新カード)FRF:雑感1
新カード)FRF:雑感1
新カード)FRF:雑感1
つづき。

・《魂の召喚》
:恐らく最も軽い「予示」を行うスペル。
がせめてInsになって欲しかったものです・・・。

 -「予示」
 とりあえず意味合いとしては
・非生物を生物への転用(中盤以降の展開が楽に)
・生物をカウンターされる事無く、変異よりも軽く戦場における
・常にバレバレだった変異生物を目眩ましになる(まぁ変異生物と予示生物は別表示なのですが、裏返して出していくという戦略と言う意味です)

 といったところでしょうかね。
山札のTopをコントロールできれば中盤以降不要なカードを生物に展開するというのは悪くは無いと思います。特に《囁き森の精霊》はそれこそ土地が不要な頃になっているので生物への転化が出来れば十分でしょうね。Top操作は余りありませんが「占術」や《クルフィックスの狩猟者》等がいればさらに扱いやすくなりますね。Eternalなら《師範の占い独楽》や《森の知恵》、キャントリップ等々。
スペルで生物を用意できるというのも何らかの意味が有るのかもしれません。
 元々変異を持っていた生物を2マナで出せるというのも中々悪くないですね。《賛美された天使》とかも中々ですしね。

 対カウンター面を見ればやはりTop操作が出来ればHate生物を2種類の方法で投入する事が出来るようになります。

 コンボ性な面もありますね。
よく言われているのが《ファイレクシアン・ドレッドノート》との併用。確かに運用は出来ます。ただ、Top操作を挟む必要がある為計3枚コンボになるんですよね・・・。ブレストの様なキャントリップなり、《俗世の教示者》なり。それをするなら最初から《Illusionary Mask》を使った方が遥かに速い。また現状使われている《もみ消し》や《幻視の魔除け》に比べ「予示」カードの汎用性が明らかに落ちる点も痛い。
正直デメリット持ちを出すのは余り得策とは言えない気がします。

 それならデカ物を出して明滅する方が現実的。
嘗ての《霊気魔道士の接触》+《一瞬の瞬き》のコンボの再現ですね。

 Stdでは変異コストがCMCよりも重い生物を予示で場に出す事で本来のコストよりも軽く変異させるという事にも使えますね。特に変異時に誘発能力を持つ生物に使えそうです。KTKだけでも《灰雲のフェニックス》《頭巾被りのハイドラ》《氷羽のエイヴン》《煽る扇動者》《ケルゥの呪文奪い》《真珠の達人》《千の風》等が有ります。
特に強力なものは《頭巾被りのハイドラ》《真珠の達人》の2つ。
達人は僅か2マナで《正義の突撃》の効果を得る事が出来ます。
もっと凄いのがハイドラで(G)(G)マナで5/5になり、PiGで1/1の蛇Tokenが5体です。予示のためにカード1枚を使っても余裕でアドを回収できる能力です。これが狙って出来ればそれに越した事はありませんね。



・《ゴブリンの踵裂き》
:《激情のゴブリン》の上位種のような感覚が近い。

 -「疾駆」。
生物が全て「ヴィーアシーノ」になります。ある意味歩く火力の様な扱いになりますね。Soc除去に掛らない点や生物を出す事で効果のあるカードと併用するとより良いかも知れません。例えば《都市国家の神、エファラ》は毎ターンこれで安定して追加のドローが出来るようになります。Wで相性の良いカードが在ると良いですね。
 赤単色でパワー4以上の疾駆持ちが出れば《ティムールの隆盛》でも1ドロー出来ます。Eternalなら進化や《原初の剛腕魔道士》とかもいいですね。
 これが代替キャストでなく「場に出す」だけの能力であればもっと良かったなぁ・・・。



