DTK)雑感6 命令命令
2015年3月8日 新カード紹介 コメント (3)
遅くなったけど続き
中々面白いモードを備えています。
上2つを合わせれば宛ら《頭蓋割り》の様に機能しますね。しかもプレイヤーを対象に取らないため《神聖の力線》の様な対Burnカードを使われても問題が有りません。この部分だけで見ても《頭蓋割り》が運用されているModernのBurnでは価値が見いだせます。Gを足す必要が有りますが、《破壊的な享楽》のためにNayaカラーで運用されているBurnもある為別段の問題も無いでしょう。また、全体強化と合わせれば、攻撃が通る事が前提となりますが実質2マナ4点火力に、2体以上の生物がいればそれ以上の効率にさえなります。《僧院の速僧》が居ればさらに効率が上がります。ライフゲインに合わせて使う事が大きな威力を発揮できますね。盤面に干渉できない難点こそありますが、Burnの様な一本気なデッキではそれほど気にはならないでしょう。同時にタフネス強化のお陰で相手の小型スィーパーの回避にも使えます。
しかしStd、Legacyでは盤面に干渉できない点は無視する事が出来ない点となってきます。
《ボロスの魔除け》がStdでは居場所をなかなか見つけられなかったのも本体火力としては効率が良くとも盤面に干渉する術が無かったためですしね。火力の札が足りないStd、生物の質の問題で盤面を無視できないLegacyではここが難点の筈。
ただそうは言っても、Stdでは使い道もあるはず。
全体強化自体は火力と合わせれば効率が良いため、《ドラゴンの餌》《軍属童の突発》《ゴブリンの熟練扇動者》の様な面展開をするカードを併用する事で威力を発揮しやすいはず。さらにこれらのデッキは環境に《包囲サイ》《真面目な訪問者、ソリン》《エレボスの鞭》の様な絆魂/ゲイン付きのパワーカードを置かれるとかなり苦しい面が有りましたが、それらにもゲインを1度だけ封じる事が出来るため押し込みに便利。
土地を置く効果は今一つ使い道が判りませんでしたが、マナブーストの効果≒マナ生物であると考えると結構便利だと改めさせられます。実際にはマナ源を増やしているのではなく、瞬間的な成長を促している(特定のマナ域へ通常よりも速く到達させる事が出来る)だけなのでマナ生物と言うよりも《モックス・ダイアモンド》に役割は近いのですが。それでも相手より1ターンは約1マナ多く動けるという事は非常に大きいです。特に3~4マナ域を使う様なWeenieより重めのステロイドストンピィの様なBeatdownではボムを素早く置けることは重要です。3t目に上手くいけば《世界を喰らう者、ポルクラノス》や《歓楽者ゼナゴス》等がいる4マナが出せるわけですからね。「占術」ランド等のタップインランドを用いるスローな環境だからこそ、余計に土地1枚の差は大きい。考え方によっては序盤の先手と後手を入れ替える事が出来るとも言えますね。
占術ランドと合わせるとプチ《マグマの噴出》にもなります。
また土地をTopから使う事になり易い《クルフィックスの狩猟者》と合わせるとよりマナを伸ばしやすい。そちらはややBigmana的な領域にまで入ってきますが・・・。
派手さはありませんし、干渉力は小さいのですが、2マナの割には出来る事が多く良質なスペルだと思います。
ただし、悪までもBurnやSligh~ステロイドの様な攻めるデッキ専用になります。
とりあえず
・マナを3~4マナに到達させやすい。
・ライフゲインを潰せる
・面展開で活きる
観点から
RGのTokenSlighで良い気がします。
《かき立てる炎》も有りますしね。
4マナ圏には《大いなる狩りの巫師》もいますが、Wを足してNayaにすれば《僧院の導師》もいますね。
しかしモード選択のお陰で幅広い運用が出来るにも拘らず、其々が結構ニッチな効果と言うのも珍しいですね。
