レガシー)Miraclesと言う名のグランドラインはTheRockの墓場
2014年7月17日 考察 コメント (5)
皆さん、こんばんは。しもべです。
ここ最近、とみにMiracleの活躍が目立つようで、困っています。
元々相応の数がいましたが、更にその数が伸びているようで・・・。
という事で久々に考察的な何か・・・。
TheRockにとっては全アーキタイプの中で一番当たりたくないデッキ。
そもそも、「鉛筆の線が消しゴムで消えてしまうんだけど、どうすればいいんだろうか?」と言うのと同じぐらい不毛な部類の話題ですが、まぁ文句を言っても仕方ない。そもそもボールペンでは無く鉛筆を使いたいのは私自身の願望なんですからね。
という事で如何せん?
解決すべき課題はいくつもある。と言うかほぼ全てなんですが・・・。
・ハンデスが極めて効きづらい
・究極とも言える対フェアデッキ(特に対生物戦)なので勝ち手段が僅か
・このカラーの癌たる《精神を刻む者、ジェイス/JtMs》を最も巧く使えるデッキの一つ
・速度差がそれほどない
・劇的な効果を発揮するHateカードが無い(1つに対処しても仕方ない)
といった所でしょうかね・・・。
とりあえず、まず抑えるべきは独楽/JtMsの部分。
対生物性を考えれば《真髄の針》が基本になりますね。後は相殺Lockを抜ける事が出来る《突然の衰微》。RipやCliqeも割れるので便利。
しかし、独楽を抑えようとすると、他のデッキと違い自分にもダメージが突き刺さるんですよね(´・ω・`)
ここを意識するなら《森の知恵》にスイッチするべきか。
[Sdmat]氏も知恵は推してますしね。
が、ここから先の対策が行い難い事この上ない。
上でも挙げましたが、デッキ自体に刺さるカードが殆ど無いのですよね。
個別に刺さるカードは在っても、デッキ全体で視ると微々たる効果しかない上に他のデッキには殆んど汎用性が無い。
《ガドック・ティーグ》は確かに効果的なのですが《ルーンの母》がいないデッキなので守り切るのが至難の業。それを見越して《森を護る者》を挿す人は多いのですが、これが決まらないならまず無理。
《ストロームガルドの陰謀団》や《姥の仮面》はMiracle専用過ぎる。
《ヴェールのリリアナ/LotV》は確かに効果は相応にある。
特に独楽封じと併用できれば[+1]も十分に強いんですが、ヘビーカードの多いTheRockは最もLotVの[+1]が弱いデッキなんですよね。
自分の方が余程被害が大きい。
独楽封じと組み合わせるならLotVよりも《迷宮の霊魂》の方が効果は大きいはず。ブレストまで封じ込めればパワー3でかなり圧力を掛けられますからね。LotVを使うなら相手のハンドを零枚にして《Chains of Mephistopheles》を置くぐらいの気概が欲しい。
という訳でTheRockではあまりLotVを扱いたくはないのですが、それはメタ的に他のデッキに弱くなることになるというね・・・。
恐らく最も1枚で威力があるのは《殺戮遊戯》ですが、このBWGでは色が合わない。
DrS+t《Bad Land》する方法を採るぐらいなら何とかいけますが、次のゲームでDrSを潰されるのは目に見えてますからね。そもそも《安らかな眠り》を入れられる公算が強いですし。特殊地形は《黄塵地帯》が怖いし。
とするとやはり1撃に拘るなら《ハルマゲドン》か《大変動》ぐらいですか。(ここを抑えるのなら《すべてを護るもの、母聖樹》が必要になってきますね。)
恐らく決まれば勝ちますが、警戒されて次のゲームは必ずFoWか《対抗呪文》を構えられるんですよね。ハンデス要素が切れている相性だけに2回目の勝ちは攫えない。これに拘るのなら、1ゲーム目も確実に取りに行けるようにしたい。
なら結局、構成からして、Hate値を高めていくしかないじゃないか!と言う結論に至ります。
(因みに《窒息》も効果的ですが、プレイングとデッキ構成次第で結構躱されますし、どちらかと言うと潰したいのは《島》ではなく《平地》なんですよね。まぁ、相手をスローダウンさせるカードというゲドンとは違うカテゴライズにすれば使う価値は十分あるんですがね。特に他のデッキ相手ではゲドンより有用ですし。)
さて、針の話題で触れましたが、抑えるべきカードは他にもある。
・独楽
・JtMs
・《天使への願い》
