レガシー)今週のSCG 500人Overとか本当にプチグランプリみたいです
2015年2月3日 紹介
みなさん、こんばんは。しもべです。
最近寒い日々が続いていてつらいです。
まぁこの我慢ももう少しの辛抱と思えば・・・。
さて、今日はIndianapolisでSCG Open Legacyが行われました。
環境変化後恐らく最大規模のLegacy大会となるので、環境の変化を図るには最適の大会の1つと言えそうです。
早速結果を見ていきましょう。
ペタル↓
http://www.starcitygames.com/events/310115_indianapolis.html
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/deckshow.php?&t%5BC1%5D=3&start_date=01/31/2015&end_date=02/01/2015&start=1&finish=32&city=Indianapolis
今週の優勝はJim Davis氏のBUG Delverです。
以下Top16(上から順に1位→9位→16位)
BUG Delver
ANT
Elves
ANT
BUG 続唱
Burn
Elves
Infect
----------------
Maverick
BUG 続唱
Patriot
Death&Tax
ソプターコントロール
Maverick
BUG Delver
Patriot
です。
U系デッキの割合はそれ程違いは無いのですが、デッキは異なるとはいえ、やはりそれなりの量がいますね。只顔ぶれ自体はRUG→BUGになっています。対Comboでハンデスを持てる点が優先されたのかもしれません。
Combo自体はStorm系が上にいるだけ。先週の勝者のSneakShowもOmniTellもいません。
他は面子こそ違う物の、やはり対Tempoに強いデッキが多いと言う感じになっていますね。
因みに2日目のメタゲームは上位同15位までだと
Elves 11
Death and Taxes 9
Storm 8
Miracles 8
Sultai Delver 8
Reanimator 7
Sneak and Show 6
Maverick 5
Shardless Sultai 5
Esper Deathblade 5
Omni-Tell 4
Lands 4
Temur Delver 4
Merfolk 3
Jeskai Stoneblade 3
Infect 3
U/R Delver 3
Burn 3
Dredge 3
と言うような感じになっています。
(http://www.starcitygames.com/events/coverage/3182_day_2_metagame_breakdown.html)
と言う訳で環境的に《時を超えた探索》が残され純粋のデッキとして強化されたと言われるMiraclesとOmniTellは、その戦前の期待値から考える程には数がいない事が分かります。特に8名使っているMiraclesは十分に多いと言えますが、OmniTellに関してはSneakShow以下の人数です。そして今回のTop16を見る限り数はそこそこでも結果はさっぱりついてきていない状況になっています。
う~む、やはりメタゲームは難しいんですね・・・。
対して明らかに数を増しているのがMaverick。
D&Tに立場を取られて久しいですが、Tempoが数を増やす状況から必然的に数を増しているようですね。ただD&T自体の方がまだ数は多いようです。それでも全開と合わせてみると数は少ないながらよりいい結果を出しているのはMaverickの様ですが。
そして今回最大勢力となったElvesも数を増やしていますね。
元々決して少ないという程ではありませんでしたが、手数と速度の両方が活きるデッキで、Rも減り手数も減っているTempoには辛いですね。明らかに小型スィーパーも近頃は減っていましたし(今回は多少数が増えている気もします)。
もう後1~2個で環境も固まってくると思うので、Tempo系の主勢力の決定とMiraclesの上昇はそれからと言う事になるかもしれませんね。
さて、ここからは期になったデッキを個別に見ていきます。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=79361
1位、Jim Davis氏のBUG Delverです。
Delver系の今回の最大勢力で優勝もしたBUG。
Jim氏はしかし結構特徴的なリストになってます。
まず生物が16枚も入っています。BUG Delverと言うと精々3種12枚+《闇の腹心》/《真の名の宿敵》/墓忍び》から1枚追加する程度ですが、実に3枚も枚数をそこから更に上乗せしています。追加してのは《闇の腹心》でしょうかね。
実はJim氏は入れていませんが《黄金牙、タシグル》を持ち入れいるリストも複数あり、どうやらBUGは続唱ではなくDelver系でもアドバンテージを重視するような作りが多いようです。
また4枚使われる事の多い《突然の衰微》を減らし代わりに《見栄え損ない》を2枚採っていますね。
常々重いと言われる衰微ではなく1マナ除去を増やす事で動きに余裕と速度を持たせているようです。メインでなくともサイドに採っている人も多く、矢張り軽量除去を優先するというのも同じくBUGでは今は重視されているようです。
ハンデスを取る形が多いですが、Manadeniale戦略を優先しているようでメインはFoW+DazeにPierce、《もみ消し》になっていますね。悪までハンデスは必要に応じてサイドから入れるだけの様です。故に《ヴェールのリリアナ/LotV》も入っていません。色を換えたRUG Delverと言えるような形になっていますね。
しかし、《宝船の巡航》が無くなって、《時を超えた探索/DTT》が有るかとも思いましたが、殆んど運用している人はいませんね。代わりに、少枚数ながら前述のタシグルや《残忍な切断》を使うプレイヤーが増えているようで、別の手段で探査は生き残っているのかもしれません。
因みに、結局タシグルの使い勝手はどうなのでしょうね?
