新カード)BFZ雑感4 新ラスゴとSCGの結果簡易
2015年9月8日 新カード紹介
皆さん、こんばんは。しもべです。
今日はいきなり大量プレビューでしたね。
PWも3種類目まで公開されてしまってもう他に目玉残ってるんですかね?
もう少し小出しにして欲しいです・・・。
と言う事で、続き続き。
ですが先にSCGだけ済ましておきます。
今週のSCGはcincinnatiにてStd Openが開催されLegacyPIQも併催されました。
早速結果を見ていきましょう。
ペタル↓
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/deckshow.php?&t%5BC1%5D=3&start_date=09/05/2015&end_date=09/06/2015
今週の優勝はLogan Mize氏のGrixis Delverです。
Top16(上から1位~)
Grixis Delver
Omni- Tell
Lands
ANT
Burn
Death&Tax
Burn
Infect
-------------------
Imperial Painter
The Rock
Esper Blade
Miracles
Omni-Tell
Mefolk
Merfolk
Burn
です。
GrixisはLegacy選手権やSCG Invitationalの優勝も含めて本当に最上位にいますね。しかしその割に今週は上位には1名のみです。これは小規模大会故でしょうかね。他にはOmni、Miracles、Landsとまぁいつも通りの面子が並びます。
そしてこの所数を増やしているMefolkが今回も2名を輩出。大規模・小規模関係なく一定数が上位人起こるのが当たり前になってきましたね。
最も特徴的なのがBurnの存在。
現環境は初速が遅めである為に、速度的な優位が出やすい環境です。また面展開が溢れている環境でもあるのでそれらを無視して相手を直接的に焼けるのも利点。更に環境にManadenial戦略が減った結果特殊地形が並びやすいため《発展の代価》も活きます。
となかなかにBurn寄りの環境です。Top8に2名は優れた結果です。
ただし、攻め手に対して受け手が足りないデッキなので当たり前ですが、フェアデッキが多い環境限定すよね。
地上が生物で溢れるので《僧院の速僧》や《ゴブリンの先達》ではなく《渋面の溶岩使い》が増えているのも今のBurnの特徴。本体を焼くだけでなく盤面干渉も出来ますからね。その横に《大歓楽の幻霊》が並ぶお陰でフェアデッキにとっては更に辛い。やっかいなシステム生物が2種類いる訳ですからね。
面白いのは7位[Austin Casey]氏のサイドの《極上の炎技》4枚。「魔巧」を満たせば「非打消し」3マナ4点です。Legacyではとてもじゃありませんが生物を焼くのには使っていけませんが、《誤った指図》でもない限りほぼ確実に4点を削れてしまうため最後の押し込みとして有効ということでしょうかね?
墓地を使うこのデッキだけが《渋面の溶岩使い》を使っていません。
後は9位のImperial Painterですかね。
真っ青の環境故にメインからの《紅蓮破》《赤霊破》が腐りづらく、上述の様に基本地形が多くもないため《血染めの月》の有効度も高いと言えます。もう少し増えても良い気もしますがTier1のGrixisは打消しだけでなくハンデスも有るのが辛いですね。
以前の環境と違い、単体除去が最低限になっているのが特徴ですね。
こんな所です。
今回は差して取り上げるほど気になったものは無いため全体の感想で終了です。
つづいてBFZです。
・《次元の激高》
:新ラスゴ枠です。
土地以外の生物を破壊できるリセットボタンです。効果は5マナなのでギリギリ使用圏内でしょう。
最大の特徴が「覚醒4」がついた8マナのモードと使い分けが出来る事。当然ですが覚醒を使えば一方的な状況に。Controlにとってはリセットと同時にフィニッシャーを用意出来る為に理想的なスペルですね。
たしかに8マナは重いですが、過去のリセットボタン+生物のカードを見ていくと
《カーターの怒り》が6マナ+スレッショルド
X=5~の《軍部政変》
《ファイレクシアの再誕》が6マナ
《疫病風》と《ガラクの目覚め》が9マナ
等を思えば、通常のラスゴの5マナとして使い分ける事が出来る時点で遥かに使いやすく、9マナ用意すれば4/4速攻で殴りかかれます。更に2枚目以降も覚醒化した土地に被害を出さないために一方的なリセットは変わらないのも強み。ぶっちゃけゲームを決める目的でただ4/4速攻を追加する為だけに使う事も場合に依ってはあるでしょう。
どんなリセットボタンだww
きになるのはPWと破壊不能の生物の存在。
ただし、PWは自分でも使えますし、対処札も以前よりは遥かに増えているため何とかなるでしょう。
