SOI)新カード雑感その1 遅ればせながら
2016年3月9日 新カード紹介 コメント (2)
皆さん、こんばんは。しもべです。
ようやっとSOIの新カードの感想でも書いて行こうかと思います。
しかし完全に気を逸していますがねww
・《無情な死者》
:2マナ2/2威迫PiGで回収能力に加えてマナを払えば他のZombieをリアニメイト出来るという、もう訳分かんないゾンビ。
しかも復活系特有の「ブロック出来ない~」が付いていないので3マナ有れば延々とブロッカーとして立てる事が可能。しかも伝説ではないため積み得。
普通、Zombieに代表される復活系能力を持った生物ってCMCの割に質が低いのが特徴だったわけですが、コイツはこれでもか!と言う程のメリット付。
もう眩暈がする程の「The 神話レア」です・・・。
但し、幾つかの問題点も。
先ずアタッカーとして見ると2マナで2点と打点が大したことが無い。回収能力もリアニもPiG限定且つマナが掛ると制限がやや強く、当然再キャストの手間がかかります。その上環境柄《死霧の猛禽》や《搭載歩行機械》が悪さをし過ぎたため軽量の追放除去が割と使われています。次期環境も《石の宣告》なる物の収録が決まっていますしね。Cipでアドが採れているわけでもないので、ただ出して即除去の憂き目に遭う危険性も割と高い。
と言う事でシンプルに使っても大きな価値を見出すのは難しいかも知れません。手間の掛かりにくい《搭載歩行機械》や《復活の声》に比べるとやや扱い辛さが見えます。
逆に言えばシナジー性を重視すれば物凄い事になるわけですが。
アタッカーとして見ると継続的性が魅力ですが、「威迫」を利用できると良い。
StdだとInsの《ツキノテブクロの浸潤》とか。ブロックされれば確実に2体墓地に落せる上に、墓地に落とした生物数分2点ロスが付くので4点本体火力まで付いてきます。中量級以上を落せれば尚良く、一度見せておけば相手に圧力をかける事も出来ます。
どの道回収用に(B)を立てて攻撃するので問題ありませんね。
この場合は接死持ちのブロッカーとしての側面も見出せるので、それこそ《死霧の猛禽》の如く嫌がらせが出来ます。
しかしやはり攻撃手としての腕力は低い。
その上、安全な運用を考えると(B)を立てておきたい。とするとキャスト時に(B)(B)(B)が必要になってきます。なら早くとも攻撃できるのは4t目。流石に・・・。
WeenieでもBeatdownでもテンポロスはかなり痛いです。
また、復活用の~云々から判りますがかなりの色拘束をデッキに科します。
現環境は多色環境なので、その点であまり向いていませんね。4マナの中のダブルシンボルと2マナのダブルシンボルは全く意味が異なりますし。
環境変化で多色から構築が単色に変遷して行けば使われるかもしれませんが、そうでないとStd期の《ファイレクシアの抹消者》の様なお寒い扱いを受けそうです。少なくとも神話レアで4枚積めるとは言え、どのデッキでも扱える類ではない。
下記しますが、自身を2枚目で回収できる点を考えれば普通に出して除去されても、その後2枚目から復活させて~と言う消耗戦を望むような戦い方も良いかも知れません。その場合は優秀なクルセイドと軽量生物が欲しい所ですが。
回収可能な2マナの優秀なZombieが揃っていれば、自然に3t目のキャストにシフトできる事でしょうに、ね。
シナジー性を考えるとやはりその回収能力とリアニメイト能力に目が行きます。
追放の存在などを考えると軽い生贄エンジンが有るのが望ましいですね。その生贄エンジンでボーナスが得られればそれこそアドバンテージエンジンにする事も出来ます。同時にZombie限定の(X)(B)(B)(B)+αマナで使い回しが出来るリアニメイトスペルと化すことも出来ます。
と言う事で、なるべく軽い生贄エンジンが欲しいですね。
《吸血の儀式》なら色が合う上に1ドロー+1ライフゲイン、《進化の飛躍》なら色拘束が強いですが生物の調達、《永代巡礼者、アイリ》なら軽いライフゲインと結構生贄エンジンが揃っているので構築のし甲斐が有りますね。其々に使い分けも出来ます。
