OWG雑感)その3 チャンドラは焼け太り
2015年12月20日 新カード紹介皆さん、こんばんは。しもべです。
続き続き。
:6枚目?のチャンドラにして戦慄の6マナ再び・・・。
先ず結論から入ると能力は割と優秀、マナ域はかなり悪い、色まで含めて能力・マナ域を総合判断するとStdでは出せれば何とか、Eternalでは裏にしてTokenの代わりにするぐらいしか価値はないです。
[+1]は疑似《火花の精霊》*2を出せる能力。
速攻が有り、出したターンから殴りに行けるので実質6打点を即撃ち込めます。しかし盤面に残らないため自分を護る能力にはなり得ず攻防を任せる事は出来ません。なので形を変えただけの火力相当、または《ギデオン・ジュラ》《龍語りのサルカン》の様な自分を戦力に換える能力です。
攻撃一辺倒とはいえ、妨害が無ければ恐らくキャストターンを含めて3ターンで勝てると思えばかなり強力です。なのでフィニッシャーの役目を忠誠度を上げながら負う事が出来ます。
[0]は自分だけ手札を交換し且つハンド枚数+1。
明確なアドバンテージ源。しかしただ1枚のハンドアドを取る為だけに6マナの価値は無く、[0]として考えても微妙。なのでドローする事が意味を成す様な札との併用が有ったり、墓地を肥やす事が利点になるデッキ構築が出来るのが望ましいと思います。
例えばUで《宝船の巡航》を掛け合わせる事で膨大なドローを重ねていくなど。《スフィンクスの後見》があるとそれが勝ち手段にもなりますね。しかし勝ち手段として見た場合は殆どの場合で[+1]を連打した方が遥かに速いので微妙な併用札でしかないですね。
《残忍な切断》なら探査+除去なので[-X]の隙のカバーになります。《黄金牙タシグル》なら[-X]に巻き込まれないので壁になりますし墓地回収も狙っていけますね。
[-X]は忠誠度を減らした分のXスィーパー。
最初の時点でX=4でタフネス4までを一掃できます。上手く調整できれば一方的な掃除も。
自分を護る能力です。小型相手には特に役に立つでしょう。前述の通り対処できない大型札を処理する方法が有ると望ましいですね。
貴重な全体最大4点なので対オジュタイの側面もあるかもしれません。
StdではKTKの中型生物群が消えるまで辛い能力でしょうが、それ以降はまた評価が変わってくるかもしれません。特に現状《包囲サイ》等がいるので6マナ掛けても倒せないのはツライ。
しかしこれが活きる次期環境には探査はいない。[0]の効果が劣化しますね・・・。
と言う事で能力だけ見れば相応に強力です。
そう6マナさえなければ・・・。
まずRと言う攻撃的な色に全くと言っていい程合っていない。
BeatdownどころかMidrangeでさえ扱えない完全にControl用の重さ。[-X]は便利ですが、当然自分のマナ生物も巻き添えにする事を思うと併用しづらい。当たり前ですがスィーパーとして考えると6マナは遅すぎる。そんな事をするならそもそも軽量のスィーパーを使ってますからね。
フィニッシャーとしては相応ですが、大型生物が出てくる時期に3/1×2では突破できない状況も十分にあります。そしてそれらは本体の[-X]や他のR札でも対処できない場合が大半。
Rでは使いづらい上に赤の欠点を何ら緩和できないというなんとも困った札です・・・。
[0]は一見強い様な気もしますが、上述の通り[+1]を連打した方が早く、そうでない様な火花が突破できない生物が並んでいる場合は[0]で火力を引くのが有効。しかしそもそもこんな6マナを入れるようなデッキに軽い火力が満載とは思えませんしね。
だいたい追加のドローをしたいのなら《前哨地の包囲》で十分。しかもハンドをすべて捨ててしまうので有効牌を構える挙動が採れない。=Controlに絶望的に向いていない。
上述の通り[-X]も今一つ使いづらく、正直Controlデッキにさっぱりマッチしていない。
