SOI)新カード雑感その11 精神病棟の訪問者
2016年3月27日 新カード紹介 コメント (2)
皆さん、こんばんは。しもべです。
フルスポが公開され一喜一憂。喜怒哀楽。
個人的には生物・PW以外のカードタイプが軒並みKPが低い環境になったなぁ…と思います。
生物の殴り合いがWotCの望むところとは言え、何か違う気がしまうね・・・。
・《精神病棟の訪問者》
:精神疾患患者から日々多数の知的情報収集を行う吸血鬼。
熱心に収集し過ぎた成果なのか、本人の精神にも影響が出ているようです。主に日本語版のFTに・・・。
ドローエンジン生物としては《血の公証人》を思い出しますが、相手のハンドが0枚でもボーナスを得る事が出来ます。両方満たす事が出来ればターンの表裏で2ドローまで可能。また単体の性能も遙かに上なので非常に使いやすくなっています。
ただし《血の公証人》に比べるとアップキープにしか使えない。
とりあえずマッドネス持ちなのでそれだけでもシナジーが有ります。実質瞬速持ちの3/1だけでも相応。また《血の公証人》と違い、共鳴者とマッドネスが多数あるStd環境故に高速でハンドを消耗するデッキも組みやすい。能力が合致する札が有るだけでも十分です。《血統の呼び出し》とは正に互恵関係です。
同じ様に高速で手札を消費する/継続的に消費する手段とはよく合いますね。例えば《強欲なドラゴン》の場合は毎ターン追加のドローが出来るようになりますし、《訪問者》自体をその能力で着地させる事も可能。マッドネス多めの構築なら運用もしやすい筈。《縫い翼のスカーブ》等の墓地からの復活用にハンドコストが掛かる類にも使えます。
まぁ特別そこまで考えずとも《海門の残骸》が強い!と言われている様なら、実質(3)(C)がかかるそれよりも、ただで引ける《訪問者》でも十分なはず。
もう一つの条件の「相手のハンドを0にする」も狙う価値は有ります。寧ろ積極的に狙っていくならメガハンデスがマッチするこちらでしょうね。但し、優良な複枚数ハンデスの無い環境故にStdでの成立は難しいでしょうね。
《反抗する屍術師、リリアナ》もあるので、後は良質なハンデスだけなんですがね・・・。こいつは表の絆魂、裏の[+2][-X]とかなり相性のいい札なのですが・・・。
こいつの真価はやはり↓環境でこそでしょう。
能動的にハンドを零にする様なComboには不向きですが、フェアデッキでハンドが無くなるなんて非Uのデッキでは間々あります。上述の様に《海門の残骸》を入れているなら実際機能もするはず。
そして、相手のハンドを零にする事で機能するのですからどちらかと言うと其方が中心になりますね。
《思考囲い》→《Hymn to Tourach》→《ヴェールのリリアナ/LotV》と揃えて後は[+1]をしていくだけです。メガハンデスでなくともBの濃いフェアデッキでも普通に取れる挙動ですからね。特にLotVは[+1]でマッドネスの機会も提供できるだけでなく、[+1]の自身への被害も減衰できます。[-2]で盤面を空ければアタッカーにも立てやすい。これ以外には《饗宴と飢餓の剣》ですかね。サボタージュなのでやや面倒ですが、土地を起こせる分引きすぎた物も一気に消化できるのでボーナスも得易い。サイズも上がるので殴り合い上等に。
暴勇状態はどうしてもリスクが大きいので、積極的に狙うのならやはりメガハンデスですよね。こちらならUB系でも使っていけますから。
《暗黒の儀式》や《モックス・ダイアモンド》を使いながらの黒Weenieならハンドの枯渇も時間の問題でしょう。溜まった墓地を利用する手段(《死儀礼のシャーマン》や探査札)も有るのですからそれでも十分です。
《小悪疫》《悪疫》は難しいですね。《モックス・ダイアモンド》も有りますし展開は楽なのでしょうが、展開後には自身を食べてしまう齟齬も生じますし・・・。
最大の恩恵たる両者ハンド0枚を実現する手段は幾つか有りますが、最も効力が大きいのは《狂乱病のもつれ》でしょうね。
