レガシー)今週のSCGの結果 LegacyOpenが待ち遠しい
2016年1月11日 紹介
皆さん、こんばんは。しもべです。
フルスポの感想も続けたいのですがまずはこちら。
今週のSCGはCharlotteにておこなわれ、Legacy PIQも併催されました。早速結果を見ていきましょう
ペタル↓
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/deckshow.php?&t%5BC1%5D=3&start_date=01/10/2016&end_date=01/10/2016&start=1&finish=16&event_ID=36&city=Charlotte&state=NC&country=US
今週の優勝はChris Boozer氏のMiraclesです。
以下Top16(上から順に一位~)
Miracles
ANT
UR Delver
Aluren
Grixis Delver
Lands
RUG Delver
SneakShow
--------------
Maverick
Grixis Delver
BUG Delver
Belcher
Miracles
Dredge
BUG Control
Burn
です。
今週も相変わらずうまく散っていますね。非Uのフェアデッキが少ないのは気に掛かりますがそれ以外は良い環境に見えますよ本当に。
欠席がちだったLandsやUR Delverに、本当になかなか見れないDredgeとか。
しかしそうは言ってもDelverがばらけているとはいえ16名中の5名と言うのだからDelverが今の所Tier1になるのでしょうかね? PIQを2週連続でGrixisが勝っているのも事実ですし。
Miraclesはその次点ですかね?
SneakShowは後このペースが続くようなら環境復帰と言えそうですね。
全体的と言う事ではなくDelverに限られた傾向ですが、自分たちのやりたい事やあるべきリストを崩し、環境に対応した札が増えてきてもいるように見受けられます。
つまり、今一つ不定形のメタの様に見えて、しっかりとメタは形成されておりかつ既に変化が始まってもいるという事ですかね?
さて、ここからは個別に気になったものを見ていきます。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=97580
10位、Jesse Inman氏のGrixis Delverです。
先週を含めここの所見られる《若き紅蓮術士/YPM》を3枚に圧縮、《もみ消し》を撤廃と言う形です。
YPMはただでさえスィーパーに弱いのに《僧院の導師》がMiraclesの当り前になりその上、それらに対処するべくサイドだけでなくメインにも《二股の稲妻》が増加した関係でしょうかね。その分で入っている《ヴェンディリオン三人衆》は逆にメイン数を増やしても言えるように思えます。
また《もみ消し》を止めて直接的な札を増やしている傾向ですが、上述の《二股の稲妻》に加えてメインに《陰謀団式療法》2枚を取る形にしていますね。サイドにも《強迫》1枚を加えています。
Cliqeも合わせてかなりハンデスに力を入れていますね。
先週のDylan Donegan氏のリストは《もみ消し》を抜いて、必要に応じてパワー札を入れる形でしたが、Jesse氏のリストは《もみ消し》こそ換えていますが悪まで妨害に注力した形になっていますね。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=97581
11位、Jim Davis氏のBUG Delverです。
そんな《もみ消し》を抜かれ始めているDelverの中でBUGはどう推移していくのでしょうかね?
もともとRUGやGrixisに対して明らかに採用し始めるのも遅かったBUGなので変化も遅くはなるでしょうが。と言うか入っていないリストは別に少なくも有りませんからね。
Jim氏のリストは《もみ消し》型のリストになっています。自由枠に《見栄え損ない》を2枚も採っている事を思うとかなりRUGの様なストイックなManadenial型に見えます。しかしその中で大きな違いが通常の生物12枚に追加枠で《闇の腹心》3枚とCliqe1枚を使っている事。追加が有っても1枚程度で《グルマグのアンコウ》が普通でありますが、ここはアドバンテージを取りに行っていますね。
もともとRUGも《森の知恵》を1枚+αでアドバンテージを取りに行く構築をする事も有りますが、ここまでではない。またYPMもいないためを考えた際のデッキパワーを上げる選択なんですかね?
またこの2つのリストでも判りますがやっぱりManadenialを取っている形は《冬の宝珠》を備えるのが現在のトレンドですね。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=97571
3位、Phillip Lorren氏のUR Delverです。
そんな感じのDelver界の変遷中、このURはどの様に動いていくでしょうね?
