タルキール)その13 Uのスペル2つと残り
2014年9月13日 新カード紹介
やっとフルスポ出ましたね。
今のところこれは!?的なシークレットは見当たりませんが果たして・・・。
他のDNで見かけた2倍《衝動》と言うのが良い響きですね。2回ではなく2倍であるところに。
過去のスペルだと《祖先の記憶》に近しい効果ですね。「探査」とInsと言う特性の代わりに、3マナコストの増加と墓地→ボトムへとなってしまいました。誰もがこれが墓地であったならば・・・と感じたでしょうねw
ある「意味記憶力が貧弱でなかった」からこそ墓地域ではなくボトム域になったのかもしれませんね・・・。
が、これ単体でも素晴らしく強い。
《Treasure Cruise》でも触れましたが、他に「探査」で食い合う様な対象がいないのなら「探査」も容易です。
同じようにコストを下げれれば十分に強い、と言うかかなり強いスペルになります。
ハードル設定は《霊感》の4マナなので、2枚も有れば本家以上の効果です。中盤になれば3~4枚の墓地カードを使う事も容易でしょう。
効果自体は《Treasure Cruise》よりも1枚引ける枚数が落ちています。
が、「Top7枚中の2枚」と「Top3枚」では質が全然異なります。より最適な物を選びやすい。中盤ともなれば土地はそれほど必要ではありませんが、3枚も引けば混ざる可能性も大きい。その場合は実質2ドローと大差ありません。なら7枚の選択肢がある方が遥かに良いはずです。
また単純にSoc→Insになった事も極めて大きい。
当たり前の事ですがU系の中速~低速は妨害を構えるのが基本戦略ですから。相手のエンドに動ける分マナにも余裕が出るので結果的に「探査」の枚数も少なく済みます。
控えめに言って「かなり強い」と言えますね。
昨今の低下し続けるドロースペルでは考え辛かった性能です。
因みに↓環境でも、BUG Delverでも1枚挿せないかと考えています。
もともと《墓忍び》を2枚程挿す事もあるデッキですから、重さ自体は問題は無い。余剰枠に《真の名の宿敵》や《墓忍び》を入れる場合ならこれを1枚挿してスプリットするのも良いのではないかと思います。当然《闇の腹心》時は無理ですが。
打点枠に入れるのもどうかと思いますが、U札である事とアドバンテージの取れる軽量ドローと言う事で1チャンスあると思います。少なくとも試して判断してみたい。デッキの潤滑油兼アド源として意外に良い働きをすると思います。
BUG 続唱では当然使えませんね。
BUG NicFitはどうでしょうか。以前《禁忌の錬金術》を使ったときはかなり強かった印象が有りますが・・・。
《屋根職人の反乱》から「速攻」を失わせた代りに時限性が無くなりましたね。
5マナで4体だった《ゴブリンの結集》を考えればかなりの効率の良さです。
環境的にも恵まれておりシナジーも多い。
熟練扇動者と絡ませれば実質打点6分に相当します。《鍛冶の神、パーフォロス》なら2点×3を本体に飛ばせます。
普通にTokenデッキで良い気もしますね。《召集》付の《かき立てる炎》《三つぞろいの霊魂》と《急報》で十分デッキになりそうです。《ヘリオッドの槍》が有れば打点が跳ね上がりますし、数のブロックに依る時間稼ぎと《返礼》でダメージレースも優位に進めそうです。
効果的には珍しくもない物ですが、繰り返し使えるというのが非常に重要。
U系のCotrolデッキが相手のターンにドローや火力を撃ちこみながら延々と相手の攻撃を遅延できます。
時間拘束系なので他にバウンスやスイーパーを絡めればより便利です。
スペル中心のヘビーコントロールに合います。
UR Burn組めないかしら・・・。
+残りで気になった物
「W」
・《アブザンの鷹匠》《アイノクの盟族》《アブザンの戦僧侶》
:アブザンで組むとしたら前者2枚は取り敢えず入れておきたいカードですね。
