徒然電波構築:ハサミ親和ドレッドノート
徒然電波構築:ハサミ親和ドレッドノート
徒然電波構築:ハサミ親和ドレッドノート
皆さん、こんばんは。しもべです。


 一応、メインデッキはTheRockなのですが同時に色々持ちデッキのあるしもべは常に電波収集を図っています。久々に《ファイレクシアン・ドレッドノート》について考えめぐらせている内に色々思いついたので、どうせなのでここに載せておこうかと思います。

《Ensoul Artifact/アーティファクトの魂込め》(1)(U)
 エンチャント-オーラ
エンチャント(アーティファクト)
エンチャントされているアーティファクトは、他のタイプに加えて基本のパワーとタフネスが5/5のクリーチャーである。


 《静翼のグリフ》の特徴である2枚目以降が腐らないと言う利点から組める《ファイレクシアン・ドレッドノート》とのシナジーデッキを考えていた時に、では元々のカードである《倦怠の宝球》も使い道が出てくれば問題が無いのでは?と言う事を考えました。
 その末に出てきたのが、M15の《アーティファクトの魂込め》の存在。
PTQやGP神戸でも親和でならば充分な実力がある事を示していたハサミを入れて、2枚目以降をハサミで戦力にしてしまえばいいという案ですね。

 これだけなら微妙な案で終わっていたのですが、ドレッドノート関連のカードとしてもう一つこれと親和性のあるカードを思いついたのです。それは《幻視の魔除け》です。これの3つ目の能力である「Atfをフェイズアウトする」は基本的にドレッドノートのCIP無効化・除去の回避に当てられます。が、このデッキの場合「ハサミ+本体のAtf」に使用する事も出来るのです。フェイズ・アウトの特性上付加されているAuraが剥がれることが無いため、アドを失いやすいというAuraの特性を緩和させる事が出来るのです。もともと非生物に付けたることでスタック除去を回避したり、「破壊不能」に付けたりして妨害耐性の高いハサミですがこれで更に除去耐性を得る事が出来る訳です。

 つまり、このデッキは軸たる《ファイレクシアン・ドレッドノート》を場に出すカードである《倦怠の宝球》《幻視の魔除け》がそのまま《アーティファクトの魂込め》へのサポートに繋がるわけです。
《ファイレクシアン・ドレッドノート》⇔《倦怠の宝球》/《幻視の魔除け》⇔《アーティファクトの魂込め》

 元々無駄の多いコンボであるドレッドノートの各パーツを行かせるシナジーと言う事でこれなら十分デッキが組めるのではないか?と考えるに至ったわけです。 
 因みにフェイズ・アウトは《電結の荒廃者》とも相性が良い。
と言うかこのデッキではすべてのアタッカーの擬似回避に充てる事が出来ますね。

 これを軸に考えた場合として、以下の2つをデッキの肉付けとなるコンセプトになると考えました。
a)親和パーツを入れて、ハサミが腐らないようにする。
b)《工匠の直感》を併用しDredstillの様なControlデッキにする。

 と言う感じです。
幾つかの考えがありましたが、まぁこれが一番纏っていると思います。


 で、今回載せた(a)は単純にBeatdownとする事でドレッドノートの打撃力を活かす、頭数を増やす事で単体除去も躱す、宝球自体も「親和」や「金属術」等で使い回す事も出来るなど色々なシナジーが存在します。ただ、通常の親和と異なり余計なパーツが多いので、従来のデッキのような親和性を無くなるのが難点・・・。

 基本カラーはUB。
ハサミとの相性が極めて良い《大霊堂のスカージ》がいます。これが着地できればそれだけでほぼゲームに勝てます。
当然、このスカージ+ハサミの戦力維持のためにもチャームは極めて有効。
悪まで候補出来しかありませんが、そのためにも色的に《思考囲い》が使える点は有難いです。

