レガシー)TheRockと《神聖なる月光》
2015年7月29日 TheRock道
皆さん、こんばんは。しもべです。
最近すっかりオリジンの尻ばかり追いかけているせいで自分が何使いなのかを失念しそうになったので、久々に自分の巣へと戻ってみましたww
Mオリジンにて発表されたIns版《封じ込める僧侶》と言える《神聖なる月光》。
効果が微妙に変更されていますが、今の所Legacyでコレが使われた、活躍したという話は聞きません。
取り敢えず
「メリット」
・アド損をしない(キャントリップ)
・Tokenにも対処出来る
・《すべてを護るもの、母聖樹》が使える
(・Modernでも使える)
「デメリット」
・使い切りのその場しのぎ
・僧侶と異なり単体で勝利手段にならない
+装備品を担げない
・結局生物しか捌けない
・《呪文貫き》《狼狽の嵐》に引っ掛かる
・《魂の洞窟》/《霊気の薬瓶》が使えない
主な違いとしてはこんな所でしょうかね?
効果範囲が実存の無い生物にまで広がったのは大きな利点ですが、「攻め」が強いと言われるLegacyで個人で勝利手段になる可能性があるというのは小さくはない利点でした。それが失われてしまったのがやはり一番の問題であったように思います。Hatebearとして特定のデッキにはこれを護っていれば~と言う状況も作れましたしね。
同時にLgeacyで汎用的に使われる《呪文貫き》《狼狽の嵐》に引っ掛かる点も面倒な点。
結局生物しか捌けないため対策としてもやや半端な感じがするのも事実。主に使いたい相手となるであろうSnT系に対して半端な効果しかない。それでいて使いきりであるため、他に追加の防御手段と勝利手段を求めることになります。
やはり少々デメリットの方が目立つ。
ただTheRockに関しては特定の構築に関してはこの限りでもないかな?と言うのが個人的な感覚です。
先ず大前提ですがJunk系はハンデスを除いては生物を守る手段をほぼ持ち得ません。なのでU系のフェアデッキやW系のBeatと異なり生物をその場にキープするという発想自体がそもそも弱い。「出来るとしたらそれが望ましい」程度の認識です。大抵のComboデッキでも置き物の対処札など有り触れている以上、どうせほっといても除去されるため、状況がそれ程僧侶でも変わらないのです。Junkに置いてこれが違うと言えそうなのは《迷宮の霊魂》ぐらいでしょうね。
では勝利手段足り得ない部分はどうか?と言うとこれもまた別の話。
装備品を使う場合も有るので、生物であった方が望ましいのですが、他に生物がいればいいだけです。Uのフェアデッキと異なり生物を15枚程度まで積む事もある生物Beatdownデッキですのでこれだけに打撃性を求める必要も必ずしもないのです。
他にそれを満たせる生物がいればいいだけ。
その上でシナジーが有ると良い。
こんな所ですが、そこで思い浮かぶのが《聖遺の騎士/KotR》です。
本人の《輪作》能力を駆使すれば《すべてを護るもの、母聖樹》も確保できるため対打消し耐性も何とかなります。これは同じように《魂の洞窟》をサーチ出来るわけですが、Junk系は他のデッキほど生物の部族が統一されていないため、《魂の洞窟》を入れてもそれ程そもそもの恩恵が無いわけです。対して母性樹はIns/Socと幅が広いので併用できる物も多い。
また「打消しが無い」と言う部分は生物が保護できないだけでなく、そもそも相手の妨害手段が乏しい事を意味しています。
故にBelcherやDeadge、Miracles、ANTなどのTokensに対処できる幅が広がるだけでもずっと価値が出てきます。これが無ければそもそもキャストされた時点で詰みなのですからね。どれもこれもJunk系が苦手なデッキなのです。
なので僅かでも対象範囲が広がっている事は、U系のフェアデッキに比べると遥かに大きい利点なのです。
最後にこの《神聖なる光》が使い切りと言う部分を利用できればいいという話です。
これは構築にも依ってきますが、場合によっては自分も影響を受けづらいという事、つまり自分が《霊気の薬瓶》や《緑の太陽の頂点/GSZ》や《集合した中隊/CC》やリアニ手段を利用する事が出来るという事です。
特にGSZはTheRockには用いる構築もそれなりにある為、そのタイプの構築である場合は明らかにここの部分が利点に繋がっている事になります。
同時に、このGSZを用いることは前述のKotRを併用するという部分に置いても重ねる事が出来る部分なので尚更利点となるはず。環境的にTempoデッキが明らかに減っているので、GSZのテンポロスも多少目をつむる事が出来るようになってきているのも追い風。
と言う訳で構築によっては《神聖なる光》もTheRockには収穫たりうる可能性があると現状考えてもいます。
ただ、
そもそもKotRを使うべきか?
