レガシー)徒然デッキ構築:Eva Green その1
2015年2月10日 デッキ構築 コメント (3)
皆さん、こんばんは。しもべです。
先日のPTでは結構なInfectの数がいたようです。最高位は10位で実際悪くない様子。チーム「The Pantheon」のメンバーは公式に寄ると全員このInfectなんだとか・・・。それと言うのも選定対戦中のTom RossのInfectが強かったからだとか・・・。
それは単にTom RossがInfecrマスターだっただけでは?と思わなくもないですねwたとえトッププロだったとしてもTom氏と同レベルのデッキパワーを引き出すのは難しいでしょうしね。
と言うか今回動画を見ていて初めて知りましたがModernのInfectには《野生の抵抗》なんて入っているんですね・・・。《強大化》と併せて+9/+9とか1パンチじゃないですか!
さて、今日の本題ですが、先日挙げたとおり黒いBeatdownを組みたいという事でEvaGreenをいくつか作って回してみました。そこで見えてきたのが、主に2つの課題。
・《暗黒の儀式》の中盤以降の使い道
・《タルモゴイフ》に続く2ndアタッカーの確保
です。
儀式はまぁなんとでもなるのです。最悪LotVで捨てればいいだけですからね。ただもう一つのアタッカーの確保が出来ない。軽くていいサイズの生物がいないんですよね。《深淵の迫害者》は弱くは無いのですが、もう少々軽くしたい。昔ながらの《ナントゥーコの影》では弱すぎる。《吸血鬼の夜鷲》や《マラキールの門番》は丸いのですがアタッカーではない。いっそ《惑乱の死霊》とも考えたのですが、パンチ力不足なのは変わらず、それ以上に除去耐性が無い。
最も要望を満たしそうなのが《朽ちゆくヒル》。
2マナで攻撃時は4/4なので悪くは無い。ただ、攻撃のたびにライフを減らしていては、他のライフロス/ペイと併せてダメージレースは極めて不利。除去耐性も無い。
という事でそんな中思いついたのが《責め苦の伝令》だったので少し作ってみました。
【感想】
見た目よりも遥かに良く回る。
久々に《暗黒の儀式》を採用した序盤分回り型のデッキ。
儀式を用いたデッキはBではBeatdownが大半だが、これはどちらかと言うとWeenieに近い。まぁマナ域が軽いためですが。
基本的には
暗黒の儀式からのロケットスタートを想定しています。が、儀式は初手以外では腐り易いため、それ以外での運用方法が有るのが望ましい。嘗てのWeenieなら《ナントゥーコの影》を用いるのが一般的だったが余りにKPが劣っているので望ましくない。と言う事で今回用意したのが《責め苦の伝令》です。
単体の戦力としては3マナで3/3飛行と弱くは無いですが決して強力とは言い難いスペックです。しかしそれでも決して弱くは無い、パワー3の飛行クロックは重要。それ以上に重要なのはコイツは「授与」を持っているという事です。アタッカーとしては役に立ちづらい先出しされたボブを強化してそのまま殴りに行く事が出来るわけです。タルモもそうですが回避能力が無い点がかなりつらい部分であるのでそれを補える点が有難い。スタックも含め除去されてもそのまま生物として出せる点も偉い。普通はこの手のデッキで5マナは到達はかなり難しい部分だが《暗黒の儀式》を使えばすぐにでも到達でき、中盤以降に引いてしまった場合の使い道になる。
また、儀式は無駄牌になってしまった場合LotVで捨てる札として使う事も相応にありますが、それ以上に気付かされたのが高速で手札を消耗するこのBlitzスタイルがデッキにはよく合っているという事でした。それは相手のリソースを削り取るという状況に蓋をする行為もそうですが、ハンドが早々に空になる為に[+1]を使う事が本当に苦痛にならない。本当にしっかりと使う事が出来ます。
LotV、伝令の両者ともが3マナであるため稀に1t目の設置を試みる事もありますがそれはあまり有効とは言いづらい・・・。
《束縛》《外科的摘出》は其々先に挙げた記事通りの内容。
Blitz戦略に則り圧力をかけていくための手段。どちらも土地基盤を攻めるカードと言える。
