レガシー)《包囲サイ》型NicFitにおけるStP-PtE
2015年3月18日 BigMana道 コメント (3)
皆さん、こんばんは。しもべです。
今日は本当に温かい日でした。
もう春なんですね。
さて、最近はDTKにご執心でデッキ構築等についての記事を書く事も無かったわけですが、DTKの件も終わりましたので再会再開。
で、ここ最近はJunk系デッキの構築に置いて、《包囲サイ》を採用するか否かに関してが私の中では最も大きな主題の一つだったのですが、それはメインのThe Rockに関してだけではなく、NicFitでもそうです。
所謂BWGカラーのNicFitになりますが、これの中軸に《包囲サイ》を入れるかどうか?でまた悩んで知るわけです。まぁそれでもマナの豊富さと《破滅的な行為》との相性の良さを考えればTheRockでの運用よりも遥かに楽な訳ですが・・・。
で、いざ採用して作ってみて、まぁ問題なかったわけですが、TheSourceの板にて、同じく《包囲サイ》採用型のNicFitも組まれているその中で、気になったのが除去の枠。
《剣を鍬に/PtE》
↓
《流刑への道/StP》
になっていたわけです。
StPと言えばWを足す理由の一つで、このNicFitでもそれは同じです。が、なるほどな・・・。もともとPtEの難点である基本地形を与えてしまうというデメリットは、既にデッキのコンセプトである《老練の探険者》が、その2~4倍程度の塩を送っているため気にもなりません。が、だからと言ってStP→PtEとならなかったのは、StPが非常時のライフゲインの役目を負っていたからです。Tempo系にこそ相性の良いNicFitですが、Burnやその側面の強いデッキには非常に弱い。攻め手が遅い上に、土地を与えてしまい、《タルモゴイフ》の様な壁兼避雷針がいないため、焼かれたい放題です。その意味で中級の生物を設置後緊急時にStPを撃ちこんでライフの足しにするという行為は比較的視られる光景でした。私もこの動きには、枚数調整こそ考えた事はあるものの、不満に思った事は無かったわけです。
が、それが《包囲サイ》の登場に依り少々事情が変わってきました。ゲイン分も関係していないことは無いんですが、それ以上に重要な事は相手の本体を直接せれる3点火力の部分です。StPの相手のゲイン分はそれを帳消しにしてしまうんですよね・・・。《出産の殻》型の一部や類似の物を含め《包囲サイ》を1枚程度しか採用しない形ならほぼ問題はありません。が、3枚以上を採用し、確実な戦力として運用する場合は、このディスシナジーが痛い。連打する場合の決定力に大きく違いが出てきてしまいます。
故に、その欠点を無くすStP→PtEは納得がいくわけです。
ただ、デッキとしての遅さ自体は解消されていないため、ライフゲイン要素を抜きにしてしまって本当に良いのだろうか?と言う疑念が無くならないんですよね・・・。特に相手の火力除去にスタックしてのStPのライフゲインはかなりのライフアドでしたしね。
まぁ、ここら辺は実際の構築、及び環境に依存する部分も大きいので何とも言えませんが・・・。
また、この関係で、そもそも《包囲サイ》をフィニッシャーに添えれば良いのではないのか?と言う議題もまた挙がってきているのです。本来のNicFitは6マナ域以上の運用も視野に入れているデッキですが、そこまでしなくても犀の連打で十分なんではないだろうか?それなら一々NicFitの形に拘る必要性はあるのか・・・?と。まぁそう成った形が《包囲サイ》型TheRockであり、それも相応に回っていた事情を考えると、余計にNicFitの形に拘る必要性も薄いのでは・・・と、考えてもいるわけです。
が、それだけで切るのは早計で、NicFitの真髄はBigManaと言う事ではなく、対Tempoデッキと言う部分です。なので、そこを考えるのなら、矢張りベテランの価値は否定できないわけで・・・。