ただのタルモの追加の5枚目レベルなのでしょうかね?続唱でさえ重そうな起動4マナはTempoでは現実的とも思えませんし、時折聞く、ハンデスとかDazeなんて中盤以降の不要牌を戻されるだけ~と言う事も多いと思いますが。
それ以上の価値が有るのでしょうかね?
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=79350
9位、Michael Antrim氏のMavericktBです。
最近の主流であるtBですが、このデッキはメインの《死儀礼のシャーマン》以外は黒の要素はありません。
《突然の衰微》もハンデスもサイドですね。
ここ最近ははぶられ気味だった《聖遺の騎士》はこのデッキも含めすべての積まれています。対Combo耐性を考えるとやはり重要なのかもしれません。また、同時に《クァーサルの群れ魔道士》の2枚目も採ってありますね。
《石鍛冶の神秘家》は少なめで且つ全員が《殴打頭蓋》を用いていません。
最近は《火と氷の剣》が2本目として選択されているようです。環境が変わってもそれは変わらないようですね。そして特徴的なのは《光と影の剣》の存在。一体何を想定しているのでしょうね?プロテクション(W)が欲しかったという事でしょうかね?
ついでに入っている《クルフィックスの狩猟者》。《森の知恵》と合わせて毎ターンアドバンテージを稼ぎます。
が、これも一体何を目的に入れているのか・・・?
《払拭の光》《封じ込める僧侶》に計3枚の《ガドック・ティーグ》などKotRも含め、SnTやMiracles等にかなり対策の力を注いでいるように思えます。
因みに、ここ最近tBでWBGカラーのMaverickが多いせいか、Junkとの区別がかなり曖昧になっている様な・・・。
24位のDD型なんてMaverickと表記されてますが、Junkでは?と思うのですが。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=79373
16位、Brandon Penn氏のPatriotです。
特徴はメインに入っている《渋面の溶岩使い》ですね。
《聖トラフトの霊》を用いていた時期を思わせます。ただTempoやそれに対抗したいD&T/MaverickやElvesの様なデッキが増えているのなら、メインから入れるのも間違ってはいないのではないかと思います。11位のMarc Castillo氏の様にサイドと言うのも悪くはありませんが。また同じく比較で判りますが、メインでの《紅蓮破》の有無がありますね。Uの数は明らかに減りましたし、何より《宝船の巡航》というボムが無くなっている以上、メインに紅蓮破ノ1枚は何処まで有用なのか?と言う疑問も残りますね。
KTK以前に見られた《ギタクシア派の調査》型は今のところあまり見られません。
矢張り対Comboを意識しているのかもしれません。Marc Castillo氏は紅蓮破にPierceも3枚採っているのでそれが判り易いですね。
http://www.starcitygames.com/events/coverage/deck_tech_thopter_foundry_with.html
13位、Chris Andersen氏のソプターコントロールです。
Miraclesが今一つパッとしない中で、先週も思った事は非MiraclesのU系Controlデッキが目につく事です。
これもその一つ。
《飛行機械の鋳造所》+《弱者の剣》のソプターコントロールを用いたMiraclesよりも低速のヘビーコントロールです。
《相殺》要素もサイドに落されており、BG系の増加により不要牌になる可能性を考慮しているのかもしれません。特定のボムに偏る事の無い形と言う感じでしょうかね?