まぁ同じ路線でも《グルールの魔除け》とは雲泥の差ですがw
《否認》《ブーメラン》《最後の喘ぎ》+PW破壊の4つから2つを選ぶ効果ですね。
UWの《オジュタイの命令》が自分に関連しアドバンテージを稼ぐカードであるのに対し、UBの《シルムガルの命令》は相手に干渉してアドバンテージを稼ぐのがデザインの様ですね。てっきりライフロスかハンデスが有ると思ったのですが・・・。
5マナは重い・・・。
すべて相手に干渉する事を前提とした効果であるため妨害力は非常に高く、どのデッキでも何らかの効果を発揮できると思います。
ただ・・・。
相手に干渉する事に特化し過ぎていて、意外と組み合わせの幅が狭く使い難いように思います。生物用の《最後の喘ぎ》は小型専用ですし、PWなんて場にいるかどうかも分からない。カウンターは当然相手のキャスト時専用。それを考えると状況を選ばず使えるのがバウンスしかなく、しかもバウンスは当然ながらテンポを採ってこそ真価を発揮する効果です。只適当にそこにある物を戻して強いわけではない。5マナが出るような中盤以降に土地を戻して意味が有るのかと言われるとね。
特に生物除去が弱いのが辛い。
元となった《最後の喘ぎ》は2マナであったから強かったわけで5マナの効果に付けられても、それがどこまで有効かは怪しい。対象とする事が出来る生物はいてもそれが盤面に影響を与える事が出来る時期なのか?と言う事になります。また中型生物以上は対処できないので他のスペルに頼らざるを得ない。今の環境だけでも《包囲サイ》 《先頭に立つもの、アナフェンザ》《オレスコスの王、ブリマーズ》《クルフィックスの狩猟者》《黄金牙、タシグル》《嵐の息吹のドラゴン》 《世界を喰らう者、ポルクラノス》 《囁きの森の精霊》《奔流の精霊》と有り余っているほど・・・。ならバウンスすればいいのですが、それが《包囲サイ》であったら・・・しかもその確率は決して低くない。
PWや生物に単純に対処するだけならもっと軽い《英雄の破滅》の方が遥かに使いやすいです。UB命令では上記の様に特徴であるアドバンテージが取れるのかも怪しいですからね。それ以外の価値、特に《否認》が+αとして5マナまで含めてどこまで使いやすいのか?にかかってくると思います。
《卓絶のナーセット》の[-2]での運用は期待していましたが、この効果では難しそうです。
そう思うと、1ドローが有った《謎めいた命令》は本当に強いですよね・・・。
しかし、シルムガルのCipもそうですが、相当生物とPWが嫌いなのでしょうね。何かあったのでしょうか。
能力は《凍結燃焼の奇魔》を彷彿とさせますが、シンボル的には《夜帷の死霊》に近いですね。
マナを掛ければパワー5まで到達するため3マナにしてはまぁまぁの打点です。マナは当然かかりますが、本家と異なり要求マナが無色であるのが良いですね。更に除去耐性もある為信心を維持しやすいです。本体の打点の高さと合わせて《波使い》が俄然使いやすくなりますね。当然狙っているのでしょうが、コイツ自身もエレメンタルなので波使いのお陰で4/4になり、その上マナを掛ければ7/1に。ただ、波使いのキャストにスタックでブリンクすると信心が無くなってしまうのはご愛嬌ですがw
しかしそれでも、除去回避能力自体が優秀で、単体での運用能力の向上につながっています。
無いよりは遥かに良い。
因みに、《波使い》だけでなく《海の神、タッサ》での回避能力付与も当然強いですし、又ブリンクの関係で《都市国家の神、エファラ》を併用すれば1ドローが6マナで出来るようになりますね。効率が良いとは言えませんが無いよりは遥かにマシ。
問題はやはり3マナの信心と言う事。
THS期には2マナ域に優秀な信心稼ぎの《凍結燃焼の奇魔》《潮縛りの魔道士》が居ましたからね。今の環境は《霜歩き》が居るとはいえ少々パーツが足りないのも事実。《雲変化》は併用して精霊を余事できれば素晴らしいですが、早々上手くは行かない上に3マナ域ばかりでは辛い。
