レガシー)今週のSCGの結果 Oh My God・・・。
2014年8月12日 紹介 コメント (4)
私は確かに言ってたよ。
必ず揺れ戻しが起こるてな。そう何時まででも同じ事は続かない物だと・・・。
どうしてこうなった・・・。
皆さん、こんばんは。しもべです。
今週のSCG Openの結果↓
http://www.starcitygames.com/events/090814_syracuse.html
http://sales.starcitygames.com/deckdatabase/deckshow.php?&t%5BC1%5D=3&start_date=08/09/2014&end_date=08/10/2014&start=1&finish=16&city=Syracuse
今週の優勝はSam Roukas氏のUW Miraclesです。
以下Top16(上から順に1位→9位→16位)
UW Miracles
RUG Delver
Patriot
BUG Delver
Patriot
Patriot
BUG 続唱
Burn
------------------
赤単Sneak
Maverick
RUG Delver
ANT
Grixis Delver
High Tide
DeathBlade
Elves
どうしてこうなった・・・。
私が言っていた揺れ戻しってのはもっと・・、こう・・・(´・ω・`)
寧ろ駆逐されてるwww
出る杭無くなってますよwwww
という事で今週はUの大攻勢でした。え、先週もだって?
知らんがな(´・ω・`)
実にTop8中7名がUのデッキとか末期ですわ・・・。
また、Tempoデッキを非常に色鮮やかな活躍ぶり。後はEsperSfMとURがあれば完璧でしたねw
辛うじて存在する非Uデッキもこれと言った特徴は無いため勢力と言うには心許無い。
何とも恐ろしい結果になった物です。
もうNicFitやMaverick持ってってTempo壊滅させるしかないですわぁ(´・ω・`)
という事で、ここからは個別に気になったデッキを見ていきます。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=71442
一位、Sam Roukas氏のUW Miraclesです。
先週から引き続き連覇したUWtR Miraclesです。
が、先週とは違いTop16にいるのはSam氏だけなので先週よりは勢いが低下したとも言えます。
気になるリストですがなんと《思案》が4枚も採用されています。
多くても2枚が一般的なリストですがそれに比べ2枚も増やしています。デッキ内の回りの安定化を目指しているのでしょう。が、他のデッキと違い《渦まく知識》《師範の占い独楽》《精神を刻む者、ジェイス》が合わせて10枚以上積まれているこのデッキにとって、キャントリップでの安定性向上はそれほど必要は無く何時も圧縮されがちなはず。
それが4枚目一杯まで積まれているというのが衝撃です。
因みにスイッチされている枠は主に土地枠のフェッチと言っていいでしょう。
つまりこのデッキは土地にアクセスするカードを減らして代りにカード其の物へアクセスする方法を採っていると言えます。
元々土地基盤が安定しているこのデッキだからできる事かもしれませんね。
ヘビーコンにも拘らず中速のBUGやEsperよりも少ない土地枚数でも十分に回す事が出来るという事です。
まぁドローゴーのデッキだからこそ、カードのあくっせすに1マナ掛るようになっても耐えられるという事かもしれません。
他のリストは極めてシンプルですが生物が《瞬唱の魔道士》3枚のみに限定されているのはポンダーの影響も感じられなくも有りません。軽いスペルの増加によりScMの価値の上昇もそうですが、ブロッカーとして他の生物より立たせやすい軽さの優先にも取れます。
その分《造物の学者、ヴェンセール》や《ヴェンディリオン三人衆/Cliqe》の様な妨害がしにくいのですがU札自体が増えているため《Force of will》を切り易くなっています。2枚を換える事で4枚をより活かしやすくなるというのは良いですね。
土地が減っている分プアカウンターに弱い気もしますが、それでも《終末》4枚で固定されています。
「奇跡」を起こしやすいので土地4枚を並べる必要のある《至高の評決》より《終末》の方が良いという事ですかね?
