「世界を救うのはもう飽きた」
-----------------------------------------------------------------------------------------
皆さん、こんにちは。しもべです。
Mオリジンはフルスポが出たようなので、一通り見てから感想は再会します。
今回は空の軌跡FC Evoについて。
ようやっと空の軌跡FC Evolutionをクリアしました。
PSPで最初にやった時は確か40時間弱だった気がしましたが、今回はしっかりマラソンしていたため70時間弱にまでなりました。SCは一体どうなってしまうんや・・・。
いやぁ~、やっぱり面白い。
古臭いのは仕方ありませんが古典的名作ここに在り!と言った感じです。
出会いと別れ・濃密な交流劇と人間の成長過程を描くこれぞストーリーRPGと言った出来。やっぱり閃よりこっちが好きです。
さて、それでは、クリアしたので細部までの感想を。
ネタバレのオンパレードなのでクリア前の方はご了承を。
【世界観】
・HD化
・フルボイス
:前回のエントリーで触れた通りやはりHDグラは安定しています。
またイベントのフルボイスも各人の演技が光り、イベントの完成度を引き上げていますね。素晴らしい臨場感です。
明らかに下手な人間もほぼいないため雰囲気が壊れる事もない。
・全体的にイベントの質が向上しているのは言うまでもないのですがその中でも個別に光る物も有ります。
例として2章の演劇「白の花のマドリガル」の男女逆転配役は原作ではプチキャラだけでは今一つ設定を活かしきれてないのですが、今回フルボイスになった事でしっかり逆転配役が理解できる。また、普段日常会話の時の演技と劇の演技のための演技ではまた別になっているのでここ等辺もボイスの重みを増しています。
こういう意味でもイベントの完成度を上げる事が出来ている。
ところでこの劇の中身自体ですが、貴族vs平民の構図がそのまま舞台となった閃の軌跡を体験している分また別の感想を得る事が出来ますね。隣国同士だが、似たような経緯から既に過去の出来事になったリベールとエレボニアの対比にもなってますね。
因みに劇の終わりの時のユリウス(エステル)のセリフがまんま閃IIでクロスベルを併合した時のオズボーンの会見のセリフだった・・・。さっぱり覚えていなかった分、衝撃を受けて、何とも微妙な気分にさせられました・・・。
・子安はやはりテラ子安。
最初は喋ってる事に少々違和感もあったが演技力ですぐに無くなりました。
流石テラ子安・・・。
碧にも出てきましたがやはり弾けっぷりでは空が群を抜いているため子安さんの怪演が光る。
同じくベテランの稲田哲氏も3作ぶりに登場。
頼れる兄貴として様々な表情を見せてくれるジンの演技を場面ごとにしっかりこなせていて、これもボイス付の魅力が増した人物ですね。
そして何よりも最後の空中庭園での会話劇が素晴らしい。
2人の熱演により、より臨場感が増しています。
殴りたい、あの笑顔・・・。
(最後の場面、嘗ては全然判らなかったのですがプチキャラエステルは泣いていたんだですね・・・。
やっぱりPSPのぼやけた解像度では理解できない所が多々。それだけでも価値が有りますね。)
他のキャラの個別の印象
・アネラス
:完全に別人。と言うかキャラクターの演技を忘れている可能性が高い。
体育会系ハイテンション娘からおっとり系に謎のクラスチェンジ!?
・ジョゼット
:経験を積んだのか、依然とは比べ物にならない程上手くなってる。良い意味でもはや別人。
決め台詞を奪われて焦っているのか・・・。
でもあの勢いだけの棒読み「どーだぁ!」も中々好きだったんですがねw
また意外な配役も間々。
・ジル
:「キミキス」のアスカの声の人ではないですかね?
結構好きなので嬉しい。
・ジャン
・グラッツ
:2人とも意外と渋い良い声してる。
もっと高めでノリの良い声だと勝手に思い込んでいた。
・ユリア
:戦闘時の「チェストォ!!!」的な感じしか台詞が無いため、通常会話時の印象がかなり変わる。ここ等辺はシェラザードと同じで、麗人と言うキャラクター性がより反映され補完されている。
・ティータ
:全然気が付かなかったけれど、ティータってアマガミの紗江ちゃんの声じゃね!?
・エステル
:こちらも全然気が付かなかったけれど、P4の堂島菜々子の声だったのか・・・。
なんてこった。
軌跡シリーズには菜々子とトワの2大天使がいるという事じゃないか!?
