新カード)BFZ雑感14 フルスポ残りR関連
2015年9月21日 新カード紹介
皆さん、こんにちは。しもべです。
ラグビーは母親が好きだったお陰で時折社会人ラグビーを日曜の昼間にテレビで見る程度ですが、それでも驚きました。ダイジェスト見ましたが、得点されるシーンは綺麗にぬるぬる抜かれるし、スクラムでは押し込まれ、こちらの攻撃ではまるで押せてない。
これよく勝てたな・・・。
選手の皆さんは大泣きしてましたけれど、それぐらいであっても不思議ではないほど圧倒的な差に見えました。
さて続き。
【R】
・《アクームのヘルカイト》
:「上陸」でダメージを飛ばす竜。
《コーシの荒廃者》の上位種の様な感じですね。
上陸で1点、それが《山》なら2点の向上サイクルのRです。当然フェッチなら3点です。
なので「よ~しフェッチ積むぞ~!」と言う気になるのですが、気がかりなのはコイツが6マナであるという事。当たり前ですが、重たく、そこからマナを伸ばしていくのは一苦労。その上ダメージ効率を重視してフェッチを増やせば更に伸びづらくなります。
このジレンマ・・・。
ついでに6マナも掛けた割に単体で真価を発揮しないばかりか4/4飛行と残念な仕様。
まぁ《堕ちたる者、オブ・ニクシリス》も5マナ3/3だったしね?
と言う事でStdでコイツを使うのならオムナス宜しく如何に土地を少ない状態で展開するか?と言うところが肝要になります。
なのでまず真先に考え付くのが《爪馴らしの神秘家》。変異からマナを生めるので4t目のセットが可能となります。
他は
《面晶体の記録庫》なら5t目に6マナを土地をセットしていない状態で確保できるので、優先権を放棄しなければ取り敢えずダメージが飛ばせます。もちろん他のマナ生物を経由すればもっと早い段階でも置けます。そして置いた後はマナ加速は不要であり、且つ土地を引き込みたい事を考えて起動で2ドローにしてしまえるわけですね。
しかし《荒廃した森林》には及ばないでしょうね。単体で土地としてマナソースになる上に《爆発的植生》。実質5マナなのでヘルカイトが出る頃にはマナも出せますし、何より1枚で3枚の土地を提供できます。
《開拓地の包囲》はマナソースにしかなりませんが、「龍」の状態で出しておけばCipで格闘が出来るので盤面干渉も出来るようにもなります。
と言うかオムナスのデッキに入れれば良い様な気もして来ましたね。
Modernでは「Scapesfiht」に入れられない事もないですが、そもそも入れる必要が無い。
しかも同じマナ域なら《原始のタイタン》が有ります。
歌って踊れる《溶鉄の尖峰、ヴァラクート》と言うと聞こえは良いですが、歌って踊る為に力を使い果たしてしまった感がありますね・・・。そもそも1ショットキルなので生物化する必要が欠片も無いというね。
全国のドラゴン愛好家にはきっと好評なのでそこだけは救い。
Legacyでは使う意味は差してありませんが、「DragonStompy」に入れる事は可能ですね。意味はありませんが。
《血染めの月》で全部《山》になりますから土地がクロックになる上に、マナソースが多量にあるので1t目CotV→2t目マナソース+《煮えたぎる歌》等で普通に場に出せます。
まぁ他に勝る優先度は有りませんが、盤面干渉が出来る事は偉いねwぐらい。
天使と同じ様に《危険な進出》+《恐血鬼》を利用できます。
と言うかこちらの方が明確なダメージソースになる以上は上でしょうね。場に出して以降全ての土地が1点以上のクロックになるわけですから。《信仰無き物あさり》から捨てて早めに釣り上げるという手段も有りますしね。《恐血鬼》ともマッチしていますし。
でも、あれ?
それ《衝撃の震え》や《ハグラへの撤退》、下の《穴掘り土百足》でよくない??