互いのハンドを3枚ずつ削るのでHymnの後にぶち込めば多くは空になります。まぁ《精神の剣》や《最後の儀式》《朽ちゆくネズミ》でも良いのですが。《精神を刻むもの》でもいいですが意図的に使い辛いのは面倒ですね。。
この両者暴勇状態だと《吠え歯のうろ穴》も使えるようになるので、アド関連のシナジーの確保もしやすい。
《闇の腹心》と違い、手間はかかりますが、ライフロスが1固定なので「想起」/「探査」札と合わせやすい。そこまでではなくとも2~3マナ圏でも複数枚引くとそれだけでも辛いのがボブなのでかなり楽になります。ドローに手間が掛る分、ペイドローを止めるのも楽ですしね。メガハンデスプランで考えた場合、相手が立ち直る前に殴り切る必要があるのですから、パワーの上昇も小さくは無い。
また「人間」ではないため《仕組まれた疫病》での指定可能範囲も広がりました。
逆に、手間がかかるようになった分、エンジンとしては安定感は失われ、構築の範囲も大きく限定されるようになりましたね。
WeenieやBlitzには合いますが、Midrangeでは難しい。
「カードを引く」ため《Chains of Mephistopheles》や《迷宮の霊魂》に引っ掛かってもしまいます。
2体並べた場合にキレボブ戦法で命を糧に大量ドロー!!も《訪問者》では出来ません。代わりに2体並べる事でライフロスのリスクも無いので、戦闘に寄与させる場合はメリットに。ここは一長一短ですね。
しかし上述の様に相手のハンドを枯渇させていても機能するなら《迷宮の霊魂》には引っかかりません。
相手のハンドの回復を許さないマンとして蓋になってくれるのでメガハンデス型に霊魂はアリかもしれませんね。スィーパーで一掃されても泣かない勇気は必要です。
優秀な吸血鬼ではありますが、「吸血鬼」デッキ自体とは特別相性が良いわけではないのは悲しい所ですね。
・《血統の呼び出し》
:(1)+手札1枚で1/1絆魂の吸血鬼Tokenを呼び出すEnc。何故か「八相の構え」をしている異様にカッコイイTokenです。増殖可能な能力に則り集団戦用の構えが出来るとはさすが騎士様。
効果は手札の無駄牌をTokensに変換できます。ターンに1度の制限が付くとは言え、相手のターンまで含めれば表裏で2体ずつ増やして行けます。増産速度としては十分。継続的な戦力供給が出来るので消耗戦に強いですし、相手の戦闘時に瞬速ブロッカーとして飛び出せるので時間稼ぎも可能。当然生贄エンジンとの相性も良し。
この手の札の欠点の2枚目も自身で処理も出来ます。勿論マッドネスの安定した運用も叶う。後はハンド枚数さえ調達できれば十分強力でしょう。《苦い真理》が機能すれば・・・。《巫師の天啓》さえあれば・・・。
ハンドを積極的に減らせる為《精神病棟の訪問者》のドローを誘発しやすい。マッドネスで場に出せますし、ペイライフもディスカードも全て互いが補充できるので良い相性です。
また数を展開できるため、全体強化との相性は良好。《甘やかす貴種》は(3)マナ+ハンド1枚で4マナ相当の《ティタニアの加護》になるので序盤から4~5体Tokensを展開後はあとはひたすらサイズ強化できればそれだけで勝てそうです。戦闘で死亡したり除去を喰らったTokenを生贄にすればいいので無理が無い。
他にも全体強化は《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》や《ゼンディカーの代弁者、ニッサ》が有りますね。《マラキールの解放者、ドラーナ》も悪くないですが、戦闘に参加が強制なのはやや面倒です。
キャストをせずに戦力を展開していく事が出来る為、狼男との相性が良い。《首折れ路の乗り手/首折り》は全体強化も出来るため無駄も無い。
多数の展開が容易なので《ハンウィアーの民兵隊長/ウェストヴェイル教団の指導者》の変身も可能。しかしハンドを使う以上土地も伸ばしづらくなるため《ウェストヴェイルの修道院》には微妙ですね。
と中々優秀なのですが、やはりハンドの調達手段が無いと苦しい。
《群れネズミ》に比べると軽いし、除去もされ辛いのですが、単体で圧倒する様なサイズにはなれないので威力は不足です。やはり《甘やかす貴種》は必要ですね。
