴルガリの死者の王、ジャラド》など、墓地の生物枚数を参照するカードもあれば、普通にReanimatorに組み込む事も出来ますね。2マナで4枚ならStdでも効率は悪くは無いですしね。
Eternal環境でもそれは同じで同色の《死儀礼のシャーマン》や《タルモゴイフ》との相性は極めて良好。ただし、2マナから土地1枚を加える事が出来るという点も考えれば《聖遺の騎士》や《土を食うもの》等の墓地を参照する3マナ域との相性もいいと言える。土地をハンドインしてしまう点もフェッチランドを多用しているデッキならば差ほど問題は無いでしょう。
削りながら土地を入手できるという性質上《罰する火》+《燃え柳の木立ち》コンボとも極めて相性が良い。
RG系の中速デッキにも扱える幅広さがあると言えます。
ただ、矢張り最も重要な点は生物を展開しながら同時に墓地を肥やせる点であると考えています。
まぁ、つまりトコロ、このカード、《復讐蔦》系のデッキと相性が良いのでは?と考えているわけです。
SCGのModernの《復讐蔦》のデッキの記事とリストがいくつか挙がっていて、その中に 《汚濁まみれ》《忌まわしい回収》等が入っていました。墓地を肥やすという点では有用なカードであるのですが、生物カウントのトリガーを満たせるこの《サテュロスの道探し》の方がより有用ではないかな~と。
特に、除去の機能を持つ《汚濁まみれ》は兎も角、土地/生物と言う分野で被っている《忌まわしい回収》なら比較的スイッチも容易に出来るのではないか?と考えています。
Legacyでも時折組まれている《復讐蔦》デッキなので、こういう可能性のあるカードは嬉しいですよね。
《炎樹族の使者》→《サテュロスの道探し》で簡単に2ターン目に掘りながら蔦を出せるなんて面白そうです。
1ターン目は当然《信仰無き物あさり》で。
でも、これだと道探しで墓地に蔦落としても釣れませんけどねw
まぁ、Legacyでは勝ちに行くなら挙動が遅すぎますし、Modernでは噂の《苦花》を突破しなくてはいけないので、やっぱり趣味レベルですかね?
コメント
→そこで、土地でトランプルを付けれるケッシグかスカルグの出番!!
コメントありがとうございます。
成程。土地を引いてくるという性質にもマッチしていますね。《豪腕》がModernで使えれば~と思っていましたが、それはアリかもしれないですね。