レガシー)今週のSCGの結果 今は適正な環境か?
レガシー)今週のSCGの結果 今は適正な環境か?
レガシー)今週のSCGの結果 今は適正な環境か?
皆さん、こんばんは。しもべです。


 新年一発目のSCGが行われましたので早速見ていこうと思います。時間が無いので簡易で。
今回はCincinnatiにてLegacy PIQが併催されました。
ペタル↓
http://www.starcitygames.com/events/020116_cincinnati.html
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/deckshow.php?&t%5BC1%5D=3&start_date=01/02/2016&end_date=01/03/2016&event_ID=36&city=Cincinnati&state=OH


 優勝はDylan Donegan氏のGrixis Delverです。


以下Top16(上から順に一位~)
Grixis Delver
ANT
Miracles
RUG Delver
SneakShow
Death&Tax
Miracles
Elves
-----------------
SneakShow
BUG 続唱
Infect
Grixis Control
RUG Delver
Maverick
SneakShow
Miracles

 と言う結果です。
上3つがDelver/ANT/Miraclesと言う、今のLegacyの縮図のような結果になりましたねw
Delverは数こそ安定しませんが、割とRUG・BUG・UBRの3つが混在していますね。Player’s Championshipを除けばGrixisがSCGのLegacy部門では連覇していますが、そこまで圧倒的な勢力ではないんですよね。
 対して、一時期の勢いをすっかり失ってしまった「続唱」。
環境のパワー勝負志向の変遷を見てとれますね。
また、最近徐々にですがSnT系を跨視るようになってきています。以前までの本当に時折隙を見せたらレベルではなく数自体も増えているように思います。そろそろサイドボードへの影響が懸念される頃ではありますね。
 サイドと言えばWデッキの《安らかなる眠り》、75枚中のRUGの《四肢切断》が最近増加傾向にあるようにも見受けられます。
まぁRipは割と判りやすいですし、個人の使用感にも依る所が有るのでしょうが、四肢切断はなんですかね?そこまでするほど《タルモゴイフ》や《グルマグのアンコウ》が多いようにも見えませんが。特にメインに2枚入っている今回の結果は少し不思議。まぁ今回だけならそれだけなのですが、デッキとして増えているように見えるんですよね。はて?

 しかし今回は上手くばらけているのが印象的。
MUDやLandsこそいませんが現在のLegacyのデッキの大半が詰まっている状況で、今回程ではありませんが最近はばらける事も多い。そう考えれば良質な環境と言えなくもないですね。



 さて、ここからは個人的に気になったデッキを見ていきます。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=97059
一位、Dylan Donegan氏のGrixis Delverです。

 最近リストが固定化傾向にあったGrixis Delverですが、このリストは割と特徴的ですね。
メインから《ヴェンディリオン三人衆》を入れる形になっており、対Combo/Miraclesへの耐性を強めています。また《グルマグのアンコウ》の2枚目を取っており打点や戦闘力に注力している様子です。

 同時に《もみ消し》が抜かれておりその枠に《呪文貫き》2枚、《二股の稲妻》2枚が追加されています。これもそれぞれ妨害と打点の強化に繋がりますね。《もみ消し》を抜いて妨害札を増やす、Cliqeを入れるなどまんまRUGと同じ様な形の変質を仕方をしているところが面白いですね。
 二股は最近の面展開に対応してきた形なのか徐々に数を増やしていますね。0枚のリストも少なくは有りませんが多ければ3枚目まで取っているリストも有りますから。《若き紅蓮術士/YPM》等の関係上スィーパーを使いづらく、あえて使うなら《Fire Covenant》になってしまいますが重いですからね。

 サイドにも《コラガンの命令》《苦い真理》が其々入っており、よりアドの取れる重量系を備えています。
全体的にミラーを意識し、妨害よりもデッキパワーを上げている形に見えますね。RUGから《もみ消し》が消えた経緯を思い出します。まぁ幾らYPMが居ると言ってもデッキパワーの低下は抑えられませんからね。

 その代わりなのか入っているのが《冬の宝珠》。
対Combo性能は兎も角Manadenialと言う戦略自体を捨てきっているわけでもないようですね。
因みにこの《冬の宝珠》は主にRUGですが数を僅かですが増しています。《もみ消し》型に還ってきているDelver系ですが、それをより伸張しようという訳ですね。まぁやるなら徹底した方が効果gは挙がりますが、これはどうでしょうね。
この先もこの手の変化は楽しみです。

 よく判らないのが《汚損破》2枚。
元々の対Atfは妨害にも強い《古えの遺恨》で、それも1枚あるかどうかですが、何故これは《汚損破》が2枚なんですかね・・・。
よく判らん。



http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=97048
12位、Tariq Patel氏のGrixis Controlです。

 同じGrixisでもこちらはControl。
元々数は少なかったのですが探査ドロー後は全く見なくなっていました。まぁDelverと異なり《もみ消し》を採用するわけにもいきませんからね。
と言う事で久々のリストです。

 特徴的なのが、上述のDelverのサイドに有った《苦い真理》《コラガンの命令》をメインから採用しており、これらで探査ドローのアドの代わりとしているところです。よく探査5枚分の《宝船の巡航》と評される《苦い真理》ですが、ライフロスの関係とやはり固定3マナの重さからそのまま代用される事は少ないのですが、このデッキでは明確ですね。
 しかしよく判らないのは《死儀礼のシャーマン/DrS》を採っていない事。
マナの調達は色と加速の両面だけでなく、ライフゲインでもサポートできるはずです。特にControl型はメインから《陰謀団式療法》を入れる事が特徴でもあり、このリストもそれに則っているわけですが、その上でDrSを採っていません。ただでさえDelver型に比べ《秘密を掘り下げる者》を抜くので生物数が少なくなるのに、DrSまで抜いて良いんですかね?と言うよりどういう意図なのかがよく判りません。
生物自体も計7枚と非常に少ない。その分スペルが33枚と多いのでYPMのTokensには繋げる事が出来るのは事実ですが・・・。

 もう一つの特徴はカウンターを極力抑えているという事。
Control故に《目くらまし》は採用しないので《Force of will》を除けば僅か2枚、合わせても計6枚です。もう少しあるのが普通ですが、かといってハンデスも《コジレックの審問》1枚のみ(まぁセラピーの4枚目まで取っていると言えなくもないですが)。全体的にはそれらのスペルの妨害ではなく、ドローと盤面干渉に力を入れているような形ですね。
これも上述のDelverと同じ方向性です。それが今のトレンドなのですかね・・・。




 さて、本日はここまで、です。
冒頭でも述べましたが、簡易です。
本日もお付き合いいただきありがとうございました。
何処かでこの文章がお役に立てば幸いです。





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