DTT禁止による個人的な恩恵 その2
2015年10月16日 レガシー コメント (5)
皆さん、こんばんは。しもべです。
探査ドローが禁止されLegacyに激変を齎してから、少し経ちます。
TheRockの構築はもうしばらく放置しているわけですが、完全に忘れていましたが、他にも探査ドローが禁止になったことで得た恩恵が有りました。
「《ニヴメイガスの精霊》」デッキです。
知っていらっしゃる方もいるかもしれませんが、デッキの一つの形と言うか方向性として
「《ニヴメイガスの精霊》+《天主の勢力》」
を軸にしたクロックパーミッションを考えていた時期が有りました。
しかし《宝船の巡航》《時を越えた探索》の登場で、「墓地を肥やす事がそのままアドバンテージに繋がる」と言う流れが出来上がり、精霊はスペルを追放してしまう点から圧倒的に不利な部分が目立つようになりました。
故にお蔵入りしていたわけですが、探査ドローの禁止を受け再びこのデッキにも火を入れる事も可能かもしれません。
KTK以後余り得たパーツは無いのですが、まぁそれでも無いよりはマシ。
一つは《乱撃斬》。
これ自体は以前エントリーで挙げましたね。「獰猛」を達成する事で軽減禁止になるために、無敵ブロッカーである《真の名の宿敵/TNN》も討ち取れるようになる点でメリットです。《敏捷なマングース》と異なりサイズを増強できるので戦闘で負ける事はありませんからね。TNN自体もKTK以前よりも数を減らしているのも追い風。
因みにそのTNN対策に取られている《火と氷の剣》の対策ももろに受けるわけですが、その問題も同様に解決できますね。
もう一つの獲得物は《ケラル砦の修道院長》。
Topを捲ってスペルを唱えるわけで、衝動的ドローと言う特殊なアドを得る生物ですが、引き増すこと自体が精霊と相性が良い。似たような能力でより能力の強い《瞬唱の魔道士》もありますが、スペルを精霊が食べる事が前提のデッキですので、墓地利用はし辛いのは探査と一緒ですからね。
さらに良いのは本体が「果敢」持ちという事。
精霊のために唱えたスペルの恩恵をこいつも受ける事が出来ます。また単体では腐りやすくあまり数を入れたくないというテーマと矛盾してしまっている《天主の勢力》を捲ってしまっても問題が無い。寧ろ自身のアドで誘発した果敢を先頭に生かせないという本体の能力上の齟齬を修道院長に付ける事で緩和できるようになりますね。まぁそれでも所詮4/3速攻ですが。
もともと精霊のために余裕を持たせて3~4マナを用意する事を目指したいデッキなので、修道院長の必要マナとも合っています。
さらに有効な点として精霊のためにφマナスペルをよく運用するのがこのデッキの特徴でもありますが、その中でも特に《はらわた撃ち》との相性が良い点が挙がります。0マナ2点ペイ1点火力が、ケラルがある場合には果敢で1打点分のボーナスが付くので0マナ2点ペイ2打点分になるわけです。単純に効率がマシ、《火炎の裂け目》の下位種の様になれます。0マナでキャストできるので修道院長で捲る対象としてもマナに余裕があるのも良いですね。
という事で少ないながらパーツも増えているので思ったよりも遊べるかもしれませんね、このデッキは。
追記)
完全に忘れていましたが、同じく「獰猛」を持つ《頑固な否認》も素晴らしい効能で、デッキにマッチするはず。
修道院長にしろ精霊にしろ、そしてクロックパーミッションの必須パーツである《秘密を掘り下げる者》にしろ《天主の勢力》が有れば比較的安定してパワー4以上を達成できるため、《頑固な否認》が優秀なカウンターになれますね。
逆に達成できない場合は、土地を伸ばす必要性がある以上はManadenial戦略には付き合えない(自分から不毛合戦を仕掛けづらい)ので役立たずですが・・・。
探査ドローが禁止されLegacyに激変を齎してから、少し経ちます。
TheRockの構築はもうしばらく放置しているわけですが、完全に忘れていましたが、他にも探査ドローが禁止になったことで得た恩恵が有りました。
「《ニヴメイガスの精霊》」デッキです。
知っていらっしゃる方もいるかもしれませんが、デッキの一つの形と言うか方向性として
「《ニヴメイガスの精霊》+《天主の勢力》」
を軸にしたクロックパーミッションを考えていた時期が有りました。
しかし《宝船の巡航》《時を越えた探索》の登場で、「墓地を肥やす事がそのままアドバンテージに繋がる」と言う流れが出来上がり、精霊はスペルを追放してしまう点から圧倒的に不利な部分が目立つようになりました。