・公爵
:何故か坂口さん。ウッソ(新八)がこのおっさんの声だと思うと笑えてくる。
まぁ有る意味で実年齢に中身が伴っていないという事を表現できていますがねww
ただイラストの変更によって、当然会話ターンの表情パターンも差し替えられているんですが、これがやや違和感のある組み合わせも。一番目立つのがエステルの照れ顔。表情集が1つしかないのかよく判らないのですが、単純に高評価などを貰ったり照れているときの顔と何かしらに感動している顔と恋愛関連での赤面顔が3つとも全て同じ物が使われているためしょっちゅうエステルが頬を染めています。お陰で恋愛描写のインパクトが弱くなっている。
細かい事を上げていけばオリビエとかもいくつかあります。
こんなのだったっけ?
と言うか表情パターンが少ない気がします。
アガットも顔グラ差し替えによる弊害。
以前は無愛想・むすっとした表情からの毒舌と言う研のあるとっつきにくいキャラでしたが、何故かその時の顔グラの多くが微笑を浮かべている物に差し替わっているため、ニヤニヤ笑いで嫌味を連呼するキャラに見える・・・。
さらに痛いのは最終盤のヨシュアと某Saltさん。
なんと正面の表情パターンじゃない!!
お前ここはイベント的な意味(場面に違いを付け迫力を出す)でも、ネタ的な意味でも外しちゃあかんやろ(ノ`Д´)ノ彡┻━┻
ここは、個人的にはFC Evo一番の功罪ですわ。
やっぱり角川は足りてないわ・・・。
【BGM関係】
・BGMは殆ど問題無し。
ほぼ全て原作のイメージを大事にしているため謎アレンジはほぼ無し。原作厨も安心の出来。
ただ個人的には「銀の意志」だけは明確に原作の方が好き。何かとメロディーラインを増やしたがるアレンジ班ですが、これは逆にシンプルなメロディーラインが売りだと思っているので増やしたらなんかぼやけてしまう印象が有りました。
他はそれ程気にはなりませんでした。
どうしても気になる方には有難い原作用BGM[との切り替えもDLコンテンツであるので有難いですね。
零・碧も発売してくれませんかね?
・劇中ではなんとオリビエが琥珀の愛を直接歌ってくれます。
まぁ素晴らしいですねww
しかしここで注意点はメッセ-ジ枠が表示されないため、歌詞を把握しにくい事とオリビエの顔芸が見れない事です。理由は不明ですが、ライブ感を出すのなら演出としては邪魔ですしね。
もう一つ注意すべき事はここを原曲BGMに差し替えてある場合、オリビエは歌ってくれません。
原作通りのBGMだけになります。が、台詞は相変わらずでないためBGMだけが流れる仕様になっています。
・OP・EDも原作をしっかり踏襲しています。
OPのアニメーションはあまり評判が良くないようですが、個人的には佳作程度の出来ではあると思います。よくFCの雰囲気を表現できていると思いますし、何よりエステルが可愛い。1:55ぐらいから特にかわいい。あれヨシュアの脳内やろ。
Evolution恒例のOPネタバレも有りません。
ただひとつ不満があるとすれば、闘技場の部分。エステル・ヨシュア・ロランスの3名しか居ません。残りの2人はオミット。と言うか不遇の人が何故かOPにさえ出てこない。パッケージにも出てこないのに・・・。
と言うかカシウスも出てこないため、おっさんに厳しい世界なのかもしれません。
因みに不遇のジンこと、ジンさんですが、空の軌跡がOVAとしてアニメーション化した時にもオミットされてましたとさ。
ジンさんが何したっていうんや(´;ω;`)ブワッ
EDも当然差し替えられていますが、一番の変化は伴奏をかなり抑え気味にしているところ。
原作の様に伴奏をしっかり強調しこっちの感情に強引に訴えかけてくるパワーはありません。が、そのぶん声だけが響いてくるのでEDでの孤独感が際立っています。そこまで言わずとも何処か物悲しい雰囲気が漂います。
原作も良いですが、こちらもこれはこれで中々味が有りますね。
ただ、原作宜しくイラスト=写真を次々に表示して過去を振り返っていくのは同じですが、原作が幼少期から現在までの写真だったのに対して、こちらではプレイ時の一枚絵が使われています。旅の思い出を振り返る感じですね。これもどちらが良いかは人其々なのですが(まぁ状況的に考えればやっぱり5年間の思い出を表す前者の方が合っている気がしないでもないです。が、後者が外れと言う訳では決してありません)、曲の尺が足りないため途中で終わります。後半部分の一枚絵が出てこないためやや肩透かし感が・・・。もっと出していく速度を上げればよかったのに・・・。
(オリジナル音源に変更してもEDは変わらないため悪しからず。)
SCの宣伝は無し。
作ってないのか、開発が追い付いていないのか?