色々と考えているわけです。と言うか、考えが堂々巡りしている次第です。マッドネスしそうなわけですw
ちなみにこのフィニッシャー論争は別のとこにも派生していますね。まず6マナ域にするのならどのタイタンを採用するのか?と言う議題も有ります。Miraclesの事を考えるとミシュラランドをサーチ出来る《原始のタイタン》か《破滅的な行為》を再利用できる《太陽のタイタン》等になるでしょうが・・・。
また、マナの運用先も《石鍛冶の神秘家》→《殴打頭蓋》や、《始まりの木の管理人》等が有りますしね。
使い道ならそれはそれで軽いカードでだった用意できる。
また、犀を軸にするのならある程度低マナ域での運用も出来るという事で、それなら《不毛の大地》の採用も比較的考えられるわけですよね。
はてさて、どうするべきでしょうかね・・・。
今日は本当に温かい日でした。
もう春なんですね。
さて、最近はDTKにご執心でデッキ構築等についての記事を書く事も無かったわけですが、DTKの件も終わりましたので再会再開。
で、ここ最近はJunk系デッキの構築に置いて、《包囲サイ》を採用するか否かに関してが私の中では最も大きな主題の一つだったのですが、それはメインのThe Rockに関してだけではなく、NicFitでもそうです。
所謂BWGカラーのNicFitになりますが、これの中軸に《包囲サイ》を入れるかどうか?でまた悩んで知るわけです。まぁそれでもマナの豊富さと《破滅的な行為》との相性の良さを考えればTheRockでの運用よりも遥かに楽な訳ですが・・・。
で、いざ採用して作ってみて、まぁ問題なかったわけですが、TheSourceの板にて、同じく《包囲サイ》採用型のNicFitも組まれているその中で、気になったのが除去の枠。
《剣を鍬に/PtE》
↓
《流刑への道/StP》
になっていたわけです。
StPと言えばWを足す理由の一つで、このNicFitでもそれは同じです。が、なるほどな・・・。もともとPtEの難点である基本地形を与えてしまうというデメリットは、既にデッキのコンセプトである《老練の探険者》が、その2~4倍程度の塩を送っているため気にもなりません。が、だからと言ってStP→PtEとならなかったのは、StPが非常時のライフゲインの役目を負っていたからです。Tempo系にこそ相性の良いNicFitですが、Burnやその側面の強いデッキには非常に弱い。攻め手が遅い上に、土地を与えてしまい、《タルモゴイフ》の様な壁兼避雷針がいないため、焼かれたい放題です。その意味で中級の生物を設置後緊急時にStPを撃ちこんでライフの足しにするという行為は比較的視られる光景でした。私もこの動きには、枚数調整こそ考えた事はあるものの、不満に思った事は無かったわけです。
が、それが《包囲サイ》の登場に依り少々事情が変わってきました。ゲイン分も関係していないことは無いんですが、それ以上に重要な事は相手の本体を直接せれる3点火力の部分です。StPの相手のゲイン分はそれを帳消しにしてしまうんですよね・・・。《出産の殻》型の一部や類似の物を含め《包囲サイ》を1枚程度しか採用しない形ならほぼ問題はありません。が、3枚以上を採用し、確実な戦力として運用する場合は、このディスシナジーが痛い。連打する場合の決定力に大きく違いが出てきてしまいます。
故に、その欠点を無くすStP→PtEは納得がいくわけです。
ただ、デッキとしての遅さ自体は解消されていないため、ライフゲイン要素を抜きにしてしまって本当に良いのだろうか?と言う疑念が無くならないんですよね・・・。特に相手の火力除去にスタックしてのStPのライフゲインはかなりのライフアドでしたしね。
まぁ、ここら辺は実際の構築、及び環境に依存する部分も大きいので何とも言えませんが・・・。
