皆さん、こんばんは。しもべです。


 錦織君は残念でしたね。それでも十分快挙。今後にも期待が持てるというものです。それよりユニクロからボーナスで1億貰えるそうな。
しかし、車イステニスでシングルスとダブルスで優勝した方には何も無しだそうで。まぁ、宣伝効果による経済利益と言う側面を考慮した結果なのでしょう。
しかし何も無しと言うのも・・・こう、報われない物が在りますね。


 タルキールは昨日から一気に公開されてますが、多すぎて処理できないので一部ずつ。
《真珠湖の古きもの》   (5)(U)(U)
クリーチャー - リバイアサン   M
瞬速
~は打ち消されない
果敢
あなたのコントロールする土地を3枚手札に戻す:~をオーナーの手札に戻す。
               6/7
:「やや!? あ、あれなるは真珠湖の主、パッシーだ!!」的なリヴァイアサン。
明らかに岸に近すぎる巨大な鎌首と言い、どう考えても泉に隠れ切れていないサイズ・・・。
だからなのかは知りませんがリヴァイアサンにしては6/7と控えめなサイズ。リヴァイアサンなのに「島渡り」を持っていないのもそういう理由ですかね?

 しかし、「被覆」系の除去耐性こそ持っていませんが、圧倒的な安定感を誇りますね。
取り敢えず隙が無い。一昔前なら完璧なU系Controlのフィニッシャーでしたね。
ぶっちゃけ果敢は要らないので、トランプルとか威嚇とか持ってろよと言うサイズ。
若しくはCipで何かアドが採れると良かった。
ただ、《圧倒的な波》で全てブロッカーを押し流すという方法が取れますね。
所謂残念神話枠ですが、その様に評すには抵抗があるほど非常に高いスペックしてますよね。《霊異種》とは違った意味で完成されています。


《灰雲のフェニックス》  (2)(R)(R)
クリーチャー - フェニックス   M
飛行
~が死亡した時、あなたのコントロールで裏向きに戦場に戻す。
変異(4)(赤)(赤)
~が表向きになった時、~は各プレイヤーに2点のダメージを与える。
                4/1
:4マナパワー4のフライヤーと言う性能持ち。
《ファルケンラスの貴種》には単体では少々劣りますが、次期Red deck winsの様なR系Beatdownの主力を担えるだけの要素が有ります。
面白いのは「変異」持ちであるにも拘らず、「変異 → 表」では否く「表 → 変異」と言う挙動を取る事。
もちろん変異から出しても良いのですが、基本は表でキャストしてPIGで変異になって戻ってくるカードと言った感じですね。

 焼身自殺した後、灰より蘇えるという言い伝えをこれまでは灰=墓地と表現していましたが、今回は=変異=無色で表しているようですね。
変異Token的にあれが灰なのかと言われると微妙ですが・・・。
見た目がポケモンの「ホウオウ」を連想させます。


 パワー4のフライヤーと言う事で極めて《ティムールの隆盛》と相性がいい。
(R)(R)マナをクリア出来たら主力になれますね。
其処を考慮すると《パーフォロスの槌》の方が3マナ→4マナと繋がりまで含めて相性が良好ですね。
ただ、槌はゴーレムを生まないとただの劣化《熱情》であり、ゴーレムを作ろうと土地を食べると「変異」挿せるマナが足りなくなるというジレンマ
やはり隆盛と使いたいですが・・・。
《凶暴な拳刃》も「速攻」持ちとして使うなら(R)(R)(U)(G)になりますから、そのようなパワー4を2種そろえられるのは素晴らしいですね。

 普通に考えれば変形「頑強」の様に死亡させてもアドバンテージに繋がります。
《嵐の息吹のドラゴン》をチャンプした上で生物を残せる
わけですね。《生命の遺産》の様な生け贄系スペルだとよりアドを伸ばせますね。
 変異後は能力が極めて落ちるので、変異を目指すわけですが、《幽霊火の刃》が有れば4/4としてそのまま戦線に立たせる事が出来ます。
《サグのやっかいもの》や《氷羽のエイヴン》のような優れた変異生物を併用するのなら、この様な形も良いかも知れませんね。

