モダン)SCGより[Adrian Sullivan ]氏の「Updating Obliterator Rock」意訳 / JudgeFoil《滅び》がええですな
2015年3月26日 紹介 コメント (3)
皆さん、こんばんは。しもべです。
JudgeFoilが今年の分も発表されましたが、《滅び》が欲しい。
個人的にはあの特殊枠は好きではないんですよね。と言うより《滅び》のイラストが黒と白にくっきり分かれている以上、テキストも白地に黒文字の方が統一感が合って(余計な3色目が無いので)好みと言うだけですが。星マークが無ければもっと良かった
さて、今日は先日言っていたSCGで掲載された[Adrian Sullivan ]氏の「Updating Obliterator Rock」の意訳を載っけておきます。一応要望もあるようなので。
ただし、いつもの事ですが、しもべは頭の残念な英語ダメダメ人間であるため、変てこ訳有、間違い訳有でその上かなりとんだ意訳もしているため、正確な物が読みたい方は本文にご自身で目を通してください。
と言う事でした。
キャストコストの度外視は目から鱗。
抹消者のクァドラプルシンボルばっかりに目が行ってますけど、たしかに犀の場合もModernで3色用意しようとするとフェッチからのショックインで4~6点ぐらいは平気で吹き飛びますもんね。ライフゲインなんて雀の涙?
犀自体で考えた事はもちろんあったのですが、抹消者との比較論で考えた事は無かったですね・・・。
また、生物戦に強いのは抹消者の性質で、寧ろそれ以外にはただの4マナ5/5バニラなんて揶揄もされてます。が、《セテッサ式戦術》でCombo等相性が悪い相手にも用いる事が出来るサイド用の札になるというのも結構驚きですね。
てっきりメインに積むべきコンボ用の代物とも思いましたが。
ボブとタシグルは丁度私も考えているところなんですよね。
まぁ私の場合はLegacyですが。Modernの場合ショックランドの存在や生物戦の多さ≒Combo/Controlの少なさ、CMCが大きめと言う事を考えると確かにボブには辛い環境かも知れませんね・・・。
こんなところで~。
JudgeFoilが今年の分も発表されましたが、《滅び》が欲しい。
個人的にはあの特殊枠は好きではないんですよね。と言うより《滅び》のイラストが黒と白にくっきり分かれている以上、テキストも白地に黒文字の方が統一感が合って(余計な3色目が無いので)好みと言うだけですが。星マークが無ければもっと良かった
さて、今日は先日言っていたSCGで掲載された[Adrian Sullivan ]氏の「Updating Obliterator Rock」の意訳を載っけておきます。一応要望もあるようなので。
ただし、いつもの事ですが、しもべは頭の残念な英語ダメダメ人間であるため、変てこ訳有、間違い訳有でその上かなりとんだ意訳もしているため、正確な物が読みたい方は本文にご自身で目を通してください。
Updating Obliterator Rock
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Adrian Sullivan
3/20/15
僕が一般的ではない様なデッキを使う理由を尋ねる人もいる。GP Omahaでは、《宝船の巡航》と《出産の殻》に満ち溢れた世界で、いろんな人から不思議がられたものだよ、「何故BG Midrangeなんて使っているのか?」てね。
その答えは単純さ、僕はそいつらを叩きのめしたいんだよ。
僕は《ファイレクシアの抹殺者》の兄弟である《ファイレクシアの抹消者》を所持している。
Modernでは長い間、僕は抹消者が使われないのを見てきた。そしてその事に対する論争の悪い方に多くの人が傾いているように感じたんだよ。抹消者は僕にとっては極めて熱いカードで、使わない選択肢なんて考えられなかったんだ。
《包囲サイ》が創造され、必然的な存在になった後、僕はこんな疑問を聞きかされてきた「何故あなたはBGの2色に限定しているんだ。《包囲サイ》がAbzan Midrangeの最高のカードじゃないか。なら使えるようにWを混ぜるべきだ!」それに対して僕は言ってやったんだ。
「ま、まっしょうしゃのほうがぜんぜんいいし!!」
そして未だに僕は彼らの主張に抗っているんだ。
Rhino Versus Horror