《ゲトの裏切り者、カリタス》は自身のサイズを上げる事が出来ますね。起動コストは重いですが、他に食べた生物の回収も後半では叶います。しかし逆に相手に使われると沈黙せざるを得ない。
折角実存の有る回収生物なのに《不気味な腸卜師》が落ちてしまうのは残念ですね。
リアニスペルとしては面白いのですが正直余り釣りたい相手がいない。まぁこれからに期待かもしれません。
今のところ最も釣りたいのが自分ですからね。しかし威迫持ちが複数並ぶと考えると中々にたちが悪い。ますます積み得ですね。
他には《肉袋の匪賊》ですかね。
匪賊を釣り上げれば宛ら(3)マナで布告能力が付いているようです。回収能力と合わせて消耗戦向き。また、匪賊をキャストし場に残し《無情な死者》を食べればリアニ能力の誘発もさせる事が出来ます。と言う事で釣られてもキャストしても相性が良いスペルです。
死者→匪賊をキャストし布告+死者の回収→匪賊死亡→死者キャストからそのうち死亡で匪賊をリアニメイト+死者の回収→∞
と厭らしい動きが出来ますからね。
まぁマナが掛る上に効果も小さいので環境が遅くなければいけないのですが。
自身を追放してしまう動きと合わないので《鞭打つ触手》とは難しいですが《衰滅》等と合わせてMidrangeの除去Beatも。
リアニ要素を考えるのなら山札を掘っていく事が出来る生物とも相性が良いですよね。
挙動の理想で言えば、軽い・Zombie・Cipで掘削の《金切り声のスカーブ》なんて理想的なんですが、流石にKPが低すぎる。《精神壊しの悪魔》とかもいますし、期待したいですね。デッキを掘り進めながら生物の回収が出来る《死体の攪拌》もWeenie的に面白いかも知れません。
「昂揚」等も上手く絡めて行けたのなら・・・。
多色化を許容できるのなら《オジュタイの命令》も面白いんですがネ。
リアニ能力を考えるのならどの道、コイツの真価は中盤以降です。なら《森の代言者》等と同じ様に序盤はブロッカーとして、中盤以降で戦力として扱う方針で運用も出来るはず。Uで優良なZombieが出るかどうかですが、2マナ以下なら命令で釣り上げる事も出来るので是非期待ですね。
回収能力は制限が有る上に、キャストしなければならないので同系の中では質が低い。
が、無いよりは全然マシですし、逆に生物のキャストをトリガーとする類の札と合わせる事も可能と言えなくもない。例えば、《往時の主教》ならキャスト毎に新能力の「調査」が誘発します。まぁ実用性は有りませんが。
シナジー重視と言う事でEternalでも色々考えられるかもしれませんが、重いのが何とも・・・。
Zombie専用リアニメイトも便利に思えますが、構築級のZombieは大体復活能力有していますからね・・・。
軽量用リアニ要素として考えれば、追加コスト持ちの《スカーブの殲滅者》を直接釣る事が出来るのは便利。自身も墓地からキャスト出来ますし。後は除去を喰らうのが基本路線となっている《潮の虚ろの漕ぎ手》なんかは良い仕事をしてくれると思います。先に出して避雷針を喰らう事まで含めてね。
重さを許容できるのなら「壮大」でマナを伸ばせる《黒き剣の継承者コーラシュ》なんて割と理想的なんですがネ。
《ロッテスのトロール》や《朽ちゆく猛禽》の様な共鳴者Zombiesを使えば墓地に生物の供給もしやすい。
Zombieデッキのそれで見ればロード能力及び「接死」の付与が出来る《死の男爵》がかなりいい相性です。男爵自体が除去されても釣り上げる事も出来ますからね。
後は信心が高い事を活かせますね。
丁度《ゲラルフの伝書使》や《アスフォデルの灰色商人》と言う優秀なZombiesもいます。
特に《ゲラルフの伝書使》は本体が「不死」持ちなので一度釣り上げれば二度美味しい。ねちっこく本体を攻めれます。
場持ちも良い上に、《ニクスの祭殿、ニクソス》が有ればマナも出せるので、能動的な生贄だけでなく、受動的な除去時にも信心を無駄にし辛いのは良いですね。当て逃げが出来た頃なら戦闘中でも信心を利用できたんですがネ~。
相手の除去や戦闘での死亡のPiGにスタックで《納墓》を持ってくるとそれはそれで面白いかも知れません。
まぁただでさえマナが掛るのにそんな余裕が中々あるとは思えませんが。
単体で相性が良いのは《情け知らずのガラク/ヴェールの呪いのガラク》ですかね?