・《面晶体の掘削者、ザダ》
:貴重なGoblinであり同盟者。しかしその事とは全く関係が無い能力。
《先駆のゴーレム》のデメリットをメリットに変換したような能力であり、自分単体を対象に使われたスペルを自軍全体に拡大させます。自分の褒美を味方に分け与えるとか上司の鑑やで~。
とりあえず増幅させる事が出来る対象である「生物数」と「対象をとるスペル」が必須。
と言う事でまずはTokenスペルであり色も一致する《ドラゴンの餌》《軍属童の突発》が入るのは確定的でしょう。ついでに《搭載歩行機械》。こいつらは単体でも役に立ちますし、チャンプでの時間稼ぎにも役立ちますからね。
Wを混ぜるなら《僧院の導師》や《荒野の確保》等も優秀ですね。特に導師はスペルも多い関係で活きるはず。
次に対象を採るスペルですが
-《巧みな駆動》:全体+2/+2且つ「反復」;2マナ
-《果敢な一撃》:全体+1/+0且つキャントリップ;1マナ
-《抵抗の妙技》:全体+1/+1カウンター及びプロテクション、主に除去対策;2マナ
-《火をつける怒り》:全体+1/+0及び「先制攻撃」;1マナ
-《大群の力》:全体+コントロールしている生物数;1マナ
-《力強い跳躍》:全体+2/+2及び「飛行」;2マナ
-《無情な本能》:全体+2/+2及び「トランプル」又はブロッカーに「到達」「接死」:3マナ
-《ツキノテブクロの浸潤》:全体+1/+0及び「接死」且つ相手の生物死亡時に2点ロス:1マナ
等になるでしょうかね。
特に効果が高いのが生物数分のドローになる《果敢な一撃》、生物数の維持及びアンブロッカブルに出来る《抵抗の妙技》、《孔蹄のビヒモス》を思わせる《大群の力》等でなるでしょうかね?
もちろん単体で仕事が出来る《強大化》でもいいのですが、探査コストの不安定性が気に掛りますね。単体での運用を考えるのなら《巧みな駆動》も良いやも。
また面展開の観点から単純に《アタルカの命令》との相性も良いですね。
土地セットが叶えば、3t目にザダを出す事も出来ます。色的にBorosが安定しそうですがNayaもイケますかね?
後はGoblinが溢れる事を想定してザダがいなくとも戦えるように《ゴブリンの群衆追い》も入れておくべきでしょう。
因みに《二人戦術》も良いですね。
最大2体なのでザダがいる場面では対象を1体にすれば、全体+1/+2及び《トローキンの祝祭》の効果です。10点ゲインも夢じゃない。ザダがいない駄面ではそれこそ2体を対象に~と使い分けれるので便利です。
この様に最大で複数体を対象とする事が出来るスペルと相性が良いのでTHSブロックの「奮励」が無いのは残念ですね。
一時的に生物数を2倍に出来る《双つ身の炎》や《船団の出航》、4/4飛行に作り替える《難局》等効果的なものは多いのですが・・・。
同じように《アクロスの十字軍》など「英雄的」も活かせる類だったのですが・・・。
これらの様に多色のスペルが揃いやすい状況である為、《統一戦線》も扱えるかもしれません。これも上手くいけば効率の良いTokens生成機ですからね。
まぁ強いかどうかは置いておいて遊び甲斐の有る良いカードだと思います。
この手の妄想の進むカードは何時使っても面白い。
・《アクームの火の鳥》
:「上陸」を復活キーとしている鳳ですね。
珍しくタイミングを選ぶ上陸ですね。大体はブッパした方が良いのですが、故に他とは少々使い勝手も変わります。
しかも上陸した上に6マナを要求と中々に態度の大きな鳳です。《恐血鬼》を見習え・・・。
4マナ3/3フェニックス神話レア・・・うっ頭が・・・貢献2・・・。
と言うのは置いておいて4マナ3/3と最近の生物にしては微妙なサイズですが、速攻を持っていますので見た目よりも打点が低くはなく、復活能力を持っているのでクロッカーとしては優秀な部類です。
ただ、どうしても単体での性能を考えると《雷破の執政》には劣ってしまいますね。除去に対抗する手段も有りますし。
とはいえ、上陸で6マナ掛るという事は6マナを目指すという事にもなるので、それをキーに出来るかもしれません。
と言う事で出てくるのが《アクームのヘルカイト》や《竜使いののけ者》。
デッキとして当然土地を伸ばしやすいようにしていくので、それらの体制が6マナ到達及びそれ以降でも活きる構築になるわけですね。
他には《灰雲のフェニックス》も良いですね。
鳳仲間としてとことん復活する構築に出来ます。そこまで行くなら《炎跡のフェニックス》も組んで・・・何のデッキになるのか?