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ここでは僕が抹消者を犀よりも好んでいる理由を挙げよう。犀はゲームをキャストしたその瞬間に(だけ)影響を残してくれる、対して抹消者は場に在る限り最後までゲームに影響を及ぼしてくれるんだ。
この恐るべきホラーは実に多くのデッキに対して場に在る限り自殺(の様な苦しい状況)を強要するんだ。それは《Moat》の如くAggroデッキは空中に放り出されたように、椅子に座らされたよう(身動きが取れずおとなくしく)に、攻撃が出来なくなるんだ。もし彼らが攻撃しようものなら、この真の恐怖が事を起こす。要するに彼らが攻撃するにはそのホラーを殺すかゲームの終りまでリスクを背負うかなんだ。もし抹消者と共に攻撃をする側ならば、彼らが出来る事はブロックしない事だけだよ。ごく僅かなライフを得る為に《台所の嫌がらせ屋》でブロックする様な事も無いだろうさ。出来る事は2つだけ。チャンプブロックするか絶望するか。
犀じゃできない事だ。犀がライフを供給してくれることは事実であるけれど、実際(≒Moatになる)抹消者と比べられる物ではないね。そして基本的に、3色デッキでは2色デッキよりもライフを必要とするんだ。2枚目の犀は確かにパワフルで戦局を安定させてくれるけど、それでさえ《Moat》の効果と比べれば勝るものではないね。純粋なBurnに対しては犀は優れたカードになる、けれど抹消者は大半の場合に置いてそいつら2枚を張るよりも大きな効果なんだよ。
これは全てのCipを持つカードを想定しているとも言えるね。確かに場に在るカード(≒維持すること)よりもCipの方が簡単と言える。でもそれはキャストコストを無視しているからなんだよね。
もし僕らがキャストコストを度外視したとするなら《包囲サイ》と《ワームとぐろエンジン》のどちらを選ぶ? 犀と《グリセルブランド》のペアならどっちにする?
つまりね、僕らが《包囲サイ》と《ファイレクシアの抹消者》について話し合う時、僕らは実際にはその両方の必要経費であるキャストコストを無視する事は出来やしないんだよ。
(その点に関して)抹消者に関しては非常に面倒だ。抹消者をキャストできない様な特殊地形を使うという事は抹消者のキャストコストがそれ1枚に付き+1マナされているに等しい。全ての黒マナを生まない土地はマナソース足り得ないんだよ。これはかなり強く君のデッキ構築を抑制するんだ。結構深刻で、特に《地盤の際》の様なカードを使う時に問題であり(その上《大爆発の魔道士》の様に連鎖させていくカードの効果を小さくしてしまう)、故にそれらが便利なマッチアップでは結構な痛手なんだよ。
対して犀はもっとシンプルで、3色のマナが其々の土地の組み合わせでなり、展開のバランスに慎重になり、多くのライフをコストとして支払う事になるだろう。その様に、君は1~3枚程の無色の地形を(≒色ベースのバランスを取りながら)使う事になり、故に多くの恩恵をデッキに得る事が出来る。このバランスは結構達成できる、しかし中には失敗して上手くスペルをキャスト出来ない事も在り得る。さぁ、この例について話すのに役立つ最新のAbzan Midrangeのデッキについて見て行こう。
Abzan
Matt Severa
62nd Place at Pro Tour on 3/19/2015 Modern
Creatures (14)
3 Scavenging Ooze
4 Siege Rhino
4 Tarmogoyf
1 Courser of Kruphix
2 Tasigur, the Golden Fang
Planeswalkers (4)
4 Liliana of the Veil
Lands (24)
1 Forest
1 Plains
2 Swamp
1 Godless Shrine
4 Marsh Flats
2 Overgrown Tomb
3 Stirring Wildwood
1 Tectonic Edge
1 Temple Garden
2 Twilight Mire
1 Vault of the Archangel
4 Verdant Catacombs
1 Windswept Heath
Spells (18)
3 Abrupt Decay
2 Dismember
1 Path to Exile
1 Zealous Persecution
3 Inquisition of Kozilek
4 Lingering Souls
1 Maelstrom Pulse
3 Thoughtseize
Sideboard
1 Sword of Light and Shadow
