タルキール)その11 金色の悪魔に違和感
2014年9月11日 新カード紹介
皆さん、こんばんは。しもべです。
頭痛い・・・。
皆さんも風邪には気を付けてください。
《奈落の王》とかの頃を知っている人間からすると微妙な気分ですね・・・。まぁ最近も《グリセルブランド》と言うキ○ガイもいましたしね。
しかし、先日のサイやゴリラもそうですが、こうメリットばかり詰め込まれても強いカードなのは事実ですが、デザインとしての美観が良くないです。まぁ個人の価値観なのでただの我が儘と言ってしまえばそれまでなのですが・・・。
タダツヨのカード積んでればいいゲームに成り下がって欲しくは無いのですがね。
仲間を食べて、クランを「解体」してしまうと言う部分は良く出来てはいると思うのです。
「警戒」と「絆魂」が少々被っているので別の能力でも良かったと思いますが・・・。
《グリセルブランド》以来の狂悪魔ですね、しかし。
グリ様は歴史に名を残す大横綱レベルでしたが、コイツも大関レベルのつよさ。
4マナ5/4飛行とここまでで一切弱い所が無いにも拘らず、完全なメリットのサクリ台になります。
基本サクリ台は強制では無く選択式なら完全なメリット能力。しかも制限なし。それだけでシナジーは無限大レベルの凶悪能力です。それが3種類のキーワード能力からの選択付と言うぶっ壊れレベル。
実に恐ろしい「速攻」持ちフライヤーで、攻撃性能が極めて高いアタッカーでありながら、「警戒/絆魂」で攻防も熟せる万能コンバット生物です。
が、重要な事は4マナも掛けてコイツはコンバット専用生物だという事です。
アドバンテージは稼げないし4マナを掛けているので除去されればテンポロスを起こす事は大半です。
そして能力も便利なのは事実ですが、それを連発していると除去された場合のディスアドバンテージが半端ない事になります。
ここら辺が意外とネックな部分ではありますね。
旧環境の《ファルケンラスの貴種》と違い、何かを犠牲にする事が前提の様な能力と言うのが引っ掛かりになりそうです。もちろん何もしなくとも過剰と言えそうなマナレシオなのですが、ここまで揃うとついつい生贄に捧げたくなるのが心情。
が、それはリスクを負っている事実です。相手や状況を見据えリスクリターンを考えなければ意外と穴に嵌ってしまいそうです。
実際ETB時の「速攻」を別にすれば、後はライフレースには優位に立てる能力ですが、ダメージの総打点で言えば落ちていきますからね。
除去耐性もそこそこのタフネスしかなく、チャームの影響で3マナ除去が溢れ返っているため、向かい風も結構あります。
ここら辺の認識をしっかり持つことが肝要になると思います。
そうは言っても、タダツヨ枠なのは違いが有りませんがね。
《ゴブリンの熟練扇動者》とは特に相性が良いですね。何が良いかと言うと攻撃のルートを2通り確立できる事です。
地上ががら空きならそのまま扇動者が決めれます。地上を固めてくるようなら扇動者をToken製造機として解体者で攻め込めます。
また先だって扇動者がいる事で相手の避雷針になる事も出来ます。
同じく攻防で活躍できる《オレスコスの王、ブリマーズ》も素晴らしいですが、自動ではTokenが出ない点と(W)(W)と言うマナシンボルがネックですね。
攻撃一辺倒なクランの性質に反し、攻防で活躍でき、単体でも面展開でも活躍できます。《足首裂き》《兜砕きのズルゴ》を使う理由がほぼ無くなってしまいました・・・。
とりあえずこれを使え的な感じで出された《Grim Haruspex》とはマナカーブも揃っていますね。
不要牌を合わせて2種類アドバンテージに置き換える事も出来るのでバランスの採れた組み合わせです。
基本的には3マナ域にW・B・Rでそれぞれ相性の良いカードが在るのでデッキコンセプト/メタゲームに合わせて使い分けれるというのも構築上のこいつの強みになりますね。
他は、基本Tokenが欲しいカードなので《マルドゥの隆盛》《マルドゥの魔除け》は良いですね。
隆盛は最初こそ「速攻」の付与には自力で弾を調達する必要がありますが、その次からは解体者が弾を調達してくれます。魔除けは《急報》モードも然ることながらIns《強迫》の面目躍如の活躍が見込めます。
