タルキール)その6 やっぱりX火力には夢が在りますよね。
2014年9月5日 新カード紹介
皆さん、こんばんは。しもべです。
SCGでGP神戸の塚本さんのグリセルシュートが紹介されています。
GP神戸の英語ページで紹介されていましたが、こういう風に日本人デザインのデッキが紹介されるというのは嬉しいですね(^^)
さて、タルキールも今日は元気です。
今回はR祭りですね。
これが新たな「ゴブリン式のやる気を起こさせる方法」らしいです。
Stdでは一時的にコントロールを奪う事で相手のブロッカーを奪い、自分の戦力に出来るので攻撃的なデッキで活用できます。
特にWeenieの様なサイズの無いデッキはMidrange等で出されるサイズのある生物を乗り越えるのは至難であるため、序盤はアタッカーを熟しながら、中盤以降はそれを奪うという使い方でデッキに貢献できます。
奇襲性があり、デッキコンセプトを後押しできる良いカードです。これも序盤と中盤以降でそれぞれの役割がある汎用性の高いカードですね。
また、WeenieだけでなくRUG等の様に生物除去が得意でない色で扱うのも良いですね。
ついでにそれを《生命の遺産》で生け贄に捧げられれば最高です。
爆アドですねww
とりあえず3マナ以下のGoblinと言う事で、RambbleRedに入れて《ゴブリンの熟練扇動者》に貢献できるというだけでも価値が有ります。それが、中盤までもつれた場合の活用方法まで有るのですから十分に使いどころのあるカードだと思います。
下の環境では難しいですね・・・。
真先に考えられるGoblinsでは変異等にマナを使っている余裕はありませんし、ファッティなら《棘鞭使い》が有りますからね。
当然《霊気の薬瓶》でも使えない。
また、2マナ+3マナと言うテンポの悪さもいただけない。
一時的に奪うのなら本家の《脅しつけ》を使えばいいですし、類似の能力持ちの生物も沢山います。これを積極的に運用する理由が今のところ見つけられませんね。Goblinsにしてみれば《タルモゴイフ》をパクれるというのは光る部分が有るのですがね。
ドロースペルとカウンターに溢れていたMtg初中期のプレイヤーの心をわしづかみするような素敵なデザインですww
過去のカードで言うと3点固定の《蝕み》と言う素晴らしいスペルがINV世代の私には想像させられます。また《棄却》の逆版の効果でもありますね。こちらもUW Controlの有り方を示した良いスペルでした。
《蝕み》に劣っている印象を受けるかもしれませんが、PWが存在する現代では必ずしもそうでは言えないというのは重要ですね。
所謂Xスペルですが、1枚で2つの効果があるXスペルは大体において強いのがMtgの定石。それに対して能動的な選択肢が無い完全な受動型スペルと言う点がかなり尾を引く感じでもある、評価の難しいスペルです。
テキトウに使っても弱いだけです。
単純に《中略》や《猛火》として使う場合には単に重くなって効果も制限されているのでかなり弱い。2つの効果が使えて初めて機能し、真価を発揮するスペルです。
大前提となる不確定カウンターとして見た場合重くなって扱いづらくなっている以上、マナ加速が出来る色での運用が必要条件となるでしょうね。2マナも相手より低い条件で勝負しなくてはいけないのでは話にならない。そうなってくると単なるCounterBurnではなくなってきますね。丁度tGでティムールクラン(RUG)が有るのでこれが現実的になるでしょう。《森の女人像》《クルフィックスの狩猟者》というControlにマッチした生物がいますし、イラストでスペルをキャストしている《爪鳴らしの神秘家》もいいですね。最終的には相手のスペルが打ち消せようが打ち消せまいが、相手の行動に合わせた《猛火》として使う事もできるので《爪鳴らしの神秘家》の2マナブーストは有難いですね。
