SOI)新カード雑感その3 Uは生物の色(キリっ
SOI)新カード雑感その3 Uは生物の色(キリっ
SOI)新カード雑感その3 Uは生物の色(キリっ
皆さん、こんばんは。しもべです。


 SCGは今週は休みです。先週も休みです。ついでにプレリリースが始まったらそこでも休みです。
・・・どんだけ~。

 今日から公式のプレビューも始まっているのでせっせと更新していきます。
いつも追いつけずに力尽きるのでw

・《逸脱した研究者/完成態》
:帰ってきた《秘密を掘り下げる者》。研究が完成したら凡庸になった。
前段階ではまだ人間性を残していた物の、完全に蟲と化しました。
ザふらい的な・・・。

 まぁしかし現実的に見ると正常なKPと言えます。
元がおかしいだけなので。4マナ3/2飛行で変身で5/4飛行+墓地肥やしで文句を言われるこいつも可哀想ですな。レアリティがコモンのままならまだ許せましたが、そうすると限定戦がおかしくなるので致し方なし。
どうでも良いですが、見た時に裏面の《完成態(かんぜんたい)》が「完全熊(かんぜんクマ)」に読めました。



・《ゲラルフの傑作》
:《ニクサシッド》や《戦慄の金屑》に似たファッティ。しかし回避能力の関係で段違いの打撃力も有ります。マナ域や回避能力等諸々を見ていくとODSの《思考を貪るもの》なんかを想像してしまいますね。
しかし《スカーブの殲滅者》をリデザインしたのかもしれません。

 まぁハンドを確保できない時点でUのデッキとしての在り方を否定しているので、Uの入るBeatdownが前提になるでしょうね。
ハンドを3枚捨てる事でリアニも出来ますが、除去耐性も無いですし、リスクも高い。その上マナも掛るのでマッドネスを合わせるのも難しい。ハンドの保持も出来ないので「魔巧」や「昂揚」のスペルも合わせづらい。
デメリットばかりが目立ちますね。
これがコストでは無く効果だったらまるで違った評価だったのでしょうが・・・。

 しかしまぁ4マナIns速度で自身をリアニメイトするので、
5t目に5/5~7/7程度に飛行・疑似速攻と考えると悪くは無いですね。何らかのシナジーを構築できれば1チャンス。


 ↓環境ではまぁ当たり前ですが《壌土からの生命》の供。
発掘から墓地に直接落せますし、《マナ結合》等と合わせて4マナ到達は難しくない(まぁハンド空ですがww)。打ち消され辛いですし、マナさえあれば墓地対策にもある程度対処可能。
《罰する火》も合わせて大半は墓地を手札としても問題の無いデッキなのでリスクも少ない。
まぁDDコンボの欠点を上回る部分がほぼ無いしデメリットも被っているので、ネタの域を出ないのは事実ですが、選択肢の一つにはなると思います。
 後は墓地から復活できるZombieなので《墓所這い》の運用に適していますね。
捨て札にもなりますし、キャストの条件達成にもなります。

 復活コストが(3)(U)と言う色からすれば、実は「Sea Stompy」で1チャンスあるのではないか?と考えています。
1t目《虚空の杯》から入って、2t目に《知識の渇望》/《僧院の包囲》で捨てて、3t目に蘇生。
どうせ腐りやすいハンドばかりですし、CotVで除去耐性も補える。一手遅らせて《三なる宝球》も混ぜると尚良し。それらで高速・低速化させている間にファッティで殴りつける~と考えると中々に強くないですか?
正直、これが一番ましな使い道に見えます。



・《氷の中の存在/目覚めた恐怖》
:2マナ0/4の壁→変身後の怪物と考えると《ルーデヴィックの実験材料/ルーデヴィックの嫌悪者》のオマージュですかね?
カウンターに関係した変身条件も同じですが、方向は逆になっていますね。壁としての性能も上がっています。

 ハードルが割と楽で最大でも4つしかない上に、Ins/Soc毎に減らせるので序盤に出す事が出来れば簡単に変身できます。
只まぁ軽いキャントリップが少ない事と、中盤のハンドが枯渇した時に引いてしまうと悲劇ですね。「果敢」をテーマにしている様なデッキなら十分いけるでしょうがそれでも辛い。引きましor諦めのルーターが欲しい。