・因みに2週目開始のためにクリアデータを読み込もうとすると、難易度選択の画面のBGMにオリビエの「琥珀の愛」(劇中で歌ってくれたもの)が流れます。1番だけですが、伴奏がリュート以外にもついてくるので本編とはまた違う感じですね。
この2週目の開始時にワザワザこれを流すというのはグッジョブ角川ですよね。歌詞を覚えている方なら、FCラストとの関連性を理解できるはず。
【システム】
・前回触れた通りロードは皆無。
これは明確な改善点!
・レイアウトも使いやすくなった。
また△ボタンから各種手帳に跳べる・オーブメントが属性値仕様
と閃とは異なり古き良きシステムを残しているので古参には嬉しい。属性値は一長一短ですが、手帳ジャンプは確実にこっちの方が便利。
・ホテル・宿場での宿泊でCPが100回復する零の軌跡仕様に。料金は3~400程。
ただし、零の様な200回復する場所は無い。しかしそれでもCPの調達手段が有るのは有難い。正直FC~SCでは金欠も相まってLvUPでも回復するHP/EPしか回復できないホテルは使った事が無かったのですが、今回はだいぶ利用しました。
手っ取り早い調達手段はやはり快適。
・フィールドアクションの導入も有難い。
戦闘を避けたい場合、後ろに列をなしながら逃げるしか選択肢が無かったFCが嘘のよう。裏を取るならヨシュアかオリビエが便利ですが、敵を躱していく場合は全方位のエステルも便利です。
代わりに「葉隠」が「戦闘にならない」→「先制攻撃を取られない」に変わったのでかなり使い難くなりました。
版元から葉隠は失われた。
逆に「美臭」は使いやすくなっています。元々属性値は非常に優秀なのでこちらは有難いですね。「ホーリーブレス」「ダイヤモンドダスト」を組むのに役に立ってくれます。
・以前書きましたが、Autoの思考がかなりバカ。
ハード以上だと気が付いたら雑魚戦で死んでるとか割とありますから放置しない様に。
・アーツの指定仕様もかなりお粗末。
回復や蘇生はHPが一番減っているキャラや死亡しているキャラに、状態異常回復は状態異常に陥っているキャラに、範囲攻撃はなるべく多くの敵を巻き込める範囲に、それぞれ最初に必要な指定が合っているのがこれまでの仕様ですが、特段そのような誘導が無いため手間が多い。特に状態異常が乱立している状況だと画面が見づらくなったりするので余計につらいですね。
・セピスの上限は1戦闘に付き各70ですがこれが割と序盤からオーバーします。
今回はフィールドアクションの関係でシャイニングポムを倒しやすくセピスボーナスも狙う事が出来る為本当に簡単に一杯になる。終盤は雑魚敵が矢鱈仲間を呼ぼうとするため、すぐにいっぱいになって無駄が生じる事が日常茶飯事。この仕様は改善していて欲しかった。
・攻略サイトを見ていないため今一つ判断しづらいのですが、幾つかお手伝いクエストが増えているようです。
記憶にある限り全てクリアしたのにクエストマスターのトロフィー貰えませんでした・・・。
・2週目で引継ぎが出来る要素は変わっておらず一通りそろっている物の、プレイ時間の継続は出来ないので100時間越えを周回跨ぎで行う事は出来ません。またカーネリアをブックコレクター獲得のためには保持する必要が有るかもしれません。全て揃えていたはずなのにもらえませんでした・・・。
読まなかった(開かなかった)から?
