新カード)BFZ雑感8 3倍の色は赤、なら2倍の色は?
2015年9月13日 新カード紹介
皆さん、こんばんは。しもべです。
男子バレーが目下4戦中3勝1敗。
負けたのはアメリカだけ?
女子が同レベルのライバル相手にズルズル負けて行ったのに比べると、ほとんどが格上(確か日本のランク以下は1つしかいなかったはず)の中で男子は大活躍です。正直どうせ全敗とか一勝とかだろ?って嘗めてましたすみませんでした。
また躍動しているのが大抜擢の若手4名という事も良いですね。
話題性云々は置いておいても、将来的な代表チームの展望も明るいわけですから。
さてBFZの続き続き
・《ムラーサの緑守り》
:《永遠の証人》がAKIRAとかもののけ姫のしし神様等で謎のパワーを受けたらこうなりましたとさ・・・。
知らんけど。
と言う事で証人の類型で有りその上位種です。マナコストが2倍になったら誘発機会も2倍になってサイズは一回り以上増えましたとさ。
CipだけでなくPigでも《新たなる芽吹き》が誘発します。残念ながらPiG時は自身を取り除かなければいけませんが、それでも強力。まぁ自分自身を延々と回収されても困りますからね。
合わせて使いたいのは《書かれざるものの視認》。
公式推奨。
緑守り自身を調達できるだけでなく、使用した視認を回収出来ます。これだけだと《ネシアンの猟区管理者》と大差ない効果の組みなのですが、実に恐ろしいのは回収した視認の再使用時には「獰猛」を達成しているので、そこから更にアドバンテージを獲得できるという事。もしその中に更に2枚目の緑守りが有ったりしたら、それなんてクソゲー?になります。
Eternalで行える《集合した中隊》から《永遠の証人》を回収して~アド伸ばして~と言う挙動の上位版ですね。
その上、視認は8枚掘って残りは墓地に置きます。
墓地に置きます。
またRegrowth仲間の《棲み家の防御者》と併用する事でお互いを回収し合う事が出来ます。
序盤に死亡した防御者を緑守りで回収する事で、緑守りが落ちた時に防御者で回収のループが組みやすくなるわけですね。自分たちで仲間を回収できる事や本体自体がアタッカーとなれる事から、必ずしもPiGを使う訳ではなく必要に応じて使っていくべきでしょう。下手なカード回収するより緑守りを維持する方がゲームを終わらせる力も大きいですし。
重要な動きとして《巨森の予見者、ニッサ》との相性も上がるでしょう。
序盤のニッサをブロッカーに回し(または除去の避雷針にし)つつ土地を伸ばし、6マナ到達時に緑守りに繋げる事でニッサも回収出来ます。そしてニッサを再キャストして《森》をサーチ・セットできれば7枚目になる可能性があるので変身要件を満たす事が出来るという訳ですね。
PWになって除去され辛くも成りますし、緑守り自身が《精霊信者の賢人、ニッサ》を護る壁となれます。
正に「緑守り」ですね。
そしてニッサは視認とも相性が良いので3種類が其々にシナジーを構築できているわけですね。
ただ視認も緑守りも6マナではデッキに組み込む限界もあるのが難しいところ。
他には《深海の主、キオーラ》との相性もやはり良好。
マナ生物から[+1]で6マナなので最速4t目のキャストが可能ですし、同時に[-2]で調達でき、墓地が肥えれば誘発能力で回収できるわけです。2倍回収と言う能率の高さが墓地を肥やす行為を最大限に生かせるので防御者よりも上ですね。サイズの高さからキオーラを護る壁にもなれるので調達のし甲斐も有ります。
またここでも判りますが、単純に使い切りの出来るPWとの相性も良いわけです。
キオーラは[-2]を連打して墓地を肥やしてからの方が緑守りの調達し甲斐もあり、墓地に落ちたPW自身を回収できるわけです。《揺るぎないサルカン》は[+1]で6マナに到達できますし[-2]×2で4/4飛行×2をした後回収してまた[-2]を~。
《世界を目覚めさせる者、ニッサ》はもういないからね!!
