新カード)FRF:雑感3 白の紅蓮術師について
2015年1月2日 新カード紹介
つづき
トリガーがSoc/Insから非生物にまで拡張。
また、出てくるTokenも果敢持ちに。ついでに本体も果敢持ちになりタフネスも1増えた。
代わりに本体が3マナに。
元ネタが各フォーマットで運用されている事から発売前の期待値が高いですね。
まぁ、判らなくもない。
ただ、個人的にはそこまで過剰な期待は懐いていないのが現状です。
なぜなら1マナ重い事は極めて大きな違いがあるからです。
1マナと2マナには天地の差が有り、それは2マナと3マナではそれ以上です。軽量のスペルを連打する必要が有るという性質を持っている以上、1マナ遅いというのは結構致命的です。
土地の2枚目を置く事と3枚目を置く事では難易度もかなり違います。2枚目は特に何もしなくても大抵は順調に2t目までに置けますからね。でも3枚目はそこまで安定して置けるわけではない。1ターン設置が遅れればハンドの枚数も減っていますし、その後の連打に依る展開速度も圧倒的に落ちます。同一ターンの行動も当然難しくなります。YPMの様に出した後にスペルを重ねて、即除去されても最低でも戦力を残すというのは少々難しい。サイズも1マナで対処されるレベルなので除去された際のテンポ損が凄まじい・・・。
またRとWでは色として挙動にも違いが有ります。
Rは火力を用いて積極的にどんどんスペルを連打できる。それが勝利に直結します。に対してWのスペルはその殆んどが防御的。同じようには行きません。
そもそも3マナのシステム生物で今まで一線で扱える生物がどれ程いたのかと言う事を考えればコイツに設けられたハードルの高さが判ります。
と言う事でどう考えても同じような運用は出来ない。かつそれほど期待もしていない。
それが今のところの考えです。
少なくとも騒がれているほどの期待値は持っていません。
ただ、YPMで証明された通り能力自体は極めて強い。
また、本体含め展開後の打撃力は遥かに上です。生き残った上で同じようにスペルを連打できた時の決定力は桁違いと言えそうです。何せ本体/トークン共に果敢を持っていますからね。1つスペルを重ねる度に総合的な打撃力は加速度的に上昇していきます(本体+1、既に展開済みの各トークン+1、トークン+1個)。と言う事でこれをYPMの様に使いたいのなら如何に素早く設置するか、また、重い分設置した物を護るのも重要になってきます。
下手に軽量のスペルを使ってトークンの数を伸ばすよりも、より直接的に強化などをしてより攻撃的に行くのが適しているかもしれません。Stdでは《統率の取れた突撃》《ジェスカイの魔除け》などですかね。
逆にTokenを生める代わりに足を止めるようなスペルは使うべきでは無いですね。特に相性が抜群だった《かき立てる炎》はこのカードの特性を殺してしまうため、望ましい関係とは言えなさそうです。
↓環境でも「セラピーやFoWを使ってもリソースの消耗は無いぞ!」なんて言ってYPMは使われていましたが、Tokenやスペルの行動1個分の価値が増した分、そんな行動は同じとは言えないでしょう。強化系では《武器への印加》や《レイモス教の再興》《暗黒の凱歌》等が良いかも知れません。
他には反復や軽いFbスペルとはやはり相性が良いですね。守り切れるのならば《罰する火》を用いるようなデッキでも十分使えます。
Vintageの様に多数の優れた軽量Atfが有る環境ならばコイツは強いかもしれません。
マナ加速が多いので1t目の設置も可能ですし、他にも挙動は多め。逆にLegacyではかなり限られてきます。
《死儀礼のシャーマン》等で2t目を目指すか、金属モックス+2マナランドのAngelStompyか・・・。金属モックスにさえ使い道が生まれますからね。
Tempo系は難しいと思います。
3マナで自己完結していないし、隙も大きい。偶にYPMに続いてこいつを出したら~みたいな意見が在りますが、YPMが生き残っているのなら、そんな悠長なことをせずにとっととスペル連打してTokenを増産すべきでしょう。3マナもあるんだから。
3マナの生物として戦線を構築しようというのなら《オレスコスの王、ブリマーズ》の方が余程安定しているでしょう。《未練ある魂》の様に高い汎用性と耐久性があるという訳でもないので中速系にも居場所はあるかどうか・・・。
