このカードが使いたい)イカ刺し好き、その次はイカ飯が好き その壱
2014年8月7日 電波 コメント (2)
皆さん、こんばんは。しもべです。
M15発売後、ダラダラと《地割れ潜み》について考えていました。
他のDNの方の意見なども考えつつ書いていたら ひたすら長文になったので、読まれるのが面倒な方は結論に飛んでください ww
:嘗ての《知識鱗のコアトル》のリメイク版。
単色になって単体のサイズが下がったものの、PiG能力が追加された。
これまでコアトル最大の弱点が、サイズは巨大化しやすい物の除去耐性が皆無であり、除去された場合のアドロスが大きすぎる点があった。これはPiG能力によりその弱点を補っているどころか、Eternalと言う環境柄補って余りある能力になっている。
無論、
・バウンス/リムーブには未だ弱い点
・チャンプブロックされる点
・そもそもSocタイミング
はある物の、残っている弱点を緩和しつつ強力な効果に拍車を掛けた点は評価できる。
このPiG能力の優れた点は2つある。
・費用対効果以上のアドを生める可能性
・EternalはUが主流であるため、「島渡り」が極めて強力な点。
である。
特に前者はドロースペルで1枚以上引けるカードならば2-1交換以上の効率になっており、直的なカードの効果度外視とは言えアドの回収では収まらない強さだと思う。
矢張り積極的にカードをドローしていくキャントリップを多量に積んだようなデッキである事が望ましいのでその点からシナジーのあるカードおよびデッキを考えていきたい。
注意しなければいけないのは、このカードは3マナであり単体では何もしない事。
幾らハイリターンが狙えるカードでもよほど上手く組まない限り、3マナと言う重さはかなり厳しい物が在る。特に殴るだけならば《真の名の宿敵/TNN》が存在する点がこのカードにとっては向い風。違いを明確にしておく必要はある。
TNNとは除去耐性も親和性があるカードも全く異なるので、使い分けが出来るのは重要な点。
・単体除去に強いがスイーパーに弱いTNN と StP/PtE以外には強いイカ。
・単体でもそこそこ機能し装備品と相性が良いTNN と 単体では弱い代わりにキャントリップと言うUのデッキの血肉と相性の良いイカ
判り易く面白い違い。
イカはデッキを大きく歪める必要性が無いのは美点ですかね。
また、《突然の衰微》《ヴェールのリリアナ》に除去を頼っているBUG系には特に強い点は特徴。BUGには特に弱いTNNとは対照的。
個人的にはアドや除去耐性、マナ域を考えるに《真の名の宿敵》と《未練ある魂》の中間のような感覚を持っています。
最高の相棒は《渦まく知識/ブレスト》である事は疑いようのない事実。
Insで3ドローなので瞬時に4/4まで化ける。相手の除去にスタックするだけでコンバットトリックになるし、Tokenも3個残せる。
Uのデッキ最高のカードの一つなのでその部分を否定する必要は何処にも無い。最高のカードと最高の相性を誇るイカの強さ
注意したいのはイカを置いてすぐにブレスト等をしない事。
死亡するカードならともかく返しにStP喰らったりJtMsでバウンスされると目も当てられないので。
【Midrange/Control】
:その上で同時に名前が挙がるのが《精神を刻む者、ジェイス/JtMs》。
[0]でブレストが撃てる上にマナカーブにも沿っている。また[-1]でブロッカーを退かす事に依ってチャンプブロックに弱いという弱点を補う事も出来る。同時に、イカ自体がPiG能力も含めブロッカーとして非常に優秀である点も追風。単体でゲームを決める力を持つJtMsを護る事が出来る。
総じて非常に親和性が高い。
ここで理解できるのがイカ自体がControlのフィニッシャーと言う枠。
瞬間的な打点にもなるし、PWを助けて長期戦を粘れる点もある。正に理想の一つ。
案の一つに《相殺》《師範の占い独楽》を使った相殺Controlがある。