惜しむらくは、受動型であり相手のスペルに合わせてのキャストになるので《世界を目覚めさせる者、ニッサ》や《歓楽者ゼナゴス》の[+1]のマナソース能力には今一つマッチしない点ですね。まぁ、もともとこれらのPWはCounterBurnの様な構えたControlデッキでは無くMidrangeの様な中速の攻めていくデッキに合うので、そのスタートからしてあまり良い組み合わせでは無いですね。どちらかと言えば《荒ぶる波濤、キオーラ》が合うデッキでしょうね。一応《彼方の神、クルフィックス》もいますが・・・顕現できなければ《ケイラメトラの指図》以下ですし、顕現できるかどうかが勝負。
あまり置物を置くのが得意ではない上にControll系での運用になるので《ニクスの祭殿、ニクソス》は難しいですね。
フィニッシャーとして見た場合、相手のキャストに合わせてしかこちらが火力を撃ちこむ術が無いわけです。
ですから、盤面で負けていて相手にスペルの追加をする必要が無い場面を作らせてしまっては終わり。如何に盤面をコントロールしきるかがこのスペルの活きるか死ぬかを表してもいるでしょう。
生物を強いて盤面を固めるか、スイーパーで流すのか。《霊気渦竜巻》や《圧倒的な波》はバウンスと言う点で相手に再度キャストを迫るという意味でも相性がいいですね。同じく[-3]でバウンスが出来るPWである《ギルドパクトの体現者、ジェイス》もCotrolのPWとして使いやすいのであっているでしょう。
どのみちマナが無ければ使い道のないスペルですので、デッキに入っても2枚程度で、限度3枚でしょう。その意味では「序盤にはマナが無いから役に立たない~」的な思考は意味が無いかもしれませんね。フィニッシャーなんですから。
それでなくともX=5程度で運用できれば十分でしょう。
このカードはURで使う場合他に《嵐の神、ケラノス》や《龍語りのサルカン》と言う優秀なダメージソースが在るため、上記の様にそれ程一撃の大きさに拘る必要が無いという点もありますね。他のカードと併せて詰める感じです。
ケラノスの場合はカードアドが稼げますし、3代目サルカンの場合は[-3]で盤面を焼く事が出来ます。ギルドジェイスがいれば[-3]でファッテイをバウンス出来るというのも良いですね。
相手にマナを使わせ、行動を制限するというだけなら、打ち消す事が必要ではありませんから、そうするとGではなく他の色でも良いですね。Wはリセットボタンの《対立の終結》があり、Bなら単体除去が豊富です。もし《闇の領域のリリアナ》《墓所の怪異》がいればBはもっと良好な関係が築けたでしょうね。
使いどころが限られてはいるものの、CounterBurnと言うデッキコンセプトにはこの上なくフィットする素晴らしいカードですので、デッキの組み方次第ではかなり強いカードになると思います。が、CounterBurnは組むのが難しいデッキでもあるので構築できるほど札に恵まれるかと言うと、難しい気も・・・。
因みに↓環境では流石に無い。Xスペル自体が受け入れられない環境ですからね。趣味で1枚入れるのはアリですが。
毎ブロックごとに亜種の出る《猛火》ですが、今回は「獰猛」により火種に+2点が付くボーナスが有ります。
当然それを前提にして使っていく事になるでしょう。
Std最高の相棒はどう考えても、《世界を目覚めさせる者、ニッサ》。[+1]で獰猛の条件たるパワー4を難なく、それも土地の続く限り生成できます。そしてもう一つの[+1]で《森》を最大4つ起こすマナソースにもなります。RtRブロックが消えショックランドが落ちているので流石に4つを起こす事は出来ないでしょうが、それでも2つ程度のブーストは簡単でしょう。親和性が半端無いですね。
X火力と言う事で、どうしてもフィニッシャーを想像しがちですが、生物除去として見ても悪くはありません。