特に鷹匠は「飛行」を与えられるのでダメージを通す力が格段に上がります。盟族は対Weenieぐらいでしか役に立たないのでメタに依りますね。戦僧侶はまぁあると便利ですが入れても1~2枚と言う処ですか。
アブザンは「長久」は少々悠長すぎるので他の+1/+1カウンターを乗せるカードを使うべきでしょうね。
・《果敢な一撃》
:Legacyのテンポを採っていくようなデッキを組むのなら使ってみたいですね。
《針落し》生物版と捉えるといいかも知れません。使うならジェスカイか「英雄的」が対象でしょうね。
取り敢えず1マナのキャントリップと言う点が素晴らしい。
・《アラシンの上級歩哨》
:Wの4マナ3/4飛行と言うと色々想起させられますねw
コイツはアドバンテージは稼ぎませんが、打点では環境最高レベルに成長できる可能性が有ります。
色拘束も薄いですし、アブザンクランで組むならフィニッシャーになれますね。チャームや隆盛を使えば強化先と合わせて一気に打点を4点以上上げる事も出来るようになります。
Insタイミングで使える能力も便利。マナが余った時に使えるので無駄が有りません。
《硬化した鱗》とも相性が良いですが、この鳥自体で一気に片を付ける事も出来ますから、こんな悠長な物を併用する理由はありませんね。
・《武器を手に》
:無いと言いたいのですがIns速度と言うのが重要。
Beatdownでは使えませんがControlなら1チャンス。
・《機を見た軍族朋》
:「強襲」で2マナ以下の生物をリアニできる戦士。
単純にアドバンテージを稼げる点でまず一つの美点。
また、「強襲」を満たそうとすると小型をどうしても前のめりになりがちで生物も死亡しがちなので、それまでに消耗した生物を回収するという意味で戦線を回復させる事が出来る。《戦列への復帰》でもいいのですが、よりアグレッシブに行きたいならこちらの方が良いですね。同じく小型が消耗しがちなアブザンなどでも使えますね。
ただ、このマナ域はマルドゥやアブザンは既に込み合っている状況なのでこれを採用するのは難しいでしょうね・・・。
「U」
・《悪寒》
:単体版《霜のブレス》。
効力は弱いのですが最大2ターン(2度の戦闘)相手を拘束出来る点が優れており、且つ1ドローが出来る。このキャントリップが重要。超重要です。
テンポ系なら使えなくもないです。
・《春の具象化》
:《不屈の自然》内蔵生物。《桜族の長老》を考えると泣けてくるほど弱いですが、UG系のControlで序盤に1パンチ分の壁/ゲインになれるのでまぁ使いどころはあると思います。
・《引き剥がし》
:バウンス故にテンポ系。
ジェスカイやティムール系で使いたいですね。「獰猛」を満たせば1枚ルーターです。結構重要だと思います。
手札を室を上げることは結果的に動きの安定につながり攻勢に繋がりますからね。キャントリップだったならば・・・。
・《霧炎の織り手》
:変異が重いですが、1度だけ除去を弾く事が出来るので、余り数を用意出来ないジェスカイやティムールでは結構貴重な能力だと思います。変異系補助カードと絡めて使っていくのも面白いですね。
本体もパワー3のフライヤーなので中々に戦力として役立ちます。《神秘の痕跡》と絡めれば1度だけパワー5で殴れるわけですし。
・《僧院の群れ》
:U系のControlで《嵐の息吹のドラゴン》を止める事が出来る数少ない生物。
他に対策が有るのなら要りませんが、まぁそこそこ壁としても優秀です。フィナックスと絡めていくのも良いですね。
・《鐘音の一撃》
:Uが使える実質除去ですね。
タッチすれば要りませんが、大物も拘束できます。U単信心を組むのなら場に残る除去の方が良いのでこれも価値があるやもしれません。
・《テイガムの策謀》
:ディスアドバンテージの塊。
テンポとカードの両方のアドを失う衝撃のスペル。ここまで弱くする必要性があったのでしょうかね?
