レガシー)JunkのLotVと《宝船の巡航》
2014年10月1日 TheRock道 コメント (4)
皆さん、こんばんは。しもべです。
昨日のCFBの記事でNathan Holiday氏が書いている通り《宝船の巡航》の最大の利点はTempoデッキに採用できるカードアド獲得手段と言う事。それも3枚と言う凶悪な枚数。
記事中から引用すれば、カードアドを採るためにはテンポ要素にある程度の妥協を必要としていたTempoデッキにとって、その妥協無しの純粋なTempoのままアドを獲得できる手段を得た事になります。
それは、中盤以降の消耗戦に弱いというTempoデッキの明確な弱点を補いうる部分です。
で、その部分を主に執拗にローキックし続けて強者として存在していたのが我らが《ヴェールのリリアナ》。
このカード最大の強みである[+1]を用いて「ハンドの枚数の回復/保持を許さない」と言う戦略がそのまま見事に決まる相手がTempoでした。
と言う事でLotVは環境で数を増やしてきて、我らがJunkでも3~4枚積むのが当たり前でした。
が、今後はそれが通用しない可能性も。
これで[+1]し続けても、相手は要らないカードを捨てて、それを「探査」に充てて3ドローしてしまいます。それまでの投資が文字通り溶けます。むしろ1枚当たりのKPが高いこちらの方が損害が大きくなる始末です。
《時を越えた探索》を使う非Tempo系デッキまでいるので、LotVの環境への支配率は多少落ちる公算が強いように思います。
もちろん全てのTempoにこれを入れる事が出来る訳でもないので、これだけでは判断は早計。アド手段はScMも有りますし。もともとBob Huang氏の様に《若き紅蓮術士》を併用するのなら他ほど威力が期待出来るかは判らないカードでしたしね。
その上、Junkカラーの使うLotVは使えるカラーリングの中でも弱い方だったので、損害も軽微と言えるかもしれません。
ただ、LotV至上主義だったこれまでの方針を換えざるを得ない要素なのは確か・・・。
Tempoだけでなく《時を越えた探索》を入れるControlやComboもありますからね。
どうしましょうかね。
構築の方向性を一から見直す必要があるでしょうか。
ついでに黒系の数少ない妨害系アド源である《Hymn to Tourach》がまた一つ弱者への階段を上りましたね・・・。
Hymn×2+ヒッピーのマウントから《祖先の幻視》1枚で逆転される嘗て悪夢が再び広がるのか・・・。
しかしまぁ、喩えLotVの支配力が多少落ちたとしても、デッキの他の札を削って巡航への依存度を高めてくれるのなら、サイドからの《迷宮の霊魂》《Chains of Mephistopheles》の威力も増しますのでやりようも有りますが、ね。
これを使ってくれるのなら墓地Hateにはそこまで力を入れていないと言っている様な物ですし。
因みに、上の事実とは逆に、スペルを使わずとも墓地を肥やせる性質上自分のLotVと《宝船の巡航》を併用する場合は相性が良い。
相手にはハンド枚数の制限をしつつ、こちらは要らない札からカードアドに繋がるわけですからね。
少なくともKPの低い《壌土からの生命》を採用したり、《未練ある魂》なら相性良い!とか言って無理やり併用する札よりは遥かにスマートです。
Esper系は《概念泥棒》を合わせる事でブレストとは違う意味で相手に損害を与えられますね。
ついでに、RUGやBUGのTempoではどうしても墓地依存度が高いので、仕様の障害が高いのですが、要はGの部分が強いだけでBは相手の墓地まで利用できる《死儀礼のシャーマン》だけ。
ならUBなら問題は無いわけで、あまり環境にいなかったUBR:クローシス系ならば問題なくいけるはず。
この部分は《闇の腹心》や《悪意の大梟》が使われていましたが、BUG Delverの構築を見るとその枠の入れられている事からUBRでも優先的にその枠になるはず。
と言う事でUBRも妄想して見たり。
WUBのEsperは元々アドバンテージ特化でコイツを使う必要はないのですが、どうでしょうね。
昨日のCFBの記事でNathan Holiday氏が書いている通り《宝船の巡航》の最大の利点はTempoデッキに採用できるカードアド獲得手段と言う事。それも3枚と言う凶悪な枚数。
記事中から引用すれば、カードアドを採るためにはテンポ要素にある程度の妥協を必要としていたTempoデッキにとって、その妥協無しの純粋なTempoのままアドを獲得できる手段を得た事になります。
それは、中盤以降の消耗戦に弱いというTempoデッキの明確な弱点を補いうる部分です。