これにより除去から守る事もしやすい。特に一番の難点だったStP/PtEを相殺で高確率で弾ける事が出来、同時に相殺ロックの弱点の一つである《突然の衰微》には強いイカの特性がある。両方の除去を採用するデッキはまず無い(大会に数人しかいない様なJunkぐらいだからね・・・行ってて悲しくなってきた。)ため、揃える事でお互いの難点を補う事が出来るという訳だ。また独楽は2枚を揃える事で1マナで1ドローしてお互いをグルグルする事が出来る。「Sensei-Sensei」や「High Tide」に用いられる方法だが、ここでもそれで簡単なフィニッシャー作成に関われる。独楽は先置きして0マナスタックで起動出来る為3ターン目キャストでも隙を埋めやすい。1ドローと1/1の価値は天秤にかける必要はあるが・・・。
この案としては「奇跡」要素を抜いたMiraclesの様な物と考えれば判り易い。
種類としてはUW型かU単型がある。
UW型の最大の利点はStPによる簡便な除去と《至高の評決》による完結したリセットボタンの存在。
防御が固く、フィニッシャーであるイカとPWの両方が評決との相性が良い点が活きる。WのPWを使える点も利点。
U型の利点は単色である点。
即ち《基本に帰れ》等を利用した特殊地形虐めが出来る事。
相手に特殊地形を虐められることもないためマナを伸ばし易い。M15で《霊気渦竜巻》と言う素晴らしいリセットボタンが出来たのも良い。あまり優れた除去とは言い難いが《猿術》も有る。他にも《ヴィダルケンの枷》がある。こちらも攻防一体の素晴らしいAtfなので思ったよりも打点は下がらないと思われる。寧ろ単に除去するだけのUWよりも強い打力は上かもしれない。
ControlはKPを追従できるし、カウンターにもあまり比重を寄せる必要もリセットボタン等妨害カードの豊富さでないためキャントリップも使いやすいデッキタイプ。
他のカード
・《海の神、タッサ》
:CTGコントロールのタルモの部分を担う可能性を考えていたものの、《地割れ潜み》にその枠を譲る。
タッサは同じくフィニッシャー候補だが悪までサブ。重要なのはアンブロッカブルにする起動能力でイカをサポートできる。「占術1」でキャントリップを探せる点も素晴らしい。
置物としてしっかり機能できる。
また相殺+JtMs+本体で顕現できるため、追加のフィニッシャー枠としての価値も十分にある。2枚目の相殺の使い道になる。こちらもイカと同じくStP-衰微の関係性を相殺と築けている。
低速Controlならどの形でもいける。
マナ域が被るので枚数は積めないが・・・。
・《対立》
:JtMsとマナ域が競合するため、なかなか日の目を見ないがかなり凶悪な置物。
特にこのイカの様にTokenを稼げるのならJtMsの[+2]以上のロックを決めてしまえる。単純に相手のブロッカーを寝かせる事も出来るため殴り合いにも強い。JtMsが万能なら、こちらは特化仕様と知ったところ。
ここまでするのなら《波使い》も欲しくなる。
・《失敗の宣告》
:《相殺》の代わりに採用出来得るカード。
相殺ロックは出来ないものの、特定のカードを締め出せるという利点がある。《地割れ潜み》の様に明確に苦手な物が決まっているカード相手の場合は単体で機能するこちらの方がむしろ使いやすいとも言える。
独楽の枠を開ける事が出来るので、より柔軟な選択が出来る。
最大の問題は起動に1マナ掛るので「独楽→相殺→イカ」の様に並べる事が出来ず、テンポロスするか構え無しで置くかと言う動きを取らざるを得ない事。
・《群れの統率者アジャニ》/《遍歴の騎士、エルズペス》
:WのPW枠。
アジャニはほぼ専用の性能。
とは言え[+1]でただサイズを上げるだけでなく、後のアドにも繋げ易い点が光る。また瞬間的にサイズを膨張させやすい性質から[-3]で「飛行+2段攻撃」を付与する事で一撃の圧力を持たせる事も出来る。
対してエルズペスは単体で極めて強い。
場の制圧力もある。一応[+1]の《天使の祝福》がイカと相性が良い程度だが、他に影響されない強さが有るのが売り。一々サイズを挙げなくとも十分フィニッシャー級に成長させる事も出来る。
この枠最大の問題は併用するなら《聖トラフトの霊》でいい。と言う結論に陥る処。
次に出てくるのがUBGの様なUBxControlデッキ。
こちらはハンデスにより事前にStPのような癌を弾いておける点と破壊/生贄(布告)系スペルが主体である点が売り。特に《無垢の血》が最高の除去になる。この色の組み合わせを利用する理由足り得るほど相性が良い。