それでも一応ドロー操作をしながら2マナで墓地を5枚肥やせるというのは価値が無いわけでもありませんが、こんな事が許される程の環境なのでしょうか・・・。
「B」
・《死の投下》
:アドバンテージの取れる布告。《血のやりとり》を考えるに5マナ程度なら相場なはずです。
《悲哀まみれ》を使う様なBのControlなら小型を一掃できているはず。相手のファッティやフィニシャーを狙い撃ちするようなターンなら他の妨害札を含めれば5枚以上の墓地を投資する事も可能でしょう。
除去コンを作るなら少しとっておいても良いかも知れません。
・《縁切られた先祖》
:アブザンはマルドゥに比べると小型の圧力で多少見劣りします。
その意味で多少変化を付ける目的で入れてみるのも良いかも知れません。
ついでに黒コンでも序盤のブロッカーに置いておいて、やる事が無い時に「長久」でサイズを挙げて行けばアタッカーにも出来ます。
・《グルマグの速翼》
:黒の生物とは思えないほどの良スペック。
「強襲」用の札とて使い道がある。
↓環境でも装備品を扱うデッキなら戦力に出来ますね。只まぁ《大霊堂のスカージ》を超える力はありませんが・・・。
・《ケルゥの吸血者》
:「タフネス4以上」とかなり相応に厳しい条件ですが、2点ドレインをPIGで使えるようになる生物。
普通に考えれば「壁」系生物を扱う様なControlで活用する事が出来るはず。ただそれならフィナックスと勝ち筋が異なるのが問題。
下の環境でも何らかの可能性を感じさせる1枚。
「吸血鬼」であり「サクリ台」であるためです。
《融合する武具》ならテンポロスなく多くの吸血鬼をタフネス4以上に出来るはず。0マナで他の生物で装備させればその場で2点ドレインも出来ます。《包囲の搭、ドラン》を使う様なタフネス偏重のBeatdownでも普通にドレイン出来るはず。
「R」
・《弧状の稲妻》
:まさかの私の大好きスペルが復活です!!
イラストもカッコいいので是非Foilが欲しい。
普通に使っても十分強い。
特にWeenie系が相応に出来るでしょうからそれらに対応でき一方的に葬れます。Weenie同士のミラーマッチでも使えるはず。
Controlが使うなら《神々の憤怒》でいいのですが、《森の女人像》を始め自陣の生物を巻き込んでしまう恐れがあるので一長一短。
・《僧院の速槍》
:ジェスカイの様なテンポ系を組めと言うメカニズムを持っているクランでようやっと採用できるレベルの軽量生物です。
ただコイツは良くても軽量スペルも弾が不足している哀しき事実。
寧ろ↓環境の不が1チャンスあります。
《ゴブリンの先達》の方が遥かに安定していますが、同時に相手にアドバンテージを与え続ける可能性も残されています。またサイズ的に先達では無理なサイズの戦闘もコイツなら乗り越える可能性もあります。安定性重視の下環境なので苦しいでしょうが、1チャンスあると思います。
ただ、自分のターンに動く必要が在るため「相手のターンエンドに火力を撃ちこむ」従来の挙動が出来ないのは大きな欠点でもあります。
・《苦しめる声》
:《野生の勘》の上位交換ですね。
シングルシンボルになって使いやすくなっています。WeenieやBeatdown、Tempoなどでも使える軽量ドローですね。不要牌になった土地を捨てるだけで十分なので4~5t目にでも使う事を想定した枚数が積めるはず。
唯一のネックはイラストとFT。勘はかっこよかったのになぁ・・・。
「G」
・《強大化》
:他のDNの方の意見ですが「Infect」で1チャンスかも・・・。
2~3マナでのキャストも可能なはず。ただそれなら他のスペルでも良い様な・・・。
Insで+6/+6は良いのですが、不安定なマナなのは頂けない。
・《部族養い》
:僅か2マナで最大10点と言う《疲弊の休息》を超えるライフゲインですね。
ティムール、アブザンや緑信心の対Beatdown/BurnSlighで威力を発揮しそうです。まぁ信心を稼げる《ナイレアの信奉者》の方がデッキにはマッチしていますが。
↓環境でもLifegain/SoulSistersで使えるはず。
特に10点ゲインは《セラの高位僧》のライフ30点以上を簡単に満たせるのでかなり有用です。「獰猛」をどうやって満たすか・・・。
・《境界の偵察》
:何故他の部族が4/4やら3/3飛行速攻やらを出している時間帯に墓地を肥やさねばならないのか・・・?