相手のドロー後/エンド前に検閲できるのでほぼ完ぺきな露払いになりますね。
他には《アナフェンザの伝令》も別クランですが良いですね。解体者がやられても伝令がフィニッシャーになれます。
何故《若き紅蓮術士》は居ないのか・・・。
特に何もしなくても序盤のWeenie生物の使い道になります。置いておいてもチャンプ以外に使い道が無いのなら~と言う事で。上記《Grim Haruspex》が居れば完璧。ただBeatdownなら熟練扇動者の方が良いですかね。
《嘲る扇動者》のようなControl奪取も良いですが少々やり過ぎ感も。
《通行の神、エイスリオス》もサクリ台として良い相性なのですが、余り再利用したいCip持ちがいないという残念な結果。《マルドゥの頭蓋狩り》ぐらいですかね?
色さえ合っていれば、同マナ域を押しのける強さが有りますね。
《真面目な訪問者、ソリン》なんか使ってる場合じゃねぇ!!
取り敢えず《高木の巨人》はマジで需要が高そうです。
↓環境でも素晴らしいカードになりそうです。
サクリ台と言うのはカードプールが増える程に優秀になりますからね。
本体の除去性能も高い。《稲妻》《突然の衰微》に耐え、「布告」系にも「速攻」による打点で最低限の働きをします。
故にPW戦でも強いですね。
ただ、それでも除去の強い環境なので、アドロスには気を付けたいですね。また小型のフライヤーも増えるので意外と攻撃が通らない事も。まぁ火力で薙ぎ払うのがベストですね。
サクリ台としても優秀ですが、よくよく考えてみると、それは「こいつが優勝なだけ」で「サクリ台としての性能」はそこまで高くはありません。その場では何の効果もありませんし、そもそも生物。Zombardment等の様なサクリ台を積極的に使うデッキはコンボパーツとしての安定性が重要です。その点ではコイツには少々の不備が有ります。
また上記《通行の神、エイスリオス》も、それ以上に適したサクリ台がいるので結構この分野での活躍の幅は狭いかもしれません。
が、良サイズで「飛行」「速攻」を持っているだけでフィニッシャーとしては十分強力です。
取り敢えず邪魔になった《闇の腹心》を食べるだけでも十分に強い。絆魂ありますしね。
余り日の目を見ないオロスカラーですが、軸となるカードの登場は良い傾向ですね。
効果は真逆ですが。ついでにより対に相応しいのは《液化》な気も・・・。
個人的な印象は、U系のWeenieやBeatdownが序盤に押し込みを掛けた後、中盤以降のMidrangeやControlの状況を逆転させるための大札を弾く、受動型の詰めの一手と言う印象です。
序盤に決めきれないと大札で巻き返されるのが速攻系の弱点なのでそれを補う札としては悪くないかと。その意味では《頑固な否認》と「優位な盤面/状況を固定/蓋をする」という方向性は同じかもしれませんね。
ControlやMidrangeが使うには、序盤い血管の有る自分のデッキ特性と相反しています。
ただ、ミラー等でサイド後に仕込んでおくのは良いかも知れませんね。取り敢えず4マナ域以上にパワーカードが集まっている環境なので使い道には困らないと思います。
重役出勤ですぜぇ。
効果は強化《復仇》/強化《夜の囁き》/強化《共有の絆》と言う物。
3つともが2.5マナ程度の価値があるという非常にハイパフォーマンスなチャームです。
効果も除去、ドロー、強化で能動/受動揃った挙動が出来る1枚に仕上がっています。今回のチャームの中でも最もバランスが良いとも言えますね。
1つ目の除去は正直、リムーブの価値はそれほど大きくは無い上に制限まで付いているため使える能力とは言い切れません。が、次期環境は中量級以上のマナレシオが高いため比較的制限は薄いと見ることも可能でしょう。
リムーブに関しても《エレボスの鞭》の再利用やPIG能力を発動させないなど恩恵は相応に在ります。そしてPWである《龍語りのサルカン》の[+1]に対抗できるという点でも評価できますね。
と言うより日々《嵐の息吹のドラゴン》に有利になっていきますね。
リムーブになって損をするのは《荒野の収穫者》ぐらいでしょうね。