延々とブロッカーとして利用できるだけでなく、変身後の[-1]でマナを掛けずに墓地に落せる上に、生物の調達が出来ます。似たような方向性で、《よりよい品物》も使えますね。これの場合は墓地を肥やす事が出来るのでリアニ能力も活かせます。
まぁ考える程に色々なシナジーが出てきそうな札ではありますね。
イラストは《終わり無き死者の列》の教会のようですね。以前は押し寄せていても教会の外にいたゾンビが中に入ってきてしまっているんですね。
綺麗なステンドグラスなのに・・・。
自衛していた村々は悲惨な事になっていそうです。
場持ちが良い観点から、地味に《終わり無き死者の列》とも併用できるわけですが。
・《ファルケンラスの後継者/夜陰の後継者》
:軽量で変身して3/2飛行と言う事からBの《秘密を掘り下げる者》!?と話題のコイツ。
2マナ2/1では戦力にならず、ディスカード1枚でパワー3の方が規定路線。
それを考えると嘗ての《ドレカヴァク》の亜種の様な使い勝手になるでしょうね。
そしてそれもそうでしたが、現環境はアド取り合戦でもありますし、小型除去で簡単に対処されるこいつは普通の運用では流石に苦しいでしょうね・・・。
しかし2マナ3/2飛行のスペックが極めて高いのは事実。
通常のディスカードなら厳しいデメリットですが、これを利用できれば、逆に有用な札になりますね。御誂え向きの「マッドネス」も有りますし、構築によっては「魔巧」や「昂揚」を満たす手段にもなりますね。
そこここで言われていますが2t目設置→3t目変身から《癇しゃく》や《手に負えない若輩》の展開から6~7点を提供できると考えると中々のものです。また《癇癪》など1マナの選択肢が増えれば《ゴブリンの自在駆け》も構築上の選択肢になるのではないでしょうかね。3/2回避能力を2種類用意できる事になりますから。
ハンドの消費が激しい分《海門の残骸》が光ります。
デッキに火力を積めるので間延びしても火力を投げ込んで勝ちを狙えるので合理性も有る。
欠点はBRなデッキに(C)を混ぜる必要がある点ですよね。
真価は↓環境にあるタイプだと思います。
共鳴者としては制限が有るものの、一度は確実に起動できますし、アタッカーとしても3/2飛行は有効ですからね。Beatdownとして採用に値する共鳴者は少ないので、そこで一定の価値が引き出せるはず。流石にComboには使えませんが、アタッカーとしては《ロッテスのトロール》位しかいない状況なので、有難い。
また2マナの重さも、1t目ハンデスが基本となるEternalでは無理が無いですからね。
「発掘」「フラッシュバック」「蘇生」等捨て札にも選択肢が多いので存分に活かせます。
マッドネスで考えても、小型除去は単色だけでも《ベラドンナの暗殺者》、大型対処の《大物狙い》に安定の《闇の委縮》など幾らでもあります。如何にBが共鳴者に飢えていたか・・・。
これで《ウーナのうろつく者》とか言うカードを完全に記憶から抹消できるぞ!!