「獰猛」を達成できれば、1マナ2点、2マナ3点、3マナ4点火力です。特に3マナ4点火力は《炎の投げ槍》に匹敵する高効率です。前者2つも現実的なマナ効率の火力と言えます。また公開されている生物を考えると、タフネス1~2が非常に多い事が判ります。その意味では「獰猛」を達成しておらずとも最低限の2マナ1点~3マナ2点火力として最序盤の生物除去に運用する事も現実味が帯びてくると思います。
そういう使い方が出来れば、序中盤は生物除去に使えて、終盤には相手を焼き殺すフィニッシャーになれるスペルと言う評価も出来ますね。
後は、パワー4の生物をどう調達/保持するか・・・。
ネタデッキで《アーティファクトの魂込め》と《難局》を使ったUR茶なんて面白いと思いますね。
↓環境では《曲がりくねりのロシーン》と言うこれまた素晴らしい相棒が存在します。
自身で「獰猛」を持たしつつ、Xスペル専用の(4)マナソースになります。使いやすく纏ったニッサと言う見方も出来ますね。《槌のコス》も獰猛とマナソースの両方に対応できます(同時達成できないところが他に劣りますが)。
また《円環の賢者》も相性がいい。「進化」している事が前提になりますが、その分大きくマナブーストできますからね。最大パワーを誇る組み合わせは《ザル=ターの古きもの》ですね。5マナパワー7で《春の鼓動》内蔵ですから7点+11点が達成できます。
ただ、あまり大きなマナを使うのなら、↓環境にはそれこそ《苦悩火》や《小悪魔の遊び》の様な強力なXスペルもあります。
やはり上記のような取り回しの良いX火力と言う立ち位置が優れていると思います。
どこぞの宗教や哲学書に載っていそうなFTが印象的な、究極の《クローン》。
ここまでするのなら土地まで範囲に含めて「完璧」の体現者になって欲しかったですねw今一つ土地を除いた理由が不明ですが。
非常にテクニカルなカードとして知られる《クローン》ですが、このカードはそれを遥かに超える運用性の広さを誇っていますね。相手の物をパクッ手膠着状態を作り出すだけでもそこそこに強い。が、流石に相手に依存するだけでは4マナも掛けるには無駄が多いので、やはり能動的に攻め込める自身の強力なコピー先が欲しいですね。
望ましいのはCip持ちの生物ですが、最大の恩恵はPWにもなれる事。素晴らしいですね。
特に《悪夢の織り手、アショク》や《龍語りのサルカン》《リリアナ・ヴェス》の様な大きなマイナス能力を持っているPWはルール改正による流し打ちが出来るので相性がいいですね。
生物に使うのなら色の合う《波使い》をコピーできるのが最上でしょうか。圧倒的なアドバンテージを打撃力を実現できます。
今のところこれ!!と言うようなものが少ないのが残念ですかね・・・。
ただ打って変わって、↓環境ではあまり評価が芳しくないと思います。
何故なら《ファイレクシアの変形者》と言うカードが在るからです。確かに変身範囲こそ狭いですが、それでも実用的な範囲ですし、無色マナのみで使える扱いやすさと3マナと言う軽さが重大です。
コピースペルは軽いコストで重いものに変身する程に高効率になるので軽さい事は強みです。その上、軽いということ自体が↓環境では重要な基準です。キャスト時にUUを要求するのもマイナスです。
《出産の殻》での運用も考えられますが、 それでも変形者の方がハンドに来てしまった場合を考えれば扱いやすいでしょう。
2マナでパワー3に到達でき、小型のチャンプブロックを許さない素晴らしいアタッカーです。中堅までなら相討ちを採れる可能性の有るパワーなので枚数を積んでも腐りません。
Rと言う事でRanbbleRedが視野に入りますが、《マルドゥの頭蓋狩り》もいるのでラクドスカラーでも2マナ域が充実しています。色々なパーツは失いましたが、まだいけるかもしれませんね。《荒野の後継者》がいるステロイドはどうでしょうか、少々パーツが足りない気もします。
2マナで、条件付きでサイズが上がり、パワー3に到達し、疑似回避能力を有するというこれだけの部分があると、私は《嵐血の狂戦士》を思い浮かべますね。こちらは環境にも恵まれSlighやステロイドでもかなり使われましたが、こちらは果たして?