その他
《血顎の狂信者》
:「《血に染まりし勇者》なら自分でアタック→「強襲」達成→投げる→強襲で復活」が出来ますね。ブロックされなければ4点・ブロッカーを越えられなくても4万2点ドレイン。うん、微妙・・・。
取り敢えず、ブロックされる事無く本体にダメージを通す事が出来るという点は美点ですね。《怨恨》が有れば・・・。
しかし投げるという行為がクレリックの場合は「殉教者」のようなイメージですが、戦士だと「特攻指示書」貰った日本兵みたいですよね。背景に日の丸入れましょうか。
《隠れたる龍殺し》
:《シルムガルの暗殺者》と対を成す様なデザインですね。
あちらは強化《虫つぶし》で、こちらは《大物潰し》。環境の的としてはこちらも相応に対象がおり、更にフィニッシャー級を狙えるようになります。もともと大変異で出す場合はテンポが悪く中量級生物と並走する場合が多いのでなお対象には困らないでしょう。
暗殺者が回避能力を持っていたのに対して、こちらは「絆魂」が有るのでこちらの方がMidrange向き。ただ、2マナ2/1絆魂でも別に弱くは無いためやはり使い分けを上手く機能させていきたいですね。
変異デッキとして見ても大型生物除去は有効です。
した環境でもLifegain/Soulsistersで1チャンス。
《焙り焼き》
:野生動物は火に弱い!火だ、火を焚くんだ!!
中級フィニッシャー達を焙って食べるためのスペルですね。雰囲気的にはライフゲインがあってもおかしくなさそうです。Rにこの効果が存在するという事が素晴らしい。Weenieを作るためのパーツがまた一つ増えましたね。軽い除去が足りない環境なのでかなり大きな意味が有るはず。同時に生物の価値が《囁き森の精霊》の様な数を稼げる方に重きを置かれるかもしれません。
因みに、野生動物を追い払うために火を焚くと、反って興味本位に集まってくる事もあるとか・・・。
どっちやねん。
《勇壮な対決》
:使いやすい格闘スペル。
《凶暴な殴打》の「獰猛」達成してたら別に強化要らなくね?と言う部分を解消しています。除去がメインですが最低限強化スペルとしても使えるため腐りづらい。
巨大な龍の前歯も圧し折る強烈なアッパーと熊を殴り倒す左スマッシュ。これが別世界の世界線の差か・・・。どっちも強そうですがねw
MMA2015で無事《タルモゴイフ》は再再録される事になります。
好きかな良きかな。
今回はどのくらいの販売量になるのかは判りませんが、前回の事は反省しているようですし製造量は増えると思います。出来れば限定生産ではなく通常生産にして欲しいのですが・・・。
が、懸念も。
公開された画像の通り、今回は英語以外にも日本語と中国語でも販売されるそうな。
つまり英語しか持ってなかった人が、日本語で揃えたい!とかコレクターの方が全言語4枚ずつ揃えるべし!とか言う意味ででやっぱり値上がりする可能性も。
ついでにタルモゴイフ自体のカードの値上がりも半端ない。私は持っているせいで気に留めてもいなかったのですが、タルモって前回のモダマス発売念の2013年は末で13k程度だったんですね。しかし今は普通に20kオーバー・・・。
今回生産され、上記のような懸念が無かったとしても焼け石に水程度の効果しかないのでは?と・・・。
まぁそれでも無いよりは絶対に在った方が良いのですが。
やっぱり高いから遊べないなんてゲームにして欲しくありませんしね。色んな方と遊んでこそのゲームです
ついでに次はZenブロックだとか。
今回対抗色フェッチが再録されるかどうかでひやひやしていましたが、恐らく今回は無しで次のZenでの再録と言う事になるはず。よかったよかった。
まぁそんな約束はされていませんが。
あのWotcがタルキールでフェッチを再録した事に依る販促効果を見逃すとは思えない!