 基本はBeatdownで組むはずですが、6マナ立たせる事が出来れば、リムーブの無いデッキではほぼ除去する事が不可能なカードと言う事を考えればMidrangeなどでも使っていける性能ですね。
表時の火力を合わせればそこそこの打点もあるわけですし。
自分にダメージが入る以上Controlのフィニッシャーとしては力不足でしょうが。
少なくとも相手に選択権のある《炎輪のフェニックス》より安定した戦力になるでしょう。


《マグマのしぶき》や《神々の憤怒》など、何故か同色が敵。
オカシイ・・・。
身内が厳しいのは黒の伝統の筈・・・。
まぁ某「一繋ぎの秘宝」をめぐる冒険浪漫譚でも「メラメラの実」は「マグマグの実」に一方的に負けてましたからね。


《神秘の痕跡》  (1)(G)
エンチャント    R
あなたのコントロールで裏向きにクリーチャーが戦場に出るたび、あなたはあなたのライブラリーから基本土地カードを1枚探して公開し、それを手札に加える。その後ライブラリーを切り直す。
あなたのコントロールするパーマネントが表向きになるたび、それがクリーチャーならばそのクリーチャーはターン終了時まで+2/+2の修正を受ける。
:《収穫の神、ケイラメトラ》の立場は?
5マナ掛けてからその後「戦場に出す」なら2マナで「手札に加える」方が遥かに嬉しいのですが・・・。

 「変異」生物を使え!!と言わんばかりの能力/マナコストですね。
変異の前に出すことで、全ての変異生物をCip《他勢》持ちに出来ると思うと凄ぶる強いカードです。変異持ちは公開系サイクルを除くと基本的に重めの変異コスト持ちが大半です。
故にその重さを緩和出来る
と考えると素晴らしいですね。
ぶっちゃけデッキを組みたいと思わせるキーカードです。

 変異キャスト直後は隙が在るため、公開系サイクルを利用できると2つ目でサイズまで補えるので隙を減らす事が出来ますね。
また《灰雲のフェニックス》で「変異で出す→表にする→死亡PiG→変異で出る」と言う動きが出来ますね。
変異を活かすのであれば是非《幽霊火の刃》を使いたい。変異時の戦闘力の低さを補えるのでより積極的に変異を使っていく事が出来ます。
ついでに変異誘発系は誘発時に役目を半分は終える上に、サイズもアップできるため《生命の遺産》でドローに変換できれば無駄が無いですね。
その意味でも公開系はマナが掛らなくスムーズに表になれます。
 2つ目の強化はそこまでせずとも回避能力持ちに使えば十分ダメージに還元できます。
特に《サグのやっかいもの》や《氷羽のエイヴン》は色も合うので良い組み合わせになりそうです。

 まぁ、この手のカードが後半に来ると役立たずなのはいつも通りですね。
[ペロペロ男爵]さんがエントリーで挙げていた《彩色マンティコア》を使った5c変異と言うデッキが非常に組んで見たいw


 ↓環境でも《賛美された天使》をそのまま順にキャスト出来る訳です。
単純にカードアドを1枚手に入れるだけでも十分強いのですが、フェッチ等と共に独楽の様なTop操作系をより使いやすく出来ます。


《ジェスカイの魔除け》  (U)(R)(W)
インスタント       U
以下から1つ選ぶ
・対象のクリーチャーをオーナーのライブラリーの一番上に置く。
・Jeskai Charmは対象の対戦相手に4点のダメージを与える。
・あなたのコントロールするクリーチャーはターン終了時まで+1/+1修正と絆魂を得る。
:トリコロールチャーム。チャームの4種類目です。
機能的には《アゾリウスの魔除け》+《ボロスの魔除け》を足して2で割った感じですね。ネタが切れたのか意識しているのかは不明ですがRtRブロックのチャームとの類似性がみられることが多い気がしますね、今回は。
 各能力は《追い返し》=《捕海》/本体4点/強化《殺し屋の行動》です。これを見ると4マナ/2.5マナ/4.5マナ相当であり以上のコストパフォーマンスに優れているのが判りますね。
これを3マナでモードから選べるとか・・・歴代最高レベルではないでしょうか?

