新カード紹介)Mオリジン雑感4 《精霊信者の覚醒》等Gその1
2015年7月8日 新カード紹介
皆さん、こんばんは。しもべです。
BVBと川崎Fの親善試合が在ったようですが結果は6-0。
BVBも後半戦はブンデス上位ですし、昨シーズンまでは最上位のチームですから強いのは判るのですが、この結果は如何な物か・・・。ブンデスはシーズンも始まっていないというのに。
ここまで海外と日本のリーグの差があるとは思いませんでしたよ。
さて、お休みしていたMオリジンの感想シリーズを再開していこうかと思います。今回は土地関連。
・《精霊信者の覚醒》
:他の方のDNに載っていた表現ですが《起源の波》の土地限定版ですね。効果が小さくなった代わりに種マナが僅か(G)マナになったお陰で土地を伸ばすだけなら圧倒的に軽くなりました。似た様な効果・CMCの《集団的航海》《未踏の開拓地》も有りますが、こちらより不確定な分一方的なマナ加速が出来、しかも大きいのは特殊地形を場に出せるという事。
土地しか出せない事を考えると少々KP不足にもなりますが、寧ろ大半が土地であるデッキならばほぼ問題なくX分を高い回収率で利用できますね。
普通のデッキではだいたい20枚強から30枚弱の土地の枚数から考えると、大体土地の割合30~40%程度。大体5枚程度見れば土地2枚が有るわけで、X=5つまり計6マナになります。その程度を伸ばすのなら《爆発的植生》の方が遥かに効率が良いのが判ります。
なのでやはり土地ばかりのデッキでの運用がメインとすべきでしょう。Stdではその手のデッキを構築するのは難しいのでまぁほぼ使い道のないカードと言えます。マナを出すだけなら信心も含めいくつか選択肢が有りますが、出したマナの結果が土地では些か寂しいですからね。
敢えて言うのなら《ゼンディカーの乱動》ですかね。これで一気に2/2を展開したり、《精霊信者の賢人、ニッサ》を上手く使ったりできるはず。この2つを使うのなら《神々との融和》も潤滑油になるはず。場持ちも良くライフも稼げる《クルフィックスの狩猟者》も併用したい。ただ土地を展開するのは良いんですがキーカードは別であるため上手く回すのは難しいでしょうね。
《領事の鋳造所》は直接的に戦力を投入できますが、流石にこれをフィニッシャーにするにはパワー不足でしょう。
《死せざる者への債務》や《現し世の裏切り者、禍我》とか膨大なマナの使い道があるとまた違ったデッキも組めそうなんですがね。
逆に土地単系のデッキで組んだ場合、3枚以上のブーストも可能となるはず。膨大なアドバンテージをこれ1枚で簡単に稼ぐ事が出来ます。
土地ばかりのデッキでの運用は基本でしょうが、ついでにある「魔朽」が満たせると尚良いかも知れません。X分すべてを回収する事はまず無理でしょうが、実質的に非常に少ないマナで膨大なマナ加速すら可能になるかもしれませんからね。
その場合すぐにハンドのスペルを使う事も出来ます。
がやはり土地単系のデッキの場合はその土地が持つ起動能力が目当てになるはず。《怒り狂う山峡》の様な重いコストでもいきなり使う事も出来ますね。
何にせよ「Ladns」「Scapeshift」等で運用できる可能性が十分にあります。特にデッキの40枚前後を土地で埋めるLandsでの可能性には期待せざるを得ませんね。少々気になるのはこの所土地の枚数が減ってきて35前後が多いこと。またEncやAtfが思ったよりも枚数が多いため思ったよりも魔朽を満たさない可能性があるという事でしょうね。運用されるスペルは《壌土からの生命》《罰する火》《ギャンブル》《輪作》が主になるため16枚以下。《精霊信者の覚醒》自身が墓地を肥やす事が出来ないのも残念で、採用されているスペル群とシナジーを気付くのも難しい。
まぁ逆に出来ていたら強過ぎな気もします。それにLoamの「発掘」や《マナ結合》や《ギャンブル》からスペルを落す方法も有るので見た目よりは困難ではないかもしれませんね。