 2マナ以下でブロッカーとしても相応なので《オジュタイの命令》とはそこそこの相性です。下手にTempo系で高速変身を考えるより耐える戦術に向いていますし、キャントリップを選べばスペルの補充もしやすい。その上変身時に大量バウンスが出来るのでフィニッシャーとしての威力もそこそこです。
この手の色の構築で合理性が見いだせるのは、やはり打消しを抱えておくことでバウンス→再キャストにカウンターを合わせる機会が得られる事ですよね。それこそ《オジュタイの命令》は《霊魂放逐》モードが有るわけですし。
只やはり引き増しが無いと辛いので《苦い真理》等で頑張るのが得策ですね。

 「反復」なら1枚で2個減らせるので併用も有りかもしれません。
《魂の基点》なら自身の保護だけでなく変身後の突撃のサポート。《オジュタイの息吹》なら時間稼ぎから、変身してそいつをバウンス出来ます。
 他にはやはりスペルの回数自体を稼げる《卓絶のナーセット》か《束縛なきテレパス、ジェイス》等も考えたいですね。PWは丁度壁も欲しいのでこちらは中~低速向き。

 軽量スペルの連打は構築環境にも依るのでStdでは何とも言えませんが、上記の様に「果敢」も有る。
まぁKTKとFRFが落ちてしまいますがww
《ケラル砦の修道院長》も有るので巧くSligh風味に組めると良いですね。院長自体もバウンスされる事でCipの再利用が出来ますし。


 真価はやはりEternalでしょうね。
カウンター個数を増やすよりも減らす方が遥かに簡単です。その上キャントリップも大量にあるのでお手軽変身。《魔力変》や《ギタクシア派の調査》はModernでも健在ですし、Legacyなら《渦まく知識》《思案》《定業》まで揃っています。マナは掛かるものの手札は減らないので喩え除去されても問題ない。まぁブロッカーとしての価値は下がりますが、除去の惹きつけは可能。どの道《秘密を掘り下げる者》とかもいますし、その手のデッキでも使えるかも。打点以上に変身時の面一掃が重要です。自分の生物の救出から、Tokens戦略の否定まで。
打点も高い。
2t目に出し得て普通に3t目から7点パンチできますからね。
ライフロスが当たり前の環境なので、下手に除去に拘らずとも《蒸気の絡みつき》で十分良い働きになると思います。パンチ力が有るので数点削っておくだけでも意味がりますし、自身の救出にもなるので。
 UのTempoで、スペルを連打する能動性を考えるとどうしても《若き紅蓮術士》を思い浮かべますが、展開した分のTokensも一掃してしまうのを考えると正直チグハグ。変身も強制。其々がKPが高いのは間違いないので、それを飲み込んでプレイングでカバーする方法もありですが・・・。《陰謀団式療法》に依るハンデスはこのカードにも露払いに加えて、バウンス後の処理にまで使えますし、Fbでの回数稼ぎも有りますからね。アンシナジーを飲み込んでも使えるかもしれません。
対して、盤面がほぼ空になるので《僧院の速僧》や《ゴブリンの先達》はハンドから再キャストしてそのまま走らせる事も可能ですね。なので単騎型は相応に使いやすい筈。

 それ以外にはそこそこのUの壁の側面を考えれば嘗ての「CTG」の《T》の部分の運用は出来るでしょうかね?
《相殺》+《師範の占い独楽》の組み合わせ自体は強力ですし、変身誘発の優秀さを考えればコイツは保護する価値が有りますからね。上記しましたが、バウンスでカウンターする機会がある分《相殺》も活きます。
 しかしタルモ程単体で安定しない点、相殺ロックを使う様なデッキはそこまで能動的にスペルを重ねない点などを考えれば難しいですかね。《独楽》のグルグルのある《僧院の導師》で良いし・・・。
 それよりもModern構築にあるような中~低速のUW Controlに合致するような気もします。
2マナの壁→《オジュタイの命令》・リセット能力・フィニッシャー・Cip生物と相性が良い、運用の要素は揃っていますからね。