《精霊龍、ウギン》も気兼ねなく[-X]が使えます。丁度緑守りに回避能力が無い点も補えていますね。
リアニについてはどうしても考えてしまいますが、現状あまり良い選択肢がありません。素直に3色にして《コラガンの命令》を使いましょう。
悪夢を見せてやりませう。
BGにするのも勿論いい。
7マナ到達が目前なので《棲み家の防御者》宜しく《破滅の道》を活かす事も出来ますし、《灯の再覚醒、オブ・ニクシリス》の[-3]も有難い。《肉袋の匪賊》等も同じ。匪賊は場合によってはアタッカーにもなりますからね。緑守りはサイズが優れてはいないため、時節的に守勢に回らざるを得ない場面も増えてくるでしょう。なので除去があるという事は大きな利点となるはず。
盤面を空けてアタッカーとなれ!!
「濫用」との相性も良いのですから、候補は色々ありますが《死者を冒涜するもの》や《アンデッドの大臣、シディシ》になるでしょうね。特にシディシの場合最悪自分を生け贄に《魔性の教示者》化して緑守りをサーチ氏、そこから自分の回収にも繋げられるわけですし。
かなり強引な挙動ですがw
Rなら《龍語りのサルカン》。
[-3]で盤面を空けたり、[+1]で攻撃したり、ブロッカーに回ってもらったり。
公式に載っている通り《火口の爪》も相性が良い。序盤は小型を焼き、後半は多数のマナと「獰猛」から火力となる。
因みに生贄云々でPiGを利用~と言う話も聞こえますが、前述の様に自身が5/4と言うアタッカーなので下手にPiGを意識せず戦闘に参加させる方が良い場面も多い。戦闘で死んでくれれば勝手に選択肢になりますしね。《アブザンの魔除け》を喰らわない様に《進化の飛躍》などIns速度の物があるのは良いのですが所詮お守り。
Gの6マナ圏と言う事で《森林の怒声吠え》がライバル。
アドは小さいですが、明確な任意の生物の調達も出来ますしサイズも考えればそちらの方がより攻撃的。また、もう1マナ増やすとコンボレベルのファッティがずらりと居る。
幾らアドが採れようがサイズは中量級。4点除去も割に環境にありますし《包囲サイ》とも相討ちです。
アドの量が有れば強いわけではないという良い例になるのではないかと。
その意味でも、緑守りを使う際に重要なのが上記の《破滅への道》や《火口の爪》なわけですね。
序盤に使えるだけでなく、後半以降にはゲームを終わらせる事に寄与できるためです。怒声吠えには無い緑守りの柔軟性を活かす事が出来る組みなわけです。
↓環境では難しいマナ域ですが、BigmanaやControlを使えば問題も薄い。
何と無くGの6マナ、CipとPiGの両方で回収と言う事を考えれば《デッドウッドのツリーフォーク》を思わせるスペックですね。まぁ緑守りの方が遥かに強力ですが。
Gのファッティと言う事で《森林の怒声吠え》宜しくNicFitの採用対象には勿論なります。
が、上述の様に6マナ掛けた割に攻撃力が余りに不足。アドバンテージも良いのですが、それならそれこそ《永遠の証人》を使えばいいだけで、6マナならばアタッカーではなくフィニッシャーの役割が期待されるのが、環境でありこのデッキでもあります。どこぞの2マナ「タ行」や1マナ「タ行」と相打つサイズではその目的での運用は難しい。
そして最大の壁である《原始のタイタン》が鎮座するマナ域でもあります。アド取るよりも先に勝ちに行けという事です。因みに下のマナ域には《世界を目覚めさせるもの、ニッサ》もいます。
《緑の太陽の頂点》《出産の殻》に《激情の共感者》と調達手段が多いのでどのNicFitでも運用は出来ますが活躍するかどうかは別。前述の様にPiGが利用できる事と推奨できる事は別なので《陰謀団式療法》との相性も差して重要ではありません。無いよりはマシ程度。
文字通り「回収札」でしかないので周りが如何に強い札で満たされているかに依るはず。
下手な定的な挙動と枠の拘束のあるNicFitよりも、Control型のJunkや使い切り型であるPod型NicFitの方が向いているでしょうね。Podには《修復の天使》もいますし。とりあえずPWは多めの構築が推奨されます。《遍歴の騎士、エルズペス》とかならアタッカーにもできますが。
後はやはり《破滅的な行為》。
NicFitの要でもありますが、これで盤面を一掃後に緑守りでDeedのオカワリができます。しかもCMC=6なのでDeedからも生き残り易い。回避能力の無さを補う事も可。《太陽のタイタン》よりもシナジーに溢れていますしね。
PWでは