《暗黒の深部》+《演劇の舞台》の新DDコンボが採用されてからは土地の数を揃える事よりも《輪作》等でピンポイントにサーチしての強襲が多いため、今の風潮と多少逆行している点も気にかかります。特殊地形が多いため土地を並べる以上の効果が有りますが、例えば《Maze of ith》の様なカードを銀弾したい場面ではやはりランダム性は辛いですね。まぁ数を並べる為のカードん文句を言うのもおかしな話ですが。
まぁLoam単品でせこせこ並べていくよりは一度の展開寮では確実に上なので、使える構築も有るはず。
何だかんだLegacyで一定数のシェアが有るデッキですから今後に期待ですね。
ScapeshiftはLadnsほど土地が無く精々30枚程度ですが、《溶鉄の尖峰、ヴァラクート》を並べる事が出来る可能性があるのが便利ですね。ヴァラクートの複数枚展開を狙える為別の勝ち手段になる可能性も。
他にはModernの「G系Tron」とLegacyの12Postですかね。
どちらも置き物がフィニッシャーであるため土地を伸ばすだけのカードはお呼びではないのですが、《ウギンの目》等があれば直接的にサーチも出来ますしね。Postなら環境プール的にも他に色々とサーチ手段も有ります。UGになるのなら《渦まく知識》を使えるので手札にもしダブついているのならTopに戻す事でやはり展開する事が出来ますね。同じく《思案》や《師範の占い独楽》でもTop調整できます。
何にせよ可能性を感じるパワーカードです。
この手の一方的に膨大なアドバンテージを得るカードはいつ爆発するか判らないので、これは購入予定です。前身である《起源の波》もStd落ちするまではまるで使われていませんでしたしね。
・《大オーロラ》
:実に懐かしき《歪んだ世界》の亜種の様なカード。
恐ろしきは
・手札を巻き込む事
・再展開できるのは土地だけである事
ですね。
大規模リセットスペルですが《平等化》等の伝統で基本的には「相手の場を壊滅させる」と書いてある類ですね。こちらはそれ用の構築が出来ている事が前提なので一方的に優位な場を作り事が出来ます。大隊は使用前よりも相手の土地も減らす事が出来るでしょうし、土地が減らせないような状況では寧ろ相手のハンドが壊滅しているでしょう・・・。
基本的には9マナと言う重さを考えればキャスト手段はランドブーストかマナソースのどちらかになります(《生ける伝承》などで踏み倒しても意味が無い)が、土地と手札の数を参照するという性質から基本はランドブースト、それも1枚で2枚以上のカードが手に入る様なアドバンテージを得られる物が望ましいですね。
丁度上の《精霊信者の覚醒》をはじめ、《ニッサの巡礼》《爆発的植生》《巨森の予見者、ニッサ/精霊信者の賢人、ニッサ》の様なカードが相棒になりますね。と言う事でStdでも十分Ladns系の選択肢として使えるはずです。
と言うよりLands系のリセットボタンに出来るはず。
後は先人の構築宜しく数を稼ぐこと自体が重要なのでTokensをばら撒けるのも基本ですね。《ピア・ナラーとキラン・ナラー》や《クルフィックスの狩猟者/》《囁き森の精霊》《女王スズメバチ》等が有力ですよね。特に精霊は御着物の数を増やせる・数を保てる・フィニッシャーにもなるとベストなカードです。本家ワープワールドと異なり《軍属童の突発》等のスペルも問題ないのはある意味で利点ですよね。
Eternalに存在するジョニーデッキ「ワープワールド」の亜種としても組めそうですね。ただ再展開のCipを連打して使っていくという特性やハンドをリセットしてしまう事からこちらのコンボ性も大きく阻害されてしまう。なので別のデッキの在り方を模索する必要が有りそうですね。
しかし、前述の様にキャストする際に置いては土地を伸ばせること自体が相性が良いわけですし、RからGになった事も相性が良いと言えますね。
なのでデッキとして組めないわけでもない。上手く構築できれば良いんですね・・・。
ただ、リセットボタンとして考えてみてもこれだけの高マナと考えてみると《精霊龍、ウギン》の方が遥かにシンプルですよね。リセットであり且つフィニッシャー。にも拘らず9マナまで伸ばして、更にもう一回他のスペルをキャストし直す必要が有るのでしょうか?