《忌まわしい回収》を返せ。
・《スゥルタイの剥ぎ取り》
:《ケルゥの吸血者》と同じくタフネス4以上をトリガーとする。
何らかのゲイン系が出来ないだろうか・・・。
4点ゲインと言う大きな回復量は何らかのマッチで使えそう。
ただライフレースに依る消耗戦を組むなら「絆魂」でも良い気もしますが・・・。
「M/A/L」
・《軍備部隊》
:《共有する絆》をCipで使える生物。
抱き込みとは言え3マナのスペル+4/4で5マナは安いです。
アブザンは+1/+1で能力を共有できるのが一つの強みなので、なるべく行いたい。展開を遅くしない為にも「長久」では無くスペルに頼りたいのですが、コイツの場合は打点としてもしっかり機能するため展開に問題が生じません。
他の4~5マナの様に単体で強力ではありませんが、クランのシナジーを優先するならこちらも強い。
ついでに限定戦でもかなり使いやすいはず。
・《刃の隊長》
何故か2マナでパワー3を誇りながら部族「戦士」のクルセイド能力まで持つおかしな性能。マルドゥの様なWeenieを組むのなら是非使っていきたいですね。
・《族樹の発動》
:《龍の眼の学者》と組めば2マナ6/6.
学者自身の《のぞき見》とハンデスを合わせれば十分除去耐性の無さを補えますね。ただ学者がいる時点でBeatは組めませんが。フィナックスにでも入れますかね?
・《騎乗追撃》
:攻撃支援スペル。
防御的な意味では使えない除去ですが、押し込むときに相手の抵抗力を削ぎをとせます。
軽い除去が不足している環境では、Weenieが攻め込むときにはかなり有効になるはずです。特にファッティを使うデッキを相手にする場合は非常に心強い。
・《群の祭壇》
:自分のパーマネントが全てCipでLibraryOut1枚が付いてくるようになるスペルですね。
1度の効力は微弱ですが、本体も軽いですし、Controlで使えば中々に使いやすい札になるはず。フェッチランドでも2枚削れますし2枚目が有れば1度に4枚削れますからね。あとはひたすら妨害札で良い気もしますw
何らかのコンボも組めそうとか考えていたら[uiro]さんが「軍の祭壇+撤回のらせん+夜の護衛+羽ばたき飛行機械」と言うコンボを載せていました。これが強いかはさておき、今の環境はComboデッキはほとんどいない為こういうデッキが組めるだけでも有難いですね。
↓の環境でも十分Comboが考えられそう。
《墓石の階段》+《狂気の祭壇》の様な形でどんどんTokenを増やして削れるような形を取れそうです。
何にせよ何らかの可能性が有りそうですね。
・《精霊龍の墓》
:起動能力でゲイン出来る土地。
コントロールする無色生物の数だけゲイン出来る中々に強力な土地です。
が、一体何のデッキで使うのか判りません。実質3マナ掛けて1点ゲイン程度ではあまりに割に合わない。しかし2点、3点ゲイン出来る程StdでStf生物を出すのは容易ではありません。
使いどころが判らない。
《パーフォロスの槌》や《スリヴァーの巣》程度しか複数展開できそうなものが有りません・・・。
↓環境では多少マシですが・・・。
「親和」なら運用も可能でしょうが、こんな悠長な土地を使っている暇が有れば殴り勝った方が早い。対Burn等には生物が焼かれるだけなので単純にゲイン出来るAtfを使った方が早いです。ミラーマッチぐらいでしょうかね。
一つ思いついたのは《起源室》をつかうWRのSoulsistersですかね。
通称ノリンシスターズですが、あれなら膨大な数を簡単に展開できますのでゲイン量も期待できるはず。ゲインするということ自体がデッキコンセプトとマッチしていますしね。
P.S.