コイツは結構重要ですが、《包囲サイ》や《世界を喰らう者、ポルクラノス》と被るマナ域のため必須ではありません。《漁る軟泥》が居たらもう少し悩ましくもあったかもしれませんね。
2つ目は効果は《夜の囁き》ですが、Insで撃てることが特徴です。
3色とは言え、僅か3マナで確実にアドバンテージが単体で採れるInsのドロースペルと言うとMtGの歴史上でもそれ程数が無い事から如何に優秀化が判ります。単体でアドバンテージが取れて、能動的に動ける優秀な能力です。《血の署名》でなかったのは残念ですが、これでも十分に強い。
3つ目は《共有の絆》の自由度がより増して+1/+1カウンター2個を好きなように振り分けれるようになりましたね。
Ins速度での+2/+2として使うだけでもそこそこ優秀なコンバットトリックになります。クランのメカニズムである「長久」を経由することなく《アイノクの盟族》等で「先制攻撃」や「飛行」などのキーワード能力を共有できるようになるためその点でもコンバットトリックに使えますし、何より「長久」という攻撃の手を止める能力を使わなくてもいいのが大きいと私は思います。
他にも《硬化した鱗》が有れば2体に2個ずつ置く事が出来るのでそうすると強化スペルとしても破格の性能ですね。
THSブロックの「英雄的」を満たすのも良い。《苛まれし英雄》や《運命の工作員》《テツモスの大神官》等は良い対象になるでしょう。
活用性もある良スペルだと思います。
アブザンは3マナ域代わりと渋滞気味なのでどこまで採用できるかは不明ですが、優先順位は高いと思います。とりあえずメインに積んでおくと安定していて腐りにくいスペルですね。
対して、↓環境での評価はまぁあまり芳しくないです。
そもそも3マナ域のスペルと言うだけで評価が下がりますからね。そこは致し方ない。
除去は《復仇》にならなくて本当に良かったというレベル。パワー3と4では狙える対象範囲が如実に違ってきますから。これによってギリギリ除去として生存権が与えられているレベルです。リムーブなのは一長一短ですが、どちらかと言うと《死儀礼のシャーマン》で再利用したかったですね。
2つ目は同じくメインですね。腐らない。
3つ目はまぁ無いよりはましレベルなのですが、↓環境は低マナ域生物が主力なので1つサイズが違うだけでも戦力としての影響力が随分変わってきます。その意味では価値は有るでしょう。
《ウーナの黒近衛》《茨森の模範》の様な能力共有系やスパイクなど、シナジーがある物も多いのでやはり結よう出来るのはここになりますね。
基本的にこのカラーは《突然の衰微》と言う万能札を抱えているので、それ以上除去札を抱える事はそれ程ありません。
が、このカードの様にそれ以外での付加価値が認められる場合は1~2枚程度増枠として使う場合もありますかね。今は《名誉回復》や《大渦の脈動》の様な衰微でカバーできない枠を抑えるために1枚挿しされていますが、この枠に入れれるかもしれません。
ただし、これが通常のControlに入るのなら話は別。
基本的に墓地利用を頻繁には出来ないデッキも多いので、それを考えればこれのために「探査」で墓地を投資する事が出来ます。
機能的には《集中》の4マナにさえなれば最低限で、それ以上なら非常に使いやすいという評価になります。
フェッチランドと序盤の妨害札を積極的に使っていける様なControlなら3~4枚貯めるのは容易なはず。よしんば終盤に来ても3ドローと効果は高くそれが1マナで使える可能性まで有る。
機能的にも4枚積む様な物ではないので2枚標準、多めなら3枚と言う形でControlに採っておけば素晴らしいドロースペルになるのではないか?と思います。
・《蔑み》
:生物にしろPWにしろ中マナ域以降はKPが非常に高いのでその意味で重要な効果になりますね。
メインは《思考囲い》と言う不動の存在がいる為、サイド後にハンデスを増量したい場合ですかね。とはいえサイド後は普通はハンデスは減るはずなのでどうなんでしょうね・・・。
しかし、色んな方の《蔑み》の評価を見ても判りますが、次の環境が取り敢えず生物生物生物・・・。
純粋なControlやComboは在るんですかね?