回していて気が付いた挙動の一つに《束縛》の追加の使い道が有った。基本は相手の脅威に備えて中盤以降もそろえておくことも多いし、役に立たないと割り切る事が出来る相手ならLotVの[+1]で捨てるだけ。しかし、それすらも無い場合DrSの起動型能力をわざと起動する事で2~3マナ掛けて1ドローする事が出来るようになっており、非常に効率は悪いですが、それでも全く使い道が無いわけでもない点がまた《もみ消し》とは違う部分か・・・。
まぁ、《責め苦の伝令》は実際見た目よりはパワフルなカードです。
がやはり3マナでパワー3と言うのは少々低いですね。その上DoSと相打ちし、《稲妻》で落ちるのでかなりテンポを取られやすいのは辛かったですね。如何に授与できるかがこのカードの要になっていました。授与できた時は逆にかなり強かったですからね。
先日のPTでは結構なInfectの数がいたようです。最高位は10位で実際悪くない様子。チーム「The Pantheon」のメンバーは公式に寄ると全員このInfectなんだとか・・・。それと言うのも選定対戦中のTom RossのInfectが強かったからだとか・・・。
それは単にTom RossがInfecrマスターだっただけでは?と思わなくもないですねwたとえトッププロだったとしてもTom氏と同レベルのデッキパワーを引き出すのは難しいでしょうしね。
と言うか今回動画を見ていて初めて知りましたがModernのInfectには《野生の抵抗》なんて入っているんですね・・・。《強大化》と併せて+9/+9とか1パンチじゃないですか!
さて、今日の本題ですが、先日挙げたとおり黒いBeatdownを組みたいという事でEvaGreenをいくつか作って回してみました。そこで見えてきたのが、主に2つの課題。
・《暗黒の儀式》の中盤以降の使い道
・《タルモゴイフ》に続く2ndアタッカーの確保
です。
儀式はまぁなんとでもなるのです。最悪LotVで捨てればいいだけですからね。ただもう一つのアタッカーの確保が出来ない。軽くていいサイズの生物がいないんですよね。《深淵の迫害者》は弱くは無いのですが、もう少々軽くしたい。昔ながらの《ナントゥーコの影》では弱すぎる。《吸血鬼の夜鷲》や《マラキールの門番》は丸いのですがアタッカーではない。いっそ《惑乱の死霊》とも考えたのですが、パンチ力不足なのは変わらず、それ以上に除去耐性が無い。
最も要望を満たしそうなのが《朽ちゆくヒル》。
2マナで攻撃時は4/4なので悪くは無い。ただ、攻撃のたびにライフを減らしていては、他のライフロス/ペイと併せてダメージレースは極めて不利。除去耐性も無い。
という事でそんな中思いついたのが《責め苦の伝令》だったので少し作ってみました。
EvaGreen 第一種
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[land]*22
4《不毛の大地》
1《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ》
2《沼》
2《森》
4《Bayou》
4《新緑の地下墓地》
その他Bフェッチ
[cre]*15
4《死儀礼のシャーマン/DrS》
4《闇の腹心》
4《タルモゴイフ》
3《責苦の伝令》
[other]*23
3《暗黒の儀式》
4《思考囲い》
1《見栄え損ない》
2《外科的摘出》
1《ミリーの悪知恵》
4《Hymn to Tourach》
1《束縛》
4《突然の衰微》
3《ヴェールのリリアナ/LotV》
【感想】
見た目よりも遥かに良く回る。
久々に《暗黒の儀式》を採用した序盤分回り型のデッキ。
儀式を用いたデッキはBではBeatdownが大半だが、これはどちらかと言うとWeenieに近い。まぁマナ域が軽いためですが。
基本的には
暗黒の儀式からのロケットスタートを想定しています。が、儀式は初手以外では腐り易いため、それ以外での運用方法が有るのが望ましい。嘗てのWeenieなら《ナントゥーコの影》を用いるのが一般的だったが余りにKPが劣っているので望ましくない。と言う事で今回用意したのが《責め苦の伝令》です。
単体の戦力としては3マナで3/3飛行と弱くは無いですが決して強力とは言い難いスペックです。しかしそれでも決して弱くは無い、パワー3の飛行クロックは重要。それ以上に重要なのはコイツは「授与」を持っているという事です。アタッカーとしては役に立ちづらい先出しされたボブを強化してそのまま殴りに行く事が出来るわけです。タルモもそうですが回避能力が無い点がかなりつらい部分であるのでそれを補える点が有難い。スタックも含め除去されてもそのまま生物として出せる点も偉い。普通はこの手のデッキで5マナは到達はかなり難しい部分だが《暗黒の儀式》を使えばすぐにでも到達でき、中盤以降に引いてしまった場合の使い道になる。