ローテーションの関係でZenが残ってタルキールが落ちる環境にもなりますしね。
ついでに《引き裂かれし永劫、エムラクール》《解放された者、カーン》も再録。
素晴らしいね。
しかし1パック単価が高すぎない??
ゆるぎないのはまた別の日に。
《アタルカの命令》(R)(G):RGカラーの命令。
インスタント R
以下のうちから2つ選ぶ。
・あなたの対戦相手はこのターンライフを得ることができない
・Atarka’s Commandは各対戦相手に3点のダメージを与える。
・あなたは手札から土地カードを1枚戦場に出しても良い。
・あなたのコントロールするクリーチャーはターン終了時まで+1/+1の修正を受けるとともに到達を得る。
中々面白いモードを備えています。
上2つを合わせれば宛ら《頭蓋割り》の様に機能しますね。しかもプレイヤーを対象に取らないため《神聖の力線》の様な対Burnカードを使われても問題が有りません。この部分だけで見ても《頭蓋割り》が運用されているModernのBurnでは価値が見いだせます。Gを足す必要が有りますが、《破壊的な享楽》のためにNayaカラーで運用されているBurnもある為別段の問題も無いでしょう。また、全体強化と合わせれば、攻撃が通る事が前提となりますが実質2マナ4点火力に、2体以上の生物がいればそれ以上の効率にさえなります。《僧院の速僧》が居ればさらに効率が上がります。ライフゲインに合わせて使う事が大きな威力を発揮できますね。盤面に干渉できない難点こそありますが、Burnの様な一本気なデッキではそれほど気にはならないでしょう。同時にタフネス強化のお陰で相手の小型スィーパーの回避にも使えます。
しかしStd、Legacyでは盤面に干渉できない点は無視する事が出来ない点となってきます。
《ボロスの魔除け》がStdでは居場所をなかなか見つけられなかったのも本体火力としては効率が良くとも盤面に干渉する術が無かったためですしね。火力の札が足りないStd、生物の質の問題で盤面を無視できないLegacyではここが難点の筈。
ただそうは言っても、Stdでは使い道もあるはず。
全体強化自体は火力と合わせれば効率が良いため、《ドラゴンの餌》《軍属童の突発》《ゴブリンの熟練扇動者》の様な面展開をするカードを併用する事で威力を発揮しやすいはず。さらにこれらのデッキは環境に《包囲サイ》《真面目な訪問者、ソリン》《エレボスの鞭》の様な絆魂/ゲイン付きのパワーカードを置かれるとかなり苦しい面が有りましたが、それらにもゲインを1度だけ封じる事が出来るため押し込みに便利。
土地を置く効果は今一つ使い道が判りませんでしたが、マナブーストの効果≒マナ生物であると考えると結構便利だと改めさせられます。実際にはマナ源を増やしているのではなく、瞬間的な成長を促している(特定のマナ域へ通常よりも速く到達させる事が出来る)だけなのでマナ生物と言うよりも《モックス・ダイアモンド》に役割は近いのですが。それでも相手より1ターンは約1マナ多く動けるという事は非常に大きいです。特に3~4マナ域を使う様なWeenieより重めのステロイドストンピィの様なBeatdownではボムを素早く置けることは重要です。3t目に上手くいけば《世界を喰らう者、ポルクラノス》や《歓楽者ゼナゴス》等がいる4マナが出せるわけですからね。「占術」ランド等のタップインランドを用いるスローな環境だからこそ、余計に土地1枚の差は大きい。考え方によっては序盤の先手と後手を入れ替える事が出来るとも言えますね。
占術ランドと合わせるとプチ《マグマの噴出》にもなります。
また土地をTopから使う事になり易い《クルフィックスの狩猟者》と合わせるとよりマナを伸ばしやすい。そちらはややBigmana的な領域にまで入ってきますが・・・。
派手さはありませんし、干渉力は小さいのですが、2マナの割には出来る事が多く良質なスペルだと思います。