どの色でも生物の殴り合いなんて面白いんでしょうか?
・戦旗シリーズ
:マナファクトの新シリーズ。
設置3マナ+起動3色マナも掛けているんだから《精神石》を考えたら2ドローでも罰は当たらないと思います・・・。
こんなところで。
頭痛い・・・。
皆さんも風邪には気を付けてください。
《軍族の解体者》 (1)(R)(W)(B):知らない間にデーモンも随分優しくなったものです。
クリーチャー - デーモン R
飛行
他のクリーチャー1体生け贄に捧げる:ターン終了時まで、~は警戒か絆魂か速攻のうち、あなたが選んだ1つを得る。
5/4
《奈落の王》とかの頃を知っている人間からすると微妙な気分ですね・・・。まぁ最近も《グリセルブランド》と言うキ○ガイもいましたしね。
しかし、先日のサイやゴリラもそうですが、こうメリットばかり詰め込まれても強いカードなのは事実ですが、デザインとしての美観が良くないです。まぁ個人の価値観なのでただの我が儘と言ってしまえばそれまでなのですが・・・。
タダツヨのカード積んでればいいゲームに成り下がって欲しくは無いのですがね。
仲間を食べて、クランを「解体」してしまうと言う部分は良く出来てはいると思うのです。
「警戒」と「絆魂」が少々被っているので別の能力でも良かったと思いますが・・・。
《グリセルブランド》以来の狂悪魔ですね、しかし。
グリ様は歴史に名を残す大横綱レベルでしたが、コイツも大関レベルのつよさ。
4マナ5/4飛行とここまでで一切弱い所が無いにも拘らず、完全なメリットのサクリ台になります。
基本サクリ台は強制では無く選択式なら完全なメリット能力。しかも制限なし。それだけでシナジーは無限大レベルの凶悪能力です。それが3種類のキーワード能力からの選択付と言うぶっ壊れレベル。
実に恐ろしい「速攻」持ちフライヤーで、攻撃性能が極めて高いアタッカーでありながら、「警戒/絆魂」で攻防も熟せる万能コンバット生物です。
が、重要な事は4マナも掛けてコイツはコンバット専用生物だという事です。
アドバンテージは稼げないし4マナを掛けているので除去されればテンポロスを起こす事は大半です。
そして能力も便利なのは事実ですが、それを連発していると除去された場合のディスアドバンテージが半端ない事になります。
ここら辺が意外とネックな部分ではありますね。
旧環境の《ファルケンラスの貴種》と違い、何かを犠牲にする事が前提の様な能力と言うのが引っ掛かりになりそうです。もちろん何もしなくとも過剰と言えそうなマナレシオなのですが、ここまで揃うとついつい生贄に捧げたくなるのが心情。
が、それはリスクを負っている事実です。相手や状況を見据えリスクリターンを考えなければ意外と穴に嵌ってしまいそうです。