サイドにはアグレッシブサイドボードの《石鍛冶の神秘家》+《殴打頭蓋》です。
Miraclesの様なデッキのアグレッシブサイドは本当に対策し辛いので厄介なんですよね・・・。
このデッキの可否はまだ不明ですが、このポンダー4枚体制が今後根付くのか・・・。
私、気になります(`・ω・´)
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=71440
2位、Kale Thompson氏のRUG Delverです。
相変わらずの活躍を続けるRUG。このデッキが沈む事は無いんですかね。
デッキの自由枠に《呪文貫き》《呪文嵌め》の4枚体制でカウンターの大量追加、火力も《Chain Lightning》が3枚追加されておりかなり妨害札に力を入れているのが判ります。
ここ最近はここら辺は最小限で、残りの枠には《ギタクシア派の調査》を詰め込んでいましたが、このデッキでは最小限の枚数です。デッキの回りをスマートにするよりもデッキパワーを上げたいという事でしょう。
スネアを優先しているのがComboデッキの減少を、火力が分割火力でないのが非Uのフェアデッキの減少を表していますね・・・。
今週の様なTempo合戦では《真の名の宿敵/TNN》がどこまで生きるのか疑問ですが、どうだったのでしょうね?特にBUGはそこそこの数がいるはずですが・・・。
逆に《森の知恵》のサイドイン率は相当な物だったはず。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=71439
3位、Jared Boettcher氏のPatriotです。
活躍しねーのかなぁ?と疑問に思っていましたが、今回は多いですね。
単純なデッキパワーはTempoの中でも高めなので、正面戦闘に成ったら強い。
Jared氏のリストで注目なのは《もみ消し》3枚の存在。
通常この枠はギタ調が使われています。マナ域が高めな分スムーズな回しを優先するのは理解できます。
また、Patriot初期の《聖トラフトの霊》を軸に置いていた頃には実はこのもみ消しが一般的でした。
が、トラフトとのシナジーや打点速度の低下も相成ってこの枠は変わっていきます。
現状Comboも少ないですし、どこまで有効なのかは判断しかねますが、Miraclesの「奇跡」や天敵の《ヴェールのリリアナ》の[-2]を無力化できるだけでも価値は有るのでしょう。
加えて、これだけTempoが多い環境なら相手の《不毛の大地》を潰して自分の土地基盤を護るという役目も有ります。このデッキはマナカーブ型のデッキに比べて重めなため、マナ基盤の死守は生命線ですからね。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=71454
4位、John Wiley氏のBUG Delverです。
最近最も好調なBUGカラー。
が、このデッキはかなり異色です。
先ず、生物が17枚も採られており、代わりにPWはいません。
《死儀礼のシャーマン》のお陰で高マナ域にアクセスしやすくPWを使える事はこのデッキにとっては重要な要素の筈ですが・・・。特にLotVを抜く理由は今一つ不明ですが・・・。
が、生物おかずが非常に多いため、実はTempo戦になった時相手の除去札を確実に上回る物量を揃えているという事でもあります。ここをどう捉えるのか・・・。
また上記のPatriotでも見られた《もみ消し》の復活がここでも見られます。
矢張り意図は不明ですが、マナ基盤の保護は有るはず。が、このデッキの場合、生物の数=デッキの打点を考えれば初期のTeamAmericaの高僧の様に相手を減速させその間に殴り切るという最も基本的な使い方が当てはまるのではないかなぁ?と考えています。
Cliqeや《ゴルガリの魔除け》《毒の濁流》が無いのは今の潮流を表していますね。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=71452
8位、Alex Johnson氏のBurnです。
《大歓楽の幻霊》を手に入れてからデッキの強さが一段階上がったBurnはSCGでも定期的に顔を見せるデッキになりましたね。
今はTier1.5程度には入れて良いレベルですかね?言い過ぎですか?