・《名誉の報奨》
:Ins版《聖なる蜜》+「鼓舞2」を行えるスペル。
効果は地味ですが、かなり期待している1枚。LifegainBeatの選択肢になります。
 4点ゲイン+実質2/2分の投入と言う点を考えればスペルになった《孤独な宣教師》とも言えますね。

 -「鼓舞」
の素晴らしい所は解決に入ったら除去されない点。対象も採らないため相手はスタックで生物を除去して~と言う事がし辛い。対象は取らず選ぶである為「プロテクション(W)」や「被覆」持ちすら強化する事が出来る。
《鎌虎》は5/4被覆に、《敏捷なマングース》は3/3~5/5被覆に、《器用な決闘者》は4/3被覆・先制攻撃になる。すばらしい!!

 《ヘリオッドの試練》を付けている生物への強化も良いですね。
その際の対象は《ラゴンナ団の先駆者》や《ニクス毛の雄羊》が良いでしょうね。タフなので除去され辛くパワーも低いので対象にしやすい。

 単純に《セラの高位僧》の強化手段としても十分ですしね。
3/3絆魂ならばそれなりの戦力になるはず。《道の探究者》の強化は難しそうですがね。
まぁ、楽しめそうです。



・《Temporal Trespass》
:話題にはなっているが今一つどの様に使うのか判らないカード。
《Time Walk》の効果が強い事は紛れもないのですが、それを有効に使える状況が揃って初めて機能するカード。そうでなければ只の1ドロー+α程度の効果にしかならない。
土地が多数ある状況でハンドにも多数のスペルが有るとか、強力なPWを揃えているとかそれなりの前準備/前提が必要になる。《時間の恐喝》や《時間の熟達》が期待されながらも鳴かず飛ばずで終わったのを考えればこの効果の運用の難しさが判ります。

 探査コスト自体も非常に大きく、自分自身をリムーブしてしまうのも厄介。
少なくともModern等にあるEternalBuleの様なデッキでは運用は出来ない。
その上可能な限りい軽くしても(U)(U)(U)は残ってしまう。ハッキリ言って重い。探査ドローの津小見は軽かった事なのに。
 状況に関わらず3ドロー出来る《宝船の巡航》の方が圧倒的に安定している。
果たしてこれが活躍する事はあるのでしょうか?そもそも探査ドローであれだけやってしまった感のあるデザインをしていたのだから開発チームも入念なデザインとテストは欠かさないでしょうしね。



・《悪行の大悪魔》
:相手の場に3体以上の生物の存在を許さない悪魔。
悪魔に見えて実は平等至上主義者なのかもしれません・・・。

 取り敢えず、Weenieや部族の様な横に展開していくデッキにとっては厄介ですね。スズメバチ系にとっては鬱陶しい存在にもなるので防衛面で不安が出そうです。
ただ、個人的には除去と言う側面よりも、無理やりダメージレースに引き込む能力だと思います。相手は2体で最低でもパワー5を越えないといけなくなるという状況を押し付けているカードですね。
 5マナにして5/4飛行と能力も高め。
使える可能性はありそうです。



・《巫師の天啓》
:《集団潜在意識》の完全上位交換。また、「獰猛」まで視野に入れると《下僕の呟き》の反対に近しい効果と言えるかもしれない。また大量のドロー+大量のライフゲインと言う事からどうしても《スフィンクスの啓示》を想起させられる。

 多数のカードを引きたいのならば手っ取り早くTokenをばら撒くのが一番だが、そうすると「獰猛」を満たす事が出来ない。まぁそれでも1マナ軽い《集団的潜在意識》なので決して弱くは無いのですが。
そもそも「獰猛」を達成しているはずの状況はパワー4以上の生物が数体いるような状況の筈で、そんな状況ならばダメ押し以外にはほぼ役に立ちそうもないOverKillと言える能力かも知れないですね。とすると精々現実的なラインはパワー4以上が1~2体程度並ぶような状況になってくる。ドロー成分のみを抜き出してみると《調和》が4マナ3ドローであるため比較の対象にもってこいだ。そのためこのカードの期待値としては4ドロー/3ドロー+4点ゲイン以上と言う事になってきますね。

