DTK)雑感11 しもべ、怒りの五体投地
2015年3月13日 新カード紹介 コメント (2)昨日からDNを周ってみればやれ、脅迫再録!とか浮かれやがって・・・。
《強迫》だよ!
《脅迫(状)》じゃねーよ!
そんなに3枚からの選択ハンデスしたいのかよ!
そこには埋めようの無い認識の差が有るんだ!!
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皆さん、こんばんは。どうでもいい拘りに信心を奉げるしもべです。
続き続き
《Damnable Pact》 (X)(B)(B):X版《血の署名》ですね。
ソーサリー レア
対象のプレイヤー1人はカードをX枚ドローしX点のライフを失う。
基本はXで支払ってドローになりますが、終盤ではXの値を大きくする事で相手へのX火力にする事が出来ます。《血の署名》と同じですが、Xスペルである分中~終盤での使い勝手は上ですね。
しかし、ドロースペルとしては2流。
基本ドローとして見た場合Xを大きくするほどに効果が高いのですが、これの場合大きくし過ぎるとライフがその分損失してしまいます。それでも余裕が有るのなら良いのですが、そもそもBeat環境ではライフの損耗が激しすぎてそんな余裕が無い事が多いです。Xスペルが本来生きてくる場面で、コイツは本分を果たせなくなっているのです。もちろん相手に撃ちこんで倒せるのなら良いのですがそうでないならリスクが高すぎます。
その事を考慮すれば精々Xも3~5程度でしょう。
しかもそれらを使うには5マナ以上は必要になるなら、中盤以降は確定。序盤は1~2枚引くだけでもマナを使切ってしまう程のマナ効率の悪さです。しかもSoc。まぁ色的には妥当ですが。
結局強力な物の使い道が限定され過ぎて使い難い。それなら署名や類似品で良いだろ・・・と。正直どのタイミングでこれを使うの?と言う疑問が無くなりません。
見た目は派手ですが、《血占術》と同じ轍を踏む可能性大。
これをするならtUで巡航なり入れればよくない?と言う疑問が大。
まぁ、X分の調整は出来ますし、《エレボスの鞭》や《アスフォデルの灰色商人》でライフを稼ぐ挙動を出せるのなら黒信心での活用も出来るかもしれません。そもそも黒信心が息をしていませんが・・・。
因みに↓環境ではこれの本家とも言えそうな《占骨術》があります。
こちらはドローにしか使えませんが、種マナは僅か1マナでしかもInsです。追加コストに墓地をX分必要としますが、上記のとおりライフペイドローなので精々3~5なら普通に払えます。喩えフルタップになっても遥かに隙が少ないわけです。
確かに本体火力にこそ使えませんが、そもそも本分のドローで必要牌引けばいいし~と言うね・・・。
実際、《占骨術》は黒系の中速以下のデッキで稀に運用されている優秀なスペルです。使い道は違いますが、黒のXスペルなら他にも《不敬の命令》も有りますしね。
また、面白シナジーとしては
他の方も言及されていますが、《地獄界の夢》と合わせることでX値を2倍に出来ます。X=2倍のスペルである《死せざる者への債務》よりも2マナも軽くなりますよ!!《地獄界の夢》自体が(B)(B)(B)なので黒信心を組めばマナにも余裕が出ますし、上手く使えるかもしれません。更にLegacy以下ですが《ファイレクシアの暴政》を合わせればX値の3倍ダメージも可能です!まぁ色的に意味は薄いですがねw
《Commune with Lava》 (X)(R)(R):Wotc内で最近流行っている時限性ドロー効果です。
インスタント R
あなたのライブラリーの一番上からX枚のカードを追放する。次のあなたのターン終了時まで、あなたはそれらのカードをプレイしてもよい。
まぁドローが不得意な赤にはこれぐらいで丁度良いかも知れませんが、刷り過ぎな気がします・・・。
効果は中々強力なのですが、やはりXは多数にする程価値が有る。しかしこのカードの場合Xが増える程、選択肢は増えますが、捨てる札も増えていきます。詰まり無駄が多い。何ともバランスの難しいスペルですね。
まぁ最近のKP挙げときゃ良いんだろ!?と言うような、形振り構わぬデザインは嫌いだったので、これぐらい強力ながらも悩む余地のあるスペルデザインの方が遥かに好みですww
基本後半に引き込む用のスペル(中盤にX=2とかで引いて5マナのスペルが捲れても仕方が有りませんからね)ですがデッキによって少々運用方法が異なるかもしれません。
Weenieで運用する場合は、小型の生物がたりょに捲れても仕方がない。一応《龍を操る者》の様に「圧倒」を達成する目的などが有る場合もありますが、それでも小粒の生物をそれ程引き込んでも仕方がない。これを運用するのなら本当に押し込み様に火力多めのSlighBurnの方が良いように思います。スペルでも使い道が限定されやすいものではない火力であるのがここでも活きてきますね。