ただし、悪までもBurnやSligh~ステロイドの様な攻めるデッキ専用になります。
とりあえず
・マナを3~4マナに到達させやすい。
・ライフゲインを潰せる
・面展開で活きる
観点から
RGのTokenSlighで良い気がします。
《かき立てる炎》も有りますしね。
4マナ圏には《大いなる狩りの巫師》もいますが、Wを足してNayaにすれば《僧院の導師》もいますね。
しかしモード選択のお陰で幅広い運用が出来るにも拘らず、其々が結構ニッチな効果と言うのも珍しいですね。
まぁ同じ路線でも《グルールの魔除け》とは雲泥の差ですがw
《シルムガルの命令》(3)(U)(B):UBの命令。
インスタント R
以下から2つを選ぶ。
・クリーチャーでない呪文1つを対象とし、それを打ち消す。
・パーマネント1つを対象とし、それをオーナーの手札に戻す。
・クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは-3/-3の修整を受ける。
・プレインズウォーカー1体を対象とし、それを破壊する。
《否認》《ブーメラン》《最後の喘ぎ》+PW破壊の4つから2つを選ぶ効果ですね。
UWの《オジュタイの命令》が自分に関連しアドバンテージを稼ぐカードであるのに対し、UBの《シルムガルの命令》は相手に干渉してアドバンテージを稼ぐのがデザインの様ですね。てっきりライフロスかハンデスが有ると思ったのですが・・・。
5マナは重い・・・。
すべて相手に干渉する事を前提とした効果であるため妨害力は非常に高く、どのデッキでも何らかの効果を発揮できると思います。
ただ・・・。
相手に干渉する事に特化し過ぎていて、意外と組み合わせの幅が狭く使い難いように思います。生物用の《最後の喘ぎ》は小型専用ですし、PWなんて場にいるかどうかも分からない。カウンターは当然相手のキャスト時専用。それを考えると状況を選ばず使えるのがバウンスしかなく、しかもバウンスは当然ながらテンポを採ってこそ真価を発揮する効果です。只適当にそこにある物を戻して強いわけではない。5マナが出るような中盤以降に土地を戻して意味が有るのかと言われるとね。
特に生物除去が弱いのが辛い。
元となった《最後の喘ぎ》は2マナであったから強かったわけで5マナの効果に付けられても、それがどこまで有効かは怪しい。対象とする事が出来る生物はいてもそれが盤面に影響を与える事が出来る時期なのか?と言う事になります。また中型生物以上は対処できないので他のスペルに頼らざるを得ない。今の環境だけでも《包囲サイ》 《先頭に立つもの、アナフェンザ》《オレスコスの王、ブリマーズ》《クルフィックスの狩猟者》《黄金牙、タシグル》《嵐の息吹のドラゴン》 《世界を喰らう者、ポルクラノス》 《囁きの森の精霊》《奔流の精霊》と有り余っているほど・・・。ならバウンスすればいいのですが、それが《包囲サイ》であったら・・・しかもその確率は決して低くない。
PWや生物に単純に対処するだけならもっと軽い《英雄の破滅》の方が遥かに使いやすいです。UB命令では上記の様に特徴であるアドバンテージが取れるのかも怪しいですからね。それ以外の価値、特に《否認》が+αとして5マナまで含めてどこまで使いやすいのか?にかかってくると思います。
《卓絶のナーセット》の[-2]での運用は期待していましたが、この効果では難しそうです。
そう思うと、1ドローが有った《謎めいた命令》は本当に強いですよね・・・。
しかし、シルムガルのCipもそうですが、相当生物とPWが嫌いなのでしょうね。何かあったのでしょうか。
《岸砕きの精霊》(U)(U)(U):THSの信心制作依頼、それまでのシンボル濃度向上デザインとは逆行して信心の薄いものばっかり制作していたWotcですがここにきて何故かトリプルシンボルです。好調な売り上げを記録したTHSに最後の花を持たせてやろう的な心づけでしょうかね?
