レガシー)今週のSCGの結果 よりも不毛とか墳墓とかの方が気になるよね
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レガシー)今週のSCGの結果 よりも不毛とか墳墓とかの方が気になるよね
皆さん、こんばんは。しもべです。


 MWCはおしかったですね日本勢。
あれだけ引きが噛み合わないとどうしようもない。でも大会初の3日目(2日目進出も初)進出なのですから成果は十分だったと思います。しかしStdの様にリソースの少ない環境だとチーム構築戦は出てくる3つは殆ど同じ類のデッキになって余り多用性が無いようにも感じますね・・・。

 OWGのエキスペディションが発表されましたね。
《不毛の大地》《古えの墳墓》《禁忌の果樹園》とEternal勢にとっては涎ダラダラ物。特に不毛と墳墓はFoilの獲得が難しいのではっきり言ってBFZよりも嬉しいのでは?
《古えの墳墓》は「FtV Realms」で妥協しないと、テストFoil版しかありませんからねw
またVintageが主な需要になりますが果樹園はオースで使われるのでこちらもかなり人気になるはず。
これはまた戦が始まる予感がするぜ・・・。



 さて、いつも通りのSCGを見ていきます。
が今回はInvitationalが行われました、いつもだとStd+Legacyなのですが今回は+Modernになっています。こうやって見るとModernも本当に大きなフォーマットになったと思えますね。
なのでPIQ Legacyを見ていきます。
ペタル↓
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/deckshow.php?&t%5BC1%5D=3&start_date=12/13/2015&end_date=12/13/2015&event_ID=36&city=las+vegas&limit=100


 今回の優勝はWes Kalbus氏のGrixis Delverです。


以下Top16(上から順に一位~)
Grixis Delver
ANT
BUG 続唱
SneakShow
OmniTell
Dark Maverick
Grixis Delver
ANT
-----------------
SneakShow
Miracles
BUG Delver
UW Blade
BUG Delver
BUG 続唱
Lands
Merfolk


 です。
前回に引き続きDelver系の優勝です。
今回はGrixisですが、まぁ《もみ消し》採用のManadenial系統なので類似として括れるでしょう。そうしてみると今回はTop16に4名のDelverが居る訳ですが、その内3名が《もみ消し》型。Delverの中ではKPのあるBUGも軽量のManadenialが1名います。最近はPatriotはさっぱり見ませんし、現環境では本格的にDelverは《もみ消し》ありきになっているように思えますね。

 Delver・SnT・続唱・ANTと非常に判りやすいLegacyを代表するデッキ群がバランスよくいるのが特徴です。
少し盛り返しつつあるDelverに、全開で数を回復させた続唱、安定しているANTです。珍しくSnT勢が3名いますが、まぁ本来のKPを考えればね。
唯一気に掛かるのはMiraclesが1名のみでそれも特殊系と言う事。Open以降やや数を減らしているように思えますが・・・。続唱が大量だった前回よりもさらに少ない。たまたまですかね?
そしてLands等対Miraclesに強いデッキが思ったほど出てこないですね。Delverが今回の様に少しずつ増えていくのなら今後それらの増加も見込めるかもしれないですが・・・。



 さて、ここから先は気になったデッキを個別見ていきます。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=96371
5位、Taylor Crosby氏ののOmniTellです。

 《時を超えた探索/DTT》の禁止以降大きく清涼を減らしてしまい今や風前の灯のOmniTell。結局ドローをどうするのかと言う事で、《ウギンの洞察力》を試しましたがやはりフィットせず(そもそも置き物が出ている前提が辛い)、嘗ての《無限への突入》に戻す形が基本となっていました。
が、やはりそのドロー部分には未だ試行錯誤を続けているようです。
Taylor氏のチャレンジはこの部分に《祖先の記憶》を4枚入れる事でした。

 《祖先の記憶》は5マナSocでTop7枚を見て2枚をハンドに、残りを墓地に置く効果で2倍《衝動》の様な物ですかね。
うん、DTTと比べるとくそ弱いねww
しかしそれでも効果としては似たような物です。少なくとも《ウギンの洞察力》よりは合いそうな気もします。
が、色々と悩ましい部分も。
先ずトリプルシンボル故に2マナランドが極めて使いづらくなります。なので減量していますね。当然デッキ速度もやや落ちます。また、折角墓地にカードが6枚も溜まるのにほとんど意味が無いのも辛い所・・・。

 しかし現環境はMiraclesやBUG 続唱が幅を利かせている通りやや遅めの環境にもなっています。なので5マナと言う重さにも目をつむってのチャレンジなのかもしれません。
しかしやっぱり重いですよね・・・。



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=96374
10位、Simon Sung氏のMiraclesです。