どのくらい使われるかは不明ですが、次の環境の一つのテーマである「覚醒」に対処できないのは少々辛い。ただし、そもそも覚醒を使う様なデッキはMidrange~Controlで主にこれはBeatdown~Midrange向きのカードなので用途が違うならそれほど問題はないでしょう。また覚醒は基本的に6マナ以降なのでリセットボタンとして5マナのこれが速度的に間に合わないという事もない筈。
そして何より、普通に除去や妨害を併せれば十分でしょう。
以前に発表された《破滅の道》等は正にうってつけであり欠点である序盤の除去、PWにも土地生物にも対処出来る上に、覚醒付。どの道Controlでマナを伸ばすのなら同じように扱えますからね。
色拘束が少々気にかかりますが、そこはまぁNewデュアルランド+フェッチランドの出番でしょう。
今日同じく発表された《停滞の罠》でも良いですね。
瞬足なので実質Insですし追放で破壊耐性のある生物にも対処できます。覚醒土地の場合は戻ってきてもただの土地なのでしっかりと問題点に対処しています。
惜しむらくは圧倒的なフィニッシャーであった《太陽の勇者、エルズペス》が居なくなってしまうこと。[+1]はもちろんですが[-3]があれば覚醒にも対処出来たのですが・・・。残っている《精霊龍のウギン》の[-X]では対抗は難しいですからね。むしろ併用したい。
新しいPWである《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》とは悪くないですね。マナカーブの流れも良い。[0]で常にTokensを供給出来るのでリセットしても問題ないですし、盤面一掃があるからこそ[+1]の5/5パンチが活きてくるわけですね。回避能力の無さをこれで補えます。
またStdで使われている《搭載歩行機械》との相性も抜群ですね。序盤の時間稼ぎはもちろん、自分は盤面に戦力を残す事が出来ますから。
非常に強力なリセットですが、きっちり弱点を持っている当たり良い調整がされているように思います。
しかし同環境に5マナのリセットが3種類もあるというのが何とも凄まじい環境ですね・・・。
最もリセットとして安定しているのは制限の無い《対立の終結》ですので、まぁ使い分けはしっかりしていきたいですね。悪まで《時限の激高》は癖のある種ですから、シナジーむき。
・《ギデオンの叱責》
:軽いレンジストライク系除去。
戦闘時限定とはいえ2マナで4点は軽量除去としては十分な威力がありますね。環境的に、範囲外の生物も相応にいるため完全に信用するわけにもいきませんが、3マナ圏ぐらいまでは対応できますし、まぁ2マナとしては十分な範囲でしょう。少なくとも《絹包み》よりは使いやすい。
隙を埋めるカードとしては《勇敢な姿勢》や《隠れたる龍殺し》等が有れば十分でしょう。
また《時限の激高》の隙を埋める除去としても悪くはない。
序盤の除去としてだけでなく、覚醒した土地を対象とするのでも十分な威力でしょう。
《魂火の大導師》がいれば4ドレインに出来るのは明確なメリットなので是非合わせて使いたいですね。特にコイツはコンバットトリックに引き込む選択を相手に押し付けるのが良いですね。無視すると絆魂で無条件に2点ゲインさせるし、ブロックすれば4点喰らうかもしれないという葛藤ですね。
・《停滞の罠》
:「罠」の名を冠していますがZen期の罠と関連があるわけでもないようです。
まぁナイトメア系の除去ですが「瞬足」持ちな上に対象に制限もない追放生物除去であるため比較的使いやすいですね。
特に破壊耐性が有ったりする生物への対処には非常に便利。
《死霧の猛禽》や《搭載歩行機械》等追放対象は多数ありますから使う当てに困る事はない筈。
上述のように覚醒土地も完全に潰す事が出来るので、軽量除去として《時限の激高》の隙を潰す事も出来ます。
まぁ3マナを単体除去として運用出るかは環境にも依ってくるでしょうが、今のところ軽量で優れた生物は多くは有りませんから問題も無いでしょう。
シナジー性でも優れていれ《ニクスの星原》の新パーツとしてもいい。
瞬足3/3+除去です。
惜しむらくはTHSが落ちてしまう処。信心が2つも稼げる優秀な置物で、白信心にも使えたでしょうが・・・。
と言うよりも、THSが落ちる故にこのデザインなのでしょうがね。
《ドロモカの命令》は気がかりですが、まぁヘビーコントロールで運用するのならそれほど対象もいないので、被害は最小限に抑える事も出来るでしょうし、時間を稼げばリセットも出来るので何とかなるでしょう(てきとう)。そもそもEnc/Creがいなくなる時期環境であの命令がどれほど意味が残っているのか不明ですしね。
こんなところで。
今日はいきなり大量プレビューでしたね。
PWも3種類目まで公開されてしまってもう他に目玉残ってるんですかね?