因みにLegacyのLandsでも運用することだけはできるでしょう。
ただ使う意味が無い。もともと盤面に数を展開する様なデッキが多くはなく、リセット手段にしても別の優秀なスペルが腐るほど有るのでこんな思い、且つ半端なものを使う理由が無いように思います。
・《精霊信者の剣》
:生物に《不屈の自然》を誘発させる能力を付与する、過去の《自然との一体化》の装備品版といったところ。
装備する手間こそ増えたものの、攻撃を通さずとも攻撃参加するだけで誘発する点が本質的な部分で圧倒的に使いやすくなっている。
同時に装備品故に使い回せる点や、サイズが上がる点など様々な意味でパワーアップしていると言えますね。
ただ、単に土地を伸ばすだけでは使い道が限定されるので、伸ばした先の使用方法が当然あるデッキにしなければいけませんよね。
Bigmana系の場合は《サテュロスの道探し》の様な生物に付けて殴る事で要らない生物を土地に換える事が出来ます。感覚としては《危険な進出》の様な物ですね。残念ながら《森の女人像》では出来ませんがね。
またイラストに描いてある《巨森の予見者、ニッサ》その物も相性抜群です。自分に付けて殴りに行き土地を伸ばす。たとえ死んでも2枚目以降の為になりますしね。ただ、以前のニッサのエントリーで挙げた様にニッサを変身させるための構築は止めるべき。ニッサにはデッキ構築をつぎ込む程のパワーが無いため。デッキ構築の結果の恩恵としてそれが出来ていればいいのですが・・・。
これらを見ていけば、土地ブーストとしてはスペルではない・装備品と言う事が重要な差になりますね。
他にも上述の《ゼンディカーの乱動》や《大オーロラ》が使い道になるでしょうね。特に前者はランパンが誘発すれば土地を持ってくる事が出来るため、2/2が出せる。この2つがあれ自力で担ぎ手を伸ばし続ける事が出来る訳です。《強引な採掘》があれば毎ターン2ドローが出来るような物です。
《クルフィックスの狩猟者》が有れば毎回1点ゲインまで付いてくるわけですが、CoKは装備先としても場持ちが良いため優秀なセット。
Modern環境ではやはり「上陸」が気にかかる所。
《探検者の望遠鏡》が似たような要素で使われていますが、確実に効果が大きい。次期ブロックはZenになるとの事なので新しい何かが出る可能性もありますね。
ただ、効果自体は中々の物ですが2+2マナが掛っていて+1/+1とランパンだけでは心許無いためもっと何か欲しい所。比較対象が悪いですが《梅澤の十手》が同じコストですからね・・・。
何かありましたかね・・・。
今のところ大したことはないわけですが。
何か強力な悪用方法がほしい。
殴るだけでアドを採れるカードなので何らかの運用方法が見つかると一気に化ける気もします。
・《領事の鋳造所》
:生物を作り出す事の出来る土地。
ミシュランもありますが、これはTokensを作り出すため明確なアドバンテージを稼げます。マナを考えると《ウルザの工廠》等が有りますが、これは使い切りであるため、1度でアドバンテージを得る事が出来ます。
何らかのBigmana系で実質6マナを生み出す事が出来ればかなり強いですね。アドが採れる上に1/1飛行×2が出るため利用方法も色々あります。
装備品にしろ、ブロッカーにしろアタッカーにしろ。
《精霊信者の覚醒》なら「魔朽」を満たす事が出来ればそのまま土地を利用できるため、5マナの用意も可能でしょう。それなら運用して行っても良いかも知れませんね。無色・多数のマナ・複数のTokensと考えると《精霊龍の墓》も使えますが、そもそも無色のデッキを組むのがStdでは難しそうですね。
因みに6マナで数を生めることを考えると、思わず《龍の降下》を思い出してしまいますね。↓環境でもTronやPostの様なBigmanaなら十分にマナを出せますしLandsでもLoamで回収出来ます。
やはり単体でアドの取れるパワーは魅力。
何らかの効果を期待したいですね。
こんな所で。
