タルキール)その12 お前は人間じゃねぇ!
タルキール)その12 お前は人間じゃねぇ!
タルキール)その12 お前は人間じゃねぇ!
ねむい・・・。

 皆さん、こんばんは。しもべです。

 そろそろタルキールもフルスポが期待されていますが、GPTの時の《ボロスの反攻者》の様な隠し種はありますかね。
書いてた文が一部消えて泣きそうです。

《龍爪のスーラク》 (2)(G)(U)(R)
伝説のクリーチャー - 人間・戦士 M
瞬速
~は打ち消されない。
あなたがコントロールするクリーチャー・呪文は打ち消されない。
あなたがコントロールする他のクリーチャーはトランプルを持つ。
  6/6
:《狩猟の神、ナイレア》とは何だったのでしょうか?
「瞬足」「打ち消されない」「生物を打ち消させない」「トランプルを付与する」と自身も過剰な性能ながら周囲へのサポートも過剰なティムールの族長です。自力の能力も特殊ですが、周囲へのサポートもこれ1枚で《ガイアの伝令》と《狩猟の神、ナイレア》の補助効力を持っているわけです(パンプは有りませんが)。
恐ろしい。
「瞬足」持ちであるため実質「速攻」持ちでもあるという訳で、過剰もここに極まれりと言う感じですね。

 とりあえず、RUG:ティムールは全力で殴って行くのが信条になりそうで、このカラーでBeatdownを組むのなら自然に入るでしょう。特に「トランプル」の付与は他のデッキよりサイズが勝る事が多いので威力を発揮するはず。伝説ですので枚数は抑えめになるでしょうが、それでも無いという事は殆ど無い筈。このカラーには《サグのやっかいもの》と言う優秀な生物もいるため多少競合する枠ですね。

 「瞬足」のお陰で隙無く使えるので、Insを構えるという動きも出来そうです。
特に《ティムールの魔除け》に代表されるカウンター等で相手の退路を塞ぐというのは押し込むデッキであっても重要になってきます
。この打消しの他に、火力等や「変異」や《凶暴な拳刃》の様に相手のターンに行動する事も相応に在るはずなのでこれは有難いです。

 ただ、気になる点もあります。
《軍族の解体者》の時にも触れましたが、悪までこのカードは戦闘にしか関与できないという点です。
アドバンテージも稼げませんし、除去耐性も高いタフネス以外には存在しません。除去札で対応された場合確実にテンポロスが起こるはず
です。
 同時に解体者の様に「警戒」「絆魂」等を持ってはいません。攻防に活躍するのではなく、攻防のどちらかにしか関与できません。
5マナと言う重さの割に効果が非常に限定的なのです
推している場面では勿論強いのですが、劣勢の場面では除去耐性の無い6/6を置くだけでは状況を改善するのは難しい事の方が多いでしょう。
 フィニッシャーとしても除去耐性が薄い上に本人に回避能力が一切ありません。1/1接死の蜂1匹にさえ立往生する羽目になります。その意味では「変異」と言う速度だけでなく「呪禁」「トランプル」の両面に置いて《サグのやっかいもの》に劣っているカードでもあります。
 所詮はコンバット専用生物であるため、何らかのシナジーやコンボの形成と言うのも難しいでしょう。
文字通り額面通りの強さしかありません。想像以上の何かを得るのは難しいと思います。
見た目は派手で見栄えもしますが、それだけの存在でしかないという側面もあります。過剰な幻想は捨てておくべきかと思います。
 色が合うなら2枚程度取っておいても無駄は無いでしょうが、フィニッシャーは制圧力のある《世界を喰らう者、ポルクラノス》や速度と耐性のある《嵐の息吹のドラゴン》の方が個人的には優先したいですね。


 他のDNの方のエントリーで《ザルファーの魔道士、テフェリー》と比較してらっしゃる方もいました。
成る程確かに5マナの生物で「瞬足」と「打消し耐性を持たせる」と言う点では一致してますね。
只こちらがよりパワフルであるのに対して、テフェリーは魔法使いらしくスペル全体はカバーしてくれましたね。

 しかし《魂売り》にやっと時代が追い付いてきたか・・・。
まぁこちらの方が強いのは事実なのですが、競えるぐらい《魂売り》の性能は強烈と言う事を考えると、コイツは本当に化け物だったんですね・・・。