まぁそれは置いておいても除去に強いデッキ作りというのはBeatdownに置いて一定の意味の有る構築ですから参考ぐらいになるかもしれません。《死霧の猛禽》の上位種の挙動の様になるわけですね。ただコイツらは血気盛んな若者なので突撃したがりです。それをカバーする手段が欲しい。
と言う事で《開拓地の包囲》が良いですね。
「龍」を使う事で復活出来る事を利用して格闘を何度も仕掛ける事が出来ます。「カン」を使えばマナが足りない場合のフォローにもなります。
しかし赤の神話レアはここの所、ドラゴンだけでなくフェニックスにまで浸食されていますね。
と言うか鳳だしすぎでは?
昔なんて2~3ブロックに1枚の印象だったのですが。
・《塵への崩壊》
:まさかの《塩まき》の亜種。
《忘却蒔き》との所で触れたように是非合わせたい!とか言っていたら本当に併用できるようになれました!!
しかも効果としてみると先ず色拘束が薄くなっているので多色化もしやすい。更に強制追放だったのに対し、こちらは望む枚数である為に自由選択も出来る。
微々たる効果ながらほぼ上位交換と言えるレベルです。
まぁ「欠色」は一長一短。
土地破壊を根絶するかの勢いであるWotCの最近のデザインにしては珍しい強力な土地破壊です。その上、BFZを見てみるとどう考えても低速化しようとしているにも拘らず、それに歯止めをかけるようなこのカードの採用は不思議でもありますね。
組み合わせとしてはやはり《忘却蒔き》。
もう散々以前のエントリーで触れましたが、札があるだけ効果も増してくるので巧く行けばCipと合わせて5枚以上の土地を強奪する事にもなります。
そこから併せれば更に大型スペルに繋げたいですね。こうなってくると《彼方より》やミシュランを含め起動能力のある土地があるのが良いですね。
「昇華者」の存在が大きいですね。
基本的に2枚程度は必要になる中で最大で4枚の追放枠を確保でいるのが運用上とても大きい。遥かにスムーズに動けるようになります。《荒廃を招くもの》は特に強力で1/1×3を確保しやすい。《忘却蒔き》程ではないですが一時的とはいえ(3)マナを確保できるため大型に繋げる事も可能です。こちらの方がバランスが取れていますね。
因みにここでは是非《アタルカの命令》を併せてみたいですね。
土地設置モードで相手よりも一手伸ばす事が出来るので、重めの土地破壊である《塵への崩壊》の威力もより増してきます。《荒廃を招くもの》展開後は全体強化を使えれば一気に打撃力を発揮できます。
その他のカードとの関連性を言われていますが、普通に土地破壊として見ても強力です。まぁ元が元ですからね。
多色化しやすい環境ではマナベースに負担がかかる為、それを破壊できるのは大きく、同じように低速化した環境でも土地破壊の威力は大きい。
その観点からは《淀みの種父》も。
相手の土地の展開量が少ない→土地を置きやすい観点から誘発をさせやすくアドを稼げる計算になります。単純に相手を減速させるため、その間にアタッカーとしても使える事になります。同様に《ヴリンの翼馬》も無くはないのですが、自分の《塵への崩壊》も重くなってしまいますしね・・・。
それ以外の事は出来ないとはいえ効果は保証されていますね。
一応、覚醒ランドを潰す事も出来る環境的な強みもあるわけです。
↓環境では《古き物の活性》でサーチ出来るのが大きいです。
「RG Tron」の場合、それを使えるだけでなく色拘束が薄くなっているのも大きい。もちろん単純に使いやすくなったので他のデッキでもアリですが。
しかしまぁ4マナの土地破壊では流石に重いのでそれ以外ではなかなか難しいでしょうね。
・《溶鉄の生育場》
:条件の達成の度に1点を飛ばせる置き物。
0マナのAtf等を連打するのが望ましい。次期環境では《贈賄者の財布》《蜘蛛糸の網》《搭載歩行機械》に《果てしなきもの》が当てはまるでしょうが流石に無理が過ぎますねw