一体何に使うんですかねぇこの札は・・・。
能力的に見れば《太陽の勇者、エルズペス》を想起しなくもないですが、それぞれが効果を補完し合っていたペスに対し、フィニッシャーとしてもアドエンジンとしてもボードコントロールとしても遥かに落ちます。比べるのもおこがましいレベル。唯一勝るのはクロック速度くらいですか。
能力の傾向的には《龍語りのサルカン》や《燃え立つチャンドラ》も有りますが、直接的に本体を狙えるこれらの方がまだ可能性を見出せると思えますね・・・。
一応それでも可能性が無くも無い札は幾つか。
-《次元の激高》はサイズ無視が出来るので低速Controlを組むにはアリかもしれません。徹底してボードを除去する形を目指す場合ですね。それなら火花共も相手に火傷を負わせやすいですし、速攻が活きます。
-《面晶体の記録庫》ならマナ加速で一手早くチャンドラの設置も出来ますし、そこからは生贄に捧げればハンドを増やせるので[0]と相性も良いですね。
[+1]の能力は幾つか足せるような類の札も有るのですが、そんな事をする必要が無いくらいクロック速度が有るので一々強化するために枠を割く価値はないですよね。
他には、上述の通りサイズ無視の完全除去である《残忍な切断》や《破滅への道》ですかね。後者はマナが伸びる前提なら「覚醒」も使えますし、低速戦で重要なPWを潰す事も出来ますね。
同じ様に考えるのなら、軽量スィーパーが欲しいなら《沸き立つ大地》も悪くない。
とは言えこの6マナの置き物をどうするべきなのか・・・。
まぁこのぐらいの方が新しいデッキの構築余地が有るという物でしょうがね。
続き続き。
《Chandra, Flamecaller》(4)(R)(R)
プレインズウォーカー – チャンドラ
[+1]:速攻を持つ3/1の赤のエレメンタル・クリーチャー・トークンを2体戦場に出す。次の終了ステップの開始時にそれらを追放する。
[0]:あなたの手札にあるカードを全て捨て、その後それらの枚数に1を足した枚数のカードをドローする。
[-X]:Chandra, Flamecallerは各クリーチャーにX点のダメージを与える。
[4]
:6枚目?のチャンドラにして戦慄の6マナ再び・・・。
先ず結論から入ると能力は割と優秀、マナ域はかなり悪い、色まで含めて能力・マナ域を総合判断するとStdでは出せれば何とか、Eternalでは裏にしてTokenの代わりにするぐらいしか価値はないです。
[+1]は疑似《火花の精霊》*2を出せる能力。
速攻が有り、出したターンから殴りに行けるので実質6打点を即撃ち込めます。しかし盤面に残らないため自分を護る能力にはなり得ず攻防を任せる事は出来ません。なので形を変えただけの火力相当、または《ギデオン・ジュラ》《龍語りのサルカン》の様な自分を戦力に換える能力です。
攻撃一辺倒とはいえ、妨害が無ければ恐らくキャストターンを含めて3ターンで勝てると思えばかなり強力です。なのでフィニッシャーの役目を忠誠度を上げながら負う事が出来ます。
[0]は自分だけ手札を交換し且つハンド枚数+1。
明確なアドバンテージ源。しかしただ1枚のハンドアドを取る為だけに6マナの価値は無く、[0]として考えても微妙。なのでドローする事が意味を成す様な札との併用が有ったり、墓地を肥やす事が利点になるデッキ構築が出来るのが望ましいと思います。
例えばUで《宝船の巡航》を掛け合わせる事で膨大なドローを重ねていくなど。《スフィンクスの後見》があるとそれが勝ち手段にもなりますね。しかし勝ち手段として見た場合は殆どの場合で[+1]を連打した方が遥かに速いので微妙な併用札でしかないですね。
《残忍な切断》なら探査+除去なので[-X]の隙のカバーになります。《黄金牙タシグル》なら[-X]に巻き込まれないので壁になりますし墓地回収も狙っていけますね。