特徴は《思考掃き》と《留意》の計6枚の墓地肥やし系キャントリップです。
これは4枚のDTTを用いる燃料としては《ギタクシア派の調査》よりも優れていますからね。《瞬唱の魔道士/ScM》の燃料にも同時になります。《弱者の剣》も含め墓地を肥やす事に強みがあるデッキの様ですね。
《対抗呪文》2枚に《呪文嵌め》2枚と確定カウンターの多さも目立ちます。
生物の数が不安定故か《精神を刻む者、ジェイス》は積まれていませんね。中々珍しい。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=79381
17位、Jacob Coffey氏のUW Controlです。
こちらはそのソプター要素をFRFの新カード《僧院の導師》に担当させているようです。
同時にそれと相性が良いように《ギタクシア派の調査》《定業》をこちらでは用いていますね。ScMもDTTも同じですが、格となるスペルが違う事に依り上手く対比できています。同時に生物自体も多少多めなのデカJtMsも用いられていますね。まぁその分《至高の評決》は弊害も出ますが。
導師の打点の高さからか《対抗呪文》ではなくPierceになってます。
これを申し越しTempoに寄せてBlade要素を積めると29位のDeathBladeの様になりますね。
ただ、DeathBladeって《真の名の宿敵》よりも導師を優先する理由って何かあるんですかね?
http://www.starcitygames.com/events/coverage/deck_tech_cloud_vine_with_eric.html
今週のDeck Techの1つ。
Eric Rill氏のCloud Vineは、UG Madnessの様な《復讐蔦》デッキにElvesのマナエルフ戦略を組み込んだような形で、斬新な蔦デッキになっています。興味が判れたら一どご視聴を。
こんなところ、です。
まだ何とも言えませんが、コンボ勢はやはり減衰しているような気がします。数は相応にいますが、KTK程の粋を異を感じません。まぁそれでも今週、先週ともに最上位に残っているのですから、私の感覚的なものでしょうねww
巡航の禁止を受け後釜と期待されたDTTはやはり少々荷が重いようです。
ある程度は運用されていますが、嵌っている感じはしませんね。逆に同じ探査である《黄金牙、タシグル》はBUG Delver、BUG 続唱の両方で少数ながら運用され始めています。
こちらもまだ始まったばかりとはいえ、少々侮っていたかもしれません・・・。
言われていたほどSnTもMiraclesも数はおらず、LotVは増えましたが、悪まで勢力の一つ程度です。
KTK前の環境とは異なっている点は事実ですが、それでも予想とはだいぶ異なっていますね。
と言う事で、今週はここまで、です。
今回もお付き合いいただきありがとうございましたm(_ _)m
この文章がお役に立てば幸いです。
P.S.
セニョール・ピンク
恰好良いけど変態wwって言ってごめん。泣ける。
最近寒い日々が続いていてつらいです。
まぁこの我慢ももう少しの辛抱と思えば・・・。
さて、今日はIndianapolisでSCG Open Legacyが行われました。
環境変化後恐らく最大規模のLegacy大会となるので、環境の変化を図るには最適の大会の1つと言えそうです。
早速結果を見ていきましょう。
ペタル↓
http://www.starcitygames.com/events/310115_indianapolis.html
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/deckshow.php?&t%5BC1%5D=3&start_date=01/31/2015&end_date=02/01/2015&start=1&finish=32&city=Indianapolis
今週の優勝はJim Davis氏のBUG Delverです。
以下Top16(上から順に1位→9位→16位)
BUG Delver
ANT
Elves
ANT
BUG 続唱
Burn
Elves
Infect
----------------
Maverick
BUG 続唱
Patriot
Death&Tax
ソプターコントロール
Maverick
BUG Delver
Patriot
です。
U系デッキの割合はそれ程違いは無いのですが、デッキは異なるとはいえ、やはりそれなりの量がいますね。只顔ぶれ自体はRUG→BUGになっています。対Comboでハンデスを持てる点が優先されたのかもしれません。
Combo自体はStorm系が上にいるだけ。先週の勝者のSneakShowもOmniTellもいません。
他は面子こそ違う物の、やはり対Tempoに強いデッキが多いと言う感じになっていますね。
因みに2日目のメタゲームは上位同15位までだと
Elves 11
Death and Taxes 9
Storm 8
Miracles 8
Sultai Delver 8
Reanimator 7
Sneak and Show 6
Maverick 5
Shardless Sultai 5
Esper Deathblade 5
Omni-Tell 4