実際ETB時の「速攻」を別にすれば、後はライフレースには優位に立てる能力ですが、ダメージの総打点で言えば落ちていきますからね。
除去耐性もそこそこのタフネスしかなく、チャームの影響で3マナ除去が溢れ返っているため、向かい風も結構あります。
ここら辺の認識をしっかり持つことが肝要になると思います。
そうは言っても、タダツヨ枠なのは違いが有りませんがね。
《ゴブリンの熟練扇動者》とは特に相性が良いですね。何が良いかと言うと攻撃のルートを2通り確立できる事です。
地上ががら空きならそのまま扇動者が決めれます。地上を固めてくるようなら扇動者をToken製造機として解体者で攻め込めます。
また先だって扇動者がいる事で相手の避雷針になる事も出来ます。
同じく攻防で活躍できる《オレスコスの王、ブリマーズ》も素晴らしいですが、自動ではTokenが出ない点と(W)(W)と言うマナシンボルがネックですね。
攻撃一辺倒なクランの性質に反し、攻防で活躍でき、単体でも面展開でも活躍できます。《足首裂き》《兜砕きのズルゴ》を使う理由がほぼ無くなってしまいました・・・。
とりあえずこれを使え的な感じで出された《Grim Haruspex》とはマナカーブも揃っていますね。
不要牌を合わせて2種類アドバンテージに置き換える事も出来るのでバランスの採れた組み合わせです。
基本的には3マナ域にW・B・Rでそれぞれ相性の良いカードが在るのでデッキコンセプト/メタゲームに合わせて使い分けれるというのも構築上のこいつの強みになりますね。
他は、基本Tokenが欲しいカードなので《マルドゥの隆盛》《マルドゥの魔除け》は良いですね。
隆盛は最初こそ「速攻」の付与には自力で弾を調達する必要がありますが、その次からは解体者が弾を調達してくれます。魔除けは《急報》モードも然ることながらIns《強迫》の面目躍如の活躍が見込めます。
相手のドロー後/エンド前に検閲できるのでほぼ完ぺきな露払いになりますね。
他には《アナフェンザの伝令》も別クランですが良いですね。解体者がやられても伝令がフィニッシャーになれます。
何故《若き紅蓮術士》は居ないのか・・・。
特に何もしなくても序盤のWeenie生物の使い道になります。置いておいてもチャンプ以外に使い道が無いのなら~と言う事で。上記《Grim Haruspex》が居れば完璧。ただBeatdownなら熟練扇動者の方が良いですかね。
《嘲る扇動者》のようなControl奪取も良いですが少々やり過ぎ感も。
《通行の神、エイスリオス》もサクリ台として良い相性なのですが、余り再利用したいCip持ちがいないという残念な結果。《マルドゥの頭蓋狩り》ぐらいですかね?
色さえ合っていれば、同マナ域を押しのける強さが有りますね。
《真面目な訪問者、ソリン》なんか使ってる場合じゃねぇ!!