1 Blood Baron of Vizkopa
3 Fulminator Mage
2 Stony Silence
1 Courser of Kruphix
1 Deglamer
2 Path to Exile
1 Sorin, Solemn Visitor
2 Creeping Corrosion
1 Thoughtseize
このリストは最近ではBrian Kowal, Matt Severa, Ben Rasmussenが使って結果を出していて、僕はこれにMagic Mecca Madison, Wisconsinに何時間も掛けたんだ。見かけ上は18枚のGマナ源、16枚のBマナ源、15枚のWマナ源があるね。もちろん、これが完全に正しいという訳ではないよ、フェッチランドは《真鍮の都》や《マナの合流点》ではないからね。2枚のフェッチランドで3色を揃える事が出来る一方で重いライフ支払を必要とするし、様々なカードで簡単に妨害されるだろうね。だからときどきは君の色調達はかなり緊張を強いられるだろうさ。
僕らは多くの時間をこのマナベースに掛けて(そして僕はあるカードを抜けるんじゃないかとも考えているんだ)、それからマナベースを2種類の無色地形のために枠を空けることにしたんだ。この様にデッキでは、犀を用いるのは抹消者の様な厄介な存在に比べて遥かに簡単な方法なんだ。その時、僕は同時に純BG2色の抹消者を用いたデッキを使っていたけれど、このデッキが僕のデッキよりは上だと推薦したんだ。何故ならWのカードを混ぜる事はこのメタゲームに置いて重要な要素を齎してくれるんだからね。
僕は今では抹消者デッキの制作に十分成功していると考えていて、ここ数年でのそれらを君達に提供しようと思う。さぁ僕が今Modernで使っている物を見せよう。
Grand Prix Chicago 2012
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僕はそのイベントでは1つだけbyeを持っていて最終的には11-4の成績で59位だった。正直このイベントにはしっかりと準備できていたわけではなかった、それでも僕は大会を楽しみたかったんだ。僕のデッキはMOを通して中々の働きを見せ、だから僕はカードの選択には全面的に満足していたんだけれど、しかし振り返ってみると、明らかに幾つかのミスが見て取れるね。これがリストさ。
Obliterator Rock
Adrian Sullivan
59th Place at Grand Prix on 3/19/2015 Modern
Creatures (20)
4 Dark Confidant
4 Deathrite Shaman
4 Hypnotic Specter
4 Phyrexian Obliterator
3 Tarmogoyf
1 Dryad Arbor
Planeswalkers (4)
4 Liliana of the Veil
Lands (22)
4 Swamp
1 Leechridden Swamp
4 Marsh Flats
2 Overgrown Tomb
1 Reflecting Pool
1 Twilight Mire
4 Verdant Catacombs
4 Woodland Cemetery
1 Urborg, Tomb of Yawgmoth
Spells (14)
1 Sword of Light and Shadow
2 Abrupt Decay
3 Funeral Charm
1 Victim of Night
4 Inquisition of Kozilek
1 Maelstrom Pulse
2 Thoughtseize
Sideboard
1 Basilisk Collar
1 Tarmogoyf
2 Vampire Nighthawk
1 Seal of Primordium
1 Abrupt Decay
2 Darkblast
1 Extirpate
1 Putrefy
2 Ravenous Trap
2 Creeping Corrosion
1 Memoricide
《死儀礼のシャーマン/DrS》がまだ合法の時代で、その意味で非道なデッキだったね全く。マナ加速から3t目に抹消者なんて信じられないよ。それに加えて2t目の《惑乱の死霊》は本当に残酷だよ。