信心的なシナジーが無い分、環境柄積極的にマッドネスもしていくべきでしょうね。
マナが掛かる点とハンドアドの両方を考えるのなら《ニッサの巡礼》が一番ですかね?土地を伸ばしつつ「魔巧」で2枚土地を探せますし、その「魔巧」自体も能力のディスカードで何とかなるはず。
逆に↓の環境ではハンドの調達手段も豊富。起動能力の軽さでネズミより使いやすく、Encの安定性やサイズの不足が起こり辛いのでそこほどの欠点は無く、メリットが目立ちます。
特にIns速度で相手のエンドに継続的に展開できる置き物は中々に強力です。
まぁ色を考えれば《闇の腹心》ですが、安定感が無いのはツライ。
《苦い真理》や《占骨術》等ほかの併用手段には困りません。ライフロスも補えますし。
しかし最高なのはやはり《壌土からの生命/Loam》でしょうけどね。土地3枚は毎ターン土地を伸ばしながらTokenを2体ずつ増やしていけますからね。墓地も肥やせますしね。
安定した共鳴者である点も重要。
マッドネスの札も多いですし、それがInsタイミングで制限無しは大きい。
捨てながら生物を出せるので《ネル・トースの災い魔》等にも使えますね。
サイズ不足の補強はどのみち必要には成りますね。
それは単純に装備品で良いと思います。《火と氷の剣》や《光と影の剣》でハンドの調達も出来ますし。「B Stompy」は《融合する武具》を装備できるのでテンポロスなく4/3絆魂を用意出来ますのでライフロスも補えます。妨害置物などの不要牌の処理も可能ですしね。似たような運用の出来る《群れネズミ》とは競合しますが。
地味に「騎士」等で《模範の騎士》で殴り合いも対応。
「破壊不能」付与なので好きなだけ突撃できます。
つづく。
フルスポが公開され一喜一憂。喜怒哀楽。
個人的には生物・PW以外のカードタイプが軒並みKPが低い環境になったなぁ…と思います。
生物の殴り合いがWotCの望むところとは言え、何か違う気がしまうね・・・。
・《精神病棟の訪問者》
:精神疾患患者から日々多数の知的情報収集を行う吸血鬼。
熱心に収集し過ぎた成果なのか、本人の精神にも影響が出ているようです。主に日本語版のFTに・・・。
ドローエンジン生物としては《血の公証人》を思い出しますが、相手のハンドが0枚でもボーナスを得る事が出来ます。両方満たす事が出来ればターンの表裏で2ドローまで可能。また単体の性能も遙かに上なので非常に使いやすくなっています。
ただし《血の公証人》に比べるとアップキープにしか使えない。
とりあえずマッドネス持ちなのでそれだけでもシナジーが有ります。実質瞬速持ちの3/1だけでも相応。また《血の公証人》と違い、共鳴者とマッドネスが多数あるStd環境故に高速でハンドを消耗するデッキも組みやすい。能力が合致する札が有るだけでも十分です。《血統の呼び出し》とは正に互恵関係です。
同じ様に高速で手札を消費する/継続的に消費する手段とはよく合いますね。例えば《強欲なドラゴン》の場合は毎ターン追加のドローが出来るようになりますし、《訪問者》自体をその能力で着地させる事も可能。マッドネス多めの構築なら運用もしやすい筈。《縫い翼のスカーブ》等の墓地からの復活用にハンドコストが掛かる類にも使えます。
まぁ特別そこまで考えずとも《海門の残骸》が強い!と言われている様なら、実質(3)(C)がかかるそれよりも、ただで引ける《訪問者》でも十分なはず。
もう一つの条件の「相手のハンドを0にする」も狙う価値は有ります。寧ろ積極的に狙っていくならメガハンデスがマッチするこちらでしょうね。但し、優良な複枚数ハンデスの無い環境故にStdでの成立は難しいでしょうね。
《反抗する屍術師、リリアナ》もあるので、後は良質なハンデスだけなんですがね・・・。こいつは表の絆魂、裏の[+2][-X]とかなり相性のいい札なのですが・・・。
こいつの真価はやはり↓環境でこそでしょう。
能動的にハンドを零にする様なComboには不向きですが、フェアデッキでハンドが無くなるなんて非Uのデッキでは間々あります。上述の様に《海門の残骸》を入れているなら実際機能もするはず。