取り敢えず《高木の巨人》はマジで需要が高そうです。
↓環境でも素晴らしいカードになりそうです。
サクリ台と言うのはカードプールが増える程に優秀になりますからね。
本体の除去性能も高い。《稲妻》《突然の衰微》に耐え、「布告」系にも「速攻」による打点で最低限の働きをします。
故にPW戦でも強いですね。
ただ、それでも除去の強い環境なので、アドロスには気を付けたいですね。また小型のフライヤーも増えるので意外と攻撃が通らない事も。まぁ火力で薙ぎ払うのがベストですね。
サクリ台としても優秀ですが、よくよく考えてみると、それは「こいつが優勝なだけ」で「サクリ台としての性能」はそこまで高くはありません。その場では何の効果もありませんし、そもそも生物。Zombardment等の様なサクリ台を積極的に使うデッキはコンボパーツとしての安定性が重要です。その点ではコイツには少々の不備が有ります。
また上記《通行の神、エイスリオス》も、それ以上に適したサクリ台がいるので結構この分野での活躍の幅は狭いかもしれません。
が、良サイズで「飛行」「速攻」を持っているだけでフィニッシャーとしては十分強力です。
取り敢えず邪魔になった《闇の腹心》を食べるだけでも十分に強い。絆魂ありますしね。
余り日の目を見ないオロスカラーですが、軸となるカードの登場は良い傾向ですね。
《軽蔑的な一撃》 (1)(U):思わずInvの《禁制》を思い出してしまったスペル。
インスタント C
点数で見たマナ・コストが4以上の呪文1つを対象とし、それを打ち消す。
効果は真逆ですが。ついでにより対に相応しいのは《液化》な気も・・・。
個人的な印象は、U系のWeenieやBeatdownが序盤に押し込みを掛けた後、中盤以降のMidrangeやControlの状況を逆転させるための大札を弾く、受動型の詰めの一手と言う印象です。
序盤に決めきれないと大札で巻き返されるのが速攻系の弱点なのでそれを補う札としては悪くないかと。その意味では《頑固な否認》と「優位な盤面/状況を固定/蓋をする」という方向性は同じかもしれませんね。
ControlやMidrangeが使うには、序盤い血管の有る自分のデッキ特性と相反しています。
ただ、ミラー等でサイド後に仕込んでおくのは良いかも知れませんね。取り敢えず4マナ域以上にパワーカードが集まっている環境なので使い道には困らないと思います。
《アブザンの魔除け》 (W)(B)(G):待ちに待ったアブザンクランのチャームです。
インスタント U
以下から1つ選ぶ。
・パワー3以上のクリーチャー1体を対象とし、それを追放する。
・あなたはカードを2枚引き、2点のライフを失う。
・1体もしくは2体のクリーチャーを対象とし、それらの上に2個の+1/+1カウンターを好きなように割り振って置く。
重役出勤ですぜぇ。
効果は強化《復仇》/強化《夜の囁き》/強化《共有の絆》と言う物。
3つともが2.5マナ程度の価値があるという非常にハイパフォーマンスなチャームです。
効果も除去、ドロー、強化で能動/受動揃った挙動が出来る1枚に仕上がっています。今回のチャームの中でも最もバランスが良いとも言えますね。
1つ目の除去は正直、リムーブの価値はそれほど大きくは無い上に制限まで付いているため使える能力とは言い切れません。が、次期環境は中量級以上のマナレシオが高いため比較的制限は薄いと見ることも可能でしょう。
リムーブに関しても《エレボスの鞭》の再利用やPIG能力を発動させないなど恩恵は相応に在ります。そしてPWである《龍語りのサルカン》の[+1]に対抗できるという点でも評価できますね。
と言うより日々《嵐の息吹のドラゴン》に有利になっていきますね。
リムーブになって損をするのは《荒野の収穫者》ぐらいでしょうね。
コイツは結構重要ですが、《包囲サイ》や《世界を喰らう者、ポルクラノス》と被るマナ域のため必須ではありません。《漁る軟泥》が居たらもう少し悩ましくもあったかもしれませんね。
2つ目は効果は《夜の囁き》ですが、Insで撃てることが特徴です。
3色とは言え、僅か3マナで確実にアドバンテージが単体で採れるInsのドロースペルと言うとMtGの歴史上でもそれ程数が無い事から如何に優秀化が判ります。単体でアドバンテージが取れて、能動的に動ける優秀な能力です。《血の署名》でなかったのは残念ですが、これでも十分に強い。