一応財布や歩行機械は時間稼ぎも出来ますし、それらを展開して《変位の波》で妨害しつつ戻して再展開で~と言う事は出来ますがデッキの形にならなさそう。
↓環境ではよりコンボパーツとしての側面が増してきます。
ただ0マナの置き物を使う以上、これをフィニッシャーに添えずとももっと軽いパーツも有るので・・・。
例えば《群の祭壇》や《衝撃の震え》など。特に《覚醒の兜》から繋げる《群の祭壇》+独楽やキャントリップ付マナファクト等の方が圧倒的に速いし統一性がある。
生物を使うにしても《永劫の輪廻》に挟む物がこれである必要性が無いんですよね。
《雲石の工芸品》に関してもほぼ同じ。
別にこれでなくともレベルですし。
・《アクームの石覚まし》
:「上陸」でエレメンタルTokenを呼び出せます。
時限性とは言えターボランド系デッキで序盤から機能させる事が出来る手段の一つですね。
しかし3マナも掛けるのなら普通に時限性は止めて欲しかった。
システム生物なので《サテュロスのニクス鍛冶》の様に攻撃に参加しなくともいいのが売り。
・《沸き立つ大地》
:待ちに待っていたRの「覚醒」スペル。
単体の効果はSocの《電謀》超過版。
「覚醒4」と中々のサイズであり、小型を薙ぎ払いつつ4/4速攻を置けるのでアタッカーとして機能させやすい。タフネス5の生物も打ち取れます。
基本的にはBigMana系の序盤流し用スペルです。
これも妨害であり上がら終盤まで役に立つ優秀なスペルですね。
そして何より素晴らしいのはRには《紅蓮術師のゴーグル》が在ります。
スペルの重さをマナソースとして緩和できるだけでなく、それをコピーする事が出来ます。
詰まり2点をばら撒きつつ、覚醒×2(4/4×2~8/8×1)を奔らせる事が出来る訳ですね。《火口の爪》《とどろく雷鳴》等も合わせてR系のBigmanaの威力が出そうですね。
・《炎套の魔道士》
:「結集」で自陣に「威迫」を付与できる生物。
同盟者は小型が多いために、回避能力の付与は有難い。《タジュールの戦呼び》をフィニッシャーにしやすくなりますね。
・《溶岩足の略奪者》
:FT「エルドラージとの戦いで最初に面晶体の潜在能力に気が付いたのはゴブリンであった。偶々先がとがっていて便利だったのだ。」
なんて事だ・・・。
ゴブリンはマーフォークどころか、ウギンよりも優秀だったのだ・・・。
・《マキンディの滑り駆け》
:今回数少ない序盤から適用できる上陸生物。
単体でも2マナ2/1トランプルで最低限。
フェッチを絡ませれば3t目からパワー4トランプルで突撃させる事も出来ます。そうでなくとも土地を置ければ2マナでパワー3トランプルなので悪くはない。
そして《アタルカの命令》を混ぜれば同一ターンに2回のフェッチセット起動が可能なので3点火力と合せて9打点。面展開しているのなら全体強化。フェッチでなくとも《そびえる尖頂》で同じ修正値+先制攻撃です。同じ動きは《成長のうねり》でも可能です。
貴重なSligh生物として使えそうですね。
問題はSlighが如何に土地を確保するのか?と言う事ですが・・・。
・《命知らずの群勢》
:FT「お前には家族がいるだろう。俺の家族は海門で死んだ。お前は家族の所に行け。俺も家族の所に行く。」
(´;ω;`)ブワッ
・《穴掘り土百足》
:《アクームの石覚まし》と同じく序盤から「上陸」を機能させる事が出来る札。
《アクームのヘルカイト》は見習え・・・。
前述の《コーシの荒廃者》の上位交換ですね。
ヘルカイトと合わせてランドブースト系デッキのクロッカーになる事は出来そうです。
しかしハッキリ言ってそれをするよりも《ハグラへの撤退》や《ヴァラクートへの撤退》を混ぜた方がデッキとして機能するという空しさよ・・・。