そして、相手のハンドを零にする事で機能するのですからどちらかと言うと其方が中心になりますね。
《思考囲い》→《Hymn to Tourach》→《ヴェールのリリアナ/LotV》と揃えて後は[+1]をしていくだけです。メガハンデスでなくともBの濃いフェアデッキでも普通に取れる挙動ですからね。特にLotVは[+1]でマッドネスの機会も提供できるだけでなく、[+1]の自身への被害も減衰できます。[-2]で盤面を空ければアタッカーにも立てやすい。これ以外には《饗宴と飢餓の剣》ですかね。サボタージュなのでやや面倒ですが、土地を起こせる分引きすぎた物も一気に消化できるのでボーナスも得易い。サイズも上がるので殴り合い上等に。
暴勇状態はどうしてもリスクが大きいので、積極的に狙うのならやはりメガハンデスですよね。こちらならUB系でも使っていけますから。
《暗黒の儀式》や《モックス・ダイアモンド》を使いながらの黒Weenieならハンドの枯渇も時間の問題でしょう。溜まった墓地を利用する手段(《死儀礼のシャーマン》や探査札)も有るのですからそれでも十分です。
《小悪疫》《悪疫》は難しいですね。《モックス・ダイアモンド》も有りますし展開は楽なのでしょうが、展開後には自身を食べてしまう齟齬も生じますし・・・。
最大の恩恵たる両者ハンド0枚を実現する手段は幾つか有りますが、最も効力が大きいのは《狂乱病のもつれ》でしょうね。
互いのハンドを3枚ずつ削るのでHymnの後にぶち込めば多くは空になります。まぁ《精神の剣》や《最後の儀式》《朽ちゆくネズミ》でも良いのですが。《精神を刻むもの》でもいいですが意図的に使い辛いのは面倒ですね。。
この両者暴勇状態だと《吠え歯のうろ穴》も使えるようになるので、アド関連のシナジーの確保もしやすい。
《闇の腹心》と違い、手間はかかりますが、ライフロスが1固定なので「想起」/「探査」札と合わせやすい。そこまでではなくとも2~3マナ圏でも複数枚引くとそれだけでも辛いのがボブなのでかなり楽になります。ドローに手間が掛る分、ペイドローを止めるのも楽ですしね。メガハンデスプランで考えた場合、相手が立ち直る前に殴り切る必要があるのですから、パワーの上昇も小さくは無い。
また「人間」ではないため《仕組まれた疫病》での指定可能範囲も広がりました。
逆に、手間がかかるようになった分、エンジンとしては安定感は失われ、構築の範囲も大きく限定されるようになりましたね。
WeenieやBlitzには合いますが、Midrangeでは難しい。
「カードを引く」ため《Chains of Mephistopheles》や《迷宮の霊魂》に引っ掛かってもしまいます。
2体並べた場合にキレボブ戦法で命を糧に大量ドロー!!も《訪問者》では出来ません。代わりに2体並べる事でライフロスのリスクも無いので、戦闘に寄与させる場合はメリットに。ここは一長一短ですね。
しかし上述の様に相手のハンドを枯渇させていても機能するなら《迷宮の霊魂》には引っかかりません。
相手のハンドの回復を許さないマンとして蓋になってくれるのでメガハンデス型に霊魂はアリかもしれませんね。スィーパーで一掃されても泣かない勇気は必要です。
優秀な吸血鬼ではありますが、「吸血鬼」デッキ自体とは特別相性が良いわけではないのは悲しい所ですね。
・《血統の呼び出し》
:(1)+手札1枚で1/1絆魂の吸血鬼Tokenを呼び出すEnc。何故か「八相の構え」をしている異様にカッコイイTokenです。増殖可能な能力に則り集団戦用の構えが出来るとはさすが騎士様。
効果は手札の無駄牌をTokensに変換できます。ターンに1度の制限が付くとは言え、相手のターンまで含めれば表裏で2体ずつ増やして行けます。増産速度としては十分。継続的な戦力供給が出来るので消耗戦に強いですし、相手の戦闘時に瞬速ブロッカーとして飛び出せるので時間稼ぎも可能。当然生贄エンジンとの相性も良し。