リセットボタンに《破滅的な行為》がある点も心強い。
また続唱系のMidrangeでも扱える。
《悪意の大梟》により防衛は任せる事が出来るのでより攻めやすくなりキャントリップも活きる。また《断片無き工作員》→《祖先の幻視》が在るためドロー成分は非常に強い。
UW系よりもリセットボタンで劣るため防衛力は低いものの、その分膨大なアドを狙える。
色拘束も薄くマナ域もずれているアタッカーと言う観点から見れば《Hymn to Tourach》との共存も比較的可能かもしれない。
問題は《安らかなる眠り》に弱いというタルモと同じ難点を抱えている事か。
・《概念泥棒》
:サイドから対U様に用いられるカード。
メインからイカで対Uを高めている状況で更にHate値を高める事が出来る。
自分だけでなく相手のブレストまで利用できるのでより以下の強化に繋がり易い。
と言うか相手はブレストと合わせて3枚ハンドが減って、こちらの場には計6打点が残るという状況ならまずゲームセット。
でも、そもそも相手のブレスト奪った時点でほぼ勝てるのでオーバーキルにもほどがある。
他に出てくるのはUR BurnControl型。
カウンターと火力除去で支配しながらエンドに本体火力を撃ちこむデッキ。
利点は軸の異なる攻撃手段がある事。デッキ構築やゲームプラン次第で相手の除去のプレイング、サイドの/インアウトもある程度コントロールできる点。
加えて《瞬唱の魔道士》が最も強いデッキである点が活きる。
・《瞬唱の魔道士》
:それだけでも素晴らしくほぼどのデッキでも強いが、貴重な打点分が増える。
これまではフィニッシュ手段として《稲妻》を合わせる事が推奨され、その打線の細さから貴重な存在でもあったが、イカと組わせる事で結果的にブレストでも打点3~が確保できることになる。イカを入れる事でデッキの打撃力が総合的に見て格段に上がることになる。
StP等を再利用できるUWも素晴らしいが勝ちに直結させやすいURが最高の繋がり。
・《紅蓮破》/《赤霊破》
:サイド御用達の対Uキラーカード。
が、このデッキでは巨大化したイカを自ら破壊する時の役にも立つ。
リムーブ除去/バウンス等にカウンターが無い場合の応急処置として有効。もちろん本来の用途優先ですが、そこだけで強いため余剰効果があるならそれに越した事は無い。
・《ダク・フェイデン》
:[+1][-6]は強いがJtMsを押しのけて採用する要素が見当たらない。
敢えて言うなら[+1]で忠誠値を伸ばしながらイカを強化できる点。JtMsの[0]をしているだけでは奥義には到達できませんからね。ただ[0]を連打できる状況ならイカは十分大きくなるのでフィニッシャーはそれで十分と言うね。
最後に以前挙げたBlueMoonのフィニッシャー候補。
もともと環境柄強い「島渡り」と言う能力を《広がりゆく海》を利用する事で強引に扱う事が出来る。
《血染めの月》《広がりゆく海》の2種で相手の土地基盤を破壊できるのでそれだけで勝てる場合もあるし、その上重要なのはその2種によって任意の土地を潰せる点。つまり《平地》を含むStPのキャストに繋がるWマナ源を潰す事でより安全にイカを運用できるという訳だ。これさえ押さえておけばブロッカーとしての性能を既に証明されているので安定してControlデッキとして運用する事が出来る。
何れも、安定してサイズを増強させる下地の有るデッキ群。
妨害、カウンター、加えて低速。
単体で置いておいても直には困らない。
故にその内にブロッカーにもフィニッシャーにもなる。
つづく
M15発売後、ダラダラと《地割れ潜み》について考えていました。
他のDNの方の意見なども考えつつ書いていたら ひたすら長文になったので、読まれるのが面倒な方は結論に飛んでください ww
《Chasm Skulker/地割れ潜み》(2)(U)
クリーチャー イカ(Squid) ホラー(Horror)
あなたがカードを1枚引くたび、地割れ潜みの上に+1/+1カウンターを1個置く。
地割れ潜みが死亡したとき、島渡りを持つ青の1/1のイカ(Squid)・クリーチャー・トークンをX体戦場に出す。Xは、地割れ潜みの上に置かれている+1/+1カウンターの総数である。(それらは防御プレイヤーが島(Island)をコントロールしているかぎりブロックされない。)