《不動のアジャニ》:[+1]で大正義の戦力になれるし、[-2]の使い切りも楽。他のPWのサポートが主
《原初の狩人、ガラク》:[-3]で使い切りが出来るし、何より緑守りを対象に出来ればドロー量で脳汁が出ます
《情け知らずのガラク》:表で盤面干渉、裏で[-1]で緑守りを調達しつつ、その札を回収。そして[-1]の連打
《狂乱のサルカン》:[0]/[-2]で忠誠度は使い切りのPW。[-2]で緑守りを食べるのも有り
《ギデオン・ジュラ》:[-2]を使って盤面をあけて、緑守りと合せて[0]で攻撃
《見えざる者、ヴラスカ》:[+1]を経由して2回《名誉回復》して、回収して~
《解放された者、カーン》:2回[-3]して、回収して~
と色々あるので組んで試し甲斐が有りますね。
単独では
《叫び大口》の「想起」で盤面を空けつつ緑守りで回収し再利用が有効。
それも含め「エレメンタル」である事を活かせば《白熱の魂炊き》から起動能力2マナで5打点付の《再供給》化します。丁度墓地に使用済みの生物があるわけですし、デッキに持続性を付与できるわけですね。色があれなら《恨み唸り》を除去として使えるのも良いですし、サーチに《炎族の先触れ》も有るので丁度良い。
《よりよい品物》との相性も抜群。
緑守りを食べれば5枚引いて3枚捨てるので掘削力に回収力が付くのでより素晴らしい事に。《明けの星、陽星》を回収するなら別の札でも良いですが、生物以外の回収が出来るが偉い。
とりあえずKPの高さは折り紙つきなので1枚程度の購入はします。
・《彼方まで》
:《苦花》のオマージュとして作られた《目覚めの領域》の更にオマージュ。
生み出すTokenが「落とし子」から「末裔」になったお陰でサイズも0/1→1/1に。加えて起動能力で自身を生け贄に捧げる事で「エルドラージ」カードをサーチ出来るようになりましたね。
完全にマナ加速要因だった元の形から1マナ重くなったことでTokens生成機としても役に立つように。
PWと比べると発生速度こそ劣りますが、ダメージ除去され辛く、複数枚を重ねる事が出来るようになりました。お陰で攻防で役立ちやすく、2枚程度並べば明確なフィニッシャーです。
攻防に貢献できる点を考えれば《目覚めの領域》よりも大元の《苦花》に近づいたようですね。《幽霊火の刃》が有れば実質的に毎ターン3/3を突撃させる事が出来る訳ですからね。
ただTokens発生器として使うには遅すぎる。
幾ら低速環境になる事が予想されていても順調に言って機能しだすのが5t目では話にならないので、積極的に使いたいのならマナ加速は必須。だって4マナは《包囲サイ》《雷破の執政》、5マナに《龍王オジュタイ》《囁き森の精霊》、6マナ以降はその他大勢がいるんですからね。1~2マナ目にマナ加速して3t目に出せるかどうかが肝となるでしょう。《飛行機械の諜報網》と似たような悩みですね。
単純に本懐である時間稼ぎ要因として使うのが悪くない。
Tokensでお茶を濁しつつ土地・Tokensが溜まったらエルドラージを持ってきてフィニッシュと言う流れが1枚で行なえる訳ですからね。その方針なら積極的に《対立の終結》の様なリセットが欲しい。
Tokensもマナも生める点を考えると《悲劇的な傲慢》なんて案外面白い組み合わせになりそうです。
また色拘束が薄い関係から《闇の請願》から「魔巧」で5マナスペルとしてキャスト可能ですね。
《衰滅》等も同じく5マナから使っていける為銀弾仕様でも作れるはず。
同じ様にエルドラージでフィニッシュするのでも、より攻撃的な《破滅を導くもの》もいるのでデッキコンセプトによって分かれそうですね。
エルドラージのサーチと言うとどうにも大型でフィニッシュと考えがちですが、競合先の《破滅を導くもの》や《忘却蒔き》、《荒廃を招くもの》の方が目先の(1)マナよりも瞬間的な加速が出来るのでそれらで1クッション置いてフィニッシャーと言うのもアリなはず。
またIns速度で持ってこられる為に《タイタンの存在》のための除去札になったり、《ウラモグの失却させるもの》でカウンターしたり。幅の有る動きも出来る訳です。この起動能力のお陰で後半に引いたけど機能し始めるのが遅すぎるよ!と言う事にはなりづらいのも利点ですね。
↓環境では《古き物の活性》から調達できたり、サーチが生物に限定されていないために「多相」だったり《全ては塵》だったりと遊び甲斐は有りますが、流石に重すぎますね。《墓穴までの契約》では流石に《目覚めの領域》に劣ります。
Stdでは今の所生物以外のエルドラージはいませんが果たして?