幻霊のお陰でよりライフを詰めやすくなったせいか《火炎破》に加えて《火炎の裂け目》の枚数も増えているように思います。このデッキでも4点火力6枚ですからね。ライフ10点以下は瞬殺されそうです。
生物の数もそれなりに言る現状のBurnですが《かき立てる炎》は使われそうにありませんね。まぁ期待値が精々3マナでは難しいですね。
サイドには《難問の鎮め屋》も増えた気がします。
確実に火力を通す事が出来ますし、除去の的を増やす事で幻霊のカウンター回数も増加させる事が出来ますね。
また《硫黄の渦》も併用される事が多いですが、Alex氏はサイドにも1枚採ってあり、計3枚です。Miraclesが多い状況ならかなり活きてくるカードでしょうね。私はてっきり幻霊が出た時にはこの渦はスイッチされるかと思っていましたが、併用されるのが当たり前ですね。まぁ効率が良いとは言えないですが確実にライフを詰めれるので幻霊の能力もより威力を増しますしね。
よく判らないのは《焼尽の猛火》を3枚も採っているにも拘らずフェッチは無し。
プレイングでカバーするんですかね?そんな面倒なことせずとも《灼熱の血》で良いと思いますが・・・。
まぁBurnの事はよく判りません。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=71441
9位、Terry Vanderwall氏の赤単Sneakです。
まさかこんな古のデッキに会えるとは:(;゙゚’ω゚’):
このデッキはLegacy最初期の頃、エクステンデッドにてローリーさんが持ち込んだ赤単SneakをLegacy風にリメイクされ、時々見かけたデッキです。
その後もっと安定したStormがComboで幅を利かせる上に、10年前後からは《実物提示教育》を使ったSnTが誕生した為完全に駆逐されたデッキの筈ですが・・・。
構築はDragonStompyの生物の枠に《騙し討ち》のパーツを持ってきた感じですね。
《虚空の杯》《三なる宝球》《煮えたぎる歌》《血染めの月》《金属モックス》と一揃いです。
釣竿は基本の《騙し討ち》4枚に、2種目の《裂け目の突破》に加えて《紅蓮術》まで入ってます。針体s買うにサイドに置かれる事が多い紅蓮術ですが、このデッキの場合ドロースペルが無いため弾自体を増やす事にしたのでしょうね。
生物は比較的解りやすい物が並んでいます。基本のフィニッシャーは《引き裂かれし永劫、エムラクール》《世界棘のワーム》ですね。面白いのは《業火のタイタン》の存在。
Reanimaterが《墓所のタイタン》を入れる様に通常キャストの可能性も踏まえた存在でしょうね。個人的には2マナランドを貸しやすい《小走り破滅エンジン》もアリだとは思いますが、Cip能力の盤面支配力が桁違いであるため、まぁタイタン優先ですよね。
いやぁ、こんな懐かしい物を見れるとは・・・。
Legacyもまだ捨てたもんではないのか?