故にお蔵入りしていたわけですが、探査ドローの禁止を受け再びこのデッキにも火を入れる事も可能かもしれません。
KTK以後余り得たパーツは無いのですが、まぁそれでも無いよりはマシ。
一つは《乱撃斬》。
これ自体は以前エントリーで挙げましたね。「獰猛」を達成する事で軽減禁止になるために、無敵ブロッカーである《真の名の宿敵/TNN》も討ち取れるようになる点でメリットです。《敏捷なマングース》と異なりサイズを増強できるので戦闘で負ける事はありませんからね。TNN自体もKTK以前よりも数を減らしているのも追い風。
因みにそのTNN対策に取られている《火と氷の剣》の対策ももろに受けるわけですが、その問題も同様に解決できますね。
もう一つの獲得物は《ケラル砦の修道院長》。
Topを捲ってスペルを唱えるわけで、衝動的ドローと言う特殊なアドを得る生物ですが、引き増すこと自体が精霊と相性が良い。似たような能力でより能力の強い《瞬唱の魔道士》もありますが、スペルを精霊が食べる事が前提のデッキですので、墓地利用はし辛いのは探査と一緒ですからね。
さらに良いのは本体が「果敢」持ちという事。
精霊のために唱えたスペルの恩恵をこいつも受ける事が出来ます。また単体では腐りやすくあまり数を入れたくないというテーマと矛盾してしまっている《天主の勢力》を捲ってしまっても問題が無い。寧ろ自身のアドで誘発した果敢を先頭に生かせないという本体の能力上の齟齬を修道院長に付ける事で緩和できるようになりますね。まぁそれでも所詮4/3速攻ですが。
もともと精霊のために余裕を持たせて3~4マナを用意する事を目指したいデッキなので、修道院長の必要マナとも合っています。
さらに有効な点として精霊のためにφマナスペルをよく運用するのがこのデッキの特徴でもありますが、その中でも特に《はらわた撃ち》との相性が良い点が挙がります。0マナ2点ペイ1点火力が、ケラルがある場合には果敢で1打点分のボーナスが付くので0マナ2点ペイ2打点分になるわけです。単純に効率がマシ、《火炎の裂け目》の下位種の様になれます。0マナでキャストできるので修道院長で捲る対象としてもマナに余裕があるのも良いですね。
という事で少ないながらパーツも増えているので思ったよりも遊べるかもしれませんね、このデッキは。
追記)
完全に忘れていましたが、同じく「獰猛」を持つ《頑固な否認》も素晴らしい効能で、デッキにマッチするはず。
修道院長にしろ精霊にしろ、そしてクロックパーミッションの必須パーツである《秘密を掘り下げる者》にしろ《天主の勢力》が有れば比較的安定してパワー4以上を達成できるため、《頑固な否認》が優秀なカウンターになれますね。
逆に達成できない場合は、土地を伸ばす必要性がある以上はManadenial戦略には付き合えない(自分から不毛合戦を仕掛けづらい)ので役立たずですが・・・。
コメント
真の名の宿敵が戦場に出るに際し、プレイヤーを1人選ぶ。
真の名の宿敵はプロテクション(選ばれたプレイヤー)を持つ。(このクリーチャーは選ばれたプレイヤーがコントロールするあらゆるものによって、ブロックされず、対象にならず、ダメージを与えられず、エンチャントされない。)
読んで字のごとく、対象に取れないはずですが?
乱撃斬の獰猛達成時にダメージ軽減不可の効果が付随されるので、こちらのコンバットでTNNにブロックされた瞬間にプレイヤーなり別対象に撃ち込めば戦闘ダメージが軽減されずにTNNへも与えられます。
結果、撃ち取れると言うことかと。
解説ありがとうございます。
>武漢さん、通りすがりさん
という事です。
TNNはそのまま対象には取れませんが、軽減不可はダメージ全てに波及するのでプロテクションは関係なく、故にほかの適当な対象(最低でもプレイヤー)に打ち込めばいいという訳です。
ココも解り難いかと思ったのですが、前回のエントリーで解説したので必要ないかと思っていました。が、やはり混乱をさせてしまったようですね。
すみませんでした。
因みにこれはStdでも《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》の[+1]相手に(細部部は異なりますが)使われているトリックの様ですね。
《紅蓮破》と合せて対策2種あればさすがに何とかなるはず