こんな所で。
ようやっとSOIの新カードの感想でも書いて行こうかと思います。
しかし完全に気を逸していますがねww
・《無情な死者》
:2マナ2/2威迫PiGで回収能力に加えてマナを払えば他のZombieをリアニメイト出来るという、もう訳分かんないゾンビ。
しかも復活系特有の「ブロック出来ない~」が付いていないので3マナ有れば延々とブロッカーとして立てる事が可能。しかも伝説ではないため積み得。
普通、Zombieに代表される復活系能力を持った生物ってCMCの割に質が低いのが特徴だったわけですが、コイツはこれでもか!と言う程のメリット付。
もう眩暈がする程の「The 神話レア」です・・・。
但し、幾つかの問題点も。
先ずアタッカーとして見ると2マナで2点と打点が大したことが無い。回収能力もリアニもPiG限定且つマナが掛ると制限がやや強く、当然再キャストの手間がかかります。その上環境柄《死霧の猛禽》や《搭載歩行機械》が悪さをし過ぎたため軽量の追放除去が割と使われています。次期環境も《石の宣告》なる物の収録が決まっていますしね。Cipでアドが採れているわけでもないので、ただ出して即除去の憂き目に遭う危険性も割と高い。
と言う事でシンプルに使っても大きな価値を見出すのは難しいかも知れません。手間の掛かりにくい《搭載歩行機械》や《復活の声》に比べるとやや扱い辛さが見えます。
逆に言えばシナジー性を重視すれば物凄い事になるわけですが。
アタッカーとして見ると継続的性が魅力ですが、「威迫」を利用できると良い。
StdだとInsの《ツキノテブクロの浸潤》とか。ブロックされれば確実に2体墓地に落せる上に、墓地に落とした生物数分2点ロスが付くので4点本体火力まで付いてきます。中量級以上を落せれば尚良く、一度見せておけば相手に圧力をかける事も出来ます。
どの道回収用に(B)を立てて攻撃するので問題ありませんね。
この場合は接死持ちのブロッカーとしての側面も見出せるので、それこそ《死霧の猛禽》の如く嫌がらせが出来ます。
しかしやはり攻撃手としての腕力は低い。
その上、安全な運用を考えると(B)を立てておきたい。とするとキャスト時に(B)(B)(B)が必要になってきます。なら早くとも攻撃できるのは4t目。流石に・・・。
WeenieでもBeatdownでもテンポロスはかなり痛いです。
また、復活用の~云々から判りますがかなりの色拘束をデッキに科します。
現環境は多色環境なので、その点であまり向いていませんね。4マナの中のダブルシンボルと2マナのダブルシンボルは全く意味が異なりますし。
環境変化で多色から構築が単色に変遷して行けば使われるかもしれませんが、そうでないとStd期の《ファイレクシアの抹消者》の様なお寒い扱いを受けそうです。少なくとも神話レアで4枚積めるとは言え、どのデッキでも扱える類ではない。
下記しますが、自身を2枚目で回収できる点を考えれば普通に出して除去されても、その後2枚目から復活させて~と言う消耗戦を望むような戦い方も良いかも知れません。その場合は優秀なクルセイドと軽量生物が欲しい所ですが。
回収可能な2マナの優秀なZombieが揃っていれば、自然に3t目のキャストにシフトできる事でしょうに、ね。
シナジー性を考えるとやはりその回収能力とリアニメイト能力に目が行きます。
追放の存在などを考えると軽い生贄エンジンが有るのが望ましいですね。その生贄エンジンでボーナスが得られればそれこそアドバンテージエンジンにする事も出来ます。同時にZombie限定の(X)(B)(B)(B)+αマナで使い回しが出来るリアニメイトスペルと化すことも出来ます。
と言う事で、なるべく軽い生贄エンジンが欲しいですね。
《吸血の儀式》なら色が合う上に1ドロー+1ライフゲイン、《進化の飛躍》なら色拘束が強いですが生物の調達、《永代巡礼者、アイリ》なら軽いライフゲインと結構生贄エンジンが揃っているので構築のし甲斐が有りますね。其々に使い分けも出来ます。
《ゲトの裏切り者、カリタス》は自身のサイズを上げる事が出来ますね。起動コストは重いですが、他に食べた生物の回収も後半では叶います。しかし逆に相手に使われると沈黙せざるを得ない。