 《僧院の導師》の強さが認められてからは最初はサイドに採用されていましたが、今やメインから採用するMidrange型が主流です。まぁ好きさえあれば決める事が出来るのでゲームのフィニッシュ力が上がり決着速度を明らかに上げる事が出来ますからね。
 しかしそれによりメインの生物除去がほぼ役に立たない→サイドから入れるのアグレッシブサイドプランが効かなくなってしまったのも事実。
そんなプランを思い出させるかのごとくSimon氏はメイン生物0枚です。がそれに加えて勝ち手段に「Helm Rip」コンボをとっています。

 今ではかなり珍しい形ですが、BUG 続唱や各種Delverなど墓地を使うデッキはそれなりに多い。当然Landsも。しかし自身もScMを使うので、DTTが消えても結局墓地対策が薄いままで、其れゆえ墓地に依存したデッキが増えている状況です。
なのでメインから墓地対策の《安らかなる眠り》が入る形と言うのは結構効果的なはず。

 メインには《拘留の宝球》が2枚。
はて?以前エントリーで《議会の採決》とスイッチも面白いかも?と言うエントリーを挙げましたが、これは両方採用していますね。
単純にメインから万能除去を増やしたいという事ですかね。スィーパー兼用ならまぁそこそこの活躍をするはずですが、しかし安定性なら《至高の評決》も有るはず。万能性がやはり推しですかね?
まぁ地味にサイドの《造物の学者、ヴェンセール》と合わせて対SNT耐性を高めてもいますが、意識するほどいるとも思えない・・・。

 土地21に《思案》1枚でかなり土地枠に不安が有るので、やや周りが気に掛かりますね。
《至高の評決》にしないのもそこら辺が関係あるのやも。

 サイドプランは前述の通り、アグレッシブサイドです。
しかし《僧院の導師》や《聖トラフトの霊》ではなくHatebear中心。まぁ対Comboを考えるのなら、裏を付ける事にも価値が有るはず。対ミラーは《嵐の神、ケラノス》ではなく《遍歴の騎士、エルズペス》を採ってますね。まぁ盤面の生物をどうにかできるのなら《紅蓮破》に掛らない方が有難いですからね。



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=96367
12位、Alexander Lapping氏のUW Bladeです。

 最近すっかりご無沙汰のBladeデッキ。
やっと出てきたのかと思ったら随分ヘンテコな形をしていますね。
最も目を引くのが《別館の大長》3枚です。初手に有った場合相手に《魔力の乱れ》を押し付ける事が出来る訳ですが、初手に無いと完全に死亡する札。このデッキではまず素出しも不可能でしょう。《もみ消し》や《目くらまし》も無いので、どう考えてもManadenialではない。そもそもBladeはその手のデッキでは在りませんしね。
なので単純に《虚空の杯》の水増しで、最初動で相手の行動を妨害するための札と言う事の様な気がします・・・。

 そしてそうやって相手をもたつかせている間に盤面を《弱者の剣》+《飛行機械の鋳造所》のソプターコンボで掌握するタイプの様です。同じく面展開ですが《僧院の導師》や《未練ある魂》よりももっと防御的な形ですね。
なのでMidrangeよりも低速Controlに近い。
《対抗呪文》4枚《至高の評決》4枚も有りますし、少し前にそこそこいた《相殺》+奇蹟要素抜きUW Controlの様な感じかもしれませんね。
やや遅ぎる為か《金属モックス》も入ってますね。大長は初動公開した後にこれで刻印できれば最高の挙動になりますね。

 またメインから《拘留の宝球》、サイドのHelm Ripコンボ等上のMiraclesにも似通った所が有りますね。
《Tundra》が2枚だったり、《精神を刻む者、ジェイス》はControlなのに1枚だったり、《祖先の幻視》4枚が入っていたりとかなり独創的で様々な要素や因子の入り混じった構築となっています。
中々刺激的なリストですね。



 こんなところですか。
今週は割とLegacyらしいシンプルな顔ぶれだった割にヘンテコなリストが有りましたね。
しかしどんなリストだろうが、殆んどはRogue扱い。ここら辺で大体メタも固まってきているように思いますね。
後はOWGが出るまでほとんど変わり映えのしない微々たる変化のように思います。
まぁこの所Legacyが、Legacyの癖に忙しすぎただけですがねww

 さて、今回はここまでです。
今回もお付き合いいただきありがとうございました。
この文章が何処かでお役に立てば幸いです。




 P.S.
サッカーCWCで昨日広島がアフリカ大陸のクラブと試合をしてましたが普通にうまくてビビったww
正直日本代表の試合よりも何倍も面白かったです。
やっぱり代表は即席チームだから連携やチーム戦術の面ではどうしても見劣りしますね。仕方ないけど。




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