こうやって見ると《塵への崩壊》《穴掘り土百足》に《ズーラポートの殺し屋》など、割と過去のカードの上位交換が出ていますね。そこまでKPも低くもないのかも。
同時にレアと神話レアのKPの低さが際立ちますね。
ラグビーは母親が好きだったお陰で時折社会人ラグビーを日曜の昼間にテレビで見る程度ですが、それでも驚きました。ダイジェスト見ましたが、得点されるシーンは綺麗にぬるぬる抜かれるし、スクラムでは押し込まれ、こちらの攻撃ではまるで押せてない。
これよく勝てたな・・・。
選手の皆さんは大泣きしてましたけれど、それぐらいであっても不思議ではないほど圧倒的な差に見えました。
さて続き。
【R】
・《アクームのヘルカイト》
:「上陸」でダメージを飛ばす竜。
《コーシの荒廃者》の上位種の様な感じですね。
上陸で1点、それが《山》なら2点の向上サイクルのRです。当然フェッチなら3点です。
なので「よ~しフェッチ積むぞ~!」と言う気になるのですが、気がかりなのはコイツが6マナであるという事。当たり前ですが、重たく、そこからマナを伸ばしていくのは一苦労。その上ダメージ効率を重視してフェッチを増やせば更に伸びづらくなります。
このジレンマ・・・。
ついでに6マナも掛けた割に単体で真価を発揮しないばかりか4/4飛行と残念な仕様。
まぁ《堕ちたる者、オブ・ニクシリス》も5マナ3/3だったしね?
と言う事でStdでコイツを使うのならオムナス宜しく如何に土地を少ない状態で展開するか?と言うところが肝要になります。
なのでまず真先に考え付くのが《爪馴らしの神秘家》。変異からマナを生めるので4t目のセットが可能となります。
他は
《面晶体の記録庫》なら5t目に6マナを土地をセットしていない状態で確保できるので、優先権を放棄しなければ取り敢えずダメージが飛ばせます。もちろん他のマナ生物を経由すればもっと早い段階でも置けます。そして置いた後はマナ加速は不要であり、且つ土地を引き込みたい事を考えて起動で2ドローにしてしまえるわけですね。
しかし《荒廃した森林》には及ばないでしょうね。単体で土地としてマナソースになる上に《爆発的植生》。実質5マナなのでヘルカイトが出る頃にはマナも出せますし、何より1枚で3枚の土地を提供できます。
《開拓地の包囲》はマナソースにしかなりませんが、「龍」の状態で出しておけばCipで格闘が出来るので盤面干渉も出来るようにもなります。
と言うかオムナスのデッキに入れれば良い様な気もして来ましたね。
Modernでは「Scapesfiht」に入れられない事もないですが、そもそも入れる必要が無い。
しかも同じマナ域なら《原始のタイタン》が有ります。
歌って踊れる《溶鉄の尖峰、ヴァラクート》と言うと聞こえは良いですが、歌って踊る為に力を使い果たしてしまった感がありますね・・・。そもそも1ショットキルなので生物化する必要が欠片も無いというね。
全国のドラゴン愛好家にはきっと好評なのでそこだけは救い。
Legacyでは使う意味は差してありませんが、「DragonStompy」に入れる事は可能ですね。意味はありませんが。
《血染めの月》で全部《山》になりますから土地がクロックになる上に、マナソースが多量にあるので1t目CotV→2t目マナソース+《煮えたぎる歌》等で普通に場に出せます。
まぁ他に勝る優先度は有りませんが、盤面干渉が出来る事は偉いねwぐらい。
天使と同じ様に《危険な進出》+《恐血鬼》を利用できます。
と言うかこちらの方が明確なダメージソースになる以上は上でしょうね。場に出して以降全ての土地が1点以上のクロックになるわけですから。《信仰無き物あさり》から捨てて早めに釣り上げるという手段も有りますしね。《恐血鬼》ともマッチしていますし。
でも、あれ?
それ《衝撃の震え》や《ハグラへの撤退》、下の《穴掘り土百足》でよくない??