1/1
(http://mtgwiki.com/wiki/%E5%9C%B0%E5%89%B2%E3%82%8C%E6%BD%9C%E3%81%BF/Chasm_Skulker)
:嘗ての《知識鱗のコアトル》のリメイク版。
単色になって単体のサイズが下がったものの、PiG能力が追加された。
これまでコアトル最大の弱点が、サイズは巨大化しやすい物の除去耐性が皆無であり、除去された場合のアドロスが大きすぎる点があった。これはPiG能力によりその弱点を補っているどころか、Eternalと言う環境柄補って余りある能力になっている。
無論、
・バウンス/リムーブには未だ弱い点
・チャンプブロックされる点
・そもそもSocタイミング
はある物の、残っている弱点を緩和しつつ強力な効果に拍車を掛けた点は評価できる。
このPiG能力の優れた点は2つある。
・費用対効果以上のアドを生める可能性
・EternalはUが主流であるため、「島渡り」が極めて強力な点。
である。
特に前者はドロースペルで1枚以上引けるカードならば2-1交換以上の効率になっており、直的なカードの効果度外視とは言えアドの回収では収まらない強さだと思う。
矢張り積極的にカードをドローしていくキャントリップを多量に積んだようなデッキである事が望ましいのでその点からシナジーのあるカードおよびデッキを考えていきたい。
注意しなければいけないのは、このカードは3マナであり単体では何もしない事。
幾らハイリターンが狙えるカードでもよほど上手く組まない限り、3マナと言う重さはかなり厳しい物が在る。特に殴るだけならば《真の名の宿敵/TNN》が存在する点がこのカードにとっては向い風。違いを明確にしておく必要はある。
TNNとは除去耐性も親和性があるカードも全く異なるので、使い分けが出来るのは重要な点。
・単体除去に強いがスイーパーに弱いTNN と StP/PtE以外には強いイカ。
・単体でもそこそこ機能し装備品と相性が良いTNN と 単体では弱い代わりにキャントリップと言うUのデッキの血肉と相性の良いイカ
判り易く面白い違い。
イカはデッキを大きく歪める必要性が無いのは美点ですかね。
また、《突然の衰微》《ヴェールのリリアナ》に除去を頼っているBUG系には特に強い点は特徴。BUGには特に弱いTNNとは対照的。
個人的にはアドや除去耐性、マナ域を考えるに《真の名の宿敵》と《未練ある魂》の中間のような感覚を持っています。
最高の相棒は《渦まく知識/ブレスト》である事は疑いようのない事実。
Insで3ドローなので瞬時に4/4まで化ける。相手の除去にスタックするだけでコンバットトリックになるし、Tokenも3個残せる。
Uのデッキ最高のカードの一つなのでその部分を否定する必要は何処にも無い。最高のカードと最高の相性を誇るイカの強さ
注意したいのはイカを置いてすぐにブレスト等をしない事。
死亡するカードならともかく返しにStP喰らったりJtMsでバウンスされると目も当てられないので。
【Midrange/Control】
:その上で同時に名前が挙がるのが《精神を刻む者、ジェイス/JtMs》。
[0]でブレストが撃てる上にマナカーブにも沿っている。また[-1]でブロッカーを退かす事に依ってチャンプブロックに弱いという弱点を補う事も出来る。同時に、イカ自体がPiG能力も含めブロッカーとして非常に優秀である点も追風。単体でゲームを決める力を持つJtMsを護る事が出来る。
総じて非常に親和性が高い。
ここで理解できるのがイカ自体がControlのフィニッシャーと言う枠。
瞬間的な打点にもなるし、PWを助けて長期戦を粘れる点もある。正に理想の一つ。
案の一つに《相殺》《師範の占い独楽》を使った相殺Controlがある。
これにより除去から守る事もしやすい。特に一番の難点だったStP/PtEを相殺で高確率で弾ける事が出来、同時に相殺ロックの弱点の一つである《突然の衰微》には強いイカの特性がある。両方の除去を採用するデッキはまず無い(大会に数人しかいない様なJunkぐらいだからね・・・行ってて悲しくなってきた。)ため、揃える事でお互いの難点を補う事が出来るという訳だ。また独楽は2枚を揃える事で1マナで1ドローしてお互いをグルグルする事が出来る。「Sensei-Sensei」や「High Tide」に用いられる方法だが、ここでもそれで簡単なフィニッシャー作成に関われる。独楽は先置きして0マナスタックで起動出来る為3ターン目キャストでも隙を埋めやすい。1ドローと1/1の価値は天秤にかける必要はあるが・・・。