BVBと川崎Fの親善試合が在ったようですが結果は6-0。
BVBも後半戦はブンデス上位ですし、昨シーズンまでは最上位のチームですから強いのは判るのですが、この結果は如何な物か・・・。ブンデスはシーズンも始まっていないというのに。
ここまで海外と日本のリーグの差があるとは思いませんでしたよ。
さて、お休みしていたMオリジンの感想シリーズを再開していこうかと思います。今回は土地関連。
・《精霊信者の覚醒》
:他の方のDNに載っていた表現ですが《起源の波》の土地限定版ですね。効果が小さくなった代わりに種マナが僅か(G)マナになったお陰で土地を伸ばすだけなら圧倒的に軽くなりました。似た様な効果・CMCの《集団的航海》《未踏の開拓地》も有りますが、こちらより不確定な分一方的なマナ加速が出来、しかも大きいのは特殊地形を場に出せるという事。
土地しか出せない事を考えると少々KP不足にもなりますが、寧ろ大半が土地であるデッキならばほぼ問題なくX分を高い回収率で利用できますね。
普通のデッキではだいたい20枚強から30枚弱の土地の枚数から考えると、大体土地の割合30~40%程度。大体5枚程度見れば土地2枚が有るわけで、X=5つまり計6マナになります。その程度を伸ばすのなら《爆発的植生》の方が遥かに効率が良いのが判ります。
なのでやはり土地ばかりのデッキでの運用がメインとすべきでしょう。Stdではその手のデッキを構築するのは難しいのでまぁほぼ使い道のないカードと言えます。マナを出すだけなら信心も含めいくつか選択肢が有りますが、出したマナの結果が土地では些か寂しいですからね。
敢えて言うのなら《ゼンディカーの乱動》ですかね。これで一気に2/2を展開したり、《精霊信者の賢人、ニッサ》を上手く使ったりできるはず。この2つを使うのなら《神々との融和》も潤滑油になるはず。場持ちも良くライフも稼げる《クルフィックスの狩猟者》も併用したい。ただ土地を展開するのは良いんですがキーカードは別であるため上手く回すのは難しいでしょうね。
《領事の鋳造所》は直接的に戦力を投入できますが、流石にこれをフィニッシャーにするにはパワー不足でしょう。
《死せざる者への債務》や《現し世の裏切り者、禍我》とか膨大なマナの使い道があるとまた違ったデッキも組めそうなんですがね。
逆に土地単系のデッキで組んだ場合、3枚以上のブーストも可能となるはず。膨大なアドバンテージをこれ1枚で簡単に稼ぐ事が出来ます。
土地ばかりのデッキでの運用は基本でしょうが、ついでにある「魔朽」が満たせると尚良いかも知れません。X分すべてを回収する事はまず無理でしょうが、実質的に非常に少ないマナで膨大なマナ加速すら可能になるかもしれませんからね。
その場合すぐにハンドのスペルを使う事も出来ます。
がやはり土地単系のデッキの場合はその土地が持つ起動能力が目当てになるはず。《怒り狂う山峡》の様な重いコストでもいきなり使う事も出来ますね。
何にせよ「Ladns」「Scapeshift」等で運用できる可能性が十分にあります。特にデッキの40枚前後を土地で埋めるLandsでの可能性には期待せざるを得ませんね。少々気になるのはこの所土地の枚数が減ってきて35前後が多いこと。またEncやAtfが思ったよりも枚数が多いため思ったよりも魔朽を満たさない可能性があるという事でしょうね。運用されるスペルは《壌土からの生命》《罰する火》《ギャンブル》《輪作》が主になるため16枚以下。《精霊信者の覚醒》自身が墓地を肥やす事が出来ないのも残念で、採用されているスペル群とシナジーを気付くのも難しい。
まぁ逆に出来ていたら強過ぎな気もします。それにLoamの「発掘」や《マナ結合》や《ギャンブル》からスペルを落す方法も有るので見た目よりは困難ではないかもしれませんね。
《暗黒の深部》+《演劇の舞台》の新DDコンボが採用されてからは土地の数を揃える事よりも《輪作》等でピンポイントにサーチしての強襲が多いため、今の風潮と多少逆行している点も気にかかります。特殊地形が多いため土地を並べる以上の効果が有りますが、例えば《Maze of ith》の様なカードを銀弾したい場面ではやはりランダム性は辛いですね。まぁ数を並べる為のカードん文句を言うのもおかしな話ですが。