・《面晶体の掘削者、ザダ》
:貴重なGoblinであり同盟者。しかしその事とは全く関係が無い能力。
《先駆のゴーレム》のデメリットをメリットに変換したような能力であり、自分単体を対象に使われたスペルを自軍全体に拡大させます。自分の褒美を味方に分け与えるとか上司の鑑やで~。
とりあえず増幅させる事が出来る対象である「生物数」と「対象をとるスペル」が必須。
と言う事でまずはTokenスペルであり色も一致する《ドラゴンの餌》《軍属童の突発》が入るのは確定的でしょう。ついでに《搭載歩行機械》。こいつらは単体でも役に立ちますし、チャンプでの時間稼ぎにも役立ちますからね。
Wを混ぜるなら《僧院の導師》や《荒野の確保》等も優秀ですね。特に導師はスペルも多い関係で活きるはず。
次に対象を採るスペルですが
-《巧みな駆動》:全体+2/+2且つ「反復」;2マナ
-《果敢な一撃》:全体+1/+0且つキャントリップ;1マナ
-《抵抗の妙技》:全体+1/+1カウンター及びプロテクション、主に除去対策;2マナ
-《火をつける怒り》:全体+1/+0及び「先制攻撃」;1マナ
-《大群の力》:全体+コントロールしている生物数;1マナ
-《力強い跳躍》:全体+2/+2及び「飛行」;2マナ
-《無情な本能》:全体+2/+2及び「トランプル」又はブロッカーに「到達」「接死」:3マナ
-《ツキノテブクロの浸潤》:全体+1/+0及び「接死」且つ相手の生物死亡時に2点ロス:1マナ
等になるでしょうかね。
特に効果が高いのが生物数分のドローになる《果敢な一撃》、生物数の維持及びアンブロッカブルに出来る《抵抗の妙技》、《孔蹄のビヒモス》を思わせる《大群の力》等でなるでしょうかね?
もちろん単体で仕事が出来る《強大化》でもいいのですが、探査コストの不安定性が気に掛りますね。単体での運用を考えるのなら《巧みな駆動》も良いやも。
また面展開の観点から単純に《アタルカの命令》との相性も良いですね。
土地セットが叶えば、3t目にザダを出す事も出来ます。色的にBorosが安定しそうですがNayaもイケますかね?
後はGoblinが溢れる事を想定してザダがいなくとも戦えるように《ゴブリンの群衆追い》も入れておくべきでしょう。
因みに《二人戦術》も良いですね。
最大2体なのでザダがいる場面では対象を1体にすれば、全体+1/+2及び《トローキンの祝祭》の効果です。10点ゲインも夢じゃない。ザダがいない駄面ではそれこそ2体を対象に~と使い分けれるので便利です。
この様に最大で複数体を対象とする事が出来るスペルと相性が良いのでTHSブロックの「奮励」が無いのは残念ですね。
一時的に生物数を2倍に出来る《双つ身の炎》や《船団の出航》、4/4飛行に作り替える《難局》等効果的なものは多いのですが・・・。
同じように《アクロスの十字軍》など「英雄的」も活かせる類だったのですが・・・。
これらの様に多色のスペルが揃いやすい状況である為、《統一戦線》も扱えるかもしれません。これも上手くいけば効率の良いTokens生成機ですからね。
まぁ強いかどうかは置いておいて遊び甲斐の有る良いカードだと思います。
この手の妄想の進むカードは何時使っても面白い。
・《アクームの火の鳥》
:「上陸」を復活キーとしている鳳ですね。
珍しくタイミングを選ぶ上陸ですね。大体はブッパした方が良いのですが、故に他とは少々使い勝手も変わります。
しかも上陸した上に6マナを要求と中々に態度の大きな鳳です。《恐血鬼》を見習え・・・。
4マナ3/3フェニックス神話レア・・・うっ頭が・・・貢献2・・・。
と言うのは置いておいて4マナ3/3と最近の生物にしては微妙なサイズですが、速攻を持っていますので見た目よりも打点が低くはなく、復活能力を持っているのでクロッカーとしては優秀な部類です。
ただ、どうしても単体での性能を考えると《雷破の執政》には劣ってしまいますね。除去に対抗する手段も有りますし。
とはいえ、上陸で6マナ掛るという事は6マナを目指すという事にもなるので、それをキーに出来るかもしれません。
と言う事で出てくるのが《アクームのヘルカイト》や《竜使いののけ者》。
デッキとして当然土地を伸ばしやすいようにしていくので、それらの体制が6マナ到達及びそれ以降でも活きる構築になるわけですね。
他には《灰雲のフェニックス》も良いですね。
鳳仲間としてとことん復活する構築に出来ます。そこまで行くなら《炎跡のフェニックス》も組んで・・・何のデッキになるのか?