元々今のアーキタイプは《宝船の巡航》を基礎として組まれて《時を超えた探索》の禁止で完全に途絶えてしまいましたが・・・。
それでも多くのリストは《秘密を掘り下げる者》《僧院の速僧》《若き紅蓮術士》+《瞬唱の魔道士》が基本となっていますが、このリストは違いますね。
代わりに《ゴブリンの先達》に先祖返りし、純粋なUR Burnに近い形に。上述の様にYPMが生きづらいのならこちらの方が良い気もしますね。
ハンデスや《苦い真理》等のB、《タルモゴイフ》のGを足せないURはどうしていくべきなのか・・・。叩き付きあいでは不利なのでこのようにBurnに近づけるべきなのでしょうか。
《極上の炎技》はちらほら見ます。
この時代に(R)(R)は苦しいように見えますが、しかしキャントリップで安定して「魔巧」を達成できるのなら最後の一押しにはかなり有効そうです。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=97585
15位、Rich WilliamsのBUG Controlです。
Controlと言ってもMidrangeレベルで形としては「続唱」に近い。
しかし悪まで続唱レスです。
よく狙いは判りませんが、続唱を排する事で《呪文貫き》や《思考囲い》《見栄え損ない》のような軽量の妨害を採用できるからと言う事なんでしょうかね?
KPを捨てて妨害に~。
まぁ今は一時期の様にComboが死滅しているわけではありませんし、最近の続唱の勝率を見ているとそれもありなん。
一応アド手段としては《苦い真理》にスィーパーの《毒の濁流》、兼用万能除去の《大渦の脈動》、《瞬唱の魔道士》となっておりアドバンテージもそれなりでデッキパワーを維持しようとしていますね。
《湿った墓》は恐らく《Underground Sea》を持っていないだけでしょう。
こんな所ですかね。
上述で述べた様に本来あるべきデッキの形をかなり変えてきているフェアデッキが目立ちます。其々が妨害札を増やしている。
こういうのは見ていても面白いですね。
さて、今週はここまで、です。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
この文章が何処かでお役に立てば幸いです。
フルスポの感想も続けたいのですがまずはこちら。
今週のSCGはCharlotteにておこなわれ、Legacy PIQも併催されました。早速結果を見ていきましょう
ペタル↓
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/deckshow.php?&t%5BC1%5D=3&start_date=01/10/2016&end_date=01/10/2016&start=1&finish=16&event_ID=36&city=Charlotte&state=NC&country=US
今週の優勝はChris Boozer氏のMiraclesです。
以下Top16(上から順に一位~)
Miracles
ANT
UR Delver
Aluren
Grixis Delver
Lands
RUG Delver
SneakShow
--------------
Maverick
Grixis Delver
BUG Delver
Belcher
Miracles
Dredge
BUG Control
Burn
です。
今週も相変わらずうまく散っていますね。非Uのフェアデッキが少ないのは気に掛かりますがそれ以外は良い環境に見えますよ本当に。
欠席がちだったLandsやUR Delverに、本当になかなか見れないDredgeとか。
しかしそうは言ってもDelverがばらけているとはいえ16名中の5名と言うのだからDelverが今の所Tier1になるのでしょうかね? PIQを2週連続でGrixisが勝っているのも事実ですし。
Miraclesはその次点ですかね?
SneakShowは後このペースが続くようなら環境復帰と言えそうですね。
全体的と言う事ではなくDelverに限られた傾向ですが、自分たちのやりたい事やあるべきリストを崩し、環境に対応した札が増えてきてもいるように見受けられます。
つまり、今一つ不定形のメタの様に見えて、しっかりとメタは形成されておりかつ既に変化が始まってもいるという事ですかね?