しかしラマスーやら麒麟やらジンやらイフリートやら・・・。
今回は驚くほど過去のマイナー種族に溢れていますね。
今のところこれは!?的なシークレットは見当たりませんが果たして・・・。
《時を超えた探索》 (6)(U)(U):《Treasure Cruise》をいいスペルですねと紹介した数時間後にそれを超えるカードが紹介されるとは何たる皮肉・・・。
インスタント R
探査
あなたのライブラリーの一番上から7枚のカードを見る。それらのうちの2枚をあなたの手札に加え、残りをあなたのライブラリーの一番下に臨む順番で置く。
他のDNで見かけた2倍《衝動》と言うのが良い響きですね。2回ではなく2倍であるところに。
過去のスペルだと《祖先の記憶》に近しい効果ですね。「探査」とInsと言う特性の代わりに、3マナコストの増加と墓地→ボトムへとなってしまいました。誰もがこれが墓地であったならば・・・と感じたでしょうねw
ある「意味記憶力が貧弱でなかった」からこそ墓地域ではなくボトム域になったのかもしれませんね・・・。
が、これ単体でも素晴らしく強い。
《Treasure Cruise》でも触れましたが、他に「探査」で食い合う様な対象がいないのなら「探査」も容易です。
同じようにコストを下げれれば十分に強い、と言うかかなり強いスペルになります。
ハードル設定は《霊感》の4マナなので、2枚も有れば本家以上の効果です。中盤になれば3~4枚の墓地カードを使う事も容易でしょう。
効果自体は《Treasure Cruise》よりも1枚引ける枚数が落ちています。
が、「Top7枚中の2枚」と「Top3枚」では質が全然異なります。より最適な物を選びやすい。中盤ともなれば土地はそれほど必要ではありませんが、3枚も引けば混ざる可能性も大きい。その場合は実質2ドローと大差ありません。なら7枚の選択肢がある方が遥かに良いはずです。
また単純にSoc→Insになった事も極めて大きい。
当たり前の事ですがU系の中速~低速は妨害を構えるのが基本戦略ですから。相手のエンドに動ける分マナにも余裕が出るので結果的に「探査」の枚数も少なく済みます。
控えめに言って「かなり強い」と言えますね。
昨今の低下し続けるドロースペルでは考え辛かった性能です。
因みに↓環境でも、BUG Delverでも1枚挿せないかと考えています。
もともと《墓忍び》を2枚程挿す事もあるデッキですから、重さ自体は問題は無い。余剰枠に《真の名の宿敵》や《墓忍び》を入れる場合ならこれを1枚挿してスプリットするのも良いのではないかと思います。当然《闇の腹心》時は無理ですが。
打点枠に入れるのもどうかと思いますが、U札である事とアドバンテージの取れる軽量ドローと言う事で1チャンスあると思います。少なくとも試して判断してみたい。デッキの潤滑油兼アド源として意外に良い働きをすると思います。
BUG 続唱では当然使えませんね。
BUG NicFitはどうでしょうか。以前《禁忌の錬金術》を使ったときはかなり強かった印象が有りますが・・・。
《軍族童の突発》 (1)(R)(R)::若干感覚が最近可笑しくなっていますが十分強力なスペルですね。一昔前なら凶悪な部類でした。
ソーサリー U
1/1の赤のゴブリン・クリーチャー・トークンを3体戦場に出す。
《屋根職人の反乱》から「速攻」を失わせた代りに時限性が無くなりましたね。
5マナで4体だった《ゴブリンの結集》を考えればかなりの効率の良さです。
環境的にも恵まれておりシナジーも多い。
熟練扇動者と絡ませれば実質打点6分に相当します。《鍛冶の神、パーフォロス》なら2点×3を本体に飛ばせます。
普通にTokenデッキで良い気もしますね。《召集》付の《かき立てる炎》《三つぞろいの霊魂》と《急報》で十分デッキになりそうです。《ヘリオッドの槍》が有れば打点が跳ね上がりますし、数のブロックに依る時間稼ぎと《返礼》でダメージレースも優位に進めそうです。
《物静かな熟考》 (2)(U):相手の攻撃前にタップすれば2回の攻撃を飛ばせるテンポディストラクションを起こせます。
エンチャント U
あなたがクリーチャーでない呪文を1つ唱えるたび、対戦相手がコントロールするクリーチャー1体を対象とする。あなたは「1」を支払ってもよい。そうしたなら、そのクリーチャーをタップする。そのクリーチャーはそれのコントローラーの次のアンタップ・ステップにアンタップしない。