クリーチャー - エレメンタル M
(U):~を追放する。その後これを裏向きの状態でオーナーのコントロールで戦場に戻す。
(1):~はターン終了時まで+1/-1か-1/+1の修正を受ける。
大変異(4)(青)
3/3
能力は《凍結燃焼の奇魔》を彷彿とさせますが、シンボル的には《夜帷の死霊》に近いですね。
マナを掛ければパワー5まで到達するため3マナにしてはまぁまぁの打点です。マナは当然かかりますが、本家と異なり要求マナが無色であるのが良いですね。更に除去耐性もある為信心を維持しやすいです。本体の打点の高さと合わせて《波使い》が俄然使いやすくなりますね。当然狙っているのでしょうが、コイツ自身もエレメンタルなので波使いのお陰で4/4になり、その上マナを掛ければ7/1に。ただ、波使いのキャストにスタックでブリンクすると信心が無くなってしまうのはご愛嬌ですがw
しかしそれでも、除去回避能力自体が優秀で、単体での運用能力の向上につながっています。
無いよりは遥かに良い。
因みに、《波使い》だけでなく《海の神、タッサ》での回避能力付与も当然強いですし、又ブリンクの関係で《都市国家の神、エファラ》を併用すれば1ドローが6マナで出来るようになりますね。効率が良いとは言えませんが無いよりは遥かにマシ。
問題はやはり3マナの信心と言う事。
THS期には2マナ域に優秀な信心稼ぎの《凍結燃焼の奇魔》《潮縛りの魔道士》が居ましたからね。今の環境は《霜歩き》が居るとはいえ少々パーツが足りないのも事実。《雲変化》は併用して精霊を余事できれば素晴らしいですが、早々上手くは行かない上に3マナ域ばかりでは辛い。
その他
《血顎の狂信者》
:「《血に染まりし勇者》なら自分でアタック→「強襲」達成→投げる→強襲で復活」が出来ますね。ブロックされなければ4点・ブロッカーを越えられなくても4万2点ドレイン。うん、微妙・・・。
取り敢えず、ブロックされる事無く本体にダメージを通す事が出来るという点は美点ですね。《怨恨》が有れば・・・。
しかし投げるという行為がクレリックの場合は「殉教者」のようなイメージですが、戦士だと「特攻指示書」貰った日本兵みたいですよね。背景に日の丸入れましょうか。
《隠れたる龍殺し》
:《シルムガルの暗殺者》と対を成す様なデザインですね。
あちらは強化《虫つぶし》で、こちらは《大物潰し》。環境の的としてはこちらも相応に対象がおり、更にフィニッシャー級を狙えるようになります。もともと大変異で出す場合はテンポが悪く中量級生物と並走する場合が多いのでなお対象には困らないでしょう。
暗殺者が回避能力を持っていたのに対して、こちらは「絆魂」が有るのでこちらの方がMidrange向き。ただ、2マナ2/1絆魂でも別に弱くは無いためやはり使い分けを上手く機能させていきたいですね。
変異デッキとして見ても大型生物除去は有効です。
した環境でもLifegain/Soulsistersで1チャンス。
《焙り焼き》
:野生動物は火に弱い!火だ、火を焚くんだ!!