確かにヒッピーを殺せるカードは山のように環境に在ったわけだけど、そうやって人々が必ずしも常に所持しているわけでもないし、2枚目、3枚目の除去を抱えている事だってそうそう無い。確かに多くのデッキが稲妻の杖(≒強力な除去札)を抱えていて環境的に軟弱な生物を抱えていたくは無い。古典的な抹消者への論争(≒文句)は盤面に出た時に既に仕事を終えているかどうかと言う事、それからならすぐに除去されても問題は無いからね。確かにそれはそうなのだろう。でも殆どの生物が殺されるか否かを尋ねられた時でも、君は妨害手段を持っているんだし、これは本当に歪な発想だ。
《紅蓮術士の昇天》デッキはその時には本当に大きな存在であり、このデッキは(土地で)ライフを磨り減らす3色デッキにとっては本当に致命的だったんだ。様々な妨害札を多量に抱えながらゴブリンの群れを迅速に攻める必要性が不可欠であり、その時《吸血鬼の夜鷲》(まぁ他の物全部そうだけど)はさっぱり働かせる事なんて出来ないんだよ。
多くの人が《タルモゴイフ》が3枚である事には驚くかもしれないけれど、はっきり言ってDrSを使っているので墓地を糧にするし、定期的に見るにはこれで十分で、タルモばかりを見たいわけじゃないんだ。もし必要ならスタートダッシュでアグロ成分を齎し、2枚目は《流刑への道》を引いている可能性もある。そうでないならまぁそのまま働いてもらうけどね。
このデッキの大きなミスは《黄昏のぬかるみ》がどれ程優れているのかについて認識していなかった事だよ。もし知っていたのなら、3~4枚の《樹上の村》を入れようとしただろうね、それは素晴らしい追加要素になったと思うよ。
抹消者はこのメタゲームではAggroやMidrange同士のしょうもないタルモのお見合いでは素晴らしい働きを見せたんだ。僕の4つの負けの内の1つはJundだけど、負けた数以上のJundを叩きのめしたよ。他の負けは、悪夢のマッチであるTron、友達のBurn(接戦だったよ)とミスで落とした《欠片の双子》だった。抹消者はこの中ではDrSのマナ加速を使ってさえ速度が足りていないTwin戦以外では重大な役割を果たしたんだ、
いろんな道があるなかで、このカードはタルモワールドだからこそ働いたんだ、そしてこのホラーはかの「ルアゴイフ」よりも恐ろしい存在だったんだよ。
Grand Prix Minneapolis 2014
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僕はMinneapolisでは抹消者は使わなかったんだ、でも回想では使おうとしていたようだね。僕は魅力的なDelverデッキに誘惑されていたんだ、でもこのデッキはAffinityに本当に問題を抱えていた。僕の最初の5戦中4戦でAffinity戦だったんだよ。一矢報いる事は出来たけどね。
Tronとのマッチの悪さから、この時僕は抹消者から一歩離れていたんだ。抹消者のコストを解決しても、《地盤の際》が使えず《大爆発の魔道士》の影響力は低下してしまう。その時には他にどんな手段を使っても、解決には至らなかったんだ。
未だ、他のマッチアップの大半では、僕はこのデッキで良好な成績を残している。このデッキは以前とそしてGP Minneapolisの後使ってきた形で、色々な小さな大会で成績を残してきたんだ。
Obliterator Rock
Adrian Sullivan
0th Place at Test deck on 3/19/2015 Modern
Creatures (16)
4 Dark Confidant
3 Phyrexian Obliterator
3 Scavenging Ooze
4 Tarmogoyf
2 Courser of Kruphix
Planeswalkers (3)
3 Liliana of the Veil
Lands (24)
1 Forest
4 Swamp
2 Marsh Flats
2 Overgrown Tomb
1 Reflecting Pool
4 Treetop Village
4 Twilight Mire
4 Verdant Catacombs
1 Woodland Cemetery
1 Urborg, Tomb of Yawgmoth
Spells (17)
3 Abrupt Decay
1 Dismember
3 Funeral Charm
2 Slaughter Pact
1 Victim of Night
3 Inquisition of Kozilek
1 Maelstrom Pulse
3 Thoughtseize
Sideboard
2 Grafdigger’s Cage