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=71463
10位、Chris Scagnelli氏のMavericktBです。
ここ最近はD&Tにすっかり立場を採られていますが、Legacyの生物ControlBeatdownと言えばやはりMaverick。
以前のRUG Delver一強体勢を崩したように、今のTempoにある程度のパンチを期待したいところですが。
1マナ生物が実質10枚(3+3+《緑の太陽の頂点》の4枚)があるので現在のManaDenial戦略にはかなり強い形になっています。
SfMのパッケージはバターは抜きで《梅沢の十手》に《光と影の剣》《火と氷の剣》の3本です。強引に殴りに行くのではなく生物の数を活かして状況により適切な装備品の調達を心掛けているようです。まぁバター出しとけば勝てるデッキはもう今はいませんしね・・・。
十手に加えてサイドに《盲信的迫害》まで取ってあり、他のデッキと異なり盤面の支配/スィーパーに力を入れているようです。対してD&Tと同じ難点を持っているため《萎れ葉のしもべ》も2枚採ってありますね。迫害も使えますし。
Tempoがこれだけ多い環境ならMaverickはかなり強いはずですし、Chris氏の様に《森の知恵》を入れる事だ更に強くなる事が出来ますね。もっと数は増えませんかね~。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=71444
13位、Ed Demicco氏のGrixis Delverです。
《若き紅蓮術士/YPM》登場初期にはそこそこの数が見られたこのデッキですが最近はさっぱりですね。
YPMを使うのでもRUGや4cが主流です。
生物は宛らRUG Delverの様に3種4積12枚のシンプルな形。まぁYPMの関係上生物を増やしてスペルの数を減らしても仕方ないですからね。
その関係なのか《陰謀団式療法》がメインに入っていません。
YPMとの組み合わせはもはや定番ですがサイドに落してあります。まぁ単体で来てしまった場合に強いデッキではありませんからね。
個々でも見る事が出来る《もみ消し》。このデッキの場合は土地基盤を護る事が一番だと思います。YPMのためにスペルをキャストしていく事が基本ですからね。ただ、マナカーブ的にRUGにも酷似しているためManaDenial戦略としてもしっかり機能するでしょう。DrSがいる分RUG以上かもしれませんね。
分割火力が《Fire Covenant》なのはタルモと違いTokenでは突破力が低くチャンプ死するからでしょうね。
また生物保護の為、スィーパー対策に《ミジウムの外皮》が採られています。
他のデッキに見られない独特の構築であるGrixis故ですね。
こんな所ですか。
うんざりする程のU天国でTempoで溢れていますが、中身を見ているとかなり調整や改造が見られるデッキが多く今週は見ていて楽しかったですね。
特に目立ったのが今週は《もみ消し》の多さ。其々に理由がありそうですが様々なデッキで扱われています。
さて、今週はここまで、です。
今回もお付き合いいただきありがとうございましたm(_ _)m
この文章がお役に立てば幸いです。
必ず揺れ戻しが起こるてな。そう何時まででも同じ事は続かない物だと・・・。
どうしてこうなった・・・。
皆さん、こんばんは。しもべです。
今週のSCG Openの結果↓
http://www.starcitygames.com/events/090814_syracuse.html
http://sales.starcitygames.com/deckdatabase/deckshow.php?&t%5BC1%5D=3&start_date=08/09/2014&end_date=08/10/2014&start=1&finish=16&city=Syracuse
今週の優勝はSam Roukas氏のUW Miraclesです。
以下Top16(上から順に1位→9位→16位)
UW Miracles
RUG Delver
Patriot
BUG Delver
Patriot
Patriot
BUG 続唱
Burn
------------------
赤単Sneak
Maverick
RUG Delver
ANT
Grixis Delver
High Tide
DeathBlade
Elves
どうしてこうなった・・・。
私が言っていた揺れ戻しってのはもっと・・、こう・・・(´・ω・`)
寧ろ駆逐されてるwww
出る杭無くなってますよwwww
という事で今週はUの大攻勢でした。え、先週もだって?