基本的にモンゴル~中国/インド当たりのモチーフが多いようですが、コイツは《略奪者の戦利品》と同じく日本の侍を思わせる甲冑を着ていますね。とは言え同じ日本の侍でも神河のそれは御家人であったのに対して、こちらは殆どが野武士のようなイメージです。
こんなところで。
稲妻カマキライダーはまた次回で
SCGでGP神戸の塚本さんのグリセルシュートが紹介されています。
GP神戸の英語ページで紹介されていましたが、こういう風に日本人デザインのデッキが紹介されるというのは嬉しいですね(^^)
さて、タルキールも今日は元気です。
今回はR祭りですね。
《嘲る扇動者》 (1)(R):「変異」誘発時に《脅しつけ》ができるGoblins。
クリーチャー - ゴブリン・ならず者 R
変異 (2)(赤)
Mocking Instigatorが表向きになった時、それがあなたのターンであればクリーチャーを1体を対象とし、ターン終了時までそれのコントロールを得る。そのクリーチャーをアンタップする。そのクリーチャーはターン終了時まで速攻を得る。
2/1
これが新たな「ゴブリン式のやる気を起こさせる方法」らしいです。
Stdでは一時的にコントロールを奪う事で相手のブロッカーを奪い、自分の戦力に出来るので攻撃的なデッキで活用できます。
特にWeenieの様なサイズの無いデッキはMidrange等で出されるサイズのある生物を乗り越えるのは至難であるため、序盤はアタッカーを熟しながら、中盤以降はそれを奪うという使い方でデッキに貢献できます。
奇襲性があり、デッキコンセプトを後押しできる良いカードです。これも序盤と中盤以降でそれぞれの役割がある汎用性の高いカードですね。
また、WeenieだけでなくRUG等の様に生物除去が得意でない色で扱うのも良いですね。
ついでにそれを《生命の遺産》で生け贄に捧げられれば最高です。
爆アドですねww
とりあえず3マナ以下のGoblinと言う事で、RambbleRedに入れて《ゴブリンの熟練扇動者》に貢献できるというだけでも価値が有ります。それが、中盤までもつれた場合の活用方法まで有るのですから十分に使いどころのあるカードだと思います。
下の環境では難しいですね・・・。
真先に考えられるGoblinsでは変異等にマナを使っている余裕はありませんし、ファッティなら《棘鞭使い》が有りますからね。
当然《霊気の薬瓶》でも使えない。
また、2マナ+3マナと言うテンポの悪さもいただけない。
一時的に奪うのなら本家の《脅しつけ》を使えばいいですし、類似の能力持ちの生物も沢山います。これを積極的に運用する理由が今のところ見つけられませんね。Goblinsにしてみれば《タルモゴイフ》をパクれるというのは光る部分が有るのですがね。
《精神振り》 (X)(U)(R):疑似《中略》+本体専用《猛火》というCounterBurnとは何か?を一つで体現しているようなスペルですねw
インスタント R
呪文1つを対象とし、それをそれのコントローラーが(X)を支払わないかぎり打ち消す。~はその呪文のコントローラーにX点のダメージを与える。
ドロースペルとカウンターに溢れていたMtg初中期のプレイヤーの心をわしづかみするような素敵なデザインですww
過去のカードで言うと3点固定の《蝕み》と言う素晴らしいスペルがINV世代の私には想像させられます。また《棄却》の逆版の効果でもありますね。こちらもUW Controlの有り方を示した良いスペルでした。
《蝕み》に劣っている印象を受けるかもしれませんが、PWが存在する現代では必ずしもそうでは言えないというのは重要ですね。
所謂Xスペルですが、1枚で2つの効果があるXスペルは大体において強いのがMtgの定石。それに対して能動的な選択肢が無い完全な受動型スペルと言う点がかなり尾を引く感じでもある、評価の難しいスペルです。
テキトウに使っても弱いだけです。
単純に《中略》や《猛火》として使う場合には単に重くなって効果も制限されているのでかなり弱い。2つの効果が使えて初めて機能し、真価を発揮するスペルです。
大前提となる不確定カウンターとして見た場合重くなって扱いづらくなっている以上、マナ加速が出来る色での運用が必要条件となるでしょうね。2マナも相手より低い条件で勝負しなくてはいけないのでは話にならない。そうなってくると単なるCounterBurnではなくなってきますね。丁度tGでティムールクラン(RUG)が有るのでこれが現実的になるでしょう。《森の女人像》《クルフィックスの狩猟者》というControlにマッチした生物がいますし、イラストでスペルをキャストしている《爪鳴らしの神秘家》もいいですね。最終的には相手のスペルが打ち消せようが打ち消せまいが、相手の行動に合わせた《猛火》として使う事もできるので《爪鳴らしの神秘家》の2マナブーストは有難いですね。