また、本体のタフネスも増えていますし、トークンまで果敢を持っているので《電謀》《イゼットの静電術師》《ゴルガリの魔除け》の様な1点スィーパーに対してはかなり耐性を得る事に成功しましたね。ただ、トークンは出たタイミングで果敢の発動回数が異なるのが厄介ですね・・・。
個人的には《魂火の大導師》のお陰で考えていたBoros型LifegainBeatには居れるかもしれません。
白い事が《砂の殉教者》にとっては有難い事ですからね。
まぁ、ぶっちゃけ、守れさえすれば、コイツ自身がそこそこの打点になってくれるためフィニッシャーさえ勤められますからね。色々活かしようもあるでしょう。
愛デッキのTheRockでさえ使える可能性はあります。
《師範の占い独楽》の2枚目が有れば打点とTokenを生み出せますからね。4マナ程度出せれば、Token4つに果敢は4回発動しますから、意味不明な状況になりますww
とは言え、やっぱり不安定で脆いのが3マナにしては致命的すぎます。
戦線構築ならLgSで十分。
《永遠のドロモカ》
5マナ5/5飛行で、攻撃時に鼓舞2
これ単体でも僅か3回で20点以上を削れる(7→9→11)し、2回で16点。
つまり火力自体は中々高い物を持っているわけです。
5マナで出して~では少々遅いので個人的にはFiresの様に「速攻」を持たせる手段があると大分性能評価が変わってくると思います。《パーフォロスの槌》が有れば、自力で他に生物を生み出せる為に鼓舞を他に持っていきたい場合でも問題ないですね。また、《発生器の召使い》も良いですね。こちらは速攻とマナ加速を両立できますからね。3t目から走らせるのは非常に強力。火力で数点削るのも分けは無いためやはり強い。
他には《エレボスの鞭》から強引に釣り上げるのも良い。僅か1度のパンチですが、鼓舞を残せますしね。《スゥルタイの隆盛》はまぁ色的に難しいでしょう。
注意点は、コイツのキャスト時に重いからと《森の女人像》等は使えない事ですよね。
鼓舞が無意味な生物に流れてしまいますから。BigmanaやMidrangeで組むのなら素直に《風番いのロック》や《囁きの森の精霊》で十分でしょう。
《Monastery Mentor》(2)(W)各所で話題の白い《若き紅蓮術士》。
クリーチャー - 人間・モンク M
果敢
あなたがクリーチャーでない呪文を1つ唱えるたび、果敢を持つ白の1/1のモンク・クリーチャー・トークンを1体戦場に出す。
2/2
トリガーがSoc/Insから非生物にまで拡張。
また、出てくるTokenも果敢持ちに。ついでに本体も果敢持ちになりタフネスも1増えた。
代わりに本体が3マナに。
元ネタが各フォーマットで運用されている事から発売前の期待値が高いですね。
まぁ、判らなくもない。
ただ、個人的にはそこまで過剰な期待は懐いていないのが現状です。
なぜなら1マナ重い事は極めて大きな違いがあるからです。
1マナと2マナには天地の差が有り、それは2マナと3マナではそれ以上です。軽量のスペルを連打する必要が有るという性質を持っている以上、1マナ遅いというのは結構致命的です。
土地の2枚目を置く事と3枚目を置く事では難易度もかなり違います。2枚目は特に何もしなくても大抵は順調に2t目までに置けますからね。でも3枚目はそこまで安定して置けるわけではない。1ターン設置が遅れればハンドの枚数も減っていますし、その後の連打に依る展開速度も圧倒的に落ちます。同一ターンの行動も当然難しくなります。YPMの様に出した後にスペルを重ねて、即除去されても最低でも戦力を残すというのは少々難しい。サイズも1マナで対処されるレベルなので除去された際のテンポ損が凄まじい・・・。
またRとWでは色として挙動にも違いが有ります。
Rは火力を用いて積極的にどんどんスペルを連打できる。それが勝利に直結します。に対してWのスペルはその殆んどが防御的。同じようには行きません。
そもそも3マナのシステム生物で今まで一線で扱える生物がどれ程いたのかと言う事を考えればコイツに設けられたハードルの高さが判ります。
と言う事でどう考えても同じような運用は出来ない。かつそれほど期待もしていない。
それが今のところの考えです。
少なくとも騒がれているほどの期待値は持っていません。
ただ、YPMで証明された通り能力自体は極めて強い。