・《相殺》
が主な部分。
《真髄の針》以外にこれらを抑えに行けるのは・・・。
デッキ的に言うなら《破滅的な行為》。確実に効果は有る。只難点もあります。
設置の3マナが重い。針等の他のカードも吹き飛ばす。その上JtMsに無力。一定以上の効果が在るため、隙を埋めるならJtMsを潰せるカードが必要になりますね。
もう少し限定的にすれば《仕組まれた爆薬》でも良いですね。
必要に応じて使い分けが出来る。設置も軽く相殺にもかかりにくい。JtMsも4色目を出せれば潰せる。が効果が少々小さいなぁ・・・。小回りは効くもののDeed以上に穴が大きいため他のカードでの穴埋めは必須。その上Deedと違い場面場面で必要となる補強カードが異なるためデッキ構築がさらに難しくなる・・・。
う~む。
願いだけを潰すなら他にも手段は有るんですがね。それだと限定的すぎるし。
で、思いついたのが《金輪際》の存在。
《殺戮遊戯》ほど決定的ではないものの、1マナ軽い上に、相手が打消し以外で対処出来そうなカードが《議会の評決》《摩耗+損耗》ぐらいしかもっていないので置ければほぼ確定的な効果を発揮するはず。
対Comboでは生物でない事が《翻弄する魔道士》に劣る欠点ですが、対Miracleになれば寧ろ美点。1マナ重くとも許せる。
ここから更に組み合わせとして、自分の持ち札から抑えるべきカードが異なりますね。
+ガドック → 指定:《剣を鍬に》
+針 → 指定:《天使への願い》
+Deed → 指定:JtMs
+EE → 指定:場の状況による
といった所ですか。
生物を確保できているならどちらでも良くなりますが。何も無いならJtMsか《天使への願い》。
見て判るように、金輪際の最も素晴らしい部分は他のHateカードと違い自分の仕事が変更できる事。必要に応じて適切な行動をとれるので状況に対応しやすい点ですね。
対Comboでも使えるギリギリの性能なので、結構いい発見ではないかと思います。対フェアデッキでも《突然の衰微》を指定すると良い働きをしそうです。
tRをして《殺戮遊戯》を足すか、《金輪際》を入れるか、どちらが良いかは試してみないと判りませんね。ゲドンと違い通しても投了してはもらえないのでどちらにせよ価値札は別途必要になりますね。
で、勝ち手段も問題ですが
《剣を鍬に》《終末》に2段構えが厄介。その上JtMsでバウンスした後FoW/相殺でカウンターもあるし・・・。
其々を躱す手段は合っても両方に対策出来るものは無い。その上今は《議会の評決》もある。
つまり通常手段=生物に依った戦略がナンセンス。
↓
デッキが否定されている(´・ω・`)
・・・気を取り直して、生物面総てを抜くのはムリなので必要な要素を上げると
矢張り物量になると思われます。
ここで言う物量とは面展開の事では無く継続展開の事です。相手の為を上回る生物を出す事ですね。弾数と言った方が良いかも知れません。
という訳で考えられるのが
《苦花》
《未練ある魂》
《遍歴の騎士、エルズペス》
ですかね。
苦花は軽い事は利点ですが、初動が遅すぎる上に、ライフが目減りしている状況では使えない。Deedですと諸共滅びるので微妙。
使うなら下2つですか。
特にLgSはあらゆる妨害に強いので有望。経験則でも強いという意見はよく効きますね。
PWに関してはLgSと併用するなら《イニストラードの君主、ソリン》、マナ域が大きい物を使うなら《野生語りのガラク》、tRが出来るのなら《歓楽の神、ゼナゴス》も悪くない。
ミシュラランドも含め、同時展開をせず1-1交換を繰り返させ、飽和状況を作りたいので生物により決着を焦らない事も重要。
その意味で1体の圧力を高められるペスの[+1]のパンプも強いんですよね。
で、上でも出てますが、生物に頼らないフィニッシャーも確立したい。
上で出ているPWは基本対コントロール戦では最高の威力を発揮するので是非併用したい。
《原初の狩人、ガラク》はTokenしか生めないにもかかわらず5マナと重いため微妙か。弱くはないが相性の改善には至らないと思います。全てが生物に依存するガラクよりトランプルでScMのチャンプを突破できる《世界を目覚めさせる者、ニッサ》には一応の価値がありますがね。新ニッサは[-7]が《終末》に対応しているところが強みですね。EEとの相性も良い。
1チャンスありますかね?