Modernの「G Tron」の変形型として運用できなくもないかも知れません。
6~7マナを出す事が目的でもあるのでキャスト→即起動でサーチ呪文としても使えるし、もちろん時間稼ぎにも。色拘束も緩い。後はエルドラージがあるかどうかですが。
・《森の占術》
:基本セット10版以降の久々の、そして3度目になる収録です。
そう書くとまたかよ・・・、となりがちですがこれはEternalでも使われているカードなのでその意味で有難い。
現時点で次期環境には強力な土地が余りないために重要性は判断しづらい。正直マナ加速も出来てはいないため弱い部類のカードでしょう。ですが、それは一度強力な土地が出れば一気に需要が上がるという事でもあります。と言うわけでお安いうちに買っておくのが吉。
《ニクスの祭殿、ニクソス》が落ちてしまうのは残念ですが、現時点で上陸を活かせるフェッチランドが有りますしミシュランだってある。《精霊龍の墓》や《精霊龍の安息地》等在りますし、《見捨てられた神々の神殿》は大化けする可能性も残っているわけですからね。
上述の様にEternalでも使えますので、そうなった時用に持っておいても良いですし、一時的に値は下がってもこれまでの傾向から数年で値段は復活するのでその時に売り払えばいいので。
実際欲しくなってから0.5kとか出して買うのもアンコモン相手に気が引けますしね。私は0.2kでも嫌でしたw
こんな所で。
男子バレーが目下4戦中3勝1敗。
負けたのはアメリカだけ?
女子が同レベルのライバル相手にズルズル負けて行ったのに比べると、ほとんどが格上(確か日本のランク以下は1つしかいなかったはず)の中で男子は大活躍です。正直どうせ全敗とか一勝とかだろ?って嘗めてましたすみませんでした。
また躍動しているのが大抜擢の若手4名という事も良いですね。
話題性云々は置いておいても、将来的な代表チームの展望も明るいわけですから。
さてBFZの続き続き
・《ムラーサの緑守り》
:《永遠の証人》がAKIRAとかもののけ姫のしし神様等で謎のパワーを受けたらこうなりましたとさ・・・。
知らんけど。
と言う事で証人の類型で有りその上位種です。マナコストが2倍になったら誘発機会も2倍になってサイズは一回り以上増えましたとさ。
CipだけでなくPigでも《新たなる芽吹き》が誘発します。残念ながらPiG時は自身を取り除かなければいけませんが、それでも強力。まぁ自分自身を延々と回収されても困りますからね。
合わせて使いたいのは《書かれざるものの視認》。
公式推奨。
緑守り自身を調達できるだけでなく、使用した視認を回収出来ます。これだけだと《ネシアンの猟区管理者》と大差ない効果の組みなのですが、実に恐ろしいのは回収した視認の再使用時には「獰猛」を達成しているので、そこから更にアドバンテージを獲得できるという事。もしその中に更に2枚目の緑守りが有ったりしたら、それなんてクソゲー?になります。
Eternalで行える《集合した中隊》から《永遠の証人》を回収して~アド伸ばして~と言う挙動の上位版ですね。
その上、視認は8枚掘って残りは墓地に置きます。
墓地に置きます。
またRegrowth仲間の《棲み家の防御者》と併用する事でお互いを回収し合う事が出来ます。
序盤に死亡した防御者を緑守りで回収する事で、緑守りが落ちた時に防御者で回収のループが組みやすくなるわけですね。自分たちで仲間を回収できる事や本体自体がアタッカーとなれる事から、必ずしもPiGを使う訳ではなく必要に応じて使っていくべきでしょう。下手なカード回収するより緑守りを維持する方がゲームを終わらせる力も大きいですし。
重要な動きとして《巨森の予見者、ニッサ》との相性も上がるでしょう。
序盤のニッサをブロッカーに回し(または除去の避雷針にし)つつ土地を伸ばし、6マナ到達時に緑守りに繋げる事でニッサも回収出来ます。そしてニッサを再キャストして《森》をサーチ・セットできれば7枚目になる可能性があるので変身要件を満たす事が出来るという訳ですね。