 やはりDDコンボの片割れたる《吸血鬼の呪詛術士》も気に掛かりますね。最近《演劇の舞台》に出番を取られがちでBUG Landsぐらいでしか使われていないので。
Bを混ぜるなら露払いもしやすいですし、アドバンテージを失う挙動ですが、変身時の大量バウンスが有るならまぁ惜しくも無いでしょう。一応即変身ではないので、そこは注意が必要。しかしまぁスペル1枚程度なら難しくもないでしょう。
逆に、0個でキープできるとも言えますが。0個の状態で《思考囲い》→スタックで除去→レスポンスで打消しで変身した上に、バウンスした生物の処理も出来ます。
 そして旧DDコンボの相棒たる《交錯の混乱》も。「変成」でのサーチに、自身を護る札になりますからね。使う札も生物2枚なので回収も調達も割と楽なので対処されやすくとも、カバーもしやすい。異なる働きが出来る《引き裂かれた記憶》も有るのでより変成構築はしやすい。
 一応カウンター4個なら《呪詛の寄生虫》でも処理範囲ですが、この程度ならキャントリップやルーターの方が枠を取る事に依る齟齬より確実だと思います。

 当然バウンスなので《瞬唱の魔道士》を併用したい。
スペルのFbでの水増しも有りますし、ブロッカーとしても良い。
 地味に「ホラー以外の生物」と言うのもポイントで、生物を保護し、ブロッカーを務める事も出来る《呪文滑り》やシステム生物で打点として運用しづらい《ファイレクシアの破棄者》等を使う事も出来ます。特に滑りはアタック時にも残せるので最後まで避雷針の役を担えます。
自身の2枚目以降もそのまま場に残せます。
 Stdの場合は《魂の略奪者》も有ります。
中盤以降で変身の芽が無い場合は氷の中の存在を食べて復活~の挙動にも流用できますね。



 と言う事で期待に胸膨らむジョニーだと思います。
この手の変身生物はまぁ期待値ほど強くない、扱いづらいのが通例なので、特にStdは期待できないのですがどうでしょうね?


 ところで裏面から直接出せると言う効果だと思われる札が出るとか出ないとか。
この項でも挙げた《ルーデヴィックの実験材料/ルーデヴィックの嫌悪者》だって候補なのですがどうなのでしょうね?



・《抗えない抑止》
:《分散》の亜種。ゾンビを抱えていると宛ら《はね返り》になる。INVから始めた私にとっては思い入れのあるカードです。
テンポアドバンテージに加えてディスカードでのカードアドも取れる。《はね返り》の凶悪さを思い出すと戦慄する程です。

 軽いので最低限は保証されているとはいえ、Uのデッキが生物、それもゾンビを用意するのは一苦労。少なくともControlでは出来ないしMidrangeでも難しい。
なのでカードプール次第ですが、かなり構築が限定されがち。
ISD時代に有った「UB Zombie」の様な構築が出来る事が望ましい。元々テンポアドもBeatプランで良く輝くので。
 また、コントローラーがディスカードする事になるため、自身の札の救出の際にリスクになってしまう。
と言う事で非常に強力ながら一長一短な性能をしていますね。


 《無情な死者》の存在は有難いですが、これだけでは札不足で、そもそもそいつの色拘束を乗り越える土地基盤が有るのかも疑わしい。テンポを活かしやすいとするなら《ゲラルフの傑作》は良いですね。ファッティなので時間を稼ぐだけでもゲームを込める事が出来ますから。《ゲラルフの傑作》自体を墓地に落す手段にもなりますし。
ISD期の様に優秀なZombieが出ると良いですね。
特に《墓所這い》《戦墓のグール》の様な優秀な1マナZombieがいるなら特に優秀と言える。

 下環境だとControlでも一応使えなくもないかな?と。
《死者の王、ドラルヌ》はFb出来る為に低速向きですが、この場合ボーナスが付いているために単純にFbでハンデスを重ねる事も可能。また、ドラルヌ自身の救出にも使えるのが大きい。




こんなところで。


コメント

wasp
2016年3月15日22:17

傑作はモダンのドレッジヴァインでどうにか活躍できないものかと考えています。ただ、そうなると4マナでも重い感じがするのですよねえ。採用するならおっしゃられているように壌土からの生命を枚数積んだりしないといけくなりそうです。
氷の中の存在は回避能力がないとはいえ元が2マナと軽いかつ全体バウンスとなかなかの強さ。あとバウンスの常でトークンに対して強く、かつホラー以外なので狩りたてられた恐怖と組み合わせられないかと思いました。

しもべの一人、H
2016年3月17日0:36

waspさん
コメントありがとうございます。

 DredgeVineはUの形が無いのでどうでしょうね?
存在の方はまぁ期待大の札ですよね。時間差をどこまで現実的な物に変える事が出来るかどうか・・・。

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