新カード)FRF:雑感7 しもべは毎朝バナナを食べています
新カード)FRF:雑感7 しもべは毎朝バナナを食べています
新カード)FRF:雑感7 しもべは毎朝バナナを食べています
皆さん、こんばんは。しもべです。

 年中バナナを食っているしもべ。
お前はサルか!と家族から告げられても黙々とバナナを食べ続ける。
数年前にあった健康ブームでバナナの市場価格が激増した時は本当につらかったです・・・。


つづき
《黄金牙、タシグル》(5)(B)
伝説のクリーチャー - 人間・シャーマン R
探査
(2)(U/G)(U/G):あなたのライブラリーの一番上から2枚のカードをあなたの墓地に置く。その後、対戦相手が選んだあなたの墓地にある土地でないカードを、あなたの手札に戻す。
4/5
:探査持ちの生物。6マナで4/5のサイズも圧倒的に悪いわけではないのはやや意外。
これなら探査で3枚程度費やせば十分なサイズになりますね。
そして非常に珍しいアドバンテージ生物です。これまでの探査生物は戦闘力に特化した存在が多かった。一部例外もいましたが非常に使い難い能力でしたしね。
対して、コイツは自分で墓地というリソースを食いながらも、その後マナを掛けることで墓地と手札の両方のリソースを与えてくれます。流石は宝船の持ち主ですね。

 ただ2枚を墓地に落し、それから墓地から土地以外のカードで相手が指定したカードを回収するという回りくどく扱いづらい能力。何と無く山札を削りながら《隠された知識》を行っている感覚ですね。直観的なカードアドは《大いなる狩りの巫師》の巫女に劣りますし、4マナも掛けて墓地を肥やしていても悠長なのでより選択的なアドバンテージに繋がる手段が欲しいですね。まぁズバリ能動的な墓地掃除ですが。
 そのための手段として自分の探査を用いる事が出来る点は素晴らしいですね。下の環境なら《死儀礼のシャーマン》や《漁る軟泥》が居るので更に使いやすい。
また墓地を肥やす行為を積極的に行う事がデッキとして予想されるので《宝船の巡航》が使える、つまり土地が伸びやすいという点も素晴らしいですね。


 とここまでは持ち上げますが、本音は別。

 墓地を肥やしつつアドを獲得するというのなら《血族の長、シディシ》が既に存在しています。しかも其方はCipと攻撃の度に誘発する使い易さが有ります。こちらは探査のお陰で場に出しやすいとはいえ、マナを掛けなければ只の4/5であるため、上手くコイツを活かせるデッキを組まなければシディシに勝るのは難しいかもしれません。
 確かに探査で最高1マナ4/5になりますが、戦闘力を期待するのならそれこそ《魂剥ぎ》がいますからね。悪まで能力を当てにすべきカードだと思います。正直、4/5なんてコイツは早くても3t目程度にしか場に出せませんし、そこからサイズで押し切るには明らかに能力不足。それでアドを獲得しようというのなら4マナも掛るため、そのターンの行動が全て持っていかれます。そこまでして手に入るのはカード1枚。掘っていくにしてもシディシの方が遥かに使いやすいと思いますが・・・。
したの環境ならマナを使っている余裕が無いため尚更、強みが無くなります。
せめて回避能力を持っていれば・・・。


 で、黒いタルモだ!と言う評判が有るのでそれと比べています。
・長所
-黒マナから出せる:ハンデスから入れるし、《水没》を喰らわない
-出した後は墓地の内容に干渉されない。
-相手の墓地には関係ない
-《呪文嵌め》されない
-《稲妻《突然の衰微》の外
-マナを掛ければ不安定ながらアドバンテージを得られる。:DrSやウーズがいれば尚更強くなる。
-伝説である

・短所
-ある意味タルモ以上に墓地対策に弱い
-専門のデッキでも組まなければ2t目に出すのはまず不可能
-カウンター/除去/バウンス等をされた場合のサイドのキャストはかなり難しい
-CMC=6であるため、《闇の腹心》と共存は出来ない
-タルモや他の探査系の様なカードとの併用が出来ない
-伝説である+故に数を並べる事が出来ない
-《緑の太陽の頂点》で呼び出せない
-タルモとサイズの最大値で負けている
-マナが重すぎてあってもほとんど無視される

 と言う処ですか・・・。
《沼》から入る事が出来る為《水没》を喰らわない点と探査ドローの蔓延で相手の墓地に期待できなくなった点を考慮すれば《タルモゴイフ》よりも優れている点と捉える事が出来ます。伝説であるため《死の溜まる地、死蔵》等のサポートを得る事が出来ます。
 対して、やはり墓地対策で死ねる点や安定して2t目に出せない点がかなり痛い。タルモの何が良いかと言うとまず問題なく2t目に出せる点でしたからね。これが達成できない時点でかなり後れを取っています。そして伝説であるというデメリット。2枚以上並べる事が出来ない点も痛いのですが、それ以上に《Karakas》が問題・・・。折角墓地5枚も追放したのにデメリット抜きでバウンスされては堪らない・・・。まぁ、ここは《水没》対象外の点とリスク相殺できる部分かも知れませんし、《不毛の大地》も有りますから何とかならなくもないかも。
 とりあえず比較的利点も目立ちますが、はっきり言ってデメリットの方が目立つ気がします。
条件が整っていれば「タルモになる」のは事実ですが、この「条件が付くと~」と言う部分は余程条件が低くいか若しくは余程その条件を満たしたときのリターンが大きい(判り易い例では勝利条件カードなど)かでもないと取るメリットは大きくありません。Eternalで何より重要視されるのは軽く安定して扱いやすい事。このカードは安定とは程遠い・・・。
ついでに能力は重すぎて空気
なのでまぁタルモになる事は無いかと・・・。まぁまだ判りませんが、少なくともタルモが使えるデッキではタルモを優先されるでしょうし、何よりも大きな事はこれを使おうとすると探査ドローが使えなくなるという事です。これが最大の癌。これだけで今の環境はほぼアウトオブ眼中になってしまうでしょう・・・。
まるで梅沢本人と十手のような関係・・・。
只の4/5バニラと3ドローなら大体のデッキは後者になるでしょうね。