PWになって除去され辛くも成りますし、緑守り自身が《精霊信者の賢人、ニッサ》を護る壁となれます。
正に「緑守り」ですね。
そしてニッサは視認とも相性が良いので3種類が其々にシナジーを構築できているわけですね。
ただ視認も緑守りも6マナではデッキに組み込む限界もあるのが難しいところ。
他には《深海の主、キオーラ》との相性もやはり良好。
マナ生物から[+1]で6マナなので最速4t目のキャストが可能ですし、同時に[-2]で調達でき、墓地が肥えれば誘発能力で回収できるわけです。2倍回収と言う能率の高さが墓地を肥やす行為を最大限に生かせるので防御者よりも上ですね。サイズの高さからキオーラを護る壁にもなれるので調達のし甲斐も有ります。
またここでも判りますが、単純に使い切りの出来るPWとの相性も良いわけです。
キオーラは[-2]を連打して墓地を肥やしてからの方が緑守りの調達し甲斐もあり、墓地に落ちたPW自身を回収できるわけです。《揺るぎないサルカン》は[+1]で6マナに到達できますし[-2]×2で4/4飛行×2をした後回収してまた[-2]を~。
《世界を目覚めさせる者、ニッサ》はもういないからね!!
《精霊龍、ウギン》も気兼ねなく[-X]が使えます。丁度緑守りに回避能力が無い点も補えていますね。
リアニについてはどうしても考えてしまいますが、現状あまり良い選択肢がありません。素直に3色にして《コラガンの命令》を使いましょう。
悪夢を見せてやりませう。
BGにするのも勿論いい。
7マナ到達が目前なので《棲み家の防御者》宜しく《破滅の道》を活かす事も出来ますし、《灯の再覚醒、オブ・ニクシリス》の[-3]も有難い。《肉袋の匪賊》等も同じ。匪賊は場合によってはアタッカーにもなりますからね。緑守りはサイズが優れてはいないため、時節的に守勢に回らざるを得ない場面も増えてくるでしょう。なので除去があるという事は大きな利点となるはず。
盤面を空けてアタッカーとなれ!!
「濫用」との相性も良いのですから、候補は色々ありますが《死者を冒涜するもの》や《アンデッドの大臣、シディシ》になるでしょうね。特にシディシの場合最悪自分を生け贄に《魔性の教示者》化して緑守りをサーチ氏、そこから自分の回収にも繋げられるわけですし。
かなり強引な挙動ですがw
Rなら《龍語りのサルカン》。
[-3]で盤面を空けたり、[+1]で攻撃したり、ブロッカーに回ってもらったり。
公式に載っている通り《火口の爪》も相性が良い。序盤は小型を焼き、後半は多数のマナと「獰猛」から火力となる。
因みに生贄云々でPiGを利用~と言う話も聞こえますが、前述の様に自身が5/4と言うアタッカーなので下手にPiGを意識せず戦闘に参加させる方が良い場面も多い。戦闘で死んでくれれば勝手に選択肢になりますしね。《アブザンの魔除け》を喰らわない様に《進化の飛躍》などIns速度の物があるのは良いのですが所詮お守り。
Gの6マナ圏と言う事で《森林の怒声吠え》がライバル。
アドは小さいですが、明確な任意の生物の調達も出来ますしサイズも考えればそちらの方がより攻撃的。また、もう1マナ増やすとコンボレベルのファッティがずらりと居る。
幾らアドが採れようがサイズは中量級。4点除去も割に環境にありますし《包囲サイ》とも相討ちです。
アドの量が有れば強いわけではないという良い例になるのではないかと。
その意味でも、緑守りを使う際に重要なのが上記の《破滅への道》や《火口の爪》なわけですね。
序盤に使えるだけでなく、後半以降にはゲームを終わらせる事に寄与できるためです。怒声吠えには無い緑守りの柔軟性を活かす事が出来る組みなわけです。
↓環境では難しいマナ域ですが、BigmanaやControlを使えば問題も薄い。
何と無くGの6マナ、CipとPiGの両方で回収と言う事を考えれば《デッドウッドのツリーフォーク》を思わせるスペックですね。まぁ緑守りの方が遥かに強力ですが。