効果的には珍しくもない物ですが、繰り返し使えるというのが非常に重要。
U系のCotrolデッキが相手のターンにドローや火力を撃ちこみながら延々と相手の攻撃を遅延できます。
時間拘束系なので他にバウンスやスイーパーを絡めればより便利です。
スペル中心のヘビーコントロールに合います。
UR Burn組めないかしら・・・。
+残りで気になった物
「W」
・《アブザンの鷹匠》《アイノクの盟族》《アブザンの戦僧侶》
:アブザンで組むとしたら前者2枚は取り敢えず入れておきたいカードですね。
特に鷹匠は「飛行」を与えられるのでダメージを通す力が格段に上がります。盟族は対Weenieぐらいでしか役に立たないのでメタに依りますね。戦僧侶はまぁあると便利ですが入れても1~2枚と言う処ですか。
アブザンは「長久」は少々悠長すぎるので他の+1/+1カウンターを乗せるカードを使うべきでしょうね。
・《果敢な一撃》
:Legacyのテンポを採っていくようなデッキを組むのなら使ってみたいですね。
《針落し》生物版と捉えるといいかも知れません。使うならジェスカイか「英雄的」が対象でしょうね。
取り敢えず1マナのキャントリップと言う点が素晴らしい。
・《アラシンの上級歩哨》
:Wの4マナ3/4飛行と言うと色々想起させられますねw
コイツはアドバンテージは稼ぎませんが、打点では環境最高レベルに成長できる可能性が有ります。
色拘束も薄いですし、アブザンクランで組むならフィニッシャーになれますね。チャームや隆盛を使えば強化先と合わせて一気に打点を4点以上上げる事も出来るようになります。
Insタイミングで使える能力も便利。マナが余った時に使えるので無駄が有りません。
《硬化した鱗》とも相性が良いですが、この鳥自体で一気に片を付ける事も出来ますから、こんな悠長な物を併用する理由はありませんね。
・《武器を手に》
:無いと言いたいのですがIns速度と言うのが重要。
Beatdownでは使えませんがControlなら1チャンス。
・《機を見た軍族朋》
:「強襲」で2マナ以下の生物をリアニできる戦士。
単純にアドバンテージを稼げる点でまず一つの美点。
また、「強襲」を満たそうとすると小型をどうしても前のめりになりがちで生物も死亡しがちなので、それまでに消耗した生物を回収するという意味で戦線を回復させる事が出来る。《戦列への復帰》でもいいのですが、よりアグレッシブに行きたいならこちらの方が良いですね。同じく小型が消耗しがちなアブザンなどでも使えますね。
ただ、このマナ域はマルドゥやアブザンは既に込み合っている状況なのでこれを採用するのは難しいでしょうね・・・。
「U」
・《悪寒》
:単体版《霜のブレス》。
効力は弱いのですが最大2ターン(2度の戦闘)相手を拘束出来る点が優れており、且つ1ドローが出来る。このキャントリップが重要。超重要です。
テンポ系なら使えなくもないです。
・《春の具象化》
:《不屈の自然》内蔵生物。《桜族の長老》を考えると泣けてくるほど弱いですが、UG系のControlで序盤に1パンチ分の壁/ゲインになれるのでまぁ使いどころはあると思います。
・《引き剥がし》
:バウンス故にテンポ系。
ジェスカイやティムール系で使いたいですね。「獰猛」を満たせば1枚ルーターです。結構重要だと思います。
手札を室を上げることは結果的に動きの安定につながり攻勢に繋がりますからね。キャントリップだったならば・・・。
・《霧炎の織り手》
:変異が重いですが、1度だけ除去を弾く事が出来るので、余り数を用意出来ないジェスカイやティムールでは結構貴重な能力だと思います。変異系補助カードと絡めて使っていくのも面白いですね。
本体もパワー3のフライヤーなので中々に戦力として役立ちます。《神秘の痕跡》と絡めれば1度だけパワー5で殴れるわけですし。
・《僧院の群れ》
:U系のControlで《嵐の息吹のドラゴン》を止める事が出来る数少ない生物。
他に対策が有るのなら要りませんが、まぁそこそこ壁としても優秀です。フィナックスと絡めていくのも良いですね。
・《鐘音の一撃》
:Uが使える実質除去ですね。
タッチすれば要りませんが、大物も拘束できます。U単信心を組むのなら場に残る除去の方が良いのでこれも価値があるやもしれません。
・《テイガムの策謀》
:ディスアドバンテージの塊。
テンポとカードの両方のアドを失う衝撃のスペル。ここまで弱くする必要性があったのでしょうかね?