 当然相性の良い《羽ばたき飛行機械》や親和のパーツである《オパールのモックス》《バネ葉の太鼓》《頭蓋囲い》や《物読み》等も入れていきたい。ただ、生物がどこまで確保できるかが謎なので太鼓がどこまで価値があるのか未知数。しかも生物の数が多くは無いが同時にスペルの数が多いため《霊気の薬瓶》ではそれほど機能しない・・・。
 因みに、ハサミとの相性がいいとは言えない《刻まれた勇者》等は不要。装備品も(枠が)無いので。《電結の荒廃者》も同じくハサミとは相性が良くは無いのですが、宝球をはじめ無駄な物を食べるという点では2種類目のハサミです。フェイズアウトで保護してサイズも保持できるという点でもハサミとは共通。単体で機能しない点も考えてアドロスのデッキでもあるので枠は少なめ。
 もともとハサミとドレッドノートで十分打点は足りています。悪くは無いが面展開が有効ではない為《エーテリウムの達人》も恐らく不要。

 ハサミやドレッドノートの様なアドバンテージを失いやすい物が有るので、アドを稼げるカードは貴重。
その意味で《ボーラスの工作員、テゼレット》と《悪意の大梟》は有効。ただ色マナがきつく、テゼレットは重い。大梟は宝球かではただの1/1飛行接死で重要な1ドローが出来ない。と色々微妙な部分もある・・・。
 この形で組むのならテゼレット親和の様な割とゆっくりとした親和になるでしょう。
元々元来の親和程の親和性と展開力が期待できないのなら、この低速の形も悪くは無い。
加えて《アカデミーの廃墟》があれば脆さも補える。

 基本はこの2色でOK。
と言うよりもハサミの運用を考えると《ダークスティールの城塞》をしっかり4枚採りたい上に太鼓が機能するか怪しいため、余り色を足したくは無いのが本音。ただ色を足すには利点もあるので・・・。
 tWで《オルゾフの魔除け》はバウンスがハサミと、プチリアニが宝球がある状態でならドレッドノートと相性が良い。生物破壊も何かと役立つ。攻防で役に立つ。同じく《感電破》は単体でのKPが求められがちなこのデッキでは威力を発揮しやすい。一発決まれば十分4点の射程圏内だし、単体除去は何かと役に立つ。
其々に利点がある。
Cre*18
4《羽ばたき飛行機械》
3《メムナイト》
3《ファイレクシアン・ドレッドノート》
4《大霊堂のスカージ》
2《悪意の大梟》
2《電結の荒廃者》

非CreSpell*24
4《オパールのモックス》
4《幻視の魔除け》
2《思考囲い》
2《バネ葉の太鼓》
4《アーティファクトの魂込め》
3《倦怠の宝球》
3《頭蓋囲い》
2《ボーラスの工作員、テゼレット》

Land*18
4《ダークスティールの城塞》
4《教議会の座席》
4《囁きの大霊堂》
4《空僻地》
2《墨蛾の生息地》

 といったところですか・・・。
生物自体の数が少ないので太鼓は2枚にしてその分を土地に。
囲いは一応自由枠。衰微やAtf対策は、カウンターが余り機能的ではないこのデッキではハンデスの方がマシ。ただマナ源に換えたり物読みに換えたりと割と自由枠。《感電破》を入れるのもこの枠。ただ囲い自体は《幻視の魔除け》のTop弾く能力とも相性が良いしなぁ・・・。

 ついで自由枠は《悪意の大梟》。
アドロスを補うアド源ですが、宝球とは相性が悪いですし、単体では打点が低い。ハサミや荒廃者、頭蓋囲いでカバーできるとはいえ、微妙な部分でもあるので、まぁ生物の頭数以上の価値は薄いですね。

 《電結の荒廃者》は上記の様にハサミと存在が被っている上に、アドロスをしながら高打点に繋げるという意味ではドレッドノートとも言えます。故に両者に続く第3の打点的な立ち位置ですね。もっとも単体で機能しづらいKPなのでこれで十分でしょう。

 テゼレットは重いですが、宝球が在ればドレッドノート置き放題と考えれば[+1]がクソ強いので、この程度の数は確保したい。アドロスの軽減の意味でも。
[-1]で無駄牌をハサミにする役目もありますからね。

 《墨蛾の生息地》は《頭蓋囲い》の修正地が期待できないなら、本家の《ちらつき蛾の生息地》や《アカデミーの廃墟》に変えるのもあり。


 こんな所ですかね。
いやぁ、デッキを考えるのは楽しいですね(^^)
載せるかどうかは別として(b)も現在妄想中。




コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索