 それにしても人間とは思えないサイズ。
熊とのタイマンを制してきたそうですが、熊どころかそんじょそこらのドラゴンにさえタイマンで負けないというサイズ。
よく見ると彼の方には真っ二つにされたクマの顔の毛皮が掛っていて・・・。
怖いです・・・。


《不気味な腸卜師》  (2)(B)
クリーチャー - 人間・ウィザード  R
変異(黒)
他のあなたがコントロールするトークンでないクリーチャーが死亡したとき、カードを1枚引く。
            3/2
:M14の《闇の予言》を生物化したようなスペルですね。
人間になり欲望にまみれたのか信心が薄れてしまったようです。

 Tokenには反応しませんが、ライフペイが無くなったので払い過ぎで死ぬことはありません。Tokenでぼろ儲けが出来なくなったのは有りますが、実存のある生物限定と言うなら墓地復活が出来る生物を使っていればいい話です。兎にも角にも《血に染まりし勇者》と組ませると何度でも1ドロー出来ます。
 アドバンテージ生物としては中々に優秀ですが、それ程攻撃的な能力ではありません。
WeenieやBeatdownに入れても勿論役に立ちますが、同マナ域にはもっと優れたアタッカーもいる為デッキ構築上中速ぐらいの方が良いのかもしれませんね。まぁ普通にWeenieに入れても消耗戦には強くなるはずですが。

 マルドゥにして《血に染まりし勇者》→これ→《軍族の解体者》と動くのは中々強力。ですが攻め手が早いわけではないので中速Beatdownになりますかね。また《荒野の収穫者》と合わせると1ドローに「占術1」が付いてくるためドロー性能がより高くなります。こちらはより遅めのMidrange向けですね。
《戦列への復帰》を併用できればより膨大なアドバンテージに繋げる事も出来ますが。
 単体ではアドは稼げませんし、出したら優先的に除去されるだけの、結局1-1交換にしかならない生物になる可能性が高い気もしますが果たして・・・。

 あまりコイツ自体の「変異」の有効性が見いだせませんが、それこそ他の変異生物を積極的に使っていく事で相手を惑乱させる事が出来ますね。ついでにマナコストが軽いので変異に対して誘発する能力などがあると利用しやすいです。

 どうでも良いですが、名前に「Grim」が入っているだけで全てを許せるほど黒信心の高いダメプレイヤーしもべです。 


 下の環境ならどうでしょうね。
アドエンジンの一つになれなくもないですが、少々重いか?自分のPIGに反応しない点が非常に残念ですね。
《ザスリッドの屍術師》とはどちらが優れているか一長一短ですね。
正直これをアドエンジンとして積極的に使いたいデッキが思い浮かばないです。


《血に染まりし勇者》   (B)
クリーチャー - 人間・戦士  R
~ではブロックできない。
強襲 - (1)(B):~を戦場に戻す。
         2/1
:環境3種類目の1マナパワー2の生物。RtRが落ちてもB Weenieは健在ですね。
取り敢えず、序盤に死んだ生物が中盤以降も復活して打点に貢献できるという点は素晴らしい。スィーパーに対してもハンドに1枚生物を残しておけば復活できますのでプレイングしだいで高い耐性を持っている事になりますね。

 ただ、数で押すのでもない限り小粒なアタッカーはそれ程後半では役に立たないので何らかのサポートは必要ですね。
《略奪者の戦利品》は良い相棒ですね。打点が3になるのは大きい上に、数で押すプランを後押しできるので。クルセイド系なら何でもいいのでもっと軽い物を使うというのも良いですね。2マナで用意できる《Chief of the Edge》なら良いマナカーブを描けますね。

 墓地復活系と言う事でシナジーも組みやすいですね。
特に前述の《不気味な腸卜師》と《軍族の解体者》は順に出して使えと言わんばかりです。色拘束もそれぞれが齟齬を起こしたりしません。また「強襲」は同ターン内ならいくら誘発ではなく条件式起動能力なので何回でも復活できます。つまりこれらが揃えば (1)(B)で1ドローがIns速度でマナの続く限り行う事が出来る訳ですね。解体者が「絆魂」ではなく「魂の絆」だったならば・・・。
 数で攻める、墓地復活と言う点で《鍛冶の神、パーフォロス》の2つの能力とも相性が良いですね。
実体のあるカードを数で用意できるので《アブザンの隆盛》《マルドゥの隆盛》でもいい。互いに出し入れできます。
黒信心でもBeatdownなら使えるでしょうか? 黒コン的に組んでも良いでしょうが、それなら《エレボスの指図》を使って消耗戦を仕掛けたいですね。
 後は《ナイレアの弓》で「接死」を持たせるのも良いですね。
Weenie生物が確実な戦力になれます。もっと生物を生け贄に捧げるようなスペルがあるとまた一味違ってくるのでしょうが。