1 Sword of Light and Shadow
1 Phyrexian Obliterator
1 Phyrexian Arena
1 Seal of Primordium
1 Darkblast
1 Golgari Charm
2 Setessan Tactics
1 Thrun, the Last Troll
1 Liliana of the Veil
2 Creeping Corrosion
1 Thoughtseize
この後少しの間、他のデッキ以上に大きな違いを見せるデッキであったわけではなく、JundはAbzanよりは大きなMidrangeであり、Podはもっと巨大で、Jeskai con・Affinity・そしてTwinは皆優れたデッキだった。僕はそいつらにはこのデッキを当てるのが好きだったけどね。
残念ながら、Scapeshiftはより優れた合理的なデッキだった。そいつとTronは叩きのめすには幾らかの奇跡を必要としたんだ。
これは実際のその僅かな奇蹟の要素をサイドに仕込んでいた。
《セテッサ式戦術》+《ファイレクシアの抹消者》
このコンボは優れもので、横に多量に並べるデッキ群にも運用したんだ。Twinぐらいかな使わないのは。このコンボは基本的に、それ以外ではお話にならないような相手に対しても勝ちを掠め取る手段になったんだ。普通にやってもTronなんて勝ちが見えないからね。しかし運よくこのコンボが決まれば勝ちを拾える。対Podでは、君は他のカードで消耗戦を行い、隙を見て戦術を決める(他にも使い様はあるマッチだけどね)。Scapeshiftはもう少々複雑で、戦術コンボを決めるには相手が生物を使ってくれなければいけないし、もう一つ勝つには(警戒されるため)他の手段が必要となるんだ、もし難しくとも何とかしたんだよ。
このデッキは他のデッキほどハンデスがHeavyではなく、消耗戦に置いて僅かに増える程度なんだ。対戦相手のリソースを掻っ切り他のカードで勝利する。抹消者はここで3枚なのは盤面に複数並べるのは不可能でマナカーブ上の頂点なんだよ、またサイドの抹消者の追加も採ってあるし、戦術コンボが欲しいとき(や、Moatが欲しいとき)はそこから持ってこれるからね。
Grand Prix Omaha 2015
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現在、僕らはGP Omahaで良い成績だ。このイベント中に僕のデッキについてチョッと騒がれたりもしたんだ。僕はModern界を腐らせている《宝船の巡航》を解決しようとしていて、アイディアが浮かんだその時に、僕の抹消者デッキにとって《虚空の杯/CotV》は、全く弊害にならないという事が分かったんだ。単純にハンデスをカットすれば、CotVがその役割に担ってくれるんだ。幾つかの難点もあったからそのアイディアをうまく適応させる必要はあったけど、恐らくそこに収まるべき物だったよ。
もちろん、そのアイディアはテストもしたさ。そして僕はこのデッキがDelverを台無しにしてしまう事に驚いたんだ。そのイベントの前、Matt Sperlingは僕の横に座り観戦し、そしてそれがしっかりと仕事を全うするのに満足して離れて行った。Delverデッキを攻撃する事とPodやAbzanを破壊し(≒魔改造)続ける事の間で、僕は自分のデッキがとてもいい状態である事を感じたんだ。これがそのデッキさ。
Obliterator Rock
Adrian Sullivan
40th Place at Grand Prix on 3/19/2015 Modern
Creatures (18)
4 Lotus Cobra
4 Phyrexian Obliterator
4 Scavenging Ooze
4 Tarmogoyf
2 Courser of Kruphix
Lands (24)
1 Forest
4 Swamp
2 Marsh Flats
2 Overgrown Tomb
1 Reflecting Pool
4 Treetop Village
4 Twilight Mire
4 Verdant Catacombs
1 Woodland Cemetery
1 Urborg, Tomb of Yawgmoth
Spells (18)
4 Chalice of the Void
2 Sword of Fire and Ice
4 Abrupt Decay
1 Dismember
1 Golgari Charm