もう少し小出しにして欲しいです・・・。
と言う事で、続き続き。
ですが先にSCGだけ済ましておきます。
今週のSCGはcincinnatiにてStd Openが開催されLegacyPIQも併催されました。
早速結果を見ていきましょう。
ペタル↓
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/deckshow.php?&t%5BC1%5D=3&start_date=09/05/2015&end_date=09/06/2015
今週の優勝はLogan Mize氏のGrixis Delverです。
Top16(上から1位~)
Grixis Delver
Omni- Tell
Lands
ANT
Burn
Death&Tax
Burn
Infect
-------------------
Imperial Painter
The Rock
Esper Blade
Miracles
Omni-Tell
Mefolk
Merfolk
Burn
です。
GrixisはLegacy選手権やSCG Invitationalの優勝も含めて本当に最上位にいますね。しかしその割に今週は上位には1名のみです。これは小規模大会故でしょうかね。他にはOmni、Miracles、Landsとまぁいつも通りの面子が並びます。
そしてこの所数を増やしているMefolkが今回も2名を輩出。大規模・小規模関係なく一定数が上位人起こるのが当たり前になってきましたね。
最も特徴的なのがBurnの存在。
現環境は初速が遅めである為に、速度的な優位が出やすい環境です。また面展開が溢れている環境でもあるのでそれらを無視して相手を直接的に焼けるのも利点。更に環境にManadenial戦略が減った結果特殊地形が並びやすいため《発展の代価》も活きます。
となかなかにBurn寄りの環境です。Top8に2名は優れた結果です。
ただし、攻め手に対して受け手が足りないデッキなので当たり前ですが、フェアデッキが多い環境限定すよね。
地上が生物で溢れるので《僧院の速僧》や《ゴブリンの先達》ではなく《渋面の溶岩使い》が増えているのも今のBurnの特徴。本体を焼くだけでなく盤面干渉も出来ますからね。その横に《大歓楽の幻霊》が並ぶお陰でフェアデッキにとっては更に辛い。やっかいなシステム生物が2種類いる訳ですからね。
面白いのは7位[Austin Casey]氏のサイドの《極上の炎技》4枚。「魔巧」を満たせば「非打消し」3マナ4点です。Legacyではとてもじゃありませんが生物を焼くのには使っていけませんが、《誤った指図》でもない限りほぼ確実に4点を削れてしまうため最後の押し込みとして有効ということでしょうかね?
墓地を使うこのデッキだけが《渋面の溶岩使い》を使っていません。
後は9位のImperial Painterですかね。
真っ青の環境故にメインからの《紅蓮破》《赤霊破》が腐りづらく、上述の様に基本地形が多くもないため《血染めの月》の有効度も高いと言えます。もう少し増えても良い気もしますがTier1のGrixisは打消しだけでなくハンデスも有るのが辛いですね。
以前の環境と違い、単体除去が最低限になっているのが特徴ですね。
こんな所です。
今回は差して取り上げるほど気になったものは無いため全体の感想で終了です。
つづいてBFZです。
・《次元の激高》
《次元の激高》 (3)(W)(W)
ソーサリー R
すべての土地でないクリーチャーを破壊する。
覚醒4 - (5)(W)(W)(W)
:新ラスゴ枠です。
土地以外の生物を破壊できるリセットボタンです。効果は5マナなのでギリギリ使用圏内でしょう。
最大の特徴が「覚醒4」がついた8マナのモードと使い分けが出来る事。当然ですが覚醒を使えば一方的な状況に。Controlにとってはリセットと同時にフィニッシャーを用意出来る為に理想的なスペルですね。
たしかに8マナは重いですが、過去のリセットボタン+生物のカードを見ていくと
《カーターの怒り》が6マナ+スレッショルド
X=5~の《軍部政変》
《ファイレクシアの再誕》が6マナ
《疫病風》と《ガラクの目覚め》が9マナ
等を思えば、通常のラスゴの5マナとして使い分ける事が出来る時点で遥かに使いやすく、9マナ用意すれば4/4速攻で殴りかかれます。更に2枚目以降も覚醒化した土地に被害を出さないために一方的なリセットは変わらないのも強み。ぶっちゃけゲームを決める目的でただ4/4速攻を追加する為だけに使う事も場合に依ってはあるでしょう。
どんなリセットボタンだww
きになるのはPWと破壊不能の生物の存在。
ただし、PWは自分でも使えますし、対処札も以前よりは遥かに増えているため何とかなるでしょう。