また、儀式は無駄牌になってしまった場合LotVで捨てる札として使う事も相応にありますが、それ以上に気付かされたのが高速で手札を消耗するこのBlitzスタイルがデッキにはよく合っているという事でした。それは相手のリソースを削り取るという状況に蓋をする行為もそうですが、ハンドが早々に空になる為に[+1]を使う事が本当に苦痛にならない。本当にしっかりと使う事が出来ます。
LotV、伝令の両者ともが3マナであるため稀に1t目の設置を試みる事もありますがそれはあまり有効とは言いづらい・・・。
《束縛》《外科的摘出》は其々先に挙げた記事通りの内容。
Blitz戦略に則り圧力をかけていくための手段。どちらも土地基盤を攻めるカードと言える。
回していて気が付いた挙動の一つに《束縛》の追加の使い道が有った。基本は相手の脅威に備えて中盤以降もそろえておくことも多いし、役に立たないと割り切る事が出来る相手ならLotVの[+1]で捨てるだけ。しかし、それすらも無い場合DrSの起動型能力をわざと起動する事で2~3マナ掛けて1ドローする事が出来るようになっており、非常に効率は悪いですが、それでも全く使い道が無いわけでもない点がまた《もみ消し》とは違う部分か・・・。
まぁ、《責め苦の伝令》は実際見た目よりはパワフルなカードです。
がやはり3マナでパワー3と言うのは少々低いですね。その上DoSと相打ちし、《稲妻》で落ちるのでかなりテンポを取られやすいのは辛かったですね。如何に授与できるかがこのカードの要になっていました。授与できた時は逆にかなり強かったですからね。
コメント
儀式を使うなら《責め苦の伝令》は《隠れ潜む邪悪》に替わる良アタッカーですね。コイツのスポイラー登場時は興奮しましたw。エンチャントでもある点でタルモのサイズアップに貢献できるのもGOODですね!
コメントありがとうございます。
>ヒル
こいつの打点自体には何の問題も無いんです。2マナで4点ですからね。ただ一々ライフペイをする必要があるというのが本当に面倒です。ただでさえ囲い・フェッチ・ボブで泣きそうなのにさらに自分でペイを続ける事になる・・・。それでダメージが通ればいいのですが通らないとそのままペイ損です。特にRが入っている相手にはいつまでたってもライフレースで優位性を確保できない。Burnを相手にしようものなら下手したら《焼尽の猛火》《灼熱の血》でライフレースを逆転されます・・・。
ついでに今はBlade系はTNNがいるため回避能力が無い生物である点もつらい。
スペック自体には問題は無いのですがね・・・。
伝令は見た目以上に良スペックです。+3/+3/飛行を付与できればデッキ内全ての生物がフィニッシャーになれますからね。除去されても生物は残るので本当に素敵です。寧ろ単体で使った場合の貧弱さが敵。まぁ1t目儀式→伝令と言う無茶ぶりもアリですがw
>ジオン軍さん
コメントありがとうございます。
>管理人
やはり3/3と言うサイズがどうしようもないです。サイズを強化できる手段か6マナを払えるようになる土地基盤を用意しないと苦しいです。確かに6マナは儀式を経由すればあり得る量ですが、逆に言えばデッキ内に3~4枚程度のカードが無ければそこに辿り着けないサイズである点が辛らい。ついでに1+2マナを掛けるのが最序盤に押し込む必要性のあるデッキでは結構厳しい要求です。
しかし、1マナで展開できて3/3になるのなら打点としては確かに十分ではありますね。何れ危害が在れば試してみても良いかもしれません。
ゲラルフは悪くは無いと思います。
ただ3マナでパワー3の回避能力なしと言うのが見た目以上に弱い。Cip火力や不死も有用な能力ですが、結局それがゲームをおえる威力を備えていない点が辛い部分です。結局地上をきっちり固められると突破できない。タルモ・TNNのいずれにも弾かれる点が辛い。そしてトリプルシンボルはもっとつらい。2色で不毛の大地4枚積みこむデッキだと自殺行為です。
しかしこちらも決して魅力が無いカードでもないですし、もう少し黒を濃く出せるデッキであれば使えるかもしれません。