ただし、攻め手が遅すぎるので防衛用の札の枚数が相応に必要になってきますね。
他には
《見えざる者、ヴラスカ》。
後出しでJtMsや相殺を潰せるカードで、[-7]も《終末》以外には強め。到達スピードも速い。
問題は使いたい能力が[-3]と[-7]である事。両立は極めて難しい・・・。[-3]×2と割り切った方がいいかもしれません。なら攻め手にならねーじゃん・・・。
5マナ組は他のデッキでは重すぎますが、TheRockではまぁ可能性零ではない重さ。特にMiracle戦なら許せる。
ただし、隙が大きいため他のカードで穴埋めは必須。また他のデッキ相手でも使い様が無いカードだとやはり厳しい。
6マナ出せるのなら《ソリン・マルコフ》の[-7]でも良いんですが流石に非現実的過ぎますね・・・。5マナがギリギリ限界点。
残りは生物でもPWでもないダメージソースです。
思いついたのは《ネクラの聖域》《悪意に満ちた幻視》の2つ。
前者はGWの置物が別途で必要になりますが、毎ターン3点。無力化されないTNNを囲っている感じですね。《果たし合いの場》と供に置ければ攻防でかなり優位になれるはず。
後者は要は《吠えたける鉱山》+《地獄界の夢》。利用したいのは《地獄界の夢》なのでBBBが出せるのなら夢でも良いんですがね・・・。独楽/ブレスト/JtMsの総てに嫌がらせできるので相応の効果的。ですが、相手に依存するんですよね・・・。意識されていると本当にダメージを抑えられてしまうのでダメージソースには為り得ないか?
一瞬《あまたの生け贄》もおもしろ・・・ぐらいまで考えたのですが、Cipの生贄を考えると、そんな事するならLgSで殴った方が万倍速かったと言う現実に気が付きましたとさ。
また、上でも書きましたが、ここら辺のカードは対Control仕様一辺倒なんですよね。
それに特化し過ぎて他のデッキ相手に負けていては本末転倒。やはり難しいですね。
後は脇を固めるカードとして《孤独の都》等も欲しい。
主な対策は対打消しですが、Miracleと言う名の似非SocやFlash組のIns行動も阻害できるんですよね。
特に「奇跡」系はSocタイミングなら大分マシになるはず。根本的な解決はしませんが。どうせ相手のターンに何かをしたい事なんてありませんからね。マストカウンターなのでFoWを切らせるための露払い役にもなるはず。
又は《猛牛の目》。
こちらはより攻撃的な選択肢。相手にリソースを消耗させる戦略をより後押し出来る筈。どちらが良いかは判りません。
後は《すべてを護るもの、母聖樹》。
上では《ハルマゲドン》のお供に~とか言ってましたが、他の札でも十分に活きる。
《緑の太陽の頂点》や《未練ある魂》は特に恩恵に与れるはず。
う~ん、こんな所を取りまとめつつ脇を固めていくしかないですね。
特にハンデスがある程度抜ける以上、どれもマストカウンターで固めていかないと場に置けない。
後はRiPは確実に来るのでタルモは論外。DrSも何処まで使えるか・・・。とはいえ最低打点1になるので使い道も有りますが。
他は生物除去過多デッキに相手はなるので生物は増やすか減らすかはっきりする事。
上で言ったように多面展開しない事。
その上で、寄せて分のデッキに掛るしわの最終的な調整をとる。
攻めと受けのカードの組み合わせが重要になるのでそこを意識する事。
特にTheRockではDeed/EEの使い方が死活問題につながるので。
後は何かありましたかね・・・。
ここ最近、とみにMiracleの活躍が目立つようで、困っています。
元々相応の数がいましたが、更にその数が伸びているようで・・・。
という事で久々に考察的な何か・・・。
TheRockにとっては全アーキタイプの中で一番当たりたくないデッキ。
そもそも、「鉛筆の線が消しゴムで消えてしまうんだけど、どうすればいいんだろうか?」と言うのと同じぐらい不毛な部類の話題ですが、まぁ文句を言っても仕方ない。そもそもボールペンでは無く鉛筆を使いたいのは私自身の願望なんですからね。
という事で如何せん?