また、この関係で、そもそも《包囲サイ》をフィニッシャーに添えれば良いのではないのか?と言う議題もまた挙がってきているのです。本来のNicFitは6マナ域以上の運用も視野に入れているデッキですが、そこまでしなくても犀の連打で十分なんではないだろうか?それなら一々NicFitの形に拘る必要性はあるのか・・・?と。まぁそう成った形が《包囲サイ》型TheRockであり、それも相応に回っていた事情を考えると、余計にNicFitの形に拘る必要性も薄いのでは・・・と、考えてもいるわけです。
が、それだけで切るのは早計で、NicFitの真髄はBigManaと言う事ではなく、対Tempoデッキと言う部分です。なので、そこを考えるのなら、矢張りベテランの価値は否定できないわけで・・・。
色々と考えているわけです。と言うか、考えが堂々巡りしている次第です。マッドネスしそうなわけですw
ちなみにこのフィニッシャー論争は別のとこにも派生していますね。まず6マナ域にするのならどのタイタンを採用するのか?と言う議題も有ります。Miraclesの事を考えるとミシュラランドをサーチ出来る《原始のタイタン》か《破滅的な行為》を再利用できる《太陽のタイタン》等になるでしょうが・・・。
また、マナの運用先も《石鍛冶の神秘家》→《殴打頭蓋》や、《始まりの木の管理人》等が有りますしね。
使い道ならそれはそれで軽いカードでだった用意できる。
また、犀を軸にするのならある程度低マナ域での運用も出来るという事で、それなら《不毛の大地》の採用も比較的考えられるわけですよね。
はてさて、どうするべきでしょうかね・・・。
コメント
繰り返す悪夢で大爆発の魔導師を何回も起動したりいっそBtBをサイドインしたりする方が理に叶ってると思いますが
最近のバーンデッキは硫黄の渦を2、3枚メインに積むのが嗜みのようでして…こうなると残念ながら早期決着は必然でしょう。ヒムやセラピーでうまく手札を削れないとメインでは不利過ぎるかもしれません。サイドに白力線や暖気、魔女封じの宝珠が取れればまた戦い方も変わるのでしょうが…
黒緑白三種のタイタンはいずれも強い場面があるので、嬉しくも悩ましいところではありますね。緑太陽の頂点で持ってこれる原始のタイタンがやや有利でしょうか?w
駄文失礼しましたm(_ _)m
コメントありがとうございます。
>ベテラン⇔不毛
正しくその通りです。額面通り捉えるのなら普通はあり得ない選択です。ただし、もともと対Tempoを想定したデッキである事を考えると、想定相手が殆ど基本地形を積んでいない状況という事も十分にあり得ます。また、2色出るデュアランを潰す事は、たとえ基本地形で土地の数を補充できたとしてもカラースクリューに陥らせることを狙えます。当然ですが鬱陶しい特殊地形対策と言う側面もあります。ですのでベテランを使っているから一概に「不毛を入れる選択肢は無い」という事にはならないわけです。
ここは意見や本人の方針によって分かれるところですがね。
そこまでする必要は薄いし、色の調整が面倒になる観点から不毛の不採用が多いのは事実ではありますがね。ただ少なからず採用している人もいるのも事実で、特にマナカーブが小さ目なMidrangeを意識しているタイプは積んでいる事が在りますね。
>さよなライオン二世さん
コメントありがとうございます。
対Burnは本当に辛いですからね。《突然の衰微》の数も恐らく足りないでしょうし、本当に渦は厄介な存在です。ハンドを削る+盤面に壁を投入するの2つが出来ればかなり緩和されますが、そもそもどちらも得意ではないデッキですしね。
最もシナジー関係なく安定しているのがBタイタン、デッキの攻勢によりシナジーの上下するWとGで、Gの方が効果を生かしやすくトランプルが便利。コンボも積める。Wはその分パーツによってシナジーと出来る動きの幅が出てくるといって感じですかね。
何が良いかはやはり環境と求める物に左右されそうですね。