MidrangeやControlの場合、逆に札のKPの差がある分必要牌を引き込む質で勝負する方法になるでしょうね。まぁそれでも信心の《ニクスの祭殿、ニクソス》や《世界を目覚めさせる者、ニッサ》等が有れば多数の札を叩き込む事も出来ますね。
可能なら種マナは(R)が良かったのですが、それでは強すぎると判断されたのかもしれませんね・・・。
《Surrak, the Hunt Caller》 (2)(G)(G):今一つ感動が無かったのですが、4マナでパワー5・速攻と考えると弱いわけがない。
伝説のクリーチャー - 人間・戦士 R
圧倒 - あなたのターンの戦闘の開始時に、あなたのコントロールするクリーチャーのパワーの合計が8以上である場合、あなたのコントロールするクリーチャー1体を対象としそれはターン終了時まで速攻を得る。
しかし思考が麻痺しているなぁ・・・。
嘗ての《ラクドスの血魔女、イクサヴァ》《オーガの戦駆り》が良好なスペックを持ちながらも活躍できなかった点を鑑みるに《熱情》装置としての側面は余り期待できないと思います。まぁ以前の環境よりも遅めである現環境では多少の差が出るでしょうがその分生物のスペックも上がっていますしね。
それを考えると、重要なのは自身が「速攻」を持てる≒「圧倒」の達成が条件になってくると思います。
基本性能を考えるのなら《世界を喰らう者、ポルクラノス》の方がサイズ・怪物化の面制圧の意味では圧倒的に上。しかしその分ポルクラはマナを多数使うBigMana向きの生物です。Beatdownとして最序盤から攻め込むデッキではこちらの速攻パワー5が遥かに強力でしょうね。
さて、どうやって達成するのか?が問題ですが、普通にBeatdownを組んで1~2マナ・3マナと生物を展開していけば、これまた普通に達成可能だと思えますね。本人でパワー5分は賄えるので、残りは1~3マナ域で3ですからね。それを考えてもやはりBeatdownに組み込まれるべき生物だと言えますね。また、その意味でBigMana向けと思われていた「圧倒」に新しい可能性を付与する事が出来ましたね。
マナレシオや信心貢献度の高さから《毅然の化身》はG信心用に~と考えられてきましたが、これも普通に組み込めそうですね。また本体の回避力の無さが勿体無いので、その意味で《狩猟の神、ナイレア》は相性が良いですね。同じ4マナ域なのが残念です。パワー3・信心・CMCなどを考慮すると《ティムールの軍馬》が一番相性が良いかも知れません。展開力スピードが《炎樹族の使者》が居た頃に比べると乏しい反面サイズは有るので、獰猛が有効活用できる《書かれざるものの視認》や《集合した中隊》を入れると良いかも知れませんね。
他に直接除去で退かせる方法も当然ありますね。
GRのステロイドもいい。スペルが増える分圧倒の達成が少々難しくなりますが、その場合は《アタルカの命令》で3t目に出せるように狙う事も出来ますね。生物をしっかり用意するのなら《火口の精霊》も良いですね。基本は《龍火浴びせ》でスーラクの道を確保し、圧倒が達成できている状況なら能力を起動し8/8でスーラクと共に突撃できます。
因みに、DN等で言われていますが《英雄の刃》を先置きしておけば素出しで単体でパワー8を達成できますね。
その場合は4マナ8/6速攻とわけわからん能力になりますがww
一発ネタにも思えますが、タフネスが4と、かんきぃう的に見てそれ程安定でもなく・火力や生物との相討ちでき非アック的簡単に落ちるため割とアリと思えます。《鐘突きのズルゴ》と共にネタのズルゴブレードも組めるかもしれませんね。
その他
《氷瀑の執政》
:霜~系の能力を持っている生物ですね。
環境柄活躍した《地下牢の霊》の上位種と言った感覚ですね。
パワーの上昇は僅か1ですが、フライヤーなので価値が高く、同時に「獰猛」も達成していますので遥かに価値が高いと言えますね。先に公開されている《シルムガルの嘲笑》、そして《頑固な否認》の2種類の向上条件を達成できる貴重な枠です。タフネスが3と少々小さいですが、本人も除去耐性を持っていますし、カウンターの件も含めて自分を守るのは比較的容易でしょう。《引き裂く流弾》まで使われたら素直に諦めるしかないですね。
攻防一体の使いやすい生物ですね。
信心系に入れられるかもしれません。
ドラゴンデッキとして考えても《精霊龍の安息地》で回収できるので消耗戦に強く、相手の拘束力も高いデッキになれますね。
1マナ上に《龍王シルムガル》と言う素晴らしい対Beat性能を持ったドラゴンがいる事を考えると、ControlやMidrangeでは出番は無いでしょうね。
こんなところで。
P.S.
タシグル・・・。
おまえ、そんなに体張って笑いを取りにいかなくても・・・。
コメント
コメントありがとうございます。
しかし、彼がここまでのネタキャラだとは誰も思いませんでしたよね。
せいぜいバナナがイラスト的に浮いてるよねw程度の認識でした。