折角実存の有る回収生物なのに《不気味な腸卜師》が落ちてしまうのは残念ですね。
リアニスペルとしては面白いのですが正直余り釣りたい相手がいない。まぁこれからに期待かもしれません。
今のところ最も釣りたいのが自分ですからね。しかし威迫持ちが複数並ぶと考えると中々にたちが悪い。ますます積み得ですね。
他には《肉袋の匪賊》ですかね。
匪賊を釣り上げれば宛ら(3)マナで布告能力が付いているようです。回収能力と合わせて消耗戦向き。また、匪賊をキャストし場に残し《無情な死者》を食べればリアニ能力の誘発もさせる事が出来ます。と言う事で釣られてもキャストしても相性が良いスペルです。
死者→匪賊をキャストし布告+死者の回収→匪賊死亡→死者キャストからそのうち死亡で匪賊をリアニメイト+死者の回収→∞
と厭らしい動きが出来ますからね。
まぁマナが掛る上に効果も小さいので環境が遅くなければいけないのですが。
自身を追放してしまう動きと合わないので《鞭打つ触手》とは難しいですが《衰滅》等と合わせてMidrangeの除去Beatも。
リアニ要素を考えるのなら山札を掘っていく事が出来る生物とも相性が良いですよね。
挙動の理想で言えば、軽い・Zombie・Cipで掘削の《金切り声のスカーブ》なんて理想的なんですが、流石にKPが低すぎる。《精神壊しの悪魔》とかもいますし、期待したいですね。デッキを掘り進めながら生物の回収が出来る《死体の攪拌》もWeenie的に面白いかも知れません。
「昂揚」等も上手く絡めて行けたのなら・・・。
多色化を許容できるのなら《オジュタイの命令》も面白いんですがネ。
リアニ能力を考えるのならどの道、コイツの真価は中盤以降です。なら《森の代言者》等と同じ様に序盤はブロッカーとして、中盤以降で戦力として扱う方針で運用も出来るはず。Uで優良なZombieが出るかどうかですが、2マナ以下なら命令で釣り上げる事も出来るので是非期待ですね。
回収能力は制限が有る上に、キャストしなければならないので同系の中では質が低い。
が、無いよりは全然マシですし、逆に生物のキャストをトリガーとする類の札と合わせる事も可能と言えなくもない。例えば、《往時の主教》ならキャスト毎に新能力の「調査」が誘発します。まぁ実用性は有りませんが。
シナジー重視と言う事でEternalでも色々考えられるかもしれませんが、重いのが何とも・・・。
Zombie専用リアニメイトも便利に思えますが、構築級のZombieは大体復活能力有していますからね・・・。
軽量用リアニ要素として考えれば、追加コスト持ちの《スカーブの殲滅者》を直接釣る事が出来るのは便利。自身も墓地からキャスト出来ますし。後は除去を喰らうのが基本路線となっている《潮の虚ろの漕ぎ手》なんかは良い仕事をしてくれると思います。先に出して避雷針を喰らう事まで含めてね。
重さを許容できるのなら「壮大」でマナを伸ばせる《黒き剣の継承者コーラシュ》なんて割と理想的なんですがネ。
《ロッテスのトロール》や《朽ちゆく猛禽》の様な共鳴者Zombiesを使えば墓地に生物の供給もしやすい。
Zombieデッキのそれで見ればロード能力及び「接死」の付与が出来る《死の男爵》がかなりいい相性です。男爵自体が除去されても釣り上げる事も出来ますからね。
後は信心が高い事を活かせますね。
丁度《ゲラルフの伝書使》や《アスフォデルの灰色商人》と言う優秀なZombiesもいます。
特に《ゲラルフの伝書使》は本体が「不死」持ちなので一度釣り上げれば二度美味しい。ねちっこく本体を攻めれます。
場持ちも良い上に、《ニクスの祭殿、ニクソス》が有ればマナも出せるので、能動的な生贄だけでなく、受動的な除去時にも信心を無駄にし辛いのは良いですね。当て逃げが出来た頃なら戦闘中でも信心を利用できたんですがネ~。
相手の除去や戦闘での死亡のPiGにスタックで《納墓》を持ってくるとそれはそれで面白いかも知れません。
まぁただでさえマナが掛るのにそんな余裕が中々あるとは思えませんが。
単体で相性が良いのは《情け知らずのガラク/ヴェールの呪いのガラク》ですかね?