惜しむらくは、受動型であり相手のスペルに合わせてのキャストになるので《世界を目覚めさせる者、ニッサ》や《歓楽者ゼナゴス》の[+1]のマナソース能力には今一つマッチしない点ですね。まぁ、もともとこれらのPWはCounterBurnの様な構えたControlデッキでは無くMidrangeの様な中速の攻めていくデッキに合うので、そのスタートからしてあまり良い組み合わせでは無いですね。どちらかと言えば《荒ぶる波濤、キオーラ》が合うデッキでしょうね。一応《彼方の神、クルフィックス》もいますが・・・顕現できなければ《ケイラメトラの指図》以下ですし、顕現できるかどうかが勝負。
あまり置物を置くのが得意ではない上にControll系での運用になるので《ニクスの祭殿、ニクソス》は難しいですね。
フィニッシャーとして見た場合、相手のキャストに合わせてしかこちらが火力を撃ちこむ術が無いわけです。
ですから、盤面で負けていて相手にスペルの追加をする必要が無い場面を作らせてしまっては終わり。如何に盤面をコントロールしきるかがこのスペルの活きるか死ぬかを表してもいるでしょう。
生物を強いて盤面を固めるか、スイーパーで流すのか。《霊気渦竜巻》や《圧倒的な波》はバウンスと言う点で相手に再度キャストを迫るという意味でも相性がいいですね。同じく[-3]でバウンスが出来るPWである《ギルドパクトの体現者、ジェイス》もCotrolのPWとして使いやすいのであっているでしょう。
どのみちマナが無ければ使い道のないスペルですので、デッキに入っても2枚程度で、限度3枚でしょう。その意味では「序盤にはマナが無いから役に立たない~」的な思考は意味が無いかもしれませんね。フィニッシャーなんですから。
それでなくともX=5程度で運用できれば十分でしょう。
このカードはURで使う場合他に《嵐の神、ケラノス》や《龍語りのサルカン》と言う優秀なダメージソースが在るため、上記の様にそれ程一撃の大きさに拘る必要が無いという点もありますね。他のカードと併せて詰める感じです。
ケラノスの場合はカードアドが稼げますし、3代目サルカンの場合は[-3]で盤面を焼く事が出来ます。ギルドジェイスがいれば[-3]でファッテイをバウンス出来るというのも良いですね。
相手にマナを使わせ、行動を制限するというだけなら、打ち消す事が必要ではありませんから、そうするとGではなく他の色でも良いですね。Wはリセットボタンの《対立の終結》があり、Bなら単体除去が豊富です。もし《闇の領域のリリアナ》《墓所の怪異》がいればBはもっと良好な関係が築けたでしょうね。
使いどころが限られてはいるものの、CounterBurnと言うデッキコンセプトにはこの上なくフィットする素晴らしいカードですので、デッキの組み方次第ではかなり強いカードになると思います。が、CounterBurnは組むのが難しいデッキでもあるので構築できるほど札に恵まれるかと言うと、難しい気も・・・。
因みに↓環境では流石に無い。Xスペル自体が受け入れられない環境ですからね。趣味で1枚入れるのはアリですが。
《火口の爪》 (X)(R):Socになった《猛火》。
ソーサリー R
クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。~はそれにX点のダメージを与える。
獰猛ーあなたがパワーが4以上のクリーチャーをコントロールしているなら、代わりに~はそのクリーチャーやプレイヤーに、Xに2を足した点数のダメージを与える。
毎ブロックごとに亜種の出る《猛火》ですが、今回は「獰猛」により火種に+2点が付くボーナスが有ります。
当然それを前提にして使っていく事になるでしょう。
Std最高の相棒はどう考えても、《世界を目覚めさせる者、ニッサ》。[+1]で獰猛の条件たるパワー4を難なく、それも土地の続く限り生成できます。そしてもう一つの[+1]で《森》を最大4つ起こすマナソースにもなります。RtRブロックが消えショックランドが落ちているので流石に4つを起こす事は出来ないでしょうが、それでも2つ程度のブーストは簡単でしょう。親和性が半端無いですね。
X火力と言う事で、どうしてもフィニッシャーを想像しがちですが、生物除去として見ても悪くはありません。
「獰猛」を達成できれば、1マナ2点、2マナ3点、3マナ4点火力です。特に3マナ4点火力は《炎の投げ槍》に匹敵する高効率です。前者2つも現実的なマナ効率の火力と言えます。また公開されている生物を考えると、タフネス1~2が非常に多い事が判ります。その意味では「獰猛」を達成しておらずとも最低限の2マナ1点~3マナ2点火力として最序盤の生物除去に運用する事も現実味が帯びてくると思います。
そういう使い方が出来れば、序中盤は生物除去に使えて、終盤には相手を焼き殺すフィニッシャーになれるスペルと言う評価も出来ますね。