解決すべき課題はいくつもある。と言うかほぼ全てなんですが・・・。
・ハンデスが極めて効きづらい
・究極とも言える対フェアデッキ(特に対生物戦)なので勝ち手段が僅か
・このカラーの癌たる《精神を刻む者、ジェイス/JtMs》を最も巧く使えるデッキの一つ
・速度差がそれほどない
・劇的な効果を発揮するHateカードが無い(1つに対処しても仕方ない)
といった所でしょうかね・・・。
とりあえず、まず抑えるべきは独楽/JtMsの部分。
対生物性を考えれば《真髄の針》が基本になりますね。後は相殺Lockを抜ける事が出来る《突然の衰微》。RipやCliqeも割れるので便利。
しかし、独楽を抑えようとすると、他のデッキと違い自分にもダメージが突き刺さるんですよね(´・ω・`)
ここを意識するなら《森の知恵》にスイッチするべきか。
[Sdmat]氏も知恵は推してますしね。
が、ここから先の対策が行い難い事この上ない。
上でも挙げましたが、デッキ自体に刺さるカードが殆ど無いのですよね。
個別に刺さるカードは在っても、デッキ全体で視ると微々たる効果しかない上に他のデッキには殆んど汎用性が無い。
《ガドック・ティーグ》は確かに効果的なのですが《ルーンの母》がいないデッキなので守り切るのが至難の業。それを見越して《森を護る者》を挿す人は多いのですが、これが決まらないならまず無理。
《ストロームガルドの陰謀団》や《姥の仮面》はMiracle専用過ぎる。
《ヴェールのリリアナ/LotV》は確かに効果は相応にある。
特に独楽封じと併用できれば[+1]も十分に強いんですが、ヘビーカードの多いTheRockは最もLotVの[+1]が弱いデッキなんですよね。
自分の方が余程被害が大きい。
独楽封じと組み合わせるならLotVよりも《迷宮の霊魂》の方が効果は大きいはず。ブレストまで封じ込めればパワー3でかなり圧力を掛けられますからね。LotVを使うなら相手のハンドを零枚にして《Chains of Mephistopheles》を置くぐらいの気概が欲しい。
という訳でTheRockではあまりLotVを扱いたくはないのですが、それはメタ的に他のデッキに弱くなることになるというね・・・。
恐らく最も1枚で威力があるのは《殺戮遊戯》ですが、このBWGでは色が合わない。
DrS+t《Bad Land》する方法を採るぐらいなら何とかいけますが、次のゲームでDrSを潰されるのは目に見えてますからね。そもそも《安らかな眠り》を入れられる公算が強いですし。特殊地形は《黄塵地帯》が怖いし。
とするとやはり1撃に拘るなら《ハルマゲドン》か《大変動》ぐらいですか。(ここを抑えるのなら《すべてを護るもの、母聖樹》が必要になってきますね。)
恐らく決まれば勝ちますが、警戒されて次のゲームは必ずFoWか《対抗呪文》を構えられるんですよね。ハンデス要素が切れている相性だけに2回目の勝ちは攫えない。これに拘るのなら、1ゲーム目も確実に取りに行けるようにしたい。
なら結局、構成からして、Hate値を高めていくしかないじゃないか!と言う結論に至ります。
(因みに《窒息》も効果的ですが、プレイングとデッキ構成次第で結構躱されますし、どちらかと言うと潰したいのは《島》ではなく《平地》なんですよね。まぁ、相手をスローダウンさせるカードというゲドンとは違うカテゴライズにすれば使う価値は十分あるんですがね。特に他のデッキ相手ではゲドンより有用ですし。)
さて、針の話題で触れましたが、抑えるべきカードは他にもある。
・独楽
・JtMs
・《天使への願い》
・《相殺》
が主な部分。
《真髄の針》以外にこれらを抑えに行けるのは・・・。
デッキ的に言うなら《破滅的な行為》。確実に効果は有る。只難点もあります。
設置の3マナが重い。針等の他のカードも吹き飛ばす。その上JtMsに無力。一定以上の効果が在るため、隙を埋めるならJtMsを潰せるカードが必要になりますね。