まぁそれは置いておいても除去に強いデッキ作りというのはBeatdownに置いて一定の意味の有る構築ですから参考ぐらいになるかもしれません。《死霧の猛禽》の上位種の挙動の様になるわけですね。ただコイツらは血気盛んな若者なので突撃したがりです。それをカバーする手段が欲しい。
と言う事で《開拓地の包囲》が良いですね。
「龍」を使う事で復活出来る事を利用して格闘を何度も仕掛ける事が出来ます。「カン」を使えばマナが足りない場合のフォローにもなります。
しかし赤の神話レアはここの所、ドラゴンだけでなくフェニックスにまで浸食されていますね。
と言うか鳳だしすぎでは?
昔なんて2~3ブロックに1枚の印象だったのですが。
・《塵への崩壊》
:まさかの《塩まき》の亜種。
《忘却蒔き》との所で触れたように是非合わせたい!とか言っていたら本当に併用できるようになれました!!
しかも効果としてみると先ず色拘束が薄くなっているので多色化もしやすい。更に強制追放だったのに対し、こちらは望む枚数である為に自由選択も出来る。
微々たる効果ながらほぼ上位交換と言えるレベルです。
まぁ「欠色」は一長一短。
土地破壊を根絶するかの勢いであるWotCの最近のデザインにしては珍しい強力な土地破壊です。その上、BFZを見てみるとどう考えても低速化しようとしているにも拘らず、それに歯止めをかけるようなこのカードの採用は不思議でもありますね。
組み合わせとしてはやはり《忘却蒔き》。
もう散々以前のエントリーで触れましたが、札があるだけ効果も増してくるので巧く行けばCipと合わせて5枚以上の土地を強奪する事にもなります。
そこから併せれば更に大型スペルに繋げたいですね。こうなってくると《彼方より》やミシュランを含め起動能力のある土地があるのが良いですね。
「昇華者」の存在が大きいですね。
基本的に2枚程度は必要になる中で最大で4枚の追放枠を確保でいるのが運用上とても大きい。遥かにスムーズに動けるようになります。《荒廃を招くもの》は特に強力で1/1×3を確保しやすい。《忘却蒔き》程ではないですが一時的とはいえ(3)マナを確保できるため大型に繋げる事も可能です。こちらの方がバランスが取れていますね。
因みにここでは是非《アタルカの命令》を併せてみたいですね。
土地設置モードで相手よりも一手伸ばす事が出来るので、重めの土地破壊である《塵への崩壊》の威力もより増してきます。《荒廃を招くもの》展開後は全体強化を使えれば一気に打撃力を発揮できます。
その他のカードとの関連性を言われていますが、普通に土地破壊として見ても強力です。まぁ元が元ですからね。
多色化しやすい環境ではマナベースに負担がかかる為、それを破壊できるのは大きく、同じように低速化した環境でも土地破壊の威力は大きい。
その観点からは《淀みの種父》も。
相手の土地の展開量が少ない→土地を置きやすい観点から誘発をさせやすくアドを稼げる計算になります。単純に相手を減速させるため、その間にアタッカーとしても使える事になります。同様に《ヴリンの翼馬》も無くはないのですが、自分の《塵への崩壊》も重くなってしまいますしね・・・。
それ以外の事は出来ないとはいえ効果は保証されていますね。
一応、覚醒ランドを潰す事も出来る環境的な強みもあるわけです。
↓環境では《古き物の活性》でサーチ出来るのが大きいです。
「RG Tron」の場合、それを使えるだけでなく色拘束が薄くなっているのも大きい。もちろん単純に使いやすくなったので他のデッキでもアリですが。
しかしまぁ4マナの土地破壊では流石に重いのでそれ以外ではなかなか難しいでしょうね。
・《溶鉄の生育場》
:条件の達成の度に1点を飛ばせる置き物。
0マナのAtf等を連打するのが望ましい。次期環境では《贈賄者の財布》《蜘蛛糸の網》《搭載歩行機械》に《果てしなきもの》が当てはまるでしょうが流石に無理が過ぎますねw
一応財布や歩行機械は時間稼ぎも出来ますし、それらを展開して《変位の波》で妨害しつつ戻して再展開で~と言う事は出来ますがデッキの形にならなさそう。