GSZを使うべきか?
結局SnTはどうすればいいのか?
等々様々な懸念事項はあるので必ずしも使える!とか、じゃぁ構築しよう!なんて話にはならないわけですがね・・・。
ついでに、現状KotRを使うべきかどうかもやはり迷っています。
以前と異なり《宝船の巡航》から《時を超えた探索》へとU系フェアデッキで使われるものが変わったためTempo系の減速・減少が起こっています。代わりに出てきているMidrangeや準Controlも3色の物が多いためやはりマナ基盤が脆弱になっているのも事実。(U)(U)を攻める為にKotRの「不毛嵌め」は威力が増しているようにも感じます。
ただフェアデッキの多くが《若き紅蓮術士》や《僧院の導師》を使うようになっています。
なのでバニラは尚更攻撃してもダメージが通りづらい・・・。
しかも2色に分かれているため採用する剣もまた悩ましい。
う~む・・・。
そんな最近のJunk使いでしたとさ。
P.S.
そもそもJunkでSnTに勝とうとする方が無謀なんですよね~。
特に《全知》型になってからは絶望しかない。
最近すっかりオリジンの尻ばかり追いかけているせいで自分が何使いなのかを失念しそうになったので、久々に自分の巣へと戻ってみましたww
《Hallowed Moonlight/神聖なる月光》(1)(W)
インスタント
ターン終了時まで、クリーチャーが、それが唱えられることなく戦場に出るなら、代わりにそれを追放する。
カードを1枚引く。
Mオリジンにて発表されたIns版《封じ込める僧侶》と言える《神聖なる月光》。
効果が微妙に変更されていますが、今の所Legacyでコレが使われた、活躍したという話は聞きません。
取り敢えず
「メリット」
・アド損をしない(キャントリップ)
・Tokenにも対処出来る
・《すべてを護るもの、母聖樹》が使える
(・Modernでも使える)
「デメリット」
・使い切りのその場しのぎ
・僧侶と異なり単体で勝利手段にならない
+装備品を担げない
・結局生物しか捌けない
・《呪文貫き》《狼狽の嵐》に引っ掛かる
・《魂の洞窟》/《霊気の薬瓶》が使えない
主な違いとしてはこんな所でしょうかね?