知らんがな(´・ω・`)
実にTop8中7名がUのデッキとか末期ですわ・・・。
また、Tempoデッキを非常に色鮮やかな活躍ぶり。後はEsperSfMとURがあれば完璧でしたねw
辛うじて存在する非Uデッキもこれと言った特徴は無いため勢力と言うには心許無い。
何とも恐ろしい結果になった物です。
もうNicFitやMaverick持ってってTempo壊滅させるしかないですわぁ(´・ω・`)
という事で、ここからは個別に気になったデッキを見ていきます。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=71442
一位、Sam Roukas氏のUW Miraclesです。
先週から引き続き連覇したUWtR Miraclesです。
が、先週とは違いTop16にいるのはSam氏だけなので先週よりは勢いが低下したとも言えます。
気になるリストですがなんと《思案》が4枚も採用されています。
多くても2枚が一般的なリストですがそれに比べ2枚も増やしています。デッキ内の回りの安定化を目指しているのでしょう。が、他のデッキと違い《渦まく知識》《師範の占い独楽》《精神を刻む者、ジェイス》が合わせて10枚以上積まれているこのデッキにとって、キャントリップでの安定性向上はそれほど必要は無く何時も圧縮されがちなはず。
それが4枚目一杯まで積まれているというのが衝撃です。
因みにスイッチされている枠は主に土地枠のフェッチと言っていいでしょう。
つまりこのデッキは土地にアクセスするカードを減らして代りにカード其の物へアクセスする方法を採っていると言えます。
元々土地基盤が安定しているこのデッキだからできる事かもしれませんね。
ヘビーコンにも拘らず中速のBUGやEsperよりも少ない土地枚数でも十分に回す事が出来るという事です。
まぁドローゴーのデッキだからこそ、カードのあくっせすに1マナ掛るようになっても耐えられるという事かもしれません。
他のリストは極めてシンプルですが生物が《瞬唱の魔道士》3枚のみに限定されているのはポンダーの影響も感じられなくも有りません。軽いスペルの増加によりScMの価値の上昇もそうですが、ブロッカーとして他の生物より立たせやすい軽さの優先にも取れます。
その分《造物の学者、ヴェンセール》や《ヴェンディリオン三人衆/Cliqe》の様な妨害がしにくいのですがU札自体が増えているため《Force of will》を切り易くなっています。2枚を換える事で4枚をより活かしやすくなるというのは良いですね。
土地が減っている分プアカウンターに弱い気もしますが、それでも《終末》4枚で固定されています。
「奇跡」を起こしやすいので土地4枚を並べる必要のある《至高の評決》より《終末》の方が良いという事ですかね?
サイドにはアグレッシブサイドボードの《石鍛冶の神秘家》+《殴打頭蓋》です。
Miraclesの様なデッキのアグレッシブサイドは本当に対策し辛いので厄介なんですよね・・・。
このデッキの可否はまだ不明ですが、このポンダー4枚体制が今後根付くのか・・・。
私、気になります(`・ω・´)
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=71440
2位、Kale Thompson氏のRUG Delverです。
相変わらずの活躍を続けるRUG。このデッキが沈む事は無いんですかね。
デッキの自由枠に《呪文貫き》《呪文嵌め》の4枚体制でカウンターの大量追加、火力も《Chain Lightning》が3枚追加されておりかなり妨害札に力を入れているのが判ります。
ここ最近はここら辺は最小限で、残りの枠には《ギタクシア派の調査》を詰め込んでいましたが、このデッキでは最小限の枚数です。デッキの回りをスマートにするよりもデッキパワーを上げたいという事でしょう。
スネアを優先しているのがComboデッキの減少を、火力が分割火力でないのが非Uのフェアデッキの減少を表していますね・・・。
今週の様なTempo合戦では《真の名の宿敵/TNN》がどこまで生きるのか疑問ですが、どうだったのでしょうね?特にBUGはそこそこの数がいるはずですが・・・。
逆に《森の知恵》のサイドイン率は相当な物だったはず。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=71439
3位、Jared Boettcher氏のPatriotです。
活躍しねーのかなぁ?と疑問に思っていましたが、今回は多いですね。
単純なデッキパワーはTempoの中でも高めなので、正面戦闘に成ったら強い。
Jared氏のリストで注目なのは《もみ消し》3枚の存在。
通常この枠はギタ調が使われています。マナ域が高めな分スムーズな回しを優先するのは理解できます。
また、Patriot初期の《聖トラフトの霊》を軸に置いていた頃には実はこのもみ消しが一般的でした。
が、トラフトとのシナジーや打点速度の低下も相成ってこの枠は変わっていきます。