Lands 4
Temur Delver 4
Merfolk 3
Jeskai Stoneblade 3
Infect 3
U/R Delver 3
Burn 3
Dredge 3
と言うような感じになっています。
(http://www.starcitygames.com/events/coverage/3182_day_2_metagame_breakdown.html)
と言う訳で環境的に《時を超えた探索》が残され純粋のデッキとして強化されたと言われるMiraclesとOmniTellは、その戦前の期待値から考える程には数がいない事が分かります。特に8名使っているMiraclesは十分に多いと言えますが、OmniTellに関してはSneakShow以下の人数です。そして今回のTop16を見る限り数はそこそこでも結果はさっぱりついてきていない状況になっています。
う~む、やはりメタゲームは難しいんですね・・・。
対して明らかに数を増しているのがMaverick。
D&Tに立場を取られて久しいですが、Tempoが数を増やす状況から必然的に数を増しているようですね。ただD&T自体の方がまだ数は多いようです。それでも全開と合わせてみると数は少ないながらよりいい結果を出しているのはMaverickの様ですが。
そして今回最大勢力となったElvesも数を増やしていますね。
元々決して少ないという程ではありませんでしたが、手数と速度の両方が活きるデッキで、Rも減り手数も減っているTempoには辛いですね。明らかに小型スィーパーも近頃は減っていましたし(今回は多少数が増えている気もします)。
もう後1~2個で環境も固まってくると思うので、Tempo系の主勢力の決定とMiraclesの上昇はそれからと言う事になるかもしれませんね。
さて、ここからは期になったデッキを個別に見ていきます。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=79361
1位、Jim Davis氏のBUG Delverです。
Delver系の今回の最大勢力で優勝もしたBUG。
Jim氏はしかし結構特徴的なリストになってます。
まず生物が16枚も入っています。BUG Delverと言うと精々3種12枚+《闇の腹心》/《真の名の宿敵》/墓忍び》から1枚追加する程度ですが、実に3枚も枚数をそこから更に上乗せしています。追加してのは《闇の腹心》でしょうかね。
実はJim氏は入れていませんが《黄金牙、タシグル》を持ち入れいるリストも複数あり、どうやらBUGは続唱ではなくDelver系でもアドバンテージを重視するような作りが多いようです。
また4枚使われる事の多い《突然の衰微》を減らし代わりに《見栄え損ない》を2枚採っていますね。
常々重いと言われる衰微ではなく1マナ除去を増やす事で動きに余裕と速度を持たせているようです。メインでなくともサイドに採っている人も多く、矢張り軽量除去を優先するというのも同じくBUGでは今は重視されているようです。
ハンデスを取る形が多いですが、Manadeniale戦略を優先しているようでメインはFoW+DazeにPierce、《もみ消し》になっていますね。悪までハンデスは必要に応じてサイドから入れるだけの様です。故に《ヴェールのリリアナ/LotV》も入っていません。色を換えたRUG Delverと言えるような形になっていますね。
しかし、《宝船の巡航》が無くなって、《時を超えた探索/DTT》が有るかとも思いましたが、殆んど運用している人はいませんね。代わりに、少枚数ながら前述のタシグルや《残忍な切断》を使うプレイヤーが増えているようで、別の手段で探査は生き残っているのかもしれません。
因みに、結局タシグルの使い勝手はどうなのでしょうね?
ただのタルモの追加の5枚目レベルなのでしょうかね?続唱でさえ重そうな起動4マナはTempoでは現実的とも思えませんし、時折聞く、ハンデスとかDazeなんて中盤以降の不要牌を戻されるだけ~と言う事も多いと思いますが。
それ以上の価値が有るのでしょうかね?
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=79350
9位、Michael Antrim氏のMavericktBです。
最近の主流であるtBですが、このデッキはメインの《死儀礼のシャーマン》以外は黒の要素はありません。
《突然の衰微》もハンデスもサイドですね。
ここ最近ははぶられ気味だった《聖遺の騎士》はこのデッキも含めすべての積まれています。対Combo耐性を考えるとやはり重要なのかもしれません。また、同時に《クァーサルの群れ魔道士》の2枚目も採ってありますね。
《石鍛冶の神秘家》は少なめで且つ全員が《殴打頭蓋》を用いていません。
最近は《火と氷の剣》が2本目として選択されているようです。環境が変わってもそれは変わらないようですね。そして特徴的なのは《光と影の剣》の存在。一体何を想定しているのでしょうね?プロテクション(W)が欲しかったという事でしょうかね?
ついでに入っている《クルフィックスの狩猟者》。《森の知恵》と合わせて毎ターンアドバンテージを稼ぎます。
が、これも一体何を目的に入れているのか・・・?