この案としては「奇跡」要素を抜いたMiraclesの様な物と考えれば判り易い。
種類としてはUW型かU単型がある。
UW型の最大の利点はStPによる簡便な除去と《至高の評決》による完結したリセットボタンの存在。
防御が固く、フィニッシャーであるイカとPWの両方が評決との相性が良い点が活きる。WのPWを使える点も利点。
U型の利点は単色である点。
即ち《基本に帰れ》等を利用した特殊地形虐めが出来る事。
相手に特殊地形を虐められることもないためマナを伸ばし易い。M15で《霊気渦竜巻》と言う素晴らしいリセットボタンが出来たのも良い。あまり優れた除去とは言い難いが《猿術》も有る。他にも《ヴィダルケンの枷》がある。こちらも攻防一体の素晴らしいAtfなので思ったよりも打点は下がらないと思われる。寧ろ単に除去するだけのUWよりも強い打力は上かもしれない。
ControlはKPを追従できるし、カウンターにもあまり比重を寄せる必要もリセットボタン等妨害カードの豊富さでないためキャントリップも使いやすいデッキタイプ。
他のカード
・《海の神、タッサ》
:CTGコントロールのタルモの部分を担う可能性を考えていたものの、《地割れ潜み》にその枠を譲る。
タッサは同じくフィニッシャー候補だが悪までサブ。重要なのはアンブロッカブルにする起動能力でイカをサポートできる。「占術1」でキャントリップを探せる点も素晴らしい。
置物としてしっかり機能できる。
また相殺+JtMs+本体で顕現できるため、追加のフィニッシャー枠としての価値も十分にある。2枚目の相殺の使い道になる。こちらもイカと同じくStP-衰微の関係性を相殺と築けている。
低速Controlならどの形でもいける。
マナ域が被るので枚数は積めないが・・・。
・《対立》
:JtMsとマナ域が競合するため、なかなか日の目を見ないがかなり凶悪な置物。
特にこのイカの様にTokenを稼げるのならJtMsの[+2]以上のロックを決めてしまえる。単純に相手のブロッカーを寝かせる事も出来るため殴り合いにも強い。JtMsが万能なら、こちらは特化仕様と知ったところ。
ここまでするのなら《波使い》も欲しくなる。
・《失敗の宣告》
:《相殺》の代わりに採用出来得るカード。
相殺ロックは出来ないものの、特定のカードを締め出せるという利点がある。《地割れ潜み》の様に明確に苦手な物が決まっているカード相手の場合は単体で機能するこちらの方がむしろ使いやすいとも言える。
独楽の枠を開ける事が出来るので、より柔軟な選択が出来る。
最大の問題は起動に1マナ掛るので「独楽→相殺→イカ」の様に並べる事が出来ず、テンポロスするか構え無しで置くかと言う動きを取らざるを得ない事。
・《群れの統率者アジャニ》/《遍歴の騎士、エルズペス》
:WのPW枠。
アジャニはほぼ専用の性能。
とは言え[+1]でただサイズを上げるだけでなく、後のアドにも繋げ易い点が光る。また瞬間的にサイズを膨張させやすい性質から[-3]で「飛行+2段攻撃」を付与する事で一撃の圧力を持たせる事も出来る。
対してエルズペスは単体で極めて強い。
場の制圧力もある。一応[+1]の《天使の祝福》がイカと相性が良い程度だが、他に影響されない強さが有るのが売り。一々サイズを挙げなくとも十分フィニッシャー級に成長させる事も出来る。
この枠最大の問題は併用するなら《聖トラフトの霊》でいい。と言う結論に陥る処。
次に出てくるのがUBGの様なUBxControlデッキ。
こちらはハンデスにより事前にStPのような癌を弾いておける点と破壊/生贄(布告)系スペルが主体である点が売り。特に《無垢の血》が最高の除去になる。この色の組み合わせを利用する理由足り得るほど相性が良い。
リセットボタンに《破滅的な行為》がある点も心強い。
また続唱系のMidrangeでも扱える。
