レガシー)今週のSCGの結果 所詮はこれが現実
レガシー)今週のSCGの結果 所詮はこれが現実
レガシー)今週のSCGの結果 所詮はこれが現実
皆さん、こんばんは。しもべです。

 M15が発売されて初めてのリーガルイベントのSCGですが何らかの影響は有るんでしょうかね。
(あるわけねーか・・・。)
今週のSCGはBaltimoreで行われました。通常のStd、Legacyに加えModernまで開かれて益々大きな大会にありましたね。
早速Legacy Openの結果を見ていきましょう。
ペタル↓
http://www.starcitygames.com/events/190714_baltimore.html
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/deckshow.php?&t%5BC1%5D=3&start_date=07/20/2014&end_date=07/20/2014&start=1&finish=16&event_ID=20


 今週の優勝はLloyd Kurth氏のBUG 続唱です。


以下Top16(1位→9位→16位)
BUG 続唱
Jund
DeathBlade
SneakShow
RUG Delver
BUG Delver
RUG Delver
RUG Delver
-------------------
DeathBlade
BUG 続唱
BUG 続唱
Reanimator
Death&Tax
ANT
Jund
BUG Delver

 です。
先週はそろそろ逆襲が・・・とか言ってましたが、予想とは違い非Combo勢の中で勢力図が変化しましたね。
特にBUG 続唱がなかなか頑張っています。
それでもTempo系がTier1ではありますが、Delver系をTop8で、全員蹴落としているというのが少々驚きですね。また盛況であったUW Miracle系の不在も目に付きます。
やはり1つのデッキが勝てるほど容易い環境ではないという事でしょうね。
Tempo系は、確かにTop4にはなかなか届いていないようですが、その下のごちゃまぜぶりを見ると、それらのデッキが如何に安定して強いかという事も判りますね。


 ここからは個人的に気になったデッキを見ていきます。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=70318
 1位、Lloyd Kurth氏のBUG 続唱です。

 今週3名をTop16に輩出したBUG 続唱。
Delverと違い物量とKPで圧倒できる分フェアデッキには強いのでコンボの数が少ないと踏んでいるのなら良い選択ですね。

 私は気が付かなかったのですが、今は《沼》を1枚デッキに入れるのが主流なのですね。
《死儀礼のシャーアン/DrS》登場後3色のMidrangeは土地ナメプをするのが基本でしたが、今は安定性と保険を持っているんですね。まぁBBも多いデッキですからね。《不毛の大地》《忍び寄るタール坑》も入れる最低限の枚数です。
 目に留まったのはやはり除去の多さ。
メインにスイーパーである《毒の濁流》を入れるのは以前から多かったのですが、加えて2枚目の《毒の濁流》に2枚の《ゴルガリの魔除け》です。計4枚もの数と言うのが信じられないですね。
そしてサイドに置かれる《ヴェールのリリアナ》。破尿性も高く丸く強力なカードですがサイドに置かれるのもあまり記憶にないですね。特にこのデッキは《見栄え損ない》か稀に《四肢切断》/《悪魔の布告》といった所ですからね。ハンデスの増強と同じくよりB色の強い構成への微シフトの一環なのかもしれませんね。

 サイドの《無のロッド》は稀に見ますね。
どちらかと言うとComboも含め対U全般に間に合えば威力を発揮する《概念泥棒》の方が優先されがちですが。
装備品は当然として・・・《師範の占い独楽》とかですかね?



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=70323
 10位、Paul Lynch氏のBUG 続唱です。

 そして、たい肥として見るとその異様さが輝Paul氏のデッキです。
続唱というか・・・G要素がほぼ《断片無き工作員》です。あとはサイドの《原基の印章》ぐらい。
デッキ自体もMidrangeでは無くControlです。
BUGtWというかEsperControlt続唱ぐらいのイメージですね。ただ、Bが入っていないのでBantControlです、正確には。