↓環境ではよりコンボパーツとしての側面が増してきます。
ただ0マナの置き物を使う以上、これをフィニッシャーに添えずとももっと軽いパーツも有るので・・・。
例えば《群の祭壇》や《衝撃の震え》など。特に《覚醒の兜》から繋げる《群の祭壇》+独楽やキャントリップ付マナファクト等の方が圧倒的に速いし統一性がある。
生物を使うにしても《永劫の輪廻》に挟む物がこれである必要性が無いんですよね。
《雲石の工芸品》に関してもほぼ同じ。
別にこれでなくともレベルですし。
・《アクームの石覚まし》
:「上陸」でエレメンタルTokenを呼び出せます。
時限性とは言えターボランド系デッキで序盤から機能させる事が出来る手段の一つですね。
しかし3マナも掛けるのなら普通に時限性は止めて欲しかった。
システム生物なので《サテュロスのニクス鍛冶》の様に攻撃に参加しなくともいいのが売り。
・《沸き立つ大地》
:待ちに待っていたRの「覚醒」スペル。
単体の効果はSocの《電謀》超過版。
「覚醒4」と中々のサイズであり、小型を薙ぎ払いつつ4/4速攻を置けるのでアタッカーとして機能させやすい。タフネス5の生物も打ち取れます。
基本的にはBigMana系の序盤流し用スペルです。
これも妨害であり上がら終盤まで役に立つ優秀なスペルですね。
そして何より素晴らしいのはRには《紅蓮術師のゴーグル》が在ります。
スペルの重さをマナソースとして緩和できるだけでなく、それをコピーする事が出来ます。
詰まり2点をばら撒きつつ、覚醒×2(4/4×2~8/8×1)を奔らせる事が出来る訳ですね。《火口の爪》《とどろく雷鳴》等も合わせてR系のBigmanaの威力が出そうですね。
・《炎套の魔道士》
:「結集」で自陣に「威迫」を付与できる生物。
同盟者は小型が多いために、回避能力の付与は有難い。《タジュールの戦呼び》をフィニッシャーにしやすくなりますね。
・《溶岩足の略奪者》
:FT「エルドラージとの戦いで最初に面晶体の潜在能力に気が付いたのはゴブリンであった。偶々先がとがっていて便利だったのだ。」
なんて事だ・・・。
ゴブリンはマーフォークどころか、ウギンよりも優秀だったのだ・・・。
・《マキンディの滑り駆け》
:今回数少ない序盤から適用できる上陸生物。
単体でも2マナ2/1トランプルで最低限。
フェッチを絡ませれば3t目からパワー4トランプルで突撃させる事も出来ます。そうでなくとも土地を置ければ2マナでパワー3トランプルなので悪くはない。
そして《アタルカの命令》を混ぜれば同一ターンに2回のフェッチセット起動が可能なので3点火力と合せて9打点。面展開しているのなら全体強化。フェッチでなくとも《そびえる尖頂》で同じ修正値+先制攻撃です。同じ動きは《成長のうねり》でも可能です。
貴重なSligh生物として使えそうですね。
問題はSlighが如何に土地を確保するのか?と言う事ですが・・・。
・《命知らずの群勢》
:FT「お前には家族がいるだろう。俺の家族は海門で死んだ。お前は家族の所に行け。俺も家族の所に行く。」
(´;ω;`)ブワッ
・《穴掘り土百足》
:《アクームの石覚まし》と同じく序盤から「上陸」を機能させる事が出来る札。
《アクームのヘルカイト》は見習え・・・。
前述の《コーシの荒廃者》の上位交換ですね。
ヘルカイトと合わせてランドブースト系デッキのクロッカーになる事は出来そうです。
しかしハッキリ言ってそれをするよりも《ハグラへの撤退》や《ヴァラクートへの撤退》を混ぜた方がデッキとして機能するという空しさよ・・・。
こうやって見ると《塵への崩壊》《穴掘り土百足》に《ズーラポートの殺し屋》など、割と過去のカードの上位交換が出ていますね。そこまでKPも低くもないのかも。
同時にレアと神話レアのKPの低さが際立ちますね。
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