Gのファッティと言う事で《森林の怒声吠え》宜しくNicFitの採用対象には勿論なります。
が、上述の様に6マナ掛けた割に攻撃力が余りに不足。アドバンテージも良いのですが、それならそれこそ《永遠の証人》を使えばいいだけで、6マナならばアタッカーではなくフィニッシャーの役割が期待されるのが、環境でありこのデッキでもあります。どこぞの2マナ「タ行」や1マナ「タ行」と相打つサイズではその目的での運用は難しい。
そして最大の壁である《原始のタイタン》が鎮座するマナ域でもあります。アド取るよりも先に勝ちに行けという事です。因みに下のマナ域には《世界を目覚めさせるもの、ニッサ》もいます。
《緑の太陽の頂点》《出産の殻》に《激情の共感者》と調達手段が多いのでどのNicFitでも運用は出来ますが活躍するかどうかは別。前述の様にPiGが利用できる事と推奨できる事は別なので《陰謀団式療法》との相性も差して重要ではありません。無いよりはマシ程度。
文字通り「回収札」でしかないので周りが如何に強い札で満たされているかに依るはず。
下手な定的な挙動と枠の拘束のあるNicFitよりも、Control型のJunkや使い切り型であるPod型NicFitの方が向いているでしょうね。Podには《修復の天使》もいますし。とりあえずPWは多めの構築が推奨されます。《遍歴の騎士、エルズペス》とかならアタッカーにもできますが。
後はやはり《破滅的な行為》。
NicFitの要でもありますが、これで盤面を一掃後に緑守りでDeedのオカワリができます。しかもCMC=6なのでDeedからも生き残り易い。回避能力の無さを補う事も可。《太陽のタイタン》よりもシナジーに溢れていますしね。
PWでは
《不動のアジャニ》:[+1]で大正義の戦力になれるし、[-2]の使い切りも楽。他のPWのサポートが主
《原初の狩人、ガラク》:[-3]で使い切りが出来るし、何より緑守りを対象に出来ればドロー量で脳汁が出ます
《情け知らずのガラク》:表で盤面干渉、裏で[-1]で緑守りを調達しつつ、その札を回収。そして[-1]の連打
《狂乱のサルカン》:[0]/[-2]で忠誠度は使い切りのPW。[-2]で緑守りを食べるのも有り
《ギデオン・ジュラ》:[-2]を使って盤面をあけて、緑守りと合せて[0]で攻撃
《見えざる者、ヴラスカ》:[+1]を経由して2回《名誉回復》して、回収して~
《解放された者、カーン》:2回[-3]して、回収して~
と色々あるので組んで試し甲斐が有りますね。
単独では
《叫び大口》の「想起」で盤面を空けつつ緑守りで回収し再利用が有効。
それも含め「エレメンタル」である事を活かせば《白熱の魂炊き》から起動能力2マナで5打点付の《再供給》化します。丁度墓地に使用済みの生物があるわけですし、デッキに持続性を付与できるわけですね。色があれなら《恨み唸り》を除去として使えるのも良いですし、サーチに《炎族の先触れ》も有るので丁度良い。
《よりよい品物》との相性も抜群。
緑守りを食べれば5枚引いて3枚捨てるので掘削力に回収力が付くのでより素晴らしい事に。《明けの星、陽星》を回収するなら別の札でも良いですが、生物以外の回収が出来るが偉い。
とりあえずKPの高さは折り紙つきなので1枚程度の購入はします。
・《彼方まで》
:《苦花》のオマージュとして作られた《目覚めの領域》の更にオマージュ。
生み出すTokenが「落とし子」から「末裔」になったお陰でサイズも0/1→1/1に。加えて起動能力で自身を生け贄に捧げる事で「エルドラージ」カードをサーチ出来るようになりましたね。
完全にマナ加速要因だった元の形から1マナ重くなったことでTokens生成機としても役に立つように。
PWと比べると発生速度こそ劣りますが、ダメージ除去され辛く、複数枚を重ねる事が出来るようになりました。お陰で攻防で役立ちやすく、2枚程度並べば明確なフィニッシャーです。