それでも一応ドロー操作をしながら2マナで墓地を5枚肥やせるというのは価値が無いわけでもありませんが、こんな事が許される程の環境なのでしょうか・・・。
「B」
・《死の投下》
:アドバンテージの取れる布告。《血のやりとり》を考えるに5マナ程度なら相場なはずです。
《悲哀まみれ》を使う様なBのControlなら小型を一掃できているはず。相手のファッティやフィニシャーを狙い撃ちするようなターンなら他の妨害札を含めれば5枚以上の墓地を投資する事も可能でしょう。
除去コンを作るなら少しとっておいても良いかも知れません。
・《縁切られた先祖》
:アブザンはマルドゥに比べると小型の圧力で多少見劣りします。
その意味で多少変化を付ける目的で入れてみるのも良いかも知れません。
ついでに黒コンでも序盤のブロッカーに置いておいて、やる事が無い時に「長久」でサイズを挙げて行けばアタッカーにも出来ます。
・《グルマグの速翼》
:黒の生物とは思えないほどの良スペック。
「強襲」用の札とて使い道がある。
↓環境でも装備品を扱うデッキなら戦力に出来ますね。只まぁ《大霊堂のスカージ》を超える力はありませんが・・・。
・《ケルゥの吸血者》
:「タフネス4以上」とかなり相応に厳しい条件ですが、2点ドレインをPIGで使えるようになる生物。
普通に考えれば「壁」系生物を扱う様なControlで活用する事が出来るはず。ただそれならフィナックスと勝ち筋が異なるのが問題。
下の環境でも何らかの可能性を感じさせる1枚。
「吸血鬼」であり「サクリ台」であるためです。
《融合する武具》ならテンポロスなく多くの吸血鬼をタフネス4以上に出来るはず。0マナで他の生物で装備させればその場で2点ドレインも出来ます。《包囲の搭、ドラン》を使う様なタフネス偏重のBeatdownでも普通にドレイン出来るはず。
「R」
・《弧状の稲妻》
:まさかの私の大好きスペルが復活です!!
イラストもカッコいいので是非Foilが欲しい。
普通に使っても十分強い。
特にWeenie系が相応に出来るでしょうからそれらに対応でき一方的に葬れます。Weenie同士のミラーマッチでも使えるはず。
Controlが使うなら《神々の憤怒》でいいのですが、《森の女人像》を始め自陣の生物を巻き込んでしまう恐れがあるので一長一短。
・《僧院の速槍》
:ジェスカイの様なテンポ系を組めと言うメカニズムを持っているクランでようやっと採用できるレベルの軽量生物です。
ただコイツは良くても軽量スペルも弾が不足している哀しき事実。
寧ろ↓環境の不が1チャンスあります。
《ゴブリンの先達》の方が遥かに安定していますが、同時に相手にアドバンテージを与え続ける可能性も残されています。またサイズ的に先達では無理なサイズの戦闘もコイツなら乗り越える可能性もあります。安定性重視の下環境なので苦しいでしょうが、1チャンスあると思います。
ただ、自分のターンに動く必要が在るため「相手のターンエンドに火力を撃ちこむ」従来の挙動が出来ないのは大きな欠点でもあります。
・《苦しめる声》
:《野生の勘》の上位交換ですね。
シングルシンボルになって使いやすくなっています。WeenieやBeatdown、Tempoなどでも使える軽量ドローですね。不要牌になった土地を捨てるだけで十分なので4~5t目にでも使う事を想定した枚数が積めるはず。
唯一のネックはイラストとFT。勘はかっこよかったのになぁ・・・。
「G」
・《強大化》
:他のDNの方の意見ですが「Infect」で1チャンスかも・・・。
2~3マナでのキャストも可能なはず。ただそれなら他のスペルでも良い様な・・・。
Insで+6/+6は良いのですが、不安定なマナなのは頂けない。
・《部族養い》
:僅か2マナで最大10点と言う《疲弊の休息》を超えるライフゲインですね。
ティムール、アブザンや緑信心の対Beatdown/BurnSlighで威力を発揮しそうです。まぁ信心を稼げる《ナイレアの信奉者》の方がデッキにはマッチしていますが。
↓環境でもLifegain/SoulSistersで使えるはず。
特に10点ゲインは《セラの高位僧》のライフ30点以上を簡単に満たせるのでかなり有用です。「獰猛」をどうやって満たすか・・・。
・《境界の偵察》
:何故他の部族が4/4やら3/3飛行速攻やらを出している時間帯に墓地を肥やさねばならないのか・・・?