 強力ではありますが、所詮1マナ生物なので《節くれの傷皮持ち》の様に中盤以降でも使える何らかの運用方法を是非デッキに組み込みたいですね。


 ↓環境では微妙です。
《墓所這い》にしろ《恐血鬼》にしろもっと軽いコストの生物がいますからね。「強襲」と言う条件も面倒です。
折角の戦士なので《黒曜石の戦斧》と使うと2マナで4/2を確保できるぐらいですかね。

しかし、それにしても・・・。
1マナパワー2と言うだけでも凄かったのに、復活能力までつくとか・・・時代の流れは本当に恐ろしいです。


《わめき騒ぐマンドリル》 (5)(G)
クリーチャー - 類人猿  C
探査、トランプル
             4/4
:「探査」を持つ猿。
まぁ能力を考えたら5マナ相当なので墓地2~3枚を投資すれば十分マナレシオが良いと考えればそこそこ強いですね。
《サテュロスの道探し》から普通に3t目キャスト出来ますね。


 ↓環境の方が可能性はあると思います。
当たり前ですが《墓忍び》と競合します。
「探査」コストが少ない事。そしてそれ以上に(G)のシングルシンボルで済む点が何よりも大きい優位性ですね。
《ヴェールのリリアナ》や《Hymn to Tourach》もあるので(B)(B)は十分使う事になるのですが、それでもない方が基本的には望ましいので。探査の量が少ない分《タルモゴイフ》や《死儀礼のシャーマン》を潰しにくいという利点もあります。
「探査」が軽い分《精神を刻む者、ジェイス》や《水没》等のバウンスに抵抗が僅かにあるという事でもあります。
 ただ、当然《墓忍び》が勝っている部分もあります。
それはフェアデッキが操る環境最大のフライヤーと言う事ですね。突破力では一長一短ですがフライヤーは戦闘する生物も限定されている分明らかにサイズが優位です。この明確で唯一の利点をどう評価するかですね。

 サイズ/突破力/除去耐性等はどれも両方共に十分ですからね。
複数ある利点に対し、巨大フライヤーである事にどこまでこだわるか?



・《秘密の計画》
:3枚目の「変異」推奨カードですね。
変異が解かれると1ドローなので、ハンド公開系と相性がすこぶる良いですね。
《無情な切り裂き魔》や《不気味な腸卜師》が居るBも混ぜてBUGで《神秘の痕跡》とアドバンテージ変異デッキが組めますねw
《スゥルタイの魔除け》や《サグのやっかいもの》の様な優秀なカードもありますし。



・《ジェスカイの隆盛》
:X-menとかアメコミヒーローの図。
味方全体を強化《膨れコイルの奇魔》に換え、スペルにルーター効果が付くという効果は強めのカード。
しかしIns/Soc等非生物をトリガー都市優先順位を付けながら強化対象が生物と言う何ともチグハグなスペルです。ルーターのみの効果に絞った方が手っ取り早い効能です。
 とりあえず《急報》《Hordeling Outburst》の様な面展開が出来る非生物スペルが相性が良いので積極的に絡めていきたいですね。熟練扇動者は不安定なので微妙ですね。あと、何故か「長久」と相性が良い。
現代に《壌土からの生命》《罰する火》が無いのが悔やまれますね。



・《凶暴な殴打》
:格闘系は元々生物がいなければ機能しない欠陥除去ですので、故に生物数は相当多くしておく必要があります。同時に単体では劣化《槌の一撃》を使う理由も無いので可能なら「獰猛」も満たす事
 このスペルの場合、除去した後は、ダメージが残っているとはいえ単純にパンプスペルとしても機能するため、通常の格闘よりも遥かにダメージレースの大きく影響できます。

 完全にネタ臭のするイラストですが、これが逆にクマが人間パンチしてたら、ただのヴァイオレンスでしたね。
こうしておっさんは+2/+2され熊を殴り倒す・・・のではなくダブルノックアウトの拳で語り合った結果《熊の仲間》になったのでしょうか?




こんなところで。


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