また、本体含め展開後の打撃力は遥かに上です。生き残った上で同じようにスペルを連打できた時の決定力は桁違いと言えそうです。何せ本体/トークン共に果敢を持っていますからね。1つスペルを重ねる度に総合的な打撃力は加速度的に上昇していきます(本体+1、既に展開済みの各トークン+1、トークン+1個)。と言う事でこれをYPMの様に使いたいのなら如何に素早く設置するか、また、重い分設置した物を護るのも重要になってきます。
下手に軽量のスペルを使ってトークンの数を伸ばすよりも、より直接的に強化などをしてより攻撃的に行くのが適しているかもしれません。Stdでは《統率の取れた突撃》《ジェスカイの魔除け》などですかね。
逆にTokenを生める代わりに足を止めるようなスペルは使うべきでは無いですね。特に相性が抜群だった《かき立てる炎》はこのカードの特性を殺してしまうため、望ましい関係とは言えなさそうです。
↓環境でも「セラピーやFoWを使ってもリソースの消耗は無いぞ!」なんて言ってYPMは使われていましたが、Tokenやスペルの行動1個分の価値が増した分、そんな行動は同じとは言えないでしょう。強化系では《武器への印加》や《レイモス教の再興》《暗黒の凱歌》等が良いかも知れません。
他には反復や軽いFbスペルとはやはり相性が良いですね。守り切れるのならば《罰する火》を用いるようなデッキでも十分使えます。
Vintageの様に多数の優れた軽量Atfが有る環境ならばコイツは強いかもしれません。
マナ加速が多いので1t目の設置も可能ですし、他にも挙動は多め。逆にLegacyではかなり限られてきます。
《死儀礼のシャーマン》等で2t目を目指すか、金属モックス+2マナランドのAngelStompyか・・・。金属モックスにさえ使い道が生まれますからね。
Tempo系は難しいと思います。
3マナで自己完結していないし、隙も大きい。偶にYPMに続いてこいつを出したら~みたいな意見が在りますが、YPMが生き残っているのなら、そんな悠長なことをせずにとっととスペル連打してTokenを増産すべきでしょう。3マナもあるんだから。
3マナの生物として戦線を構築しようというのなら《オレスコスの王、ブリマーズ》の方が余程安定しているでしょう。《未練ある魂》の様に高い汎用性と耐久性があるという訳でもないので中速系にも居場所はあるかどうか・・・。
また、本体のタフネスも増えていますし、トークンまで果敢を持っているので《電謀》《イゼットの静電術師》《ゴルガリの魔除け》の様な1点スィーパーに対してはかなり耐性を得る事に成功しましたね。ただ、トークンは出たタイミングで果敢の発動回数が異なるのが厄介ですね・・・。
個人的には《魂火の大導師》のお陰で考えていたBoros型LifegainBeatには居れるかもしれません。
白い事が《砂の殉教者》にとっては有難い事ですからね。
まぁ、ぶっちゃけ、守れさえすれば、コイツ自身がそこそこの打点になってくれるためフィニッシャーさえ勤められますからね。色々活かしようもあるでしょう。
愛デッキのTheRockでさえ使える可能性はあります。
《師範の占い独楽》の2枚目が有れば打点とTokenを生み出せますからね。4マナ程度出せれば、Token4つに果敢は4回発動しますから、意味不明な状況になりますww
とは言え、やっぱり不安定で脆いのが3マナにしては致命的すぎます。
戦線構築ならLgSで十分。
《永遠のドロモカ》
5マナ5/5飛行で、攻撃時に鼓舞2
これ単体でも僅か3回で20点以上を削れる(7→9→11)し、2回で16点。
つまり火力自体は中々高い物を持っているわけです。
5マナで出して~では少々遅いので個人的にはFiresの様に「速攻」を持たせる手段があると大分性能評価が変わってくると思います。《パーフォロスの槌》が有れば、自力で他に生物を生み出せる為に鼓舞を他に持っていきたい場合でも問題ないですね。また、《発生器の召使い》も良いですね。こちらは速攻とマナ加速を両立できますからね。3t目から走らせるのは非常に強力。火力で数点削るのも分けは無いためやはり強い。
他には《エレボスの鞭》から強引に釣り上げるのも良い。僅か1度のパンチですが、鼓舞を残せますしね。《スゥルタイの隆盛》はまぁ色的に難しいでしょう。
注意点は、コイツのキャスト時に重いからと《森の女人像》等は使えない事ですよね。
鼓舞が無意味な生物に流れてしまいますから。BigmanaやMidrangeで組むのなら素直に《風番いのロック》や《囁きの森の精霊》で十分でしょう。
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