後は、パワー4の生物をどう調達/保持するか・・・。
ネタデッキで《アーティファクトの魂込め》と《難局》を使ったUR茶なんて面白いと思いますね。
↓環境では《曲がりくねりのロシーン》と言うこれまた素晴らしい相棒が存在します。
自身で「獰猛」を持たしつつ、Xスペル専用の(4)マナソースになります。使いやすく纏ったニッサと言う見方も出来ますね。《槌のコス》も獰猛とマナソースの両方に対応できます(同時達成できないところが他に劣りますが)。
また《円環の賢者》も相性がいい。「進化」している事が前提になりますが、その分大きくマナブーストできますからね。最大パワーを誇る組み合わせは《ザル=ターの古きもの》ですね。5マナパワー7で《春の鼓動》内蔵ですから7点+11点が達成できます。
ただ、あまり大きなマナを使うのなら、↓環境にはそれこそ《苦悩火》や《小悪魔の遊び》の様な強力なXスペルもあります。
やはり上記のような取り回しの良いX火力と言う立ち位置が優れていると思います。
《賢いなりすまし》 (2)(U)(U):自我を捨てると悟りを開き、涅槃の域へと到達します。
クリーチャー - 多相の戦士 M
あなたはClever Impersonatorが戦場に出るに際し、いずれかの土地でないパーマネントのコピーとしてそれを戦場に出して良い。
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どこぞの宗教や哲学書に載っていそうなFTが印象的な、究極の《クローン》。
ここまでするのなら土地まで範囲に含めて「完璧」の体現者になって欲しかったですねw今一つ土地を除いた理由が不明ですが。
非常にテクニカルなカードとして知られる《クローン》ですが、このカードはそれを遥かに超える運用性の広さを誇っていますね。相手の物をパクッ手膠着状態を作り出すだけでもそこそこに強い。が、流石に相手に依存するだけでは4マナも掛けるには無駄が多いので、やはり能動的に攻め込める自身の強力なコピー先が欲しいですね。
望ましいのはCip持ちの生物ですが、最大の恩恵はPWにもなれる事。素晴らしいですね。
特に《悪夢の織り手、アショク》や《龍語りのサルカン》《リリアナ・ヴェス》の様な大きなマイナス能力を持っているPWはルール改正による流し打ちが出来るので相性がいいですね。
生物に使うのなら色の合う《波使い》をコピーできるのが最上でしょうか。圧倒的なアドバンテージを打撃力を実現できます。
今のところこれ!!と言うようなものが少ないのが残念ですかね・・・。
ただ打って変わって、↓環境ではあまり評価が芳しくないと思います。
何故なら《ファイレクシアの変形者》と言うカードが在るからです。確かに変身範囲こそ狭いですが、それでも実用的な範囲ですし、無色マナのみで使える扱いやすさと3マナと言う軽さが重大です。
コピースペルは軽いコストで重いものに変身する程に高効率になるので軽さい事は強みです。その上、軽いということ自体が↓環境では重要な基準です。キャスト時にUUを要求するのもマイナスです。
《出産の殻》での運用も考えられますが、 それでも変形者の方がハンドに来てしまった場合を考えれば扱いやすいでしょう。
《戦名を望む者》 (1)(R):RWeenieにとって今のところ最も実用的な生物が出ましたね。
クリーチャー - 人間・戦士 U
強襲 - ~が戦場に出たとき、このターンあなたがクリーチャーで攻撃していた場合、それの上に+1/+1カウンターを1つ置く。
~はパワーが1以下のクリーチャーにはブロックされない。
2/1
2マナでパワー3に到達でき、小型のチャンプブロックを許さない素晴らしいアタッカーです。中堅までなら相討ちを採れる可能性の有るパワーなので枚数を積んでも腐りません。
Rと言う事でRanbbleRedが視野に入りますが、《マルドゥの頭蓋狩り》もいるのでラクドスカラーでも2マナ域が充実しています。色々なパーツは失いましたが、まだいけるかもしれませんね。《荒野の後継者》がいるステロイドはどうでしょうか、少々パーツが足りない気もします。
2マナで、条件付きでサイズが上がり、パワー3に到達し、疑似回避能力を有するというこれだけの部分があると、私は《嵐血の狂戦士》を思い浮かべますね。こちらは環境にも恵まれSlighやステロイドでもかなり使われましたが、こちらは果たして?
基本的にモンゴル~中国/インド当たりのモチーフが多いようですが、コイツは《略奪者の戦利品》と同じく日本の侍を思わせる甲冑を着ていますね。とは言え同じ日本の侍でも神河のそれは御家人であったのに対して、こちらは殆どが野武士のようなイメージです。
こんなところで。
稲妻カマキライダーはまた次回で
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