《忌まわしい回収》を返せ。
・《スゥルタイの剥ぎ取り》
:《ケルゥの吸血者》と同じくタフネス4以上をトリガーとする。
何らかのゲイン系が出来ないだろうか・・・。
4点ゲインと言う大きな回復量は何らかのマッチで使えそう。
ただライフレースに依る消耗戦を組むなら「絆魂」でも良い気もしますが・・・。
「M/A/L」
・《軍備部隊》
:《共有する絆》をCipで使える生物。
抱き込みとは言え3マナのスペル+4/4で5マナは安いです。
アブザンは+1/+1で能力を共有できるのが一つの強みなので、なるべく行いたい。展開を遅くしない為にも「長久」では無くスペルに頼りたいのですが、コイツの場合は打点としてもしっかり機能するため展開に問題が生じません。
他の4~5マナの様に単体で強力ではありませんが、クランのシナジーを優先するならこちらも強い。
ついでに限定戦でもかなり使いやすいはず。
・《刃の隊長》
何故か2マナでパワー3を誇りながら部族「戦士」のクルセイド能力まで持つおかしな性能。マルドゥの様なWeenieを組むのなら是非使っていきたいですね。
・《族樹の発動》
:《龍の眼の学者》と組めば2マナ6/6.
学者自身の《のぞき見》とハンデスを合わせれば十分除去耐性の無さを補えますね。ただ学者がいる時点でBeatは組めませんが。フィナックスにでも入れますかね?
・《騎乗追撃》
:攻撃支援スペル。
防御的な意味では使えない除去ですが、押し込むときに相手の抵抗力を削ぎをとせます。
軽い除去が不足している環境では、Weenieが攻め込むときにはかなり有効になるはずです。特にファッティを使うデッキを相手にする場合は非常に心強い。
・《群の祭壇》
:自分のパーマネントが全てCipでLibraryOut1枚が付いてくるようになるスペルですね。
1度の効力は微弱ですが、本体も軽いですし、Controlで使えば中々に使いやすい札になるはず。フェッチランドでも2枚削れますし2枚目が有れば1度に4枚削れますからね。あとはひたすら妨害札で良い気もしますw
何らかのコンボも組めそうとか考えていたら[uiro]さんが「軍の祭壇+撤回のらせん+夜の護衛+羽ばたき飛行機械」と言うコンボを載せていました。これが強いかはさておき、今の環境はComboデッキはほとんどいない為こういうデッキが組めるだけでも有難いですね。
↓の環境でも十分Comboが考えられそう。
《墓石の階段》+《狂気の祭壇》の様な形でどんどんTokenを増やして削れるような形を取れそうです。
何にせよ何らかの可能性が有りそうですね。
・《精霊龍の墓》
:起動能力でゲイン出来る土地。
コントロールする無色生物の数だけゲイン出来る中々に強力な土地です。
が、一体何のデッキで使うのか判りません。実質3マナ掛けて1点ゲイン程度ではあまりに割に合わない。しかし2点、3点ゲイン出来る程StdでStf生物を出すのは容易ではありません。
使いどころが判らない。
《パーフォロスの槌》や《スリヴァーの巣》程度しか複数展開できそうなものが有りません・・・。
↓環境では多少マシですが・・・。
「親和」なら運用も可能でしょうが、こんな悠長な土地を使っている暇が有れば殴り勝った方が早い。対Burn等には生物が焼かれるだけなので単純にゲイン出来るAtfを使った方が早いです。ミラーマッチぐらいでしょうかね。
一つ思いついたのは《起源室》をつかうWRのSoulsistersですかね。
通称ノリンシスターズですが、あれなら膨大な数を簡単に展開できますのでゲイン量も期待できるはず。ゲインするということ自体がデッキコンセプトとマッチしていますしね。
P.S.
しかしラマスーやら麒麟やらジンやらイフリートやら・・・。
今回は驚くほど過去のマイナー種族に溢れていますね。
コメント