 ハンデスを捨て、妨害/リセットボタンのコントロールと装備品がデッキの多くを占めていますね。
「続唱」→《祖先の幻視》と言う動きも勿論強いんですが、個人的にはこのデッキの続唱は動きの遅いデッキの展開速度を強引に加速させる装置として扱っているのではないか?とも思います。
 デッキをControl仕様のより低速型にする事で《祖先の幻視》の通常キャストも使用に耐えるようにできる事が相互に生きてきますね。

 Miraclesが死滅している週で、近しいアーキタイプのデッキ(しかし実際には異なるデッキ)が勝っているのは驚き。
何にせよ、ヘビーコントロールに「続唱」をはめ込むというのはあまりない考えで個人的には面白いなぁと思います。
僕個人としては独楽をもう一枚増やしたいですがね、デッキの親和性を上げるために。



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=70303
 6位、Stephen Mann氏のBUG Delverです。

 基本的に3種12枚+1~2枚の+αで組まれる生物群ですがStephen氏はその1枚に《精神を刻む者、ジェイス》を入れていますね。
中~長期戦を見据えた戦略ですね。個人的には16位のEd Womble氏の様にタール抗を1枚サイドに採るのも面白いと思いますが。
ただ所詮は後付け。
基本戦略に揺るぎがないのは《Hymn to Tourach》の4枚が証明していますね。
ただ残りの追加枠が《呪文貫き》と言うのが少々解かりかねる1枚ですが・・・。まぁ単純に打消し増やしたかったんですかね。



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=70343
 12位、Fred Edelkamp氏のReanimatorです。

 私が中断する前にはあれだけ見ていた《灰燼の乗り手》も《魅力的な執政官》もいないのが今の世相を表していますね。
Tempoの多い時期にまたなるのなら《鋼の風のスフィンクス》も良いですね。
まぁ今は《大修道士、エリシュ・ノーン》《エメリアの盾、イオナ》《潮吹きの暴君》で安定ですね。

 面白いのは釣り生物のスイッチ枠+《実物提示教育》が基本のReanimatorのサイドで、採られているのがJtMs+《墓所のタイタン》という事ですね。
まぁ其々まま見られるプランですが。これも現在の世相を良く表していると思います。タイタンは上のスフィンクスではありませんが、メインにも今後は入っていくかもしれませんね。
《ヴェンディリオン三人衆》が入るというのも中々珍しい選択です。が下手すればこれ一枚で完封できますからね。




 こんな所ですか。
まぁ、多少顔ぶれが変わったような気がしますが耐性は先週からそれほど変化は有りませんでしたね。
語る事も少なし。
BUG 続唱は確かに優位なメタになっていましh多が、このデッキ自体に頂点に居座り続ける程の強固な物が無いからどうせ一時的な物でしょう。

 ついでに・・・
まぁ判っていましたがね。M15・・・ANTの《虚空の罠》だけ。
後はElvesに《再利用の賢者》が入って終りなんだろ?
感動の少ない事ですよ全く。この時期はStdの方が断然見てて面白いからなぁ。
今後は《墓掘りの檻》とか《仕組まれた疫病》でもガクブルの時間が増えますね。

 さて、今回はここまで、です。
今回もお付き合いいただきありがとうございましたm(_ _)m
この文章がお役に立てば幸いです。


 P.S.
今後はModernOpenも開かれるんですかね?
そうだとするとModern需要が益々・・・と考えて日本の需要は海外通販でもしない限り関係ないですね。向こうの大会様に日本語版を欲しがる人が増えるぐらいで。
しかしModernもずいぶん遠いところに来ましたね。禁止出し過ぎwwとかで最初の頃は即廃れると思っていましたが・・・。



コメント

ジオン軍
2014年7月22日2:06

現実ですっ・・・!
これが・・・現実・・・・っ!!

maitakeAlexi
2014年7月22日23:11

先日、MOでヘルムピースに続唱のギミックを入れているのを見かけましたが、ヘビーコントロールに続唱を入れるのは面白いアプローチで好みです。

それにしてもにDelver系が多いですねぇ…

しもべの一人、H
2014年7月23日22:03

>ジオン軍さん
しかなないよね・・・。

>maitakeAlexi
コメントありがとうございます。
それはまためずらしいですね。
でもそういうのもいいですよね。

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