この手の札の欠点の2枚目も自身で処理も出来ます。勿論マッドネスの安定した運用も叶う。後はハンド枚数さえ調達できれば十分強力でしょう。《苦い真理》が機能すれば・・・。《巫師の天啓》さえあれば・・・。
ハンドを積極的に減らせる為《精神病棟の訪問者》のドローを誘発しやすい。マッドネスで場に出せますし、ペイライフもディスカードも全て互いが補充できるので良い相性です。
また数を展開できるため、全体強化との相性は良好。《甘やかす貴種》は(3)マナ+ハンド1枚で4マナ相当の《ティタニアの加護》になるので序盤から4~5体Tokensを展開後はあとはひたすらサイズ強化できればそれだけで勝てそうです。戦闘で死亡したり除去を喰らったTokenを生贄にすればいいので無理が無い。
他にも全体強化は《ゼンディカーの同盟者、ギデオン》や《ゼンディカーの代弁者、ニッサ》が有りますね。《マラキールの解放者、ドラーナ》も悪くないですが、戦闘に参加が強制なのはやや面倒です。
キャストをせずに戦力を展開していく事が出来る為、狼男との相性が良い。《首折れ路の乗り手/首折り》は全体強化も出来るため無駄も無い。
多数の展開が容易なので《ハンウィアーの民兵隊長/ウェストヴェイル教団の指導者》の変身も可能。しかしハンドを使う以上土地も伸ばしづらくなるため《ウェストヴェイルの修道院》には微妙ですね。
と中々優秀なのですが、やはりハンドの調達手段が無いと苦しい。
《群れネズミ》に比べると軽いし、除去もされ辛いのですが、単体で圧倒する様なサイズにはなれないので威力は不足です。やはり《甘やかす貴種》は必要ですね。
信心的なシナジーが無い分、環境柄積極的にマッドネスもしていくべきでしょうね。
マナが掛かる点とハンドアドの両方を考えるのなら《ニッサの巡礼》が一番ですかね?土地を伸ばしつつ「魔巧」で2枚土地を探せますし、その「魔巧」自体も能力のディスカードで何とかなるはず。
逆に↓の環境ではハンドの調達手段も豊富。起動能力の軽さでネズミより使いやすく、Encの安定性やサイズの不足が起こり辛いのでそこほどの欠点は無く、メリットが目立ちます。
特にIns速度で相手のエンドに継続的に展開できる置き物は中々に強力です。
まぁ色を考えれば《闇の腹心》ですが、安定感が無いのはツライ。
《苦い真理》や《占骨術》等ほかの併用手段には困りません。ライフロスも補えますし。
しかし最高なのはやはり《壌土からの生命/Loam》でしょうけどね。土地3枚は毎ターン土地を伸ばしながらTokenを2体ずつ増やしていけますからね。墓地も肥やせますしね。
安定した共鳴者である点も重要。
マッドネスの札も多いですし、それがInsタイミングで制限無しは大きい。
捨てながら生物を出せるので《ネル・トースの災い魔》等にも使えますね。
サイズ不足の補強はどのみち必要には成りますね。
それは単純に装備品で良いと思います。《火と氷の剣》や《光と影の剣》でハンドの調達も出来ますし。「B Stompy」は《融合する武具》を装備できるのでテンポロスなく4/3絆魂を用意出来ますのでライフロスも補えます。妨害置物などの不要牌の処理も可能ですしね。似たような運用の出来る《群れネズミ》とは競合しますが。
地味に「騎士」等で《模範の騎士》で殴り合いも対応。
「破壊不能」付与なので好きなだけ突撃できます。
つづく。
コメント
精神病棟の訪問者は相手のハンド0でもカードを引けるのが新しいですね。狂乱病のもつれは確かに思いつきました。マッドネスありなのもこの手の互いにハンドを削るカードと合わせやすいのもいいですね。
血統の呼び出しは軽いエンチャで共鳴者でもあり、反魂持ちといい感じです。特に最近は軽い共鳴者が生物以外になく、全体火力などで一緒に流されないのは利点ではないかと。あと、騎士なので騎士デッキではなかなか。ハーコンなら色もあって捨てる手段にもなり、おまけのライフロスを軽減してくれるので相性はいいですね。
いやKPが低いなりに小粒な札はアンコモンに多いとは思っています。ド級の構築確定!みたいなのはありませんがね。KTKに比べ環境的なKPが下がるのでそれなりに色々使われるとは思いますが。