 ただ、全ての行動がダメージレースに関連する能力です。
KTKのジェスカイと言うクランの特色にはマッチしている物の、歴代のトリコロールが担ってきたキャントリップやバウンス/カウンターと言う要素がほぼ持っていないため、Tricoloreと言う存在の中ではかなり異色な立ち位置になりそうですね。

 既述の通り、ダメージレースを積極的に挑む様なデッキで使うべきで、その点では《ティムールの魔除け》に似ていますが、色の関係かこちらの方が攻防で使える能力です。
特に強力なのは1つ目の《補海》。元々3マナのInsで使えること自体がかなり強い能力なのですが、環境的にフェッチランドが存在するという事が何よりも大きいです。
Legacy環境のプレイヤーなら誰もが通った道であろう「フェッチ《水没》夏物語」をStdでも体験する事になる
でしょう。
まぁ「(U)(R)(W)が揃っていれば不用意にフェッチを切らない」と言う事を心掛ければ良いだけなのですが(《水没》はピッチなので零マナで飛んできます。)
単純に「攻撃を遅らせる+ドローを遅らせる」のタイムディトラクションとして使っても十分強いカードです。
色が合わない《悪夢の織り手、アショク》は残念ですね。

 2つ目の火力はボロチャを考えれば5点にして欲しかったところですが、そもそも2マナ4点がおかしいだけなので致し方ない。
ただ、Sligh系WR Burnと言うデッキを2つのフォーマットで確立させた功労者の一人であるボロチャと違い、このカードはBurnには向いていません。もっとBeatdownに寄せたデッキでこそ真価を発揮するカードなので、効果だけを見てボロチャと同じような感覚に陥っていては酷い目を見ると思います。
本当にラスト一撃かPWを落すぐらいな物でしょう。

 3つ目はまぁ何よりマシな部類。効果自体は強いのですが、ジェスカイ自体がそれ程数を並べるのに適しているクランでないため全体強化の恩恵を受けるのは難しそうです。
ただ《急報》や《ゴブリンの熟練扇動者》の様な単体で数を並べるカードもありますので、組み方次第ですかね。《若き紅蓮術士》がいないのは残念ですね。
またジェスカイクランの能力である「果敢」と合わせる事で「+2/+2、絆魂」を付与する事が出来ます。
前のめりなだけのカードでは無く、こうしてピンチを改善できるという意味ではダメージレースを大きく左右するカードですね。
3つ目が《マナ漏出》なら《精神振り》と併用してCounterBurnが組めたのですが・・。

 ↓環境では残念ながら期待薄ですね。
前述の通り、歴代のToricoloreの在り方とこのカードの特性に差が有り過ぎます。
Patriotはもちろん、ModernのToricoMidrangeでも苦しいのではないでしょうか?
一応要素としては有りますが、PatriotはLegacy最高の除去札を抱えるデッキで、わざわざ3マナを用意せずとも1マナ枠が上2つを補ってくれる上に《石鍛冶の神秘家》が下1つをカバーしています。全てデッキがより軽いマナで補えているわけです。
火力/カウンター/ドローと全て揃った《イゼットの魔除け》が使われない状況でコイツを優先する理由が有りません。
そして何よりも厳しいのは《瞬唱の魔道士/ScM》がいるという事。
1マナスペルを自由に再利用できるScMがいればわざわざ限定的な3マナスペルを利用する理由が存在しません




・Cip1点ゲインランドサイクル。
ジャングルとかならともかく、砂漠(《磨かれた砂漠》)とかどの要素でゲイン出来るのかが謎ですね・・・。寧ろルーズしそう。
個人的には《花咲く大地》と《茨森の滝》のイラストが好きです。

 Pauperにまた新たな2色ランドが登場したわけですが、多色化するとタップインが増えますので行動が遅くなりますね。
とすると速攻系が増えるのではないかとも・・・。


こんなところで。


コメント

ジオン軍
2014年9月10日0:52

ケイラメトラは《強引な採掘》と相性いいから・・・・(震え声)

nophoto
通りすがり
2014年9月10日2:31

いくらケイラメトラが残念性能とはいえ、さすがに変異限定の《神秘の痕跡》の話にメトラが出てくるのは無理があるのではないかと…。

しもべの一人、H
2014年9月10日22:21

>ジオン軍さん
コメントありがとうございます。

震え過ぎ・・・。

>通りすがりさん
コメントありがとうございます。

まぁ使うであろうデッキが全然異なるでしょうから、一々比べる必要はないと思います。でも系目虎の残念っぷりを考えると一声だしたくもなりませんか?

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