《悪意の大梟》により防衛は任せる事が出来るのでより攻めやすくなりキャントリップも活きる。また《断片無き工作員》→《祖先の幻視》が在るためドロー成分は非常に強い。
UW系よりもリセットボタンで劣るため防衛力は低いものの、その分膨大なアドを狙える。
色拘束も薄くマナ域もずれているアタッカーと言う観点から見れば《Hymn to Tourach》との共存も比較的可能かもしれない。
問題は《安らかなる眠り》に弱いというタルモと同じ難点を抱えている事か。
・《概念泥棒》
:サイドから対U様に用いられるカード。
メインからイカで対Uを高めている状況で更にHate値を高める事が出来る。
自分だけでなく相手のブレストまで利用できるのでより以下の強化に繋がり易い。
と言うか相手はブレストと合わせて3枚ハンドが減って、こちらの場には計6打点が残るという状況ならまずゲームセット。
でも、そもそも相手のブレスト奪った時点でほぼ勝てるのでオーバーキルにもほどがある。
他に出てくるのはUR BurnControl型。
カウンターと火力除去で支配しながらエンドに本体火力を撃ちこむデッキ。
利点は軸の異なる攻撃手段がある事。デッキ構築やゲームプラン次第で相手の除去のプレイング、サイドの/インアウトもある程度コントロールできる点。
加えて《瞬唱の魔道士》が最も強いデッキである点が活きる。
・《瞬唱の魔道士》
:それだけでも素晴らしくほぼどのデッキでも強いが、貴重な打点分が増える。
これまではフィニッシュ手段として《稲妻》を合わせる事が推奨され、その打線の細さから貴重な存在でもあったが、イカと組わせる事で結果的にブレストでも打点3~が確保できることになる。イカを入れる事でデッキの打撃力が総合的に見て格段に上がることになる。
StP等を再利用できるUWも素晴らしいが勝ちに直結させやすいURが最高の繋がり。
・《紅蓮破》/《赤霊破》
:サイド御用達の対Uキラーカード。
が、このデッキでは巨大化したイカを自ら破壊する時の役にも立つ。
リムーブ除去/バウンス等にカウンターが無い場合の応急処置として有効。もちろん本来の用途優先ですが、そこだけで強いため余剰効果があるならそれに越した事は無い。
・《ダク・フェイデン》
:[+1][-6]は強いがJtMsを押しのけて採用する要素が見当たらない。
敢えて言うなら[+1]で忠誠値を伸ばしながらイカを強化できる点。JtMsの[0]をしているだけでは奥義には到達できませんからね。ただ[0]を連打できる状況ならイカは十分大きくなるのでフィニッシャーはそれで十分と言うね。
最後に以前挙げたBlueMoonのフィニッシャー候補。
もともと環境柄強い「島渡り」と言う能力を《広がりゆく海》を利用する事で強引に扱う事が出来る。
《血染めの月》《広がりゆく海》の2種で相手の土地基盤を破壊できるのでそれだけで勝てる場合もあるし、その上重要なのはその2種によって任意の土地を潰せる点。つまり《平地》を含むStPのキャストに繋がるWマナ源を潰す事でより安全にイカを運用できるという訳だ。これさえ押さえておけばブロッカーとしての性能を既に証明されているので安定してControlデッキとして運用する事が出来る。
何れも、安定してサイズを増強させる下地の有るデッキ群。
妨害、カウンター、加えて低速。
単体で置いておいても直には困らない。
故にその内にブロッカーにもフィニッシャーにもなる。
つづく
コメント
もちろん、Jaceには無力ですが、環境に蔓延る《突然の衰微》にある程度の耐性があるので、コアトルの項でも触れてる通り、【Grow】でネックだった「成長させたのに除去されてアジャパー!」という悩みが少し解消されました。
《Fastbond》+《噴出》があると、笑いが止まらないですねw。
コメントありがとうございます。
カード間のシナジーの幅が広いカードは使っていて楽しいですよね(^^)
>アジャパー
この手のカードの最大のネックがある程度保証されているのは嬉しいですよね。ある程度のカバーはいるとはいえ好きなだけ投資できる。その意味でもデッキの軸に添え甲斐が在ります。
>《噴出》
もうね、この手のカードが出るといつもLegacyでも使えないのか!!と嘆きたくなりますが、解禁されてもデメリットしかないんですよね環境的に(´;ω;`)ブワッ