レガシー)徒然デッキ構築:StifleNought with《時を越えた探索》
2014年10月23日 デッキ構築 コメント (4)
皆さん、こんばんは。しもべです。
徒然デッキ構築。
新カードが出るたびにアップデートするデッキ郡の一つ。今回は「StifleNought」です。
KTKにて収録され話題を集める探査ドロー組。
今の所Stdでは《時を超えた探索/DTT》が、Legacyでは《宝船の巡航》が主に活躍していますが、もう一方も各フォーマットで相応の活躍をしていますね。と言う事で是非使ってみたい。
基本的にはTempo系は墓地の貯まるスピードが速く、且つ比較的KPの斑が小さ目である点、そして各KPが低めである点から軽くなりやすくアドの量の多い《宝船の巡航》が使われる傾向にあります。対してMiraclesやSneakShowの様な各KP差が激しいデッキではアドは小さくなるものの7枚にアクセスできるという点が買われ《時を超えた探索》が主に使われています。小さなサーチカードとも宛ら言われていますからね。
《ファイレクシアン・ドレッドノート》は生物Beatによる勝利を目指すデッキですが、Aggroに近いComboデッキです。
2枚コンボ故に墓地にカードは溜まり易い傾向にはあると言えるでしょう。
またアドロスが生じやすいデッキであるため、今回の探査ドローでは巡航が優先されているようです。
が、Comboデッキである以上、より適しているのはどう考えてもDTTの方だろうかと。これで直接2枚とも集める事も出来る可能性があるからですね。
アドロスの回収と言う点ではこれまで《瞬唱の魔道士/ScM》が主に使われてきました。
個々の部分は競合する枠と言えるかもしれない。ですがScMでは回収できるアドはスペルだけ。《もみ消し》のカバーは出来ても本体のドレッドノートが無いという状況に陥ることもあるでしょう。
同時にScMは生物と言う性質を持っている。
打点やブロッカーになると言えば聞こえはいいですが、セカンドアタッカーとして《秘密を掘り下げる者》を扱う以上生物比率は少ない方が望ましい。加えてドレッドノートの狂打点が有るのなら半端な2点はそれほど価値が無いといえます。
と言う事で核となるのが
《ファイレクシアン・ドレッドノート》
《もみ消し》
に、サポーターとして《時を超えた探索》となる。
また、ここで使ってみたいのが《幻視の魔除け》。
もともと2種類目の《もみ消し》として使われるカードの1種で、《突然の衰微》の登場以降は除去回避と言う名目も比較的大事なものになりました。山札を削る能力は奇跡札を削ったり、ハンデスのブレスト回避を潰したり程度しか価値が無かったものでした。
が、今回のデッキでは「探査」が存在します。
1マナで墓地に5枚ものカードを置く事が出来るため探査限定で実質4マナ加速。フェッチ2枚が有れば2t目のDTTキャストも容易です。一種のKeep基準になります。
この方法は2ndアタッカーに《墓忍び》を用いていた時に使用された方法ですが、DTTとなら色が同じであるため土地基盤の負担は無いですし、アドの回収も出来るようになります。
要らないブレストやポンダーの無駄牌Topを掃くのにも使えます。
(前回挙げた時の《アーティファクトの魂込め》といい《幻視の魔除けは大活躍ですね。)
《突然の衰微》の問題はやはり付きまとうので打消しではなくハンデスは取っておきたい。
基本は《思考囲い》が優先されるでしょうが別にそこらの生物なら苦にしない為、妨害に合いにくい《強迫》でも良い。
《モックス・ダイアモンド》は墓地を肥やしながら1t速いマナ加速が出来る。
1t目に行きなりスタイフルノートを作る事も出来る。が打ち消されて時や破壊された時のリスクを考えると難しいです・・・。
いくらDTTでアドを回収出来るとはいえ、貴重な土地が失われるわけです。DTTの(U)(U)の用意も難しくなる。どちらかと言えば《宝船の巡航》との組み合わせが向いていると言えますね。
[Cre]*9
4《ファイレクシアン・ドレッドノート/Phyrexian Dreadnought》
4《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》
1《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》
/《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》