 さて、Stdに話を移すと
単体で相性が良いのはやはり《世界を目覚めさせる者、ニッサ》。
ニッサ→《Shamanic Revelation》でもその間に[+1]が2回は使用できるので最低でも8点ゲインに繋がります。BigMana系ならば《森の女人像》や《クルフィックスの狩猟者》の様な生物も使っているため3ドロー以上も十分可能でしょう。
また《スズメバチの巣》や《女王スズメバチ》を用いることでTokenをばら撒けるのでやはり大量のドローが出来るはず。

 他にはBBDが使っていたAuzan Aggroも相性が良い。
《先頭に立つもの、アナフェンザ》《包囲サイ》に加え《風番いのロック》や《羊毛鬣のライオン》《ラクシャーサの死与え》など《アブザンの魔除け》を使えば容易にパワー4を達成できるため「獰猛」の達成率は極めて高いでしょうね。サイドにはニッサも有りますし。ただ、こちらは余り数を展開する事には向かない為ドロー能力の方は少々寂しい事になるかもしれませんね。
そもそも5マナなんてあのデッキでどれくらい安定して出せるのか怪しい部分もありますが・・・。


 実は《書かれざるものの視認》が比較対象にStdでは成るのではないのか?と思わなくもないのです。
同じく「獰猛」を条件としたカードアドバンテージを獲得するカードです。《Shamanic Revelation》は直接的なアドの量で勝り、視認は盤面に最大2体の生物を投入する事が出来る為により攻勢をかけるカードとして分かれているように思います。


 EternalではそもそもSocの5マナの時点でお通夜ですがまぁ無くは無い選択肢です。
単体で最も相性が良いのは《群れネズミ》でしょうかね?
投入したアドバンテージをこれで回収できます。また「獰猛」を満たせる状況ならば群れネズミが4体以上いる可能性が高いので16点以上ゲイン出来ますね。うん素晴らしいアドですね、正しく上で挙げたOverKillそのものの状況ですww
他には《天使への願い》とかも相性が良いですね。
「奇蹟」達成時にX=2~3程度でもこれに繋げる事が出来ればかなりのアドに繋がります。えぇ、願いがミラクルしたらそのまま決めろよ!とは思うのですが、まぁそういう使い方もあるという事でw GWのControlデッキ的な形で行けるかもしれません。

 他には、GW型のSoulSistersでも使えるかもしれません。
《アジャニの群れ仲間》や《教区の勇者》の影響で比較的簡単に4/4以上を並べる事が出来る上に当然Sistersも盤面に並ぶので膨大なアドバンテージになりますね。《テューンの大天使》もいますしね。

 《生+死》が有れば土地の枚数だけドロー出来ます。
もちろん本家同様《自然の反乱》でも良いかも知れませんね。《ガイアの揺籃の地》が有ればマナコストの問題も有りませんね。NicFitに使えるかもしれません。

 膨大なアドを狙う事は出来ますがやはり重い。
そもそもこの系統なら《重大な落下》の方がお手軽ですしね。




・《囁き森の精霊》
:毎ターン「予示」をする事で結果的に毎ターン2/2を連れてくる事になりますね。《吠え群れの頭目》以来の強力な戦力生成能力。
 また全体除去に対しての対策も出来ており、そこから考えると《鉤爪の統率者》の上位版のような感覚を覚えます。
毎ターン戦力を拡充できるためそれだけでも十分強い。上の《Shamanic Revelation》との相性も抜群ですね。ただ、より直接的な勝利手段になり易い《世界を目覚めさせる者、ニッサ》とマナ域が被っているという点は辛い所。「予示」を何らかの目的をもって狙って使うのも難しいため、リカバリー能力がどれ程有効な環境になるのかが鍵でしょうね。











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