 もちろん専門的なデッキを組めば強いとは思います。シングルシンボルなので《不毛の大地》も使えますし、2色目も使いやすい。ただ、専門的なデッキを組むほどこのカードは強力では無く、上でも述べましたがそれなら《魂剥ぎ》を使います。「そこまでコンボ性ではなく、それでいてデッキコンセプト的に墓地にカードが溜まり易く、かつU/Gも使わないB系のデッキ」この条件の合う場合のみ選択肢に入るのではないでしょうか?


 因みに、しもべの病気で起動能力持ちは《訓練場》と合わせたくなるのですが、コイツはその候補になりそうです。これまではどうしても《イゼットのギルド魔道士》のいるURが強く、Bは《群れネズミ》程度しか居ませんでしたが、コイツは新しい候補になりそうですよ!



《謙虚な離反者》
:効果としては幾らかの置き土産を残して離反するカードなのですが、イラストはどう見ても出家してます。
イラストに合わせるなら山札に戻る効果の方が合ってませんか?


 1枚のカードを使い、1枚のカードアドを失い、2枚のカードを引くという点を考えれば《苦しめる声》の亜種と言えなくもないですね。ただ、声と異なり、自分が失うだけで済まず、相手に生物が渡ってしまう。ドロースペルとしては使い難いだけなので、何らかの工夫が欲しいですね。
例えばスィーパーを撃つついでに使う。自分のターンにしか使えないのでブロック時には使えませんし、生け贄スペルや効果に合わせる事もたしかコントローラーがその時点で変わっているため生贄に捧げるという行為自体が出来ないはず。
と言う事で基本は生物として使える利点を生かして序盤はアタッカーとして使用し、要らない場合にドローを使う程度で良いのではないでしょうかね?
何らかの効果(《太陽の神、ヘリオッド》や《不動のアジャニ》《砂への挑戦》)等で警戒持ちになっていれば、実質PiGで2ドローの様な効果にも出来ますが・・・。これなら、例えばSlighBurnの様なデッキなら序盤はアタッカーになるし、相手がサイズのある生物を出してきたら特攻させて、より直接的な攻撃手段(ダメ押し)になる火力を引き込むという行為も出来るはず。まぁ、そんなデッキに警戒付加のカードなんて要れている余裕があるはずもありませんがね。

 アンタップ手段を用意する事で能力解決の前にもう一つスタックに乗せて計4ドローと言う荒業も出来ますね。
Stdだと《トリトンの戦術》《蛮族の血気》《保護色》《キオーラの追随者》《ジェスカイの隆盛》等が有りますね。よりアドバンテージを多くするには置物の方が都合が良いですね。ただ、《蛮族の血気》は序盤はアタッカーにするという方針で行けば悪くない選択肢です。中盤以降もサイズを上げて1パンチ叩き込んで、攻撃後はまたサイズが役立たずに戻るのでそのターンの内にドローにしてしまうという事ですね。隆盛はマナさえ何とか出来れば素晴らしい相性です。スペルを唱える度にサイズを上げれるので攻撃に回せますし、そうでなくともその度にドロー能力をスタックに乗せる事が出来ます。6ドローとかも出来るかもしれませんww

 相手に生物を押し付けるという性質を見るとスィーパーも良いですが、それ以上に《灼熱の血》も相性が良いですね。
相手のブロッカーを除去すれば離反者の道を抉じ開ける事が出来ますし、ドローして離反した後はこいつを対象にすれば3点火力を叩き込めます。2マナで本体3点なら悪くは無い選択肢でしょう。
上で書いた「中盤以降に火力を引き込むためにドローする」方針で行くならこれも使いたいですね。


 下の環境ならもう少し遊び甲斐が有ります。
まず相手に生物を押し付ける事が出来る為、それを利用したカードを併用できます。判り易い所では《ドルイドの誓い》や《中心部の防衛》等ですね。
もっと手軽にいけばコントロールを取り返すカードを使うと良いでしょう。
《刻印》では折角稼いだアドが消えてしまうので本末転倒。置物として見て《家路》や《子守り大トカゲ》等ですね。トカゲも4マナ4/4と悪くはありませんが、それ以上に普通に土地として使える《家路》との相性が凄まじいですね。毎ターン実質1マナで2ドローが出来る訳ですからww
ただ、まぁシナジーが有るのは事実ですが、片方ずつでは腐り易いカードですし何より生物として2/1と貧弱なのであまり期待は出来ない組み合わせです。運用するのなら特に腐り易い《家路》は《輪作》からのサーチ用に1~2枚挿しておく程度で十分でしょう。他には《グルールの魔除け》は1チャンスあるかもしれません。単純にコントロールを奪うのも良いですが、他にも汎用性が有るので小粒なフライヤー潰したり、強引にブロックを突破したりとBeatdownのしたい事はある程度叶います。
 アンタップ能力を利用するのはもっと腐りにくく簡単。
《クウィリーオン・レインジャー》を入れておけばいいわけです。これで完璧(に穴だらけ)!GSZでサーチし、マナが余ったらトカゲをサーチできます。


 EDHでは仲間と行き来させましょう。
なんにせよ、電波臭溢れる良質カードですよww




コメント

お気に入り日記の更新

最新のコメント

この日記について

日記内を検索