現状Comboも少ないですし、どこまで有効なのかは判断しかねますが、Miraclesの「奇跡」や天敵の《ヴェールのリリアナ》の[-2]を無力化できるだけでも価値は有るのでしょう。
加えて、これだけTempoが多い環境なら相手の《不毛の大地》を潰して自分の土地基盤を護るという役目も有ります。このデッキはマナカーブ型のデッキに比べて重めなため、マナ基盤の死守は生命線ですからね。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=71454
4位、John Wiley氏のBUG Delverです。
最近最も好調なBUGカラー。
が、このデッキはかなり異色です。
先ず、生物が17枚も採られており、代わりにPWはいません。
《死儀礼のシャーマン》のお陰で高マナ域にアクセスしやすくPWを使える事はこのデッキにとっては重要な要素の筈ですが・・・。特にLotVを抜く理由は今一つ不明ですが・・・。
が、生物おかずが非常に多いため、実はTempo戦になった時相手の除去札を確実に上回る物量を揃えているという事でもあります。ここをどう捉えるのか・・・。
また上記のPatriotでも見られた《もみ消し》の復活がここでも見られます。
矢張り意図は不明ですが、マナ基盤の保護は有るはず。が、このデッキの場合、生物の数=デッキの打点を考えれば初期のTeamAmericaの高僧の様に相手を減速させその間に殴り切るという最も基本的な使い方が当てはまるのではないかなぁ?と考えています。
Cliqeや《ゴルガリの魔除け》《毒の濁流》が無いのは今の潮流を表していますね。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=71452
8位、Alex Johnson氏のBurnです。
《大歓楽の幻霊》を手に入れてからデッキの強さが一段階上がったBurnはSCGでも定期的に顔を見せるデッキになりましたね。
今はTier1.5程度には入れて良いレベルですかね?言い過ぎですか?
幻霊のお陰でよりライフを詰めやすくなったせいか《火炎破》に加えて《火炎の裂け目》の枚数も増えているように思います。このデッキでも4点火力6枚ですからね。ライフ10点以下は瞬殺されそうです。
生物の数もそれなりに言る現状のBurnですが《かき立てる炎》は使われそうにありませんね。まぁ期待値が精々3マナでは難しいですね。
サイドには《難問の鎮め屋》も増えた気がします。
確実に火力を通す事が出来ますし、除去の的を増やす事で幻霊のカウンター回数も増加させる事が出来ますね。
また《硫黄の渦》も併用される事が多いですが、Alex氏はサイドにも1枚採ってあり、計3枚です。Miraclesが多い状況ならかなり活きてくるカードでしょうね。私はてっきり幻霊が出た時にはこの渦はスイッチされるかと思っていましたが、併用されるのが当たり前ですね。まぁ効率が良いとは言えないですが確実にライフを詰めれるので幻霊の能力もより威力を増しますしね。
よく判らないのは《焼尽の猛火》を3枚も採っているにも拘らずフェッチは無し。
プレイングでカバーするんですかね?そんな面倒なことせずとも《灼熱の血》で良いと思いますが・・・。
まぁBurnの事はよく判りません。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=71441
9位、Terry Vanderwall氏の赤単Sneakです。
まさかこんな古のデッキに会えるとは:(;゙゚’ω゚’):
このデッキはLegacy最初期の頃、エクステンデッドにてローリーさんが持ち込んだ赤単SneakをLegacy風にリメイクされ、時々見かけたデッキです。
その後もっと安定したStormがComboで幅を利かせる上に、10年前後からは《実物提示教育》を使ったSnTが誕生した為完全に駆逐されたデッキの筈ですが・・・。
構築はDragonStompyの生物の枠に《騙し討ち》のパーツを持ってきた感じですね。
《虚空の杯》《三なる宝球》《煮えたぎる歌》《血染めの月》《金属モックス》と一揃いです。
釣竿は基本の《騙し討ち》4枚に、2種目の《裂け目の突破》に加えて《紅蓮術》まで入ってます。針体s買うにサイドに置かれる事が多い紅蓮術ですが、このデッキの場合ドロースペルが無いため弾自体を増やす事にしたのでしょうね。
生物は比較的解りやすい物が並んでいます。基本のフィニッシャーは《引き裂かれし永劫、エムラクール》《世界棘のワーム》ですね。面白いのは《業火のタイタン》の存在。
Reanimaterが《墓所のタイタン》を入れる様に通常キャストの可能性も踏まえた存在でしょうね。個人的には2マナランドを貸しやすい《小走り破滅エンジン》もアリだとは思いますが、Cip能力の盤面支配力が桁違いであるため、まぁタイタン優先ですよね。
いやぁ、こんな懐かしい物を見れるとは・・・。
Legacyもまだ捨てたもんではないのか?