同じく手帳を引き継いでも戦闘履歴はすべてリセットされるため回数系は同一のデータで行うのがベストでしょう。
・EXTRAモードは無いため各種コンテンツを見るなどは出来ません。
なのでゲーム中のイラストやクラフトは見返すという事は出来ません。
とりあえずこんな所で。
-----------------------------------------------------------------------------------------
皆さん、こんにちは。しもべです。
Mオリジンはフルスポが出たようなので、一通り見てから感想は再会します。
今回は空の軌跡FC Evoについて。
ようやっと空の軌跡FC Evolutionをクリアしました。
PSPで最初にやった時は確か40時間弱だった気がしましたが、今回はしっかりマラソンしていたため70時間弱にまでなりました。SCは一体どうなってしまうんや・・・。
いやぁ~、やっぱり面白い。
古臭いのは仕方ありませんが古典的名作ここに在り!と言った感じです。
出会いと別れ・濃密な交流劇と人間の成長過程を描くこれぞストーリーRPGと言った出来。やっぱり閃よりこっちが好きです。
さて、それでは、クリアしたので細部までの感想を。
ネタバレのオンパレードなのでクリア前の方はご了承を。
【世界観】
・HD化
・フルボイス
:前回のエントリーで触れた通りやはりHDグラは安定しています。
またイベントのフルボイスも各人の演技が光り、イベントの完成度を引き上げていますね。素晴らしい臨場感です。
明らかに下手な人間もほぼいないため雰囲気が壊れる事もない。
・全体的にイベントの質が向上しているのは言うまでもないのですがその中でも個別に光る物も有ります。
例として2章の演劇「白の花のマドリガル」の男女逆転配役は原作ではプチキャラだけでは今一つ設定を活かしきれてないのですが、今回フルボイスになった事でしっかり逆転配役が理解できる。また、普段日常会話の時の演技と劇の演技のための演技ではまた別になっているのでここ等辺もボイスの重みを増しています。
こういう意味でもイベントの完成度を上げる事が出来ている。
ところでこの劇の中身自体ですが、貴族vs平民の構図がそのまま舞台となった閃の軌跡を体験している分また別の感想を得る事が出来ますね。隣国同士だが、似たような経緯から既に過去の出来事になったリベールとエレボニアの対比にもなってますね。
因みに劇の終わりの時のユリウス(エステル)のセリフがまんま閃IIでクロスベルを併合した時のオズボーンの会見のセリフだった・・・。さっぱり覚えていなかった分、衝撃を受けて、何とも微妙な気分にさせられました・・・。
・子安はやはりテラ子安。
最初は喋ってる事に少々違和感もあったが演技力ですぐに無くなりました。
流石テラ子安・・・。
碧にも出てきましたがやはり弾けっぷりでは空が群を抜いているため子安さんの怪演が光る。
同じくベテランの稲田哲氏も3作ぶりに登場。
頼れる兄貴として様々な表情を見せてくれるジンの演技を場面ごとにしっかりこなせていて、これもボイス付の魅力が増した人物ですね。
そして何よりも最後の空中庭園での会話劇が素晴らしい。
2人の熱演により、より臨場感が増しています。
殴りたい、あの笑顔・・・。
(最後の場面、嘗ては全然判らなかったのですがプチキャラエステルは泣いていたんだですね・・・。
やっぱりPSPのぼやけた解像度では理解できない所が多々。それだけでも価値が有りますね。)
他のキャラの個別の印象
・アネラス
:完全に別人。と言うかキャラクターの演技を忘れている可能性が高い。
体育会系ハイテンション娘からおっとり系に謎のクラスチェンジ!?
・ジョゼット
:経験を積んだのか、依然とは比べ物にならない程上手くなってる。良い意味でもはや別人。
決め台詞を奪われて焦っているのか・・・。
でもあの勢いだけの棒読み「どーだぁ!」も中々好きだったんですがねw
また意外な配役も間々。
・ジル
:「キミキス」のアスカの声の人ではないですかね?
結構好きなので嬉しい。
・ジャン
・グラッツ
:2人とも意外と渋い良い声してる。
もっと高めでノリの良い声だと勝手に思い込んでいた。
・ユリア
:戦闘時の「チェストォ!!!」的な感じしか台詞が無いため、通常会話時の印象がかなり変わる。ここ等辺はシェラザードと同じで、麗人と言うキャラクター性がより反映され補完されている。
・ティータ
:全然気が付かなかったけれど、ティータってアマガミの紗江ちゃんの声じゃね!?
・エステル
:こちらも全然気が付かなかったけれど、P4の堂島菜々子の声だったのか・・・。
なんてこった。
軌跡シリーズには菜々子とトワの2大天使がいるという事じゃないか!?