[-X]は忠誠度を減らした分のXスィーパー。
最初の時点でX=4でタフネス4までを一掃できます。上手く調整できれば一方的な掃除も。
自分を護る能力です。小型相手には特に役に立つでしょう。前述の通り対処できない大型札を処理する方法が有ると望ましいですね。
貴重な全体最大4点なので対オジュタイの側面もあるかもしれません。
StdではKTKの中型生物群が消えるまで辛い能力でしょうが、それ以降はまた評価が変わってくるかもしれません。特に現状《包囲サイ》等がいるので6マナ掛けても倒せないのはツライ。
しかしこれが活きる次期環境には探査はいない。[0]の効果が劣化しますね・・・。
と言う事で能力だけ見れば相応に強力です。
そう6マナさえなければ・・・。
まずRと言う攻撃的な色に全くと言っていい程合っていない。
BeatdownどころかMidrangeでさえ扱えない完全にControl用の重さ。[-X]は便利ですが、当然自分のマナ生物も巻き添えにする事を思うと併用しづらい。当たり前ですがスィーパーとして考えると6マナは遅すぎる。そんな事をするならそもそも軽量のスィーパーを使ってますからね。
フィニッシャーとしては相応ですが、大型生物が出てくる時期に3/1×2では突破できない状況も十分にあります。そしてそれらは本体の[-X]や他のR札でも対処できない場合が大半。
Rでは使いづらい上に赤の欠点を何ら緩和できないというなんとも困った札です・・・。
[0]は一見強い様な気もしますが、上述の通り[+1]を連打した方が早く、そうでない様な火花が突破できない生物が並んでいる場合は[0]で火力を引くのが有効。しかしそもそもこんな6マナを入れるようなデッキに軽い火力が満載とは思えませんしね。
だいたい追加のドローをしたいのなら《前哨地の包囲》で十分。しかもハンドをすべて捨ててしまうので有効牌を構える挙動が採れない。=Controlに絶望的に向いていない。
上述の通り[-X]も今一つ使いづらく、正直Controlデッキにさっぱりマッチしていない。
一体何に使うんですかねぇこの札は・・・。
能力的に見れば《太陽の勇者、エルズペス》を想起しなくもないですが、それぞれが効果を補完し合っていたペスに対し、フィニッシャーとしてもアドエンジンとしてもボードコントロールとしても遥かに落ちます。比べるのもおこがましいレベル。唯一勝るのはクロック速度くらいですか。
能力の傾向的には《龍語りのサルカン》や《燃え立つチャンドラ》も有りますが、直接的に本体を狙えるこれらの方がまだ可能性を見出せると思えますね・・・。
一応それでも可能性が無くも無い札は幾つか。
-《次元の激高》はサイズ無視が出来るので低速Controlを組むにはアリかもしれません。徹底してボードを除去する形を目指す場合ですね。それなら火花共も相手に火傷を負わせやすいですし、速攻が活きます。
-《面晶体の記録庫》ならマナ加速で一手早くチャンドラの設置も出来ますし、そこからは生贄に捧げればハンドを増やせるので[0]と相性も良いですね。
[+1]の能力は幾つか足せるような類の札も有るのですが、そんな事をする必要が無いくらいクロック速度が有るので一々強化するために枠を割く価値はないですよね。
他には、上述の通りサイズ無視の完全除去である《残忍な切断》や《破滅への道》ですかね。後者はマナが伸びる前提なら「覚醒」も使えますし、低速戦で重要なPWを潰す事も出来ますね。
同じ様に考えるのなら、軽量スィーパーが欲しいなら《沸き立つ大地》も悪くない。
とは言えこの6マナの置き物をどうするべきなのか・・・。
まぁこのぐらいの方が新しいデッキの構築余地が有るという物でしょうがね。
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