《払拭の光》《封じ込める僧侶》に計3枚の《ガドック・ティーグ》などKotRも含め、SnTやMiracles等にかなり対策の力を注いでいるように思えます。
因みに、ここ最近tBでWBGカラーのMaverickが多いせいか、Junkとの区別がかなり曖昧になっている様な・・・。
24位のDD型なんてMaverickと表記されてますが、Junkでは?と思うのですが。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=79373
16位、Brandon Penn氏のPatriotです。
特徴はメインに入っている《渋面の溶岩使い》ですね。
《聖トラフトの霊》を用いていた時期を思わせます。ただTempoやそれに対抗したいD&T/MaverickやElvesの様なデッキが増えているのなら、メインから入れるのも間違ってはいないのではないかと思います。11位のMarc Castillo氏の様にサイドと言うのも悪くはありませんが。また同じく比較で判りますが、メインでの《紅蓮破》の有無がありますね。Uの数は明らかに減りましたし、何より《宝船の巡航》というボムが無くなっている以上、メインに紅蓮破ノ1枚は何処まで有用なのか?と言う疑問も残りますね。
KTK以前に見られた《ギタクシア派の調査》型は今のところあまり見られません。
矢張り対Comboを意識しているのかもしれません。Marc Castillo氏は紅蓮破にPierceも3枚採っているのでそれが判り易いですね。
http://www.starcitygames.com/events/coverage/deck_tech_thopter_foundry_with.html
13位、Chris Andersen氏のソプターコントロールです。
Miraclesが今一つパッとしない中で、先週も思った事は非MiraclesのU系Controlデッキが目につく事です。
これもその一つ。
《飛行機械の鋳造所》+《弱者の剣》のソプターコントロールを用いたMiraclesよりも低速のヘビーコントロールです。
《相殺》要素もサイドに落されており、BG系の増加により不要牌になる可能性を考慮しているのかもしれません。特定のボムに偏る事の無い形と言う感じでしょうかね?
特徴は《思考掃き》と《留意》の計6枚の墓地肥やし系キャントリップです。
これは4枚のDTTを用いる燃料としては《ギタクシア派の調査》よりも優れていますからね。《瞬唱の魔道士/ScM》の燃料にも同時になります。《弱者の剣》も含め墓地を肥やす事に強みがあるデッキの様ですね。
《対抗呪文》2枚に《呪文嵌め》2枚と確定カウンターの多さも目立ちます。
生物の数が不安定故か《精神を刻む者、ジェイス》は積まれていませんね。中々珍しい。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=79381
17位、Jacob Coffey氏のUW Controlです。
こちらはそのソプター要素をFRFの新カード《僧院の導師》に担当させているようです。
同時にそれと相性が良いように《ギタクシア派の調査》《定業》をこちらでは用いていますね。ScMもDTTも同じですが、格となるスペルが違う事に依り上手く対比できています。同時に生物自体も多少多めなのデカJtMsも用いられていますね。まぁその分《至高の評決》は弊害も出ますが。
導師の打点の高さからか《対抗呪文》ではなくPierceになってます。
これを申し越しTempoに寄せてBlade要素を積めると29位のDeathBladeの様になりますね。
ただ、DeathBladeって《真の名の宿敵》よりも導師を優先する理由って何かあるんですかね?
http://www.starcitygames.com/events/coverage/deck_tech_cloud_vine_with_eric.html
今週のDeck Techの1つ。
Eric Rill氏のCloud Vineは、UG Madnessの様な《復讐蔦》デッキにElvesのマナエルフ戦略を組み込んだような形で、斬新な蔦デッキになっています。興味が判れたら一どご視聴を。
こんなところ、です。
まだ何とも言えませんが、コンボ勢はやはり減衰しているような気がします。数は相応にいますが、KTK程の粋を異を感じません。まぁそれでも今週、先週ともに最上位に残っているのですから、私の感覚的なものでしょうねww
巡航の禁止を受け後釜と期待されたDTTはやはり少々荷が重いようです。
ある程度は運用されていますが、嵌っている感じはしませんね。逆に同じ探査である《黄金牙、タシグル》はBUG Delver、BUG 続唱の両方で少数ながら運用され始めています。
こちらもまだ始まったばかりとはいえ、少々侮っていたかもしれません・・・。
言われていたほどSnTもMiraclesも数はおらず、LotVは増えましたが、悪まで勢力の一つ程度です。
KTK前の環境とは異なっている点は事実ですが、それでも予想とはだいぶ異なっていますね。
と言う事で、今週はここまで、です。
今回もお付き合いいただきありがとうございましたm(_ _)m
この文章がお役に立てば幸いです。
P.S.
セニョール・ピンク
恰好良いけど変態wwって言ってごめん。泣ける。
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