[Other]*31
3《幻視の魔除け/Vision Charm》
4《もみ消し/Stifle》
1《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe》
4《渦まく知識/Brainstorm》
3《思案/Ponder》
3《思考囲い/Thoughtseize》
1《強迫/Duress》
2《見栄え損ない/Disfigure》
1《蘇りし者の儀式/Ritual of the Returned》
/《有毒の蘇生/Noxious Revival》
4《Force of Will》
1《誤った指図/Misdirection》
4《時を越えた探索/Dig Through Time》
[Land]*20
4《Underground Sea》
4《汚染された三角州/Polluted Delta》
2《忍び寄るタール坑/Creeping Tar Pit》
2《冠雪の島/Snow-Covered Island》
1《冠雪の沼/Snow-Covered Swamp》
4《不毛の大地/Wasteland》
3《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
こんな感じです。
《もみ消し》と《不毛の大地》を積む以上《目くらまし》まで積んでManadenial戦略に特化させるべきかもしれないのですが、Comboデッキである以上、他のクロックパーミッションの様に打点を確保しにくく妨害の効力期間に有効打を与えられる安定性は無い。加えて最低でもドレッドノートコンボ分の土地2枚からがスタートのデッキで余剰を考えれば3枚目の土地も欲しいデッキ。《死儀礼のシャーマン》も使ってない以上は下手に土地を戻すと自分の痛みが有る可能性もあります。
そもそもこのデッキは別に土地基盤を攻める出来ではない。《もみ消し》も積んであるとはいえコンボ用のパーツなので余力のある状況でしか使えない。
と言う事で今回は抜きに。
こう、ガチャガチャと趣味のデッキをいじくるのは楽しいですよね。
徒然デッキ構築。
新カードが出るたびにアップデートするデッキ郡の一つ。今回は「StifleNought」です。
KTKにて収録され話題を集める探査ドロー組。
今の所Stdでは《時を超えた探索/DTT》が、Legacyでは《宝船の巡航》が主に活躍していますが、もう一方も各フォーマットで相応の活躍をしていますね。と言う事で是非使ってみたい。
基本的にはTempo系は墓地の貯まるスピードが速く、且つ比較的KPの斑が小さ目である点、そして各KPが低めである点から軽くなりやすくアドの量の多い《宝船の巡航》が使われる傾向にあります。対してMiraclesやSneakShowの様な各KP差が激しいデッキではアドは小さくなるものの7枚にアクセスできるという点が買われ《時を超えた探索》が主に使われています。小さなサーチカードとも宛ら言われていますからね。
《ファイレクシアン・ドレッドノート》は生物Beatによる勝利を目指すデッキですが、Aggroに近いComboデッキです。
2枚コンボ故に墓地にカードは溜まり易い傾向にはあると言えるでしょう。
またアドロスが生じやすいデッキであるため、今回の探査ドローでは巡航が優先されているようです。
が、Comboデッキである以上、より適しているのはどう考えてもDTTの方だろうかと。これで直接2枚とも集める事も出来る可能性があるからですね。
アドロスの回収と言う点ではこれまで《瞬唱の魔道士/ScM》が主に使われてきました。
個々の部分は競合する枠と言えるかもしれない。ですがScMでは回収できるアドはスペルだけ。《もみ消し》のカバーは出来ても本体のドレッドノートが無いという状況に陥ることもあるでしょう。
同時にScMは生物と言う性質を持っている。
打点やブロッカーになると言えば聞こえはいいですが、セカンドアタッカーとして《秘密を掘り下げる者》を扱う以上生物比率は少ない方が望ましい。加えてドレッドノートの狂打点が有るのなら半端な2点はそれほど価値が無いといえます。
と言う事で核となるのが
《ファイレクシアン・ドレッドノート》
《もみ消し》
に、サポーターとして《時を超えた探索》となる。
また、ここで使ってみたいのが《幻視の魔除け》。