1 Putrefy
1 Setessan Tactics
2 Slaughter Pact
1 Victim of Night
1 Maelstrom Pulse
Sideboard
1 Uba Mask
3 Vampire Nighthawk
1 Phyrexian Arena
1 Fracturing Gust
2 Setessan Tactics
1 Shadow of Doubt
1 Victim of Night
1 Thrun, the Last Troll
1 Creeping Corrosion
1 Damnation
1 Drown in Sorrow
1 Nightmare Void
ここでは戦術はメインに1枚残し、他はサイドへ移したんだ。1マナのスペルを使う事なく、デッキをスピードアップさせる必要に駆られた僕は《水蓮のコブラ》に助けを求め、再び3t目に出せるようになったんだ。コブラの使用で 《火と氷の剣/FI剣》もまた素早く場に置けるようになったというもう一つのマナの使い道も有る。サイドに有る幾つかの奇妙なカード(《悪夢の虚空》と《姥の仮面》)は軽いハンデスに依存することなく、より妨害要素を必要とした場合の最終的な譲歩案だよ。
で始まったわけだが早い段階で僕は最低のマッチアップ(TronとScapeshift)の前に2敗を喫してしまったわけだ。でも戦術を戻す事で其の2つのも叩きのめした事もあった。僕が戦ったPodやAbzanは全て倒して、しかし最後のラウンドでMerfolkに敗北し当たったDelverデッキ3つのうち1つも自分のミスで落としてしまったんだ。
巡航が刷られる前からGPまで、僕は《セテッサ式戦術》を試してきて、殆んどに置いてこのデッキではパワフルな武器になる事が分かったんだよ。1枚挿しがそのデッキに置いて挙動を行き詰らせる事はほとんど存在しなかった、そしてサイドの水増し分も必要とする様なマッチではその期待通りの効果を発揮する素晴らしい仕事ぶりだったんだ。嘗てはかわいらしい《闘技》を戦術の前身として試した事もあるけど、それに比べると悪ふざけの類だったね。戦術の持つ違いはしばしばそれが攻撃時にパンプスペルになり、相手を殺す手段になる事だった。想定不可能のコンバットトリックとして攻撃時用に組み込む事も出来ていたんだよ。抹消者とのコンボに用いる物でもあるけれど、他の複数の生物と併用する事だってできる。だから複数生物を使えば、レスポンスで除去を撃たれて失敗する事は決してないんだ。代わりに除去された場合、それを軽減するよりも相手が感じる痛みを軽くするんだけどね。
このデッキは特定のデッキをターゲットにしていたんだ。Modernのメタゲームは広すぎるからね。でも巡航と殻の禁止は本当に助かったよ。本当に多くのデッキを端に追いやっていたし、これで特定のデッキに集中できる。GP MemphisでPatrick Chapinが特定のデッキを狙い撃つ事はこのフォーマットに置いては優れていると考えている事を僕に伝えてきたんだ。
抹消者はここでも優れた働きをしてくれたんだ、非常に多くの対戦相手の選択肢の一部を締め出すという事でね。抹消者もCotVの両者がその仕事を達成しただけでなく、FI剣を抹消者が担ぐ可能性のお陰でこれまで以上に本当に信じられないぐらいのゲームを終わらせたんだよ。
Post-Pro Tour Fate Reforged, Post-Dragons of Tarkir
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僕は既にPT運命再編に向かっている事に関しては言及したけど、僕はこのデッキを使いながらもそれを最後には支持しなかったんだよ。理由の大部分がこのフォーマットが手に入れたあるカードの影響なんだ。
《黄金牙、タシグル》
タシグルがこのデッキに与える問題性はそれほど大きくは無いのだけれど、もっと大きいのはこのカードが誰にでもドローをさせてくれてAbzan Midrangeに置いて完全な上位種になるという酷く優れているカードだという事なんだ。もし君がこのカードをテストするのなら、きっとすぐにでも採用する事を決めるだろうね。
《黄金牙、タシグル》×2
《ヴェールのリリアナ/LotV》×4
《未練ある魂/LgS》×4