さて、ここからは個別に気になったものを見ていきます。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=97580
10位、Jesse Inman氏のGrixis Delverです。
先週を含めここの所見られる《若き紅蓮術士/YPM》を3枚に圧縮、《もみ消し》を撤廃と言う形です。
YPMはただでさえスィーパーに弱いのに《僧院の導師》がMiraclesの当り前になりその上、それらに対処するべくサイドだけでなくメインにも《二股の稲妻》が増加した関係でしょうかね。その分で入っている《ヴェンディリオン三人衆》は逆にメイン数を増やしても言えるように思えます。
また《もみ消し》を止めて直接的な札を増やしている傾向ですが、上述の《二股の稲妻》に加えてメインに《陰謀団式療法》2枚を取る形にしていますね。サイドにも《強迫》1枚を加えています。
Cliqeも合わせてかなりハンデスに力を入れていますね。
先週のDylan Donegan氏のリストは《もみ消し》を抜いて、必要に応じてパワー札を入れる形でしたが、Jesse氏のリストは《もみ消し》こそ換えていますが悪まで妨害に注力した形になっていますね。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=97581
11位、Jim Davis氏のBUG Delverです。
そんな《もみ消し》を抜かれ始めているDelverの中でBUGはどう推移していくのでしょうかね?
もともとRUGやGrixisに対して明らかに採用し始めるのも遅かったBUGなので変化も遅くはなるでしょうが。と言うか入っていないリストは別に少なくも有りませんからね。
Jim氏のリストは《もみ消し》型のリストになっています。自由枠に《見栄え損ない》を2枚も採っている事を思うとかなりRUGの様なストイックなManadenial型に見えます。しかしその中で大きな違いが通常の生物12枚に追加枠で《闇の腹心》3枚とCliqe1枚を使っている事。追加が有っても1枚程度で《グルマグのアンコウ》が普通でありますが、ここはアドバンテージを取りに行っていますね。
もともとRUGも《森の知恵》を1枚+αでアドバンテージを取りに行く構築をする事も有りますが、ここまでではない。またYPMもいないためを考えた際のデッキパワーを上げる選択なんですかね?
またこの2つのリストでも判りますがやっぱりManadenialを取っている形は《冬の宝珠》を備えるのが現在のトレンドですね。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=97571
3位、Phillip Lorren氏のUR Delverです。
そんな感じのDelver界の変遷中、このURはどの様に動いていくでしょうね?
元々今のアーキタイプは《宝船の巡航》を基礎として組まれて《時を超えた探索》の禁止で完全に途絶えてしまいましたが・・・。
それでも多くのリストは《秘密を掘り下げる者》《僧院の速僧》《若き紅蓮術士》+《瞬唱の魔道士》が基本となっていますが、このリストは違いますね。
代わりに《ゴブリンの先達》に先祖返りし、純粋なUR Burnに近い形に。上述の様にYPMが生きづらいのならこちらの方が良い気もしますね。
ハンデスや《苦い真理》等のB、《タルモゴイフ》のGを足せないURはどうしていくべきなのか・・・。叩き付きあいでは不利なのでこのようにBurnに近づけるべきなのでしょうか。
《極上の炎技》はちらほら見ます。
この時代に(R)(R)は苦しいように見えますが、しかしキャントリップで安定して「魔巧」を達成できるのなら最後の一押しにはかなり有効そうです。
http://sales.starcitygames.com//deckdatabase/displaydeck.php?DeckID=97585
15位、Rich WilliamsのBUG Controlです。
Controlと言ってもMidrangeレベルで形としては「続唱」に近い。
しかし悪まで続唱レスです。
よく狙いは判りませんが、続唱を排する事で《呪文貫き》や《思考囲い》《見栄え損ない》のような軽量の妨害を採用できるからと言う事なんでしょうかね?
KPを捨てて妨害に~。
まぁ今は一時期の様にComboが死滅しているわけではありませんし、最近の続唱の勝率を見ているとそれもありなん。
一応アド手段としては《苦い真理》にスィーパーの《毒の濁流》、兼用万能除去の《大渦の脈動》、《瞬唱の魔道士》となっておりアドバンテージもそれなりでデッキパワーを維持しようとしていますね。
《湿った墓》は恐らく《Underground Sea》を持っていないだけでしょう。
こんな所ですかね。
上述で述べた様に本来あるべきデッキの形をかなり変えてきているフェアデッキが目立ちます。其々が妨害札を増やしている。
こういうのは見ていても面白いですね。
さて、今週はここまで、です。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
この文章が何処かでお役に立てば幸いです。
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