もう少し限定的にすれば《仕組まれた爆薬》でも良いですね。
必要に応じて使い分けが出来る。設置も軽く相殺にもかかりにくい。JtMsも4色目を出せれば潰せる。が効果が少々小さいなぁ・・・。小回りは効くもののDeed以上に穴が大きいため他のカードでの穴埋めは必須。その上Deedと違い場面場面で必要となる補強カードが異なるためデッキ構築がさらに難しくなる・・・。
う~む。
願いだけを潰すなら他にも手段は有るんですがね。それだと限定的すぎるし。
で、思いついたのが《金輪際》の存在。
《殺戮遊戯》ほど決定的ではないものの、1マナ軽い上に、相手が打消し以外で対処出来そうなカードが《議会の評決》《摩耗+損耗》ぐらいしかもっていないので置ければほぼ確定的な効果を発揮するはず。
対Comboでは生物でない事が《翻弄する魔道士》に劣る欠点ですが、対Miracleになれば寧ろ美点。1マナ重くとも許せる。
ここから更に組み合わせとして、自分の持ち札から抑えるべきカードが異なりますね。
+ガドック → 指定:《剣を鍬に》
+針 → 指定:《天使への願い》
+Deed → 指定:JtMs
+EE → 指定:場の状況による
といった所ですか。
生物を確保できているならどちらでも良くなりますが。何も無いならJtMsか《天使への願い》。
見て判るように、金輪際の最も素晴らしい部分は他のHateカードと違い自分の仕事が変更できる事。必要に応じて適切な行動をとれるので状況に対応しやすい点ですね。
対Comboでも使えるギリギリの性能なので、結構いい発見ではないかと思います。対フェアデッキでも《突然の衰微》を指定すると良い働きをしそうです。
tRをして《殺戮遊戯》を足すか、《金輪際》を入れるか、どちらが良いかは試してみないと判りませんね。ゲドンと違い通しても投了してはもらえないのでどちらにせよ価値札は別途必要になりますね。
で、勝ち手段も問題ですが
《剣を鍬に》《終末》に2段構えが厄介。その上JtMsでバウンスした後FoW/相殺でカウンターもあるし・・・。
其々を躱す手段は合っても両方に対策出来るものは無い。その上今は《議会の評決》もある。
つまり通常手段=生物に依った戦略がナンセンス。
↓
デッキが否定されている(´・ω・`)
・・・気を取り直して、生物面総てを抜くのはムリなので必要な要素を上げると
矢張り物量になると思われます。
ここで言う物量とは面展開の事では無く継続展開の事です。相手の為を上回る生物を出す事ですね。弾数と言った方が良いかも知れません。
という訳で考えられるのが
《苦花》
《未練ある魂》
《遍歴の騎士、エルズペス》
ですかね。
苦花は軽い事は利点ですが、初動が遅すぎる上に、ライフが目減りしている状況では使えない。Deedですと諸共滅びるので微妙。
使うなら下2つですか。
特にLgSはあらゆる妨害に強いので有望。経験則でも強いという意見はよく効きますね。
PWに関してはLgSと併用するなら《イニストラードの君主、ソリン》、マナ域が大きい物を使うなら《野生語りのガラク》、tRが出来るのなら《歓楽の神、ゼナゴス》も悪くない。
ミシュラランドも含め、同時展開をせず1-1交換を繰り返させ、飽和状況を作りたいので生物により決着を焦らない事も重要。
その意味で1体の圧力を高められるペスの[+1]のパンプも強いんですよね。
で、上でも出てますが、生物に頼らないフィニッシャーも確立したい。
上で出ているPWは基本対コントロール戦では最高の威力を発揮するので是非併用したい。
《原初の狩人、ガラク》はTokenしか生めないにもかかわらず5マナと重いため微妙か。弱くはないが相性の改善には至らないと思います。全てが生物に依存するガラクよりトランプルでScMのチャンプを突破できる《世界を目覚めさせる者、ニッサ》には一応の価値がありますがね。新ニッサは[-7]が《終末》に対応しているところが強みですね。EEとの相性も良い。
1チャンスありますかね?