延々とブロッカーとして利用できるだけでなく、変身後の[-1]でマナを掛けずに墓地に落せる上に、生物の調達が出来ます。似たような方向性で、《よりよい品物》も使えますね。これの場合は墓地を肥やす事が出来るのでリアニ能力も活かせます。
まぁ考える程に色々なシナジーが出てきそうな札ではありますね。
イラストは《終わり無き死者の列》の教会のようですね。以前は押し寄せていても教会の外にいたゾンビが中に入ってきてしまっているんですね。
綺麗なステンドグラスなのに・・・。
自衛していた村々は悲惨な事になっていそうです。
場持ちが良い観点から、地味に《終わり無き死者の列》とも併用できるわけですが。
・《ファルケンラスの後継者/夜陰の後継者》
:軽量で変身して3/2飛行と言う事からBの《秘密を掘り下げる者》!?と話題のコイツ。
2マナ2/1では戦力にならず、ディスカード1枚でパワー3の方が規定路線。
それを考えると嘗ての《ドレカヴァク》の亜種の様な使い勝手になるでしょうね。
そしてそれもそうでしたが、現環境はアド取り合戦でもありますし、小型除去で簡単に対処されるこいつは普通の運用では流石に苦しいでしょうね・・・。
しかし2マナ3/2飛行のスペックが極めて高いのは事実。
通常のディスカードなら厳しいデメリットですが、これを利用できれば、逆に有用な札になりますね。御誂え向きの「マッドネス」も有りますし、構築によっては「魔巧」や「昂揚」を満たす手段にもなりますね。
そこここで言われていますが2t目設置→3t目変身から《癇しゃく》や《手に負えない若輩》の展開から6~7点を提供できると考えると中々のものです。また《癇癪》など1マナの選択肢が増えれば《ゴブリンの自在駆け》も構築上の選択肢になるのではないでしょうかね。3/2回避能力を2種類用意できる事になりますから。
ハンドの消費が激しい分《海門の残骸》が光ります。
デッキに火力を積めるので間延びしても火力を投げ込んで勝ちを狙えるので合理性も有る。
欠点はBRなデッキに(C)を混ぜる必要がある点ですよね。
真価は↓環境にあるタイプだと思います。
共鳴者としては制限が有るものの、一度は確実に起動できますし、アタッカーとしても3/2飛行は有効ですからね。Beatdownとして採用に値する共鳴者は少ないので、そこで一定の価値が引き出せるはず。流石にComboには使えませんが、アタッカーとしては《ロッテスのトロール》位しかいない状況なので、有難い。
また2マナの重さも、1t目ハンデスが基本となるEternalでは無理が無いですからね。
「発掘」「フラッシュバック」「蘇生」等捨て札にも選択肢が多いので存分に活かせます。
マッドネスで考えても、小型除去は単色だけでも《ベラドンナの暗殺者》、大型対処の《大物狙い》に安定の《闇の委縮》など幾らでもあります。如何にBが共鳴者に飢えていたか・・・。
これで《ウーナのうろつく者》とか言うカードを完全に記憶から抹消できるぞ!!
こんな所で。
コメント
コーラシュは壮大を持っている中でもなかなかやり手。黒の生物回収と合わせれるので気になってはいたのですが、妙に高いので集めるか迷う・・・これを期に確保しておいていいかもしれませんねえ。最近の下環境のカード値段は本当に予想がつかないので困ります。
コメントありがとうございます。
>死者
破格なのは事実ですがマナ拘束が強く、マナが無いと何もできない時点で、個人的にはほぼStd専用機だと思っています。もちろんシナジーを組んで専用の構築は出来ますが、実用性はそれほどない気がします。
どちらかと言うと共鳴者として機能できる《ファルケンラスの後継者》の方が居場所を見つけやすいでしょうね。