まぁLoam単品でせこせこ並べていくよりは一度の展開寮では確実に上なので、使える構築も有るはず。
何だかんだLegacyで一定数のシェアが有るデッキですから今後に期待ですね。
ScapeshiftはLadnsほど土地が無く精々30枚程度ですが、《溶鉄の尖峰、ヴァラクート》を並べる事が出来る可能性があるのが便利ですね。ヴァラクートの複数枚展開を狙える為別の勝ち手段になる可能性も。
他にはModernの「G系Tron」とLegacyの12Postですかね。
どちらも置き物がフィニッシャーであるため土地を伸ばすだけのカードはお呼びではないのですが、《ウギンの目》等があれば直接的にサーチも出来ますしね。Postなら環境プール的にも他に色々とサーチ手段も有ります。UGになるのなら《渦まく知識》を使えるので手札にもしダブついているのならTopに戻す事でやはり展開する事が出来ますね。同じく《思案》や《師範の占い独楽》でもTop調整できます。
何にせよ可能性を感じるパワーカードです。
この手の一方的に膨大なアドバンテージを得るカードはいつ爆発するか判らないので、これは購入予定です。前身である《起源の波》もStd落ちするまではまるで使われていませんでしたしね。
・《大オーロラ》
:実に懐かしき《歪んだ世界》の亜種の様なカード。
恐ろしきは
・手札を巻き込む事
・再展開できるのは土地だけである事
ですね。
大規模リセットスペルですが《平等化》等の伝統で基本的には「相手の場を壊滅させる」と書いてある類ですね。こちらはそれ用の構築が出来ている事が前提なので一方的に優位な場を作り事が出来ます。大隊は使用前よりも相手の土地も減らす事が出来るでしょうし、土地が減らせないような状況では寧ろ相手のハンドが壊滅しているでしょう・・・。
基本的には9マナと言う重さを考えればキャスト手段はランドブーストかマナソースのどちらかになります(《生ける伝承》などで踏み倒しても意味が無い)が、土地と手札の数を参照するという性質から基本はランドブースト、それも1枚で2枚以上のカードが手に入る様なアドバンテージを得られる物が望ましいですね。
丁度上の《精霊信者の覚醒》をはじめ、《ニッサの巡礼》《爆発的植生》《巨森の予見者、ニッサ/精霊信者の賢人、ニッサ》の様なカードが相棒になりますね。と言う事でStdでも十分Ladns系の選択肢として使えるはずです。
と言うよりLands系のリセットボタンに出来るはず。
後は先人の構築宜しく数を稼ぐこと自体が重要なのでTokensをばら撒けるのも基本ですね。《ピア・ナラーとキラン・ナラー》や《クルフィックスの狩猟者/》《囁き森の精霊》《女王スズメバチ》等が有力ですよね。特に精霊は御着物の数を増やせる・数を保てる・フィニッシャーにもなるとベストなカードです。本家ワープワールドと異なり《軍属童の突発》等のスペルも問題ないのはある意味で利点ですよね。
Eternalに存在するジョニーデッキ「ワープワールド」の亜種としても組めそうですね。ただ再展開のCipを連打して使っていくという特性やハンドをリセットしてしまう事からこちらのコンボ性も大きく阻害されてしまう。なので別のデッキの在り方を模索する必要が有りそうですね。
しかし、前述の様にキャストする際に置いては土地を伸ばせること自体が相性が良いわけですし、RからGになった事も相性が良いと言えますね。
なのでデッキとして組めないわけでもない。上手く構築できれば良いんですね・・・。
ただ、リセットボタンとして考えてみてもこれだけの高マナと考えてみると《精霊龍、ウギン》の方が遥かにシンプルですよね。リセットであり且つフィニッシャー。にも拘らず9マナまで伸ばして、更にもう一回他のスペルをキャストし直す必要が有るのでしょうか?