攻防に貢献できる点を考えれば《目覚めの領域》よりも大元の《苦花》に近づいたようですね。《幽霊火の刃》が有れば実質的に毎ターン3/3を突撃させる事が出来る訳ですからね。
ただTokens発生器として使うには遅すぎる。
幾ら低速環境になる事が予想されていても順調に言って機能しだすのが5t目では話にならないので、積極的に使いたいのならマナ加速は必須。だって4マナは《包囲サイ》《雷破の執政》、5マナに《龍王オジュタイ》《囁き森の精霊》、6マナ以降はその他大勢がいるんですからね。1~2マナ目にマナ加速して3t目に出せるかどうかが肝となるでしょう。《飛行機械の諜報網》と似たような悩みですね。
単純に本懐である時間稼ぎ要因として使うのが悪くない。
Tokensでお茶を濁しつつ土地・Tokensが溜まったらエルドラージを持ってきてフィニッシュと言う流れが1枚で行なえる訳ですからね。その方針なら積極的に《対立の終結》の様なリセットが欲しい。
Tokensもマナも生める点を考えると《悲劇的な傲慢》なんて案外面白い組み合わせになりそうです。
また色拘束が薄い関係から《闇の請願》から「魔巧」で5マナスペルとしてキャスト可能ですね。
《衰滅》等も同じく5マナから使っていける為銀弾仕様でも作れるはず。
同じ様にエルドラージでフィニッシュするのでも、より攻撃的な《破滅を導くもの》もいるのでデッキコンセプトによって分かれそうですね。
エルドラージのサーチと言うとどうにも大型でフィニッシュと考えがちですが、競合先の《破滅を導くもの》や《忘却蒔き》、《荒廃を招くもの》の方が目先の(1)マナよりも瞬間的な加速が出来るのでそれらで1クッション置いてフィニッシャーと言うのもアリなはず。
またIns速度で持ってこられる為に《タイタンの存在》のための除去札になったり、《ウラモグの失却させるもの》でカウンターしたり。幅の有る動きも出来る訳です。この起動能力のお陰で後半に引いたけど機能し始めるのが遅すぎるよ!と言う事にはなりづらいのも利点ですね。
↓環境では《古き物の活性》から調達できたり、サーチが生物に限定されていないために「多相」だったり《全ては塵》だったりと遊び甲斐は有りますが、流石に重すぎますね。《墓穴までの契約》では流石に《目覚めの領域》に劣ります。
Stdでは今の所生物以外のエルドラージはいませんが果たして?
Modernの「G Tron」の変形型として運用できなくもないかも知れません。
6~7マナを出す事が目的でもあるのでキャスト→即起動でサーチ呪文としても使えるし、もちろん時間稼ぎにも。色拘束も緩い。後はエルドラージがあるかどうかですが。
・《森の占術》
:基本セット10版以降の久々の、そして3度目になる収録です。
そう書くとまたかよ・・・、となりがちですがこれはEternalでも使われているカードなのでその意味で有難い。
現時点で次期環境には強力な土地が余りないために重要性は判断しづらい。正直マナ加速も出来てはいないため弱い部類のカードでしょう。ですが、それは一度強力な土地が出れば一気に需要が上がるという事でもあります。と言うわけでお安いうちに買っておくのが吉。
《ニクスの祭殿、ニクソス》が落ちてしまうのは残念ですが、現時点で上陸を活かせるフェッチランドが有りますしミシュランだってある。《精霊龍の墓》や《精霊龍の安息地》等在りますし、《見捨てられた神々の神殿》は大化けする可能性も残っているわけですからね。
上述の様にEternalでも使えますので、そうなった時用に持っておいても良いですし、一時的に値は下がってもこれまでの傾向から数年で値段は復活するのでその時に売り払えばいいので。
実際欲しくなってから0.5kとか出して買うのもアンコモン相手に気が引けますしね。私は0.2kでも嫌でしたw
こんな所で。
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