ただし、攻め手が遅すぎるので防衛用の札の枚数が相応に必要になってきますね。
他には
《見えざる者、ヴラスカ》。
後出しでJtMsや相殺を潰せるカードで、[-7]も《終末》以外には強め。到達スピードも速い。
問題は使いたい能力が[-3]と[-7]である事。両立は極めて難しい・・・。[-3]×2と割り切った方がいいかもしれません。なら攻め手にならねーじゃん・・・。
5マナ組は他のデッキでは重すぎますが、TheRockではまぁ可能性零ではない重さ。特にMiracle戦なら許せる。
ただし、隙が大きいため他のカードで穴埋めは必須。また他のデッキ相手でも使い様が無いカードだとやはり厳しい。
6マナ出せるのなら《ソリン・マルコフ》の[-7]でも良いんですが流石に非現実的過ぎますね・・・。5マナがギリギリ限界点。
残りは生物でもPWでもないダメージソースです。
思いついたのは《ネクラの聖域》《悪意に満ちた幻視》の2つ。
前者はGWの置物が別途で必要になりますが、毎ターン3点。無力化されないTNNを囲っている感じですね。《果たし合いの場》と供に置ければ攻防でかなり優位になれるはず。
後者は要は《吠えたける鉱山》+《地獄界の夢》。利用したいのは《地獄界の夢》なのでBBBが出せるのなら夢でも良いんですがね・・・。独楽/ブレスト/JtMsの総てに嫌がらせできるので相応の効果的。ですが、相手に依存するんですよね・・・。意識されていると本当にダメージを抑えられてしまうのでダメージソースには為り得ないか?
一瞬《あまたの生け贄》もおもしろ・・・ぐらいまで考えたのですが、Cipの生贄を考えると、そんな事するならLgSで殴った方が万倍速かったと言う現実に気が付きましたとさ。
また、上でも書きましたが、ここら辺のカードは対Control仕様一辺倒なんですよね。
それに特化し過ぎて他のデッキ相手に負けていては本末転倒。やはり難しいですね。
後は脇を固めるカードとして《孤独の都》等も欲しい。
主な対策は対打消しですが、Miracleと言う名の似非SocやFlash組のIns行動も阻害できるんですよね。
特に「奇跡」系はSocタイミングなら大分マシになるはず。根本的な解決はしませんが。どうせ相手のターンに何かをしたい事なんてありませんからね。マストカウンターなのでFoWを切らせるための露払い役にもなるはず。
又は《猛牛の目》。
こちらはより攻撃的な選択肢。相手にリソースを消耗させる戦略をより後押し出来る筈。どちらが良いかは判りません。
後は《すべてを護るもの、母聖樹》。
上では《ハルマゲドン》のお供に~とか言ってましたが、他の札でも十分に活きる。
《緑の太陽の頂点》や《未練ある魂》は特に恩恵に与れるはず。
う~ん、こんな所を取りまとめつつ脇を固めていくしかないですね。
特にハンデスがある程度抜ける以上、どれもマストカウンターで固めていかないと場に置けない。
後はRiPは確実に来るのでタルモは論外。DrSも何処まで使えるか・・・。とはいえ最低打点1になるので使い道も有りますが。
他は生物除去過多デッキに相手はなるので生物は増やすか減らすかはっきりする事。
上で言ったように多面展開しない事。
その上で、寄せて分のデッキに掛るしわの最終的な調整をとる。
攻めと受けのカードの組み合わせが重要になるのでそこを意識する事。
特にTheRockではDeed/EEの使い方が死活問題につながるので。
後は何かありましたかね・・・。
コメント
「ラヴニカへの回帰」頃の話ですが、丁度【青黒フェアリー】を使っていた時は、《ヴェンディリオン三人衆》が奇跡を潰せる事を筆頭に、『瞬速』のおかげでPWにも強く、大量のカウンター、《苦花》、《ヴィダルケンの枷》のバックアップも受け、フェアリーはかなり有利に戦えましたね。
今となってはもう無理かもしれませんが・・・。(´・ω・`)
リリアナ、エルズペス、ソリン、ガラクは非常に有効かと。
(1番辛いのはジェイスだと思いますがw)
あとは地道に独楽に衰微・グリップですかね…。
tBマーベリックだと今のところ意外と戦績五分五分なんですよねw
相殺のもっとも苦手なことって何かわかります?