もともと2種類目の《もみ消し》として使われるカードの1種で、《突然の衰微》の登場以降は除去回避と言う名目も比較的大事なものになりました。山札を削る能力は奇跡札を削ったり、ハンデスのブレスト回避を潰したり程度しか価値が無かったものでした。
が、今回のデッキでは「探査」が存在します。
1マナで墓地に5枚ものカードを置く事が出来るため探査限定で実質4マナ加速。フェッチ2枚が有れば2t目のDTTキャストも容易です。一種のKeep基準になります。
この方法は2ndアタッカーに《墓忍び》を用いていた時に使用された方法ですが、DTTとなら色が同じであるため土地基盤の負担は無いですし、アドの回収も出来るようになります。
要らないブレストやポンダーの無駄牌Topを掃くのにも使えます。
(前回挙げた時の《アーティファクトの魂込め》といい《幻視の魔除けは大活躍ですね。)
《突然の衰微》の問題はやはり付きまとうので打消しではなくハンデスは取っておきたい。
基本は《思考囲い》が優先されるでしょうが別にそこらの生物なら苦にしない為、妨害に合いにくい《強迫》でも良い。
《モックス・ダイアモンド》は墓地を肥やしながら1t速いマナ加速が出来る。
1t目に行きなりスタイフルノートを作る事も出来る。が打ち消されて時や破壊された時のリスクを考えると難しいです・・・。
いくらDTTでアドを回収出来るとはいえ、貴重な土地が失われるわけです。DTTの(U)(U)の用意も難しくなる。どちらかと言えば《宝船の巡航》との組み合わせが向いていると言えますね。
[Cre]*9
4《ファイレクシアン・ドレッドノート/Phyrexian Dreadnought》
4《秘密を掘り下げる者/Delver of Secrets》
1《ヴェンディリオン三人衆/Vendilion Clique》
/《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage》
[Other]*31
3《幻視の魔除け/Vision Charm》
4《もみ消し/Stifle》
1《ギタクシア派の調査/Gitaxian Probe》
4《渦まく知識/Brainstorm》
3《思案/Ponder》
3《思考囲い/Thoughtseize》
1《強迫/Duress》
2《見栄え損ない/Disfigure》
1《蘇りし者の儀式/Ritual of the Returned》
/《有毒の蘇生/Noxious Revival》
4《Force of Will》
1《誤った指図/Misdirection》
4《時を越えた探索/Dig Through Time》
[Land]*20
4《Underground Sea》
4《汚染された三角州/Polluted Delta》
2《忍び寄るタール坑/Creeping Tar Pit》
2《冠雪の島/Snow-Covered Island》
1《冠雪の沼/Snow-Covered Swamp》
4《不毛の大地/Wasteland》
3《沸騰する小湖/Scalding Tarn》
こんな感じです。
《もみ消し》と《不毛の大地》を積む以上《目くらまし》まで積んでManadenial戦略に特化させるべきかもしれないのですが、Comboデッキである以上、他のクロックパーミッションの様に打点を確保しにくく妨害の効力期間に有効打を与えられる安定性は無い。加えて最低でもドレッドノートコンボ分の土地2枚からがスタートのデッキで余剰を考えれば3枚目の土地も欲しいデッキ。《死儀礼のシャーマン》も使ってない以上は下手に土地を戻すと自分の痛みが有る可能性もあります。
そもそもこのデッキは別に土地基盤を攻める出来ではない。《もみ消し》も積んであるとはいえコンボ用のパーツなので余力のある状況でしか使えない。
と言う事で今回は抜きに。
こう、ガチャガチャと趣味のデッキをいじくるのは楽しいですよね。
コメント
また組んでみるか
>ルイコスタさん
コメントありがとうございます。
昔ながらのデッキで且つ夢のあるカード。強いかどうかは別ですが、魅力が在りますよね。
>のぶさん
コメントありがとうございます。
ですね。もう少しクロックパーミッション的な要素を強くするならぜひ使ってみたいカードですね。CFBのJacob Wilson氏の記事では《死の影》と組んで1マナ系ファッティ色を強めにしているデッキで、そのデッキでは使われていました。そんな感じで如何に「獰猛」を増やせるかが鍵ですよね。流石にドレッドノートだけでは劣化ピアスなので。