もっと上手く使えるカードも有るかもしれないが、これらが鍵となるだろう。過去、よく対戦していたのはJundで、だからLgSを見るようなことも殆ど無かったし、Jundっぽい脆いデッキなんて尚更だったよ。OmahaではPodのリストにより純粋なAbzan Midrangeの総てが排除されていたんだ。似非Abzanデッキは最終的に僕の抹消者Rockよりもいい順位にいたんだよ。妨害に強いカードアドバンテージが無いのなら、それらは自然にPodに流れて行っていたんだ。
だけれども今現在、僕のデッキにとってMidrangeとの本当の戦が行われているんだ。そしてLgSはその闘いの中心でこそないが戦いの勝敗を握る部分なんだよ。
加えて、アミュレットコンボはメタゲームに存在していた。《闇の腹心》の供給無しならば、小さな妨害を多数必要としている。同時にボブは多数のBurnのいるメタゲームでは非常に危険性を孕んでいるんだよ。
要するに、僕はAbzanをそのデッキへと落とし込むべき必要な準備が全然できていないという事さ。僕自体はそのデッキの成果にかなり満足しているんだ、特に君も見ているかもしれないけどPT Top8に行ったしね。僕らのグループは其々デッキがかなりバラバラになったけれど、同じ地球と言う土俵で競っていたんだ。僕はAbzanは優れたデッキだと思うよ、多分抹消者Rockより勝った選択肢だったろうね。
いま、しかしながら、僕らはターゲットの狙いを付けているんだ。
僕はDTKに置いて僕のデッキにとって僕を狂喜乱舞させてくれる新カードが有る事をココに告げようと思う。例えば《悪性の疫病》は恐ろしいね、君は《集団疾病》を思い出すだろうけど。《苦痛の公使》は合理的なカードだよ、《湿地での被災》か《利得+損失》が近いかな。ハッキリ言って、DTKに置いて抹消者デッキの最高の物の一つはModern界に大した影響を及ぼさない事だろうけどね(Stdでは事情は違うだろうけど)。
これはターゲット自体にも大した変化は無いという事だからね。
ここでは抹消者Rockの最新の構築を載せておくよ、Abzan Midrange、アミュレットコンボ、そして様々なメタゲーム状のデッキをターゲットとしているんだ。
Obliterator Rock
Adrian Sullivan
0th Place at Test deck on 3/20/2015 Modern
Creatures (15)
4 Dark Confidant
3 Phyrexian Obliterator
3 Scavenging Ooze
4 Tarmogoyf
1 Courser of Kruphix
Planeswalkers (4)
4 Liliana of the Veil
Lands (24)
1 Forest
4 Swamp
2 Marsh Flats
2 Overgrown Tomb
1 Reflecting Pool
4 Treetop Village
4 Twilight Mire
4 Verdant Catacombs
1 Woodland Cemetery
1 Urborg, Tomb of Yawgmoth
Spells (17)
1 Batterskull
2 Abrupt Decay
1 Dismember
1 Golgari Charm
1 Putrefy
1 Setessan Tactics
1 Slaughter Pact
1 Victim of Night
3 Inquisition of Kozilek
1 Maelstrom Pulse
4 Thoughtseize
Sideboard
1 Phyrexian Obliterator
1 Illness in the Ranks
1 Phyrexian Arena
1 Abrupt Decay
1 Darkblast
2 Setessan Tactics
1 Slaughter Pact
1 Victim of Night
1 Thrun, the Last Troll
1 Bow of Nylea
2 Creeping Corrosion
1 Maelstrom Pulse
1 Marsh Casualties
このデッキでは僕が長い間試してきた事(≒CotV)よりも《思考囲い》を優先しているんだ。Aggroデッキに対しては弱くなってしまうけど、でも他の問題のある高マナ域の奴ら(タシグルに《風景の変容》《解放された者、カーン》《原初のタイタン》《集団意識》)に対してはずっと刺さるようになるんだ。