実は土地が場に少ないと相殺はきついんです。
議論に出てきてないので、ひょっとしたらそんな認識がないかもしれません。
ですが、友達が相殺をずっと使っていて、そういってるのですからほぼ間違いありません。
ではどのように土地を攻めるか?
sinkholeでいかがでしょうか。といってみる
ついでにhymnもいれて。。。となると形は大分変わっちゃいますね(汗)
相殺攻略がんばってくださいねー
>ハイバネさん
Cliqeは今もってMiraclesに強いカードですよ。《もみ消し》より汎用性があり《造物の学者、ヴェンセール》より取り回しがしやすい。サイドIn出来る相手も多くそもそも「瞬足」持ちのパワー3フライヤーですからね。どのくらい有効かと言うとしもべが《潮の虚ろの漕ぎ手》を《凶暴な召喚》でInsキャストしようと思っていたレベルで、のどから手が出るほど欲しいカード。色さえあえばぁ・・・。
メタに寄っては今後も増えていくカードだと思います。ただ伝説3マナなのが痛いのであまり枚数が積まれることはありませんが。
>シロネナさん
PWと言うカードタイプ自体が極めてControlに強いデザインですからね。その中でもTokenを生めるカードは特に高い圧力を持っていると思います。
伝説性ルールの変更が無ければJtMsが最高のHateカードでしたね。
衰微は当然入るカードで、グリップもサイドから入れるにはいいカードだと思います。ただ、相殺される可能性が無い訳でもない事と、使いたいカードが独楽ぐらいなんですよね。稀に《謙虚》。《騙し討ち》や《全知》がもっと増えるのならもう少し考えるカードでもあるんですがね。
Marverickは寧ろJunk系よりも面展開をする必要がある分、スィーパーに弱いので噛みあわないと不利ですよね。
>蟲とーくんの中の人@北上Love勢さん
メインに4枚のルンママで完封してみせる!と精神論を吹っかけてみる・・・。
まぁ実際にはそう上手くいきませんがね。
ホント、ReanimatorやSnTの性で《Karakas》の採用枚数がおかしな事になりましたよね。
>旅人さん
別にここに落とす文章が少ないだけで考察自体をずっとしてるんですよw
土地を攻めるという手段が有効であるのは疑いの余地はありません。なんせヘビーコントロールですからね。問題は単発的な土地破壊では死なないMiraclesの図太さとJunkの攻め手の遅さが在ります。
《不毛の大地》は有効ですが、意識されればメインに8枚前後入ってくる基本地形の前に完封されてしまいます。そして独楽+ブレストの群れで土地破壊の有効期限は比較的短い。RUGやBUGの様にDoSを抱える高速打点もこのデッキにはありません。そして最大の問題は土地破壊に傾倒すると他のデッキに勝てない事なんですよね。なんせ土地1~2枚で動くことを想定しているTempoが多い環境なんですから。ついでにDrSまでいて効果が表れるまでに時間がかかるんです。Miraclesだけに勝つなら何とか組みようはあるんです。でもそれでは本末転倒と言うか。
だから入れるとしても一撃性のある《ハルマゲドン》の名前を挙げているんです。寧ろそれぐらいしなければ効果がこのデッキでは薄い。
ただ序盤から畳み掛ける戦略と言うのは攻略の指針の一つだと思います。DeadguyJunkの様なTempo寄りのデッキにするのなら試してみるのも良いアリと考えています。