3つ目は《共有の絆》の自由度がより増して+1/+1カウンター2個を好きなように振り分けれるようになりましたね。
Ins速度での+2/+2として使うだけでもそこそこ優秀なコンバットトリックになります。クランのメカニズムである「長久」を経由することなく《アイノクの盟族》等で「先制攻撃」や「飛行」などのキーワード能力を共有できるようになるためその点でもコンバットトリックに使えますし、何より「長久」という攻撃の手を止める能力を使わなくてもいいのが大きいと私は思います。
他にも《硬化した鱗》が有れば2体に2個ずつ置く事が出来るのでそうすると強化スペルとしても破格の性能ですね。
THSブロックの「英雄的」を満たすのも良い。《苛まれし英雄》や《運命の工作員》《テツモスの大神官》等は良い対象になるでしょう。
活用性もある良スペルだと思います。
アブザンは3マナ域代わりと渋滞気味なのでどこまで採用できるかは不明ですが、優先順位は高いと思います。とりあえずメインに積んでおくと安定していて腐りにくいスペルですね。
対して、↓環境での評価はまぁあまり芳しくないです。
そもそも3マナ域のスペルと言うだけで評価が下がりますからね。そこは致し方ない。
除去は《復仇》にならなくて本当に良かったというレベル。パワー3と4では狙える対象範囲が如実に違ってきますから。これによってギリギリ除去として生存権が与えられているレベルです。リムーブなのは一長一短ですが、どちらかと言うと《死儀礼のシャーマン》で再利用したかったですね。
2つ目は同じくメインですね。腐らない。
3つ目はまぁ無いよりはましレベルなのですが、↓環境は低マナ域生物が主力なので1つサイズが違うだけでも戦力としての影響力が随分変わってきます。その意味では価値は有るでしょう。
《ウーナの黒近衛》《茨森の模範》の様な能力共有系やスパイクなど、シナジーがある物も多いのでやはり結よう出来るのはここになりますね。
基本的にこのカラーは《突然の衰微》と言う万能札を抱えているので、それ以上除去札を抱える事はそれ程ありません。
が、このカードの様にそれ以外での付加価値が認められる場合は1~2枚程度増枠として使う場合もありますかね。今は《名誉回復》や《大渦の脈動》の様な衰微でカバーできない枠を抑えるために1枚挿しされていますが、この枠に入れれるかもしれません。
《宝船の巡航]》 (7)(U):相変わらず自分のクランと仲良くする気が足りないスゥルタイのドロースペル。同族嫌悪なの?
ソーサリー C
探査
カードを3枚引く。
ただし、これが通常のControlに入るのなら話は別。
基本的に墓地利用を頻繁には出来ないデッキも多いので、それを考えればこれのために「探査」で墓地を投資する事が出来ます。
機能的には《集中》の4マナにさえなれば最低限で、それ以上なら非常に使いやすいという評価になります。
フェッチランドと序盤の妨害札を積極的に使っていける様なControlなら3~4枚貯めるのは容易なはず。よしんば終盤に来ても3ドローと効果は高くそれが1マナで使える可能性まで有る。
機能的にも4枚積む様な物ではないので2枚標準、多めなら3枚と言う形でControlに採っておけば素晴らしいドロースペルになるのではないか?と思います。
・《蔑み》
:生物にしろPWにしろ中マナ域以降はKPが非常に高いのでその意味で重要な効果になりますね。
メインは《思考囲い》と言う不動の存在がいる為、サイド後にハンデスを増量したい場合ですかね。とはいえサイド後は普通はハンデスは減るはずなのでどうなんでしょうね・・・。
しかし、色んな方の《蔑み》の評価を見ても判りますが、次の環境が取り敢えず生物生物生物・・・。
純粋なControlやComboは在るんですかね?
どの色でも生物の殴り合いなんて面白いんでしょうか?
・戦旗シリーズ
:マナファクトの新シリーズ。
設置3マナ+起動3色マナも掛けているんだから《精神石》を考えたら2ドローでも罰は当たらないと思います・・・。
こんなところで。
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