・公爵
:何故か坂口さん。ウッソ(新八)がこのおっさんの声だと思うと笑えてくる。
まぁ有る意味で実年齢に中身が伴っていないという事を表現できていますがねww
ただイラストの変更によって、当然会話ターンの表情パターンも差し替えられているんですが、これがやや違和感のある組み合わせも。一番目立つのがエステルの照れ顔。表情集が1つしかないのかよく判らないのですが、単純に高評価などを貰ったり照れているときの顔と何かしらに感動している顔と恋愛関連での赤面顔が3つとも全て同じ物が使われているためしょっちゅうエステルが頬を染めています。お陰で恋愛描写のインパクトが弱くなっている。
細かい事を上げていけばオリビエとかもいくつかあります。
こんなのだったっけ?
と言うか表情パターンが少ない気がします。
アガットも顔グラ差し替えによる弊害。
以前は無愛想・むすっとした表情からの毒舌と言う研のあるとっつきにくいキャラでしたが、何故かその時の顔グラの多くが微笑を浮かべている物に差し替わっているため、ニヤニヤ笑いで嫌味を連呼するキャラに見える・・・。
さらに痛いのは最終盤のヨシュアと某Saltさん。
なんと正面の表情パターンじゃない!!
お前ここはイベント的な意味(場面に違いを付け迫力を出す)でも、ネタ的な意味でも外しちゃあかんやろ(ノ`Д´)ノ彡┻━┻
ここは、個人的にはFC Evo一番の功罪ですわ。
やっぱり角川は足りてないわ・・・。
【BGM関係】
・BGMは殆ど問題無し。
ほぼ全て原作のイメージを大事にしているため謎アレンジはほぼ無し。原作厨も安心の出来。
ただ個人的には「銀の意志」だけは明確に原作の方が好き。何かとメロディーラインを増やしたがるアレンジ班ですが、これは逆にシンプルなメロディーラインが売りだと思っているので増やしたらなんかぼやけてしまう印象が有りました。
他はそれ程気にはなりませんでした。
どうしても気になる方には有難い原作用BGM[との切り替えもDLコンテンツであるので有難いですね。
零・碧も発売してくれませんかね?
・劇中ではなんとオリビエが琥珀の愛を直接歌ってくれます。
まぁ素晴らしいですねww
しかしここで注意点はメッセ-ジ枠が表示されないため、歌詞を把握しにくい事とオリビエの顔芸が見れない事です。理由は不明ですが、ライブ感を出すのなら演出としては邪魔ですしね。
もう一つ注意すべき事はここを原曲BGMに差し替えてある場合、オリビエは歌ってくれません。
原作通りのBGMだけになります。が、台詞は相変わらずでないためBGMだけが流れる仕様になっています。
・OP・EDも原作をしっかり踏襲しています。
OPのアニメーションはあまり評判が良くないようですが、個人的には佳作程度の出来ではあると思います。よくFCの雰囲気を表現できていると思いますし、何よりエステルが可愛い。1:55ぐらいから特にかわいい。あれヨシュアの脳内やろ。
Evolution恒例のOPネタバレも有りません。
ただひとつ不満があるとすれば、闘技場の部分。エステル・ヨシュア・ロランスの3名しか居ません。残りの2人はオミット。と言うか不遇の人が何故かOPにさえ出てこない。パッケージにも出てこないのに・・・。
と言うかカシウスも出てこないため、おっさんに厳しい世界なのかもしれません。
因みに不遇のジンこと、ジンさんですが、空の軌跡がOVAとしてアニメーション化した時にもオミットされてましたとさ。
ジンさんが何したっていうんや(´;ω;`)ブワッ
EDも当然差し替えられていますが、一番の変化は伴奏をかなり抑え気味にしているところ。
原作の様に伴奏をしっかり強調しこっちの感情に強引に訴えかけてくるパワーはありません。が、そのぶん声だけが響いてくるのでEDでの孤独感が際立っています。そこまで言わずとも何処か物悲しい雰囲気が漂います。
原作も良いですが、こちらもこれはこれで中々味が有りますね。
ただ、原作宜しくイラスト=写真を次々に表示して過去を振り返っていくのは同じですが、原作が幼少期から現在までの写真だったのに対して、こちらではプレイ時の一枚絵が使われています。旅の思い出を振り返る感じですね。これもどちらが良いかは人其々なのですが(まぁ状況的に考えればやっぱり5年間の思い出を表す前者の方が合っている気がしないでもないです。が、後者が外れと言う訳では決してありません)、曲の尺が足りないため途中で終わります。後半部分の一枚絵が出てこないためやや肩透かし感が・・・。もっと出していく速度を上げればよかったのに・・・。
(オリジナル音源に変更してもEDは変わらないため悪しからず。)
SCの宣伝は無し。
作ってないのか、開発が追い付いていないのか?