効果範囲が実存の無い生物にまで広がったのは大きな利点ですが、「攻め」が強いと言われるLegacyで個人で勝利手段になる可能性があるというのは小さくはない利点でした。それが失われてしまったのがやはり一番の問題であったように思います。Hatebearとして特定のデッキにはこれを護っていれば~と言う状況も作れましたしね。
同時にLgeacyで汎用的に使われる《呪文貫き》《狼狽の嵐》に引っ掛かる点も面倒な点。
結局生物しか捌けないため対策としてもやや半端な感じがするのも事実。主に使いたい相手となるであろうSnT系に対して半端な効果しかない。それでいて使いきりであるため、他に追加の防御手段と勝利手段を求めることになります。
やはり少々デメリットの方が目立つ。
ただTheRockに関しては特定の構築に関してはこの限りでもないかな?と言うのが個人的な感覚です。
先ず大前提ですがJunk系はハンデスを除いては生物を守る手段をほぼ持ち得ません。なのでU系のフェアデッキやW系のBeatと異なり生物をその場にキープするという発想自体がそもそも弱い。「出来るとしたらそれが望ましい」程度の認識です。大抵のComboデッキでも置き物の対処札など有り触れている以上、どうせほっといても除去されるため、状況がそれ程僧侶でも変わらないのです。Junkに置いてこれが違うと言えそうなのは《迷宮の霊魂》ぐらいでしょうね。
では勝利手段足り得ない部分はどうか?と言うとこれもまた別の話。
装備品を使う場合も有るので、生物であった方が望ましいのですが、他に生物がいればいいだけです。Uのフェアデッキと異なり生物を15枚程度まで積む事もある生物Beatdownデッキですのでこれだけに打撃性を求める必要も必ずしもないのです。
他にそれを満たせる生物がいればいいだけ。
その上でシナジーが有ると良い。
こんな所ですが、そこで思い浮かぶのが《聖遺の騎士/KotR》です。
本人の《輪作》能力を駆使すれば《すべてを護るもの、母聖樹》も確保できるため対打消し耐性も何とかなります。これは同じように《魂の洞窟》をサーチ出来るわけですが、Junk系は他のデッキほど生物の部族が統一されていないため、《魂の洞窟》を入れてもそれ程そもそもの恩恵が無いわけです。対して母性樹はIns/Socと幅が広いので併用できる物も多い。
また「打消しが無い」と言う部分は生物が保護できないだけでなく、そもそも相手の妨害手段が乏しい事を意味しています。
故にBelcherやDeadge、Miracles、ANTなどのTokensに対処できる幅が広がるだけでもずっと価値が出てきます。これが無ければそもそもキャストされた時点で詰みなのですからね。どれもこれもJunk系が苦手なデッキなのです。
なので僅かでも対象範囲が広がっている事は、U系のフェアデッキに比べると遥かに大きい利点なのです。
最後にこの《神聖なる光》が使い切りと言う部分を利用できればいいという話です。
これは構築にも依ってきますが、場合によっては自分も影響を受けづらいという事、つまり自分が《霊気の薬瓶》や《緑の太陽の頂点/GSZ》や《集合した中隊/CC》やリアニ手段を利用する事が出来るという事です。
特にGSZはTheRockには用いる構築もそれなりにある為、そのタイプの構築である場合は明らかにここの部分が利点に繋がっている事になります。
同時に、このGSZを用いることは前述のKotRを併用するという部分に置いても重ねる事が出来る部分なので尚更利点となるはず。環境的にTempoデッキが明らかに減っているので、GSZのテンポロスも多少目をつむる事が出来るようになってきているのも追い風。
と言う訳で構築によっては《神聖なる光》もTheRockには収穫たりうる可能性があると現状考えてもいます。
ただ、
そもそもKotRを使うべきか?
GSZを使うべきか?
結局SnTはどうすればいいのか?
等々様々な懸念事項はあるので必ずしも使える!とか、じゃぁ構築しよう!なんて話にはならないわけですがね・・・。
ついでに、現状KotRを使うべきかどうかもやはり迷っています。
以前と異なり《宝船の巡航》から《時を超えた探索》へとU系フェアデッキで使われるものが変わったためTempo系の減速・減少が起こっています。代わりに出てきているMidrangeや準Controlも3色の物が多いためやはりマナ基盤が脆弱になっているのも事実。(U)(U)を攻める為にKotRの「不毛嵌め」は威力が増しているようにも感じます。
ただフェアデッキの多くが《若き紅蓮術士》や《僧院の導師》を使うようになっています。
なのでバニラは尚更攻撃してもダメージが通りづらい・・・。
しかも2色に分かれているため採用する剣もまた悩ましい。
う~む・・・。
そんな最近のJunk使いでしたとさ。
P.S.
そもそもJunkでSnTに勝とうとする方が無謀なんですよね~。
特に《全知》型になってからは絶望しかない。
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