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=71463
10位、Chris Scagnelli氏のMavericktBです。
ここ最近はD&Tにすっかり立場を採られていますが、Legacyの生物ControlBeatdownと言えばやはりMaverick。
以前のRUG Delver一強体勢を崩したように、今のTempoにある程度のパンチを期待したいところですが。
1マナ生物が実質10枚(3+3+《緑の太陽の頂点》の4枚)があるので現在のManaDenial戦略にはかなり強い形になっています。
SfMのパッケージはバターは抜きで《梅沢の十手》に《光と影の剣》《火と氷の剣》の3本です。強引に殴りに行くのではなく生物の数を活かして状況により適切な装備品の調達を心掛けているようです。まぁバター出しとけば勝てるデッキはもう今はいませんしね・・・。
十手に加えてサイドに《盲信的迫害》まで取ってあり、他のデッキと異なり盤面の支配/スィーパーに力を入れているようです。対してD&Tと同じ難点を持っているため《萎れ葉のしもべ》も2枚採ってありますね。迫害も使えますし。
Tempoがこれだけ多い環境ならMaverickはかなり強いはずですし、Chris氏の様に《森の知恵》を入れる事だ更に強くなる事が出来ますね。もっと数は増えませんかね~。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=71444
13位、Ed Demicco氏のGrixis Delverです。
《若き紅蓮術士/YPM》登場初期にはそこそこの数が見られたこのデッキですが最近はさっぱりですね。
YPMを使うのでもRUGや4cが主流です。
生物は宛らRUG Delverの様に3種4積12枚のシンプルな形。まぁYPMの関係上生物を増やしてスペルの数を減らしても仕方ないですからね。
その関係なのか《陰謀団式療法》がメインに入っていません。
YPMとの組み合わせはもはや定番ですがサイドに落してあります。まぁ単体で来てしまった場合に強いデッキではありませんからね。
個々でも見る事が出来る《もみ消し》。このデッキの場合は土地基盤を護る事が一番だと思います。YPMのためにスペルをキャストしていく事が基本ですからね。ただ、マナカーブ的にRUGにも酷似しているためManaDenial戦略としてもしっかり機能するでしょう。DrSがいる分RUG以上かもしれませんね。
分割火力が《Fire Covenant》なのはタルモと違いTokenでは突破力が低くチャンプ死するからでしょうね。
また生物保護の為、スィーパー対策に《ミジウムの外皮》が採られています。
他のデッキに見られない独特の構築であるGrixis故ですね。
こんな所ですか。
うんざりする程のU天国でTempoで溢れていますが、中身を見ているとかなり調整や改造が見られるデッキが多く今週は見ていて楽しかったですね。
特に目立ったのが今週は《もみ消し》の多さ。其々に理由がありそうですが様々なデッキで扱われています。
さて、今週はここまで、です。
今回もお付き合いいただきありがとうございましたm(_ _)m
この文章がお役に立てば幸いです。
コメント
毎週SCGの結果が紹介されていて大変参考になります!
リンクさせていただきました。
コメントありがとうございます。
御役に立ったようで何よりです(^^)
今後とも宜しくお願いします。
Grixis Delverやゴブリンなら入るかも?
コメントありがとうございます。
まぁ劣化とまでは言いませんが、生物2体以内とまぁ槍で良いよねってことになりますからね。そもそも3マナなんて使えないし。