どのくらい使われるかは不明ですが、次の環境の一つのテーマである「覚醒」に対処できないのは少々辛い。ただし、そもそも覚醒を使う様なデッキはMidrange~Controlで主にこれはBeatdown~Midrange向きのカードなので用途が違うならそれほど問題はないでしょう。また覚醒は基本的に6マナ以降なのでリセットボタンとして5マナのこれが速度的に間に合わないという事もない筈。
そして何より、普通に除去や妨害を併せれば十分でしょう。
以前に発表された《破滅の道》等は正にうってつけであり欠点である序盤の除去、PWにも土地生物にも対処出来る上に、覚醒付。どの道Controlでマナを伸ばすのなら同じように扱えますからね。
色拘束が少々気にかかりますが、そこはまぁNewデュアルランド+フェッチランドの出番でしょう。
今日同じく発表された《停滞の罠》でも良いですね。
瞬足なので実質Insですし追放で破壊耐性のある生物にも対処できます。覚醒土地の場合は戻ってきてもただの土地なのでしっかりと問題点に対処しています。
惜しむらくは圧倒的なフィニッシャーであった《太陽の勇者、エルズペス》が居なくなってしまうこと。[+1]はもちろんですが[-3]があれば覚醒にも対処出来たのですが・・・。残っている《精霊龍のウギン》の[-X]では対抗は難しいですからね。むしろ併用したい。
新しいPWである《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》とは悪くないですね。マナカーブの流れも良い。[0]で常にTokensを供給出来るのでリセットしても問題ないですし、盤面一掃があるからこそ[+1]の5/5パンチが活きてくるわけですね。回避能力の無さをこれで補えます。
またStdで使われている《搭載歩行機械》との相性も抜群ですね。序盤の時間稼ぎはもちろん、自分は盤面に戦力を残す事が出来ますから。
非常に強力なリセットですが、きっちり弱点を持っている当たり良い調整がされているように思います。
しかし同環境に5マナのリセットが3種類もあるというのが何とも凄まじい環境ですね・・・。
最もリセットとして安定しているのは制限の無い《対立の終結》ですので、まぁ使い分けはしっかりしていきたいですね。悪まで《時限の激高》は癖のある種ですから、シナジーむき。
・《ギデオンの叱責》
:軽いレンジストライク系除去。
戦闘時限定とはいえ2マナで4点は軽量除去としては十分な威力がありますね。環境的に、範囲外の生物も相応にいるため完全に信用するわけにもいきませんが、3マナ圏ぐらいまでは対応できますし、まぁ2マナとしては十分な範囲でしょう。少なくとも《絹包み》よりは使いやすい。
隙を埋めるカードとしては《勇敢な姿勢》や《隠れたる龍殺し》等が有れば十分でしょう。
また《時限の激高》の隙を埋める除去としても悪くはない。
序盤の除去としてだけでなく、覚醒した土地を対象とするのでも十分な威力でしょう。
《魂火の大導師》がいれば4ドレインに出来るのは明確なメリットなので是非合わせて使いたいですね。特にコイツはコンバットトリックに引き込む選択を相手に押し付けるのが良いですね。無視すると絆魂で無条件に2点ゲインさせるし、ブロックすれば4点喰らうかもしれないという葛藤ですね。
・《停滞の罠》
:「罠」の名を冠していますがZen期の罠と関連があるわけでもないようです。
まぁナイトメア系の除去ですが「瞬足」持ちな上に対象に制限もない追放生物除去であるため比較的使いやすいですね。
特に破壊耐性が有ったりする生物への対処には非常に便利。
《死霧の猛禽》や《搭載歩行機械》等追放対象は多数ありますから使う当てに困る事はない筈。
上述のように覚醒土地も完全に潰す事が出来るので、軽量除去として《時限の激高》の隙を潰す事も出来ます。
まぁ3マナを単体除去として運用出るかは環境にも依ってくるでしょうが、今のところ軽量で優れた生物は多くは有りませんから問題も無いでしょう。
シナジー性でも優れていれ《ニクスの星原》の新パーツとしてもいい。
瞬足3/3+除去です。
惜しむらくはTHSが落ちてしまう処。信心が2つも稼げる優秀な置物で、白信心にも使えたでしょうが・・・。
と言うよりも、THSが落ちる故にこのデザインなのでしょうがね。
《ドロモカの命令》は気がかりですが、まぁヘビーコントロールで運用するのならそれほど対象もいないので、被害は最小限に抑える事も出来るでしょうし、時間を稼げばリセットも出来るので何とかなるでしょう(てきとう)。そもそもEnc/Creがいなくなる時期環境であの命令がどれほど意味が残っているのか不明ですしね。
こんなところで。
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