加えて、ボブ+LotVのパッケージもフルで投入している。僕はReid Dukeの様に「ボブはタシグルに依ってはっきりと見劣るする存在になってしまった」という言には納得はしていないんだよね。僕は2日ほど時間をかけタシグルとボブ其々を特定のAbzanデッキに置いてテストをしてみたんだ。そしてそのマッチから見えた事は、実際にはLgSのアドバンテージの可否に帰結するという事だった。このデッキはカードにアクセスする手段を持ち合わせてはいないけれど、積み込んだボブの力を最大限にするために追加のハンデス(それと《漁る軟泥》や《殴打頭蓋》から判るけど、追加のライフゲイン)の手助けを入れたんだ。
詰まる所、このデッキは対戦相手への妨害要素を最大限突き詰めたんだ。このデッキはタシグルを避けているという事を意味してもいるんだけれど、タシグルをフィットさせるのなら、僕がフォローするのなら
out
4《闇の腹心》
in
2《黄金牙、タシグル》
1《漁る軟泥》
1《ファイレクシアの抹消者》
かな。
追加の軟泥はタシグルの墓地能力の効果を安定して増加させるのに役に立つと思うんだ。同時に、よりタフになった生物達は
対戦相手に次々と対処を要求するようになり故に緊張を強いるようになるだろうね。4枚目の抹消者はその構築なら実にパワフルだろうさ。
パワーカードばかり有るにもかかわらず、デッキ自体をマナ加速させるカードは乏しいんだ。抹消者を初手に見たいとは思わないだろうし、殆んどのゲームではもっと他に見たいカードが有るだろう。以前の様にサイドへの一枚挿しがしてあるから、Moatが欲しかったり戦術コンボをしたいのなら戦術セットと一緒にサイドから持ってくると良い。
サイドの《集団疾病》と《湿地での被災》はLgSと闘うための手段だよ。それに加えて、被災は小型生物へのスィーパーとしても優れているんだ。一方で疾病は純粋な銀弾なんだ。
多分サイドの最もヘンテコなカードについてCaleb Durwardから僕に尋ねられたんだ。→《ナイレアの弓》
このカードはまだ実験段階だけれど、アイディアとしては中々なものだ。君のタルモゴイフの攻撃を通す事が出来るようになるし、LgSのトークンが守りに置いては壁として相手の速度を殺せるようになるので、接死を考慮に入れた様々な交換交渉になるだろうね(※弓は攻撃生物に接死を付けるだけなのでLgSの壁としての性能は上がりません)。これだけでも面白いけど、その上で、フライヤーを打ち取ったりライフゲインさせてくれたりするんだ。Willy Edelはこのカードの使い手の王様で、僕は彼の様にMidrangeデッキへのアプローチをしようとしているんだ。
今、このデッキは僕が最もModernで楽しめているデッキだよ。僕は未だに細かな部分に関しては勘案しているんだ(ボブはタシグルよりも劣っているのだろうか? 僕はAffinityに対して十分な事が出来るだろうか? etc)。けれどもそれらの詳細は特定のメタゲームに依ってくるよね実際の所。
抹消者は僕に感動を送り届け続けている。何時までかは判らないけど今の所、僕がModernに置いて先が見える限り抹消者Rockを使い続けるだろうと思うよ。
(http://www.starcitygames.com/article/30505_Updating-Obliterator-Rock.html)
と言う事でした。
キャストコストの度外視は目から鱗。
抹消者のクァドラプルシンボルばっかりに目が行ってますけど、たしかに犀の場合もModernで3色用意しようとするとフェッチからのショックインで4~6点ぐらいは平気で吹き飛びますもんね。ライフゲインなんて雀の涙?
犀自体で考えた事はもちろんあったのですが、抹消者との比較論で考えた事は無かったですね・・・。
また、生物戦に強いのは抹消者の性質で、寧ろそれ以外にはただの4マナ5/5バニラなんて揶揄もされてます。が、《セテッサ式戦術》でCombo等相性が悪い相手にも用いる事が出来るサイド用の札になるというのも結構驚きですね。
てっきりメインに積むべきコンボ用の代物とも思いましたが。
ボブとタシグルは丁度私も考えているところなんですよね。
まぁ私の場合はLegacyですが。Modernの場合ショックランドの存在や生物戦の多さ≒Combo/Controlの少なさ、CMCが大きめと言う事を考えると確かにボブには辛い環境かも知れませんね・・・。
こんなところで~。
コメント
自分も抹消者使ってる身なのですごく参考になりました。
カウンター4つ貯めるとか、正気の沙汰じゃないぜ!!
まぁGoblinsは5つ貯める事もありますけど。
>通りすがりさん
コメントありがとうございます。
御役に立てたなら幸いです。もう少し使われると嬉しいですよね。