因みにLegacyのLandsでも運用することだけはできるでしょう。
ただ使う意味が無い。もともと盤面に数を展開する様なデッキが多くはなく、リセット手段にしても別の優秀なスペルが腐るほど有るのでこんな思い、且つ半端なものを使う理由が無いように思います。
・《精霊信者の剣》
:生物に《不屈の自然》を誘発させる能力を付与する、過去の《自然との一体化》の装備品版といったところ。
装備する手間こそ増えたものの、攻撃を通さずとも攻撃参加するだけで誘発する点が本質的な部分で圧倒的に使いやすくなっている。
同時に装備品故に使い回せる点や、サイズが上がる点など様々な意味でパワーアップしていると言えますね。
ただ、単に土地を伸ばすだけでは使い道が限定されるので、伸ばした先の使用方法が当然あるデッキにしなければいけませんよね。
Bigmana系の場合は《サテュロスの道探し》の様な生物に付けて殴る事で要らない生物を土地に換える事が出来ます。感覚としては《危険な進出》の様な物ですね。残念ながら《森の女人像》では出来ませんがね。
またイラストに描いてある《巨森の予見者、ニッサ》その物も相性抜群です。自分に付けて殴りに行き土地を伸ばす。たとえ死んでも2枚目以降の為になりますしね。ただ、以前のニッサのエントリーで挙げた様にニッサを変身させるための構築は止めるべき。ニッサにはデッキ構築をつぎ込む程のパワーが無いため。デッキ構築の結果の恩恵としてそれが出来ていればいいのですが・・・。
これらを見ていけば、土地ブーストとしてはスペルではない・装備品と言う事が重要な差になりますね。
他にも上述の《ゼンディカーの乱動》や《大オーロラ》が使い道になるでしょうね。特に前者はランパンが誘発すれば土地を持ってくる事が出来るため、2/2が出せる。この2つがあれ自力で担ぎ手を伸ばし続ける事が出来る訳です。《強引な採掘》があれば毎ターン2ドローが出来るような物です。
《クルフィックスの狩猟者》が有れば毎回1点ゲインまで付いてくるわけですが、CoKは装備先としても場持ちが良いため優秀なセット。
Modern環境ではやはり「上陸」が気にかかる所。
《探検者の望遠鏡》が似たような要素で使われていますが、確実に効果が大きい。次期ブロックはZenになるとの事なので新しい何かが出る可能性もありますね。
ただ、効果自体は中々の物ですが2+2マナが掛っていて+1/+1とランパンだけでは心許無いためもっと何か欲しい所。比較対象が悪いですが《梅澤の十手》が同じコストですからね・・・。
何かありましたかね・・・。
今のところ大したことはないわけですが。
何か強力な悪用方法がほしい。
殴るだけでアドを採れるカードなので何らかの運用方法が見つかると一気に化ける気もします。
・《領事の鋳造所》
:生物を作り出す事の出来る土地。
ミシュランもありますが、これはTokensを作り出すため明確なアドバンテージを稼げます。マナを考えると《ウルザの工廠》等が有りますが、これは使い切りであるため、1度でアドバンテージを得る事が出来ます。
何らかのBigmana系で実質6マナを生み出す事が出来ればかなり強いですね。アドが採れる上に1/1飛行×2が出るため利用方法も色々あります。
装備品にしろ、ブロッカーにしろアタッカーにしろ。
《精霊信者の覚醒》なら「魔朽」を満たす事が出来ればそのまま土地を利用できるため、5マナの用意も可能でしょう。それなら運用して行っても良いかも知れませんね。無色・多数のマナ・複数のTokensと考えると《精霊龍の墓》も使えますが、そもそも無色のデッキを組むのがStdでは難しそうですね。
因みに6マナで数を生めることを考えると、思わず《龍の降下》を思い出してしまいますね。↓環境でもTronやPostの様なBigmanaなら十分にマナを出せますしLandsでもLoamで回収出来ます。
やはり単体でアドの取れるパワーは魅力。
何らかの効果を期待したいですね。
こんな所で。
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