・因みに2週目開始のためにクリアデータを読み込もうとすると、難易度選択の画面のBGMにオリビエの「琥珀の愛」(劇中で歌ってくれたもの)が流れます。1番だけですが、伴奏がリュート以外にもついてくるので本編とはまた違う感じですね。
この2週目の開始時にワザワザこれを流すというのはグッジョブ角川ですよね。歌詞を覚えている方なら、FCラストとの関連性を理解できるはず。
【システム】
・前回触れた通りロードは皆無。
これは明確な改善点!
・レイアウトも使いやすくなった。
また△ボタンから各種手帳に跳べる・オーブメントが属性値仕様
と閃とは異なり古き良きシステムを残しているので古参には嬉しい。属性値は一長一短ですが、手帳ジャンプは確実にこっちの方が便利。
・ホテル・宿場での宿泊でCPが100回復する零の軌跡仕様に。料金は3~400程。
ただし、零の様な200回復する場所は無い。しかしそれでもCPの調達手段が有るのは有難い。正直FC~SCでは金欠も相まってLvUPでも回復するHP/EPしか回復できないホテルは使った事が無かったのですが、今回はだいぶ利用しました。
手っ取り早い調達手段はやはり快適。
・フィールドアクションの導入も有難い。
戦闘を避けたい場合、後ろに列をなしながら逃げるしか選択肢が無かったFCが嘘のよう。裏を取るならヨシュアかオリビエが便利ですが、敵を躱していく場合は全方位のエステルも便利です。
代わりに「葉隠」が「戦闘にならない」→「先制攻撃を取られない」に変わったのでかなり使い難くなりました。
版元から葉隠は失われた。
逆に「美臭」は使いやすくなっています。元々属性値は非常に優秀なのでこちらは有難いですね。「ホーリーブレス」「ダイヤモンドダスト」を組むのに役に立ってくれます。
・以前書きましたが、Autoの思考がかなりバカ。
ハード以上だと気が付いたら雑魚戦で死んでるとか割とありますから放置しない様に。
・アーツの指定仕様もかなりお粗末。
回復や蘇生はHPが一番減っているキャラや死亡しているキャラに、状態異常回復は状態異常に陥っているキャラに、範囲攻撃はなるべく多くの敵を巻き込める範囲に、それぞれ最初に必要な指定が合っているのがこれまでの仕様ですが、特段そのような誘導が無いため手間が多い。特に状態異常が乱立している状況だと画面が見づらくなったりするので余計につらいですね。
・セピスの上限は1戦闘に付き各70ですがこれが割と序盤からオーバーします。
今回はフィールドアクションの関係でシャイニングポムを倒しやすくセピスボーナスも狙う事が出来る為本当に簡単に一杯になる。終盤は雑魚敵が矢鱈仲間を呼ぼうとするため、すぐにいっぱいになって無駄が生じる事が日常茶飯事。この仕様は改善していて欲しかった。
・攻略サイトを見ていないため今一つ判断しづらいのですが、幾つかお手伝いクエストが増えているようです。
記憶にある限り全てクリアしたのにクエストマスターのトロフィー貰えませんでした・・・。
・2週目で引継ぎが出来る要素は変わっておらず一通りそろっている物の、プレイ時間の継続は出来ないので100時間越えを周回跨ぎで行う事は出来ません。またカーネリアをブックコレクター獲得のためには保持する必要が有るかもしれません。全て揃えていたはずなのにもらえませんでした・・・。
読まなかった(開かなかった)から?
同じく手帳を引き継いでも戦闘履歴はすべてリセットされるため回数系は同一のデータで行うのがベストでしょう。
・EXTRAモードは無いため各種コンテンツを見るなどは出来ません。
なのでゲーム中のイラストやクラフトは見返すという事は出来ません。
とりあえずこんな所で。
コメント