中級フィニッシャー達を焙って食べるためのスペルですね。雰囲気的にはライフゲインがあってもおかしくなさそうです。Rにこの効果が存在するという事が素晴らしい。Weenieを作るためのパーツがまた一つ増えましたね。軽い除去が足りない環境なのでかなり大きな意味が有るはず。同時に生物の価値が《囁き森の精霊》の様な数を稼げる方に重きを置かれるかもしれません。
因みに、野生動物を追い払うために火を焚くと、反って興味本位に集まってくる事もあるとか・・・。
どっちやねん。
《勇壮な対決》
:使いやすい格闘スペル。
《凶暴な殴打》の「獰猛」達成してたら別に強化要らなくね?と言う部分を解消しています。除去がメインですが最低限強化スペルとしても使えるため腐りづらい。
巨大な龍の前歯も圧し折る強烈なアッパーと熊を殴り倒す左スマッシュ。これが別世界の世界線の差か・・・。どっちも強そうですがねw
MMA2015で無事《タルモゴイフ》は再再録される事になります。
好きかな良きかな。
今回はどのくらいの販売量になるのかは判りませんが、前回の事は反省しているようですし製造量は増えると思います。出来れば限定生産ではなく通常生産にして欲しいのですが・・・。
が、懸念も。
公開された画像の通り、今回は英語以外にも日本語と中国語でも販売されるそうな。
つまり英語しか持ってなかった人が、日本語で揃えたい!とかコレクターの方が全言語4枚ずつ揃えるべし!とか言う意味ででやっぱり値上がりする可能性も。
ついでにタルモゴイフ自体のカードの値上がりも半端ない。私は持っているせいで気に留めてもいなかったのですが、タルモって前回のモダマス発売念の2013年は末で13k程度だったんですね。しかし今は普通に20kオーバー・・・。
今回生産され、上記のような懸念が無かったとしても焼け石に水程度の効果しかないのでは?と・・・。
まぁそれでも無いよりは絶対に在った方が良いのですが。
やっぱり高いから遊べないなんてゲームにして欲しくありませんしね。色んな方と遊んでこそのゲームです
ついでに次はZenブロックだとか。
今回対抗色フェッチが再録されるかどうかでひやひやしていましたが、恐らく今回は無しで次のZenでの再録と言う事になるはず。よかったよかった。
まぁそんな約束はされていませんが。
あのWotcがタルキールでフェッチを再録した事に依る販促効果を見逃すとは思えない!
ローテーションの関係でZenが残ってタルキールが落ちる環境にもなりますしね。
ついでに《引き裂かれし永劫、エムラクール》《解放された者、カーン》も再録。
素晴らしいね。
しかし1パック単価が高すぎない??
ゆるぎないのはまた別の日に。
コメント
自分はクロパ向きなスペルだと割りきってます。
自分自身が使っているデッキですが、
スゥルタイカラーで軽くフィニッシャーになりやすい「始まりの木の管理人」「マルドゥの急襲指揮者」「タシグル」メイン採用。
残り全部コントロールパーツにして構築してるのですが、この全除去に採用していた命運の核心をサイドに下げてその枠に青黒命令を入れれば…バウンスをテンポ取り用に使える為
残りのモードを何かしら相手に使って行けますし。5~6マナ域でトライランドにバウンス仕掛けられるのは大きいなと。
緑をタッチする理由ができるので
もしかしたら赤t緑のバーンtタルモみたいなデッキが出てくるかもしれませんね
おあつらえむきにモダマス2にタルモが再録されるようですし
あと手札からのみとはいえ2マナ以下のインスタントでデメリット無しで
追加の土地を置けるのはさり気なくこのカードが初な気がします
コメントありがとうございます。
クロックパーミッションですか・・・。寧ろそちらは私は考えていませんでしたね。5マナの重さを想定してControlでの運用と考えていましたから。だからこそ使い難いとも思っていましたが。
確かにクロパなら修正で除去できずとも戦闘を優位に進める事が出来ますし、バウンスでブロッカーを退ける事が出来ますね。重いですが、《苦悶のねじれ》のように使っていけるかもしれませんね。相手がファッティを使っているのなら尚更つよい。
土地を攻めるなら他に何らかの手段も欲しい所ですね。
>通りすがりさん
コメントありがとうございます。
確かにメインからtGをするのなら《タルモゴイフ》の運用にも積極的になれるかもしれませんね!2マナで速攻無しであるため少々テンポが悪いのは欠点ですがそれを補えるほどのKPが有りますし。
今はtWをして《稲妻のらせん》のゲインで対Burnミラーなどに対処していますが、タルモなら火力2枚分程度は引き受けてくれそうですしね。
>Insの土地置き
確かに言われてみると記憶に無いですね。
代表的な《探検》や《花盛りの春》などはそもそもプレイでしたからね。土地を置くという意味でも珍しい。山札からと言う効果でもInsは珍しいですからね。
せっかくの効果ですし、巧く使っていきたいですよね。