で、その部分を主に執拗にローキックし続けて強者として存在していたのが我らが《ヴェールのリリアナ》。
このカード最大の強みである[+1]を用いて「ハンドの枚数の回復/保持を許さない」と言う戦略がそのまま見事に決まる相手がTempoでした。
と言う事でLotVは環境で数を増やしてきて、我らがJunkでも3~4枚積むのが当たり前でした。
が、今後はそれが通用しない可能性も。
これで[+1]し続けても、相手は要らないカードを捨てて、それを「探査」に充てて3ドローしてしまいます。それまでの投資が文字通り溶けます。むしろ1枚当たりのKPが高いこちらの方が損害が大きくなる始末です。
《時を越えた探索》を使う非Tempo系デッキまでいるので、LotVの環境への支配率は多少落ちる公算が強いように思います。
もちろん全てのTempoにこれを入れる事が出来る訳でもないので、これだけでは判断は早計。アド手段はScMも有りますし。もともとBob Huang氏の様に《若き紅蓮術士》を併用するのなら他ほど威力が期待出来るかは判らないカードでしたしね。
その上、Junkカラーの使うLotVは使えるカラーリングの中でも弱い方だったので、損害も軽微と言えるかもしれません。
ただ、LotV至上主義だったこれまでの方針を換えざるを得ない要素なのは確か・・・。
Tempoだけでなく《時を越えた探索》を入れるControlやComboもありますからね。
どうしましょうかね。
構築の方向性を一から見直す必要があるでしょうか。
ついでに黒系の数少ない妨害系アド源である《Hymn to Tourach》がまた一つ弱者への階段を上りましたね・・・。
Hymn×2+ヒッピーのマウントから《祖先の幻視》1枚で逆転される嘗て悪夢が再び広がるのか・・・。
しかしまぁ、喩えLotVの支配力が多少落ちたとしても、デッキの他の札を削って巡航への依存度を高めてくれるのなら、サイドからの《迷宮の霊魂》《Chains of Mephistopheles》の威力も増しますのでやりようも有りますが、ね。
これを使ってくれるのなら墓地Hateにはそこまで力を入れていないと言っている様な物ですし。
因みに、上の事実とは逆に、スペルを使わずとも墓地を肥やせる性質上自分のLotVと《宝船の巡航》を併用する場合は相性が良い。
相手にはハンド枚数の制限をしつつ、こちらは要らない札からカードアドに繋がるわけですからね。
少なくともKPの低い《壌土からの生命》を採用したり、《未練ある魂》なら相性良い!とか言って無理やり併用する札よりは遥かにスマートです。
Esper系は《概念泥棒》を合わせる事でブレストとは違う意味で相手に損害を与えられますね。
ついでに、RUGやBUGのTempoではどうしても墓地依存度が高いので、仕様の障害が高いのですが、要はGの部分が強いだけでBは相手の墓地まで利用できる《死儀礼のシャーマン》だけ。
ならUBなら問題は無いわけで、あまり環境にいなかったUBR:クローシス系ならば問題なくいけるはず。
この部分は《闇の腹心》や《悪意の大梟》が使われていましたが、BUG Delverの構築を見るとその枠の入れられている事からUBRでも優先的にその枠になるはず。
と言う事でUBRも妄想して見たり。
WUBのEsperは元々アドバンテージ特化でコイツを使う必要はないのですが、どうでしょうね。
コメント
もし出来たらリリアナおばさんマジ涙目
本文でも触れられてますが、LilianaとTreasure Cruiseの併用は良さそうに思えます。Jace抜いてTreasure CruiseとLilianaを4積みにした方が強そうな。
自分なら、EsperにもTreasure Cruise入れます。全体除去を無くして2枚目のBatterskullを入れてゴリ押しするような形になるでしょうから、結局素直にBUGを使えば良いやってなりそうですが。
>うぃるがみさん
たしか、出来てしまう困ったさんです。
ですが、まぁ併用する事は無いでしょう。流石にそれは欲張り過ぎですからね。
因みに、一応補足ですが、本文のそれはUのデッキでアドバンテージ取りたいなら巡航の他にもScMと言う選択肢もあるし~という事です。アドの質と量が異なるのでどちらが上下とかは無いと思います。
>rainさん
コメントありがとうございます。
黒使いとしてHymnの年を追うごとに環境から押し出されている感が悲しい限りです。
相互扶助な上にLotVは相手に干渉しながらなのでJaceとは圧力が違いますしね。もちろん手札が純粋に増えるので[0]がより凶悪になるのも恐ろしい事ですが。
Esperはなるほど、